ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

レジ袋有料へ・・・・・・・一体誰のための決め事でしょうか?

2020-06-30 15:57:59 | 草花
物には価値があり、現代社会ではそれを金銭的な数字に置き換えることが出来る。
と、まぁこんな風に思って来ました。
そんな中にあって、買い物をすると、無料で呉れるレジ袋を大変ありがたく、便利良く使って来ていましたが、これがいつの間にか有料になり始め、ついには明日より有料化することが義務付けられることになりました。

便利良かったものが、制約されるということには大変抵抗感を覚えますが、一体どうしてこんな流れができてしまったのでしょうか。
1.買い物の際にそれを収納して持ち帰るのに大変重宝する。
2.持ち帰ったその袋を個別収納袋として便利良く使える。
3.ゴミ出しの時のまとめにも便利が良い。

一つのものを無料で、これほど複数回にわたり、便利良く使えるものはそうザラにはないのではないでしょうか。

それを有料にする意味とはどういうことでしょうか?いろいろ考えてみました。
1.石油資源の節約
2.生物の誤飲・誤食から守る
3.環境(美観)を守る
上のような理由なのでしょうか。
1.の石油資源の節約に関しては、全石油材料に対するレジ袋の占める割合が微細すぎて、問題にならないと聞いています。
2.と3.の問題についてはみだりに放棄しなければ良い話であって、使う人間の作法の問題に帰結します。つまり、法律で縛るべきは2.と3.の項目なのではないでしょうか。

世界の、どこそこの国がやっているからわが国でも・・・・と言う理由で、便利さを取り上げられるのには反対したいですね。
〇〇業界の利益誘導か?・・・・・と無益な疑念を持ちたくありませんし。


バーチャルの旅
新型コロナの第二波が不気味に近づきつつあるように思えていますが、そんな中で宿泊をしての山歩きは制約が多すぎて、なかなか踏ん切りがつきません。
先日はバーチャルで歩き、東海道本線・高崎線・秩父鉄道・奥秩父の山並み縦走して、小海線の信濃川上駅に到着した仮想山行でした。
その後、どうしようかと考えていましたが、現実の山行については諸施設がまだ完全復帰ではありませんので、もう少しバーチャルの旅を続けておくことにしました。

次の旅は、信濃川上から小海線沿いに八ヶ岳のふもとを目指して歩き、甲斐小泉駅から北上して八ヶ岳を縦走し、蓼科山、白樺湖、霧ヶ峰、美ヶ原を経由して松本市の松本城までおよそ125kmを歩こうとしています。
地図(図面の都合で霧ヶ峰まで) ↓


断面図(こちらは全行程) ↓

信濃川上を歩き出したのは6月10日のことでした。
サボりながら歩いて居ますので、進度は遅くて、今のところ八ヶ岳、蓼科、白樺湖を歩き終わり、霧ヶ峰では車山から下り、稜線を霧ヶ峰湿原目指して歩いて居るところです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/21日の部分日食は不発でした。

2020-06-22 07:08:45 | 草花
6月21日は新月の日で、全国で部分日食が見られるということでした。

三河地方では午後4時過ぎから午後六時過ぎまで、約2時間ほど見られる筈でした。
朝のうちは晴天で、太陽観察用のサングラスを準備していました。しかし、天気があまりよくないようで、次第に雲の量が増えて来て、日食の始まる時間には全天に亘り雲が覆ってしまい、太陽の輪郭が全く見えなくなってしまいました。

しかし、雲の向こう側に明るい個所があり、そこに太陽があるということが判りますので、外に椅子を持ち出して、運よく雲が切れる瞬間がありはしないか・・・と淡い期待を寄せて、一時間ほど粘りましたが、結局それも叶いませんでした。
生憎の空模様 :
17:05分 ↓


