ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

付近を歩いて見た景色(下):鶏頭、鈴なりの蜜柑、稲穂、ザクロ、秋の空、夕空 銀杏の皮外し

2016-09-27 12:49:55 | 草花
神社の境内で、銀杏の実を拾うのは、毎年の恒例行事となっています。

実を拾ってきてから、表面の(強い悪臭のする)柔らかい皮を外すのはなかなか厄介な作業となります。
始めのうちは土中に埋めて2週間ほど放置した後に掘り出してから、(ナント!素手で!)皮を外したりしていました。
しかし、あの悪臭は伊達ではなくて、素手で触っていると、ひどい場合は手の皮がむけたりするほどの強いアルカリ性なんだそうです。
そのほかに、その手でほかの皮膚に触れたりすると、ひどくかぶれたりもします。

そんな失敗をしながら得た経験で、現在の処理方法は以下のようになっています。
(作業中は必ずゴム手袋を着装します。)
①一定量の銀杏を新しいままで、器に入れて、長靴を履いてから足踏みして柔らかい皮から外す。
  (量が少ないと実を踏みつぶしてしまうこともある)
②網目の粗い篩(ふるい)に全部を入れて、上から水を流し、かき回しながら固形分のみを残す
③これを何度か