17:31分 ↓


17:57分 ↓


という訳で結局太陽様の輪郭すら見えて来ませんでした。
もしも部分日食が見えていたら、普段は見ることのできない、新月のある場所(輪郭)を確認できたのですが。



シオカラトンボの♀ ↓

太陽の見えるのを待っている間にトンボが近くにやって来ました。



ジャノヒゲ ↓

ジャノヒゲも蕾が膨らんできています。



イヌマキ ↓

イヌマキが花の咲いたのに気付かないうちにもう若い実ができています。



オニユリ ↓

オニユリの蕾が一つ一つバラバラにほどけて来て、蕾を大きくし始めました。



リアトリス ↓



リアトリスが咲き出しました。この花は穂の上側から咲き始めるのですね。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/17  ネジバナとともに時間を過ごす。

2020-06-18 09:08:45 | 草花
昨日、暑さが峠を越えた時間を見計らって、ネジバナを見にいって来ました。
その場所は少し離れたところにありますが、道路の中央分離帯で、芝生に覆われた緑の帯が300~400メートルほど続くところです。
このグリーンベルトの両端はそれぞれ車道ですが、緑の帯の中は縁石で仕切られていて至極安全な場所となっていますので、時には草に腹ばいになって撮影したりしました。
コマツナギ ↓

車道脇の法面には、コマツナギの花の蕾が咲き出す準備を整えています。

クサボケ ↓

同じく法面の所々でクサボケの花も見ます。

さて、いよいよネジバナの咲くグリーンベルト内に入って行きます。
ここからはネジバナばかり15連発していきます。
その前に牧野富太郎先生の植物図鑑からネジバナ(図鑑ではもじずり)の記述の概略を引用しておきます。
以下記述概略引用:
357.  も じ ず り(ねじばな)              [らん科]
Spiranthes sinensis Ames
 日本全国の原野の芝地又は田のあぜの草中に多い多年生草本. 高さ15~30㎝
地下には白色多肉の紡錘根が3~4集まっている. 葉は根生で斜開し, 広線形を
し, 淡緑色で尖り全縁, 主脈は凹み葉底は短いさやをしている. 夏に葉間に
10~30cmの茎を1本出し, 淡緑色で丸く, 上部にねじれた穂状の花序を出して
多数の桃紅色の小花を綴り, その様子は大変かれんである. 花軸には子房と共
に立毛がはえる. 花は側向し,鐘形で平開しない. 花被片は卵状披針形, 唇弁
は淡色で倒卵形,上部には広く縁に細かい歯形を刻み,そり返っている. 子房は
楕円体で上部は側向し緑色有毛である. [日本名]捩摺は捩れ摺りの意でシノ
ブモジズリの語に基ずいてこの花がモジレて巻く様を説明した名前である.ネジ
バナはねじれた花序からついた名. [漢名] 盤龍参

引用終了
難しい専門用語がちりばめられている中で、意外に感じたのは「その様子は大変かれんである.」・・・・と図鑑内で感情を吐露していることと、植物名の由来にまで言及している点ですね。大天才の先生は植物だけではなくて、古典文献にも相当造詣が深かったのでしょうね。


♪みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに 乱れそめにしわれならなくに♪ 河原左大臣  古今集と百人一首にあった歌を添えます。
以下に、このブログで頂いた俳句や、ネット上で見つけた句などを添えていきます。
近写 ↓

もじずりの螺旋階段風に揺れ Craft.SUZUKI(敬称略 以下同じ)


兄弟 ↓

ネジバナや強く巻きたり遠く飛び 縄文人


姉妹 ↓

ねじばなの個性のままにそのままに 亭主駄句


再び近写 ↓

捩花の一本に風旅の僧  加藤三七子


もののはずみ ↓

捩花のもののはづみのねぢれかな 宮津昭彦


ちり~ん ↓

遠ざかる遍路の鈴や捩花 有馬朗人


攀じる ↓



青芝の中なる捩花いっぽんに 背景は消えゆきゆきて夕 吉野裕之


近写に拘る ↓

捩花のまことねぢれてゐたるかな 草間時彦


群舞 ↓



捩花群れ咲くといふほどならず 行方克己


色の淡い花 ↓





昏々と愛捩花に子が生る 栗林千津

捩花を挿し正面を決めにけり 日原傳

一本だけ頂いて家で一輪挿しを楽しもうかとも思いましたが、それも殺生に繋がりそうで、今回は諦めました。
家に戻ったのは夕食時間になっていました。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/15日 昼下がりの散歩 下の段(最終記事):ネジバナ グラジオラス ナワシロイチゴなど

2020-06-17 07:10:36 | 草花
公園のナツツバキやクチナシ、ネムノキを見た後はアガパンサスの花の進み具合をチェックするためにJR在来線の三河安城駅前に向かいます。

一つの立体交差 ↓

ここでJRの在来線の線路を潜り抜けます。この通路の右側には明治用水が通っていて、JRの線路はそれも跨いでいきます。



アガパンサス ↓

駅前のアガパンサスは、ばらばらに蕾がほどけて来ていましたが、まだ、綺麗な花は見せていません。



ナワシロイチゴ ↓

JRの線路際でナワシロイチゴが稔りのの季節を迎えています。



アオツヅラフジ ↓

JRの線路際のフェンスに絡んでアオツヅラフジが盛大に繁茂しています。
蔓の先にたくさんの花の蕾をつけていて、そろそろと綻びはじめるようです。


JR東刈谷駅まで一駅区間を歩いて行きます。


駅前のロータリー内でネジバナ ↓







駅前のロータリー内は芝生の小空間があり、そこにネジバナが顔を出します。
時季的には少し早かったのですが、ネジバナの穂が立ってきていました。


ネジバナを見た後は家に戻ります。

トウモロコシ ↓

ついこの間は小さな苗でしたが、梅雨に入ってから成長著しくなり、花の穂を出し始めました。



グラジオラス ↓







グラジオラスの各色の花が咲きあがってきました。この花はお墓に供えられることになります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

6/15日 先日公園内で見た花を再訪 今度は昼下がりに歩いて巡回 上の部

2020-06-16 08:21:06 | 草花
先(6/11)日、ナツツバキ・ネムノキ・アガパンサスの花を見て来ましたが、この三種類はどれも花には早かったので、今なら花の盛りではないかと思い、もう一度見に行くことにしました。

6月2日に山を歩いた時に、暑さで相当バテましたので、その対策もしておかねばならないので、今回は暑さのピークと思われる午後二時頃から、歩いて回って来ることにしました。

アフリカハマユウ ↓

この種類を去年はインドハマユウとしていましたが、どうやらアフリカハマユウが正式名称のようです。



ノウゼンカズラ ↓

いよいよこの花の季節到来です。中国産の木本・蔓植物で、暑さにも寒さにも強く、庭に植えて放置すると相当蔓延るようです。空き家になった家の庭でこの樹が蔓延っている光景を何か所かで見ています。



何の羽根でしょうか? ↓

公園内の樹下の道でこの羽根を見ました。どんな鳥の羽根か判りませんが、見覚えのある色です。やや大型の鳥のようで、ハトかな?と思っていますが・・・・?


ラクウショウ(落羽松)の気根 ↓

ここでは地面に散らばるようにポコポコと気根が顔を出しています。



アオスジアゲハ ↓

アゲハチョウ・キアゲハ・クロアゲハは拙庭にも訪れてくれますが、この蝶は来てくれません。
ヤブカラシの花が咲く頃に姿を見るようになりますね。



ナツツバキ ↓



6月11日に咲き始めの花を見たばかりで、咲き揃うには今がちょうど良いと思ってまたやって来ましたが、その木では花も蕾もすべて終わってしまっていました。たった4日でがらりと様変わりしてしまっていました。まるでキツネにつままれたようです。
こちらの花は、花の咲くのが遅い方の別の株のものです。



アベリア ↓

公園内の生垣のものです。アベリア(ハナゾノツクバネウツギ)は大気汚染にも強くて、車道沿いに植えられることも多いですね。



ネムノキ ↓

ネムノキのところにやって来ました。ここでも花は最盛期を過ぎている感じでした。
雨が降っている間に花の時期もどんどん過ぎていくようです。



クチナシ ↓



この公園ではクチナシの木が随分植えられています。しかし、時季的に少し遅いようでなかなか純白の清純な花が見つけられません。やっと見つけて近づくと甘い香りが届きました。



マートル ↓



マートル(銀梅花)も花には遅くなっていましたが、それでもまだ、愛らしいまん丸の蕾も見えています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする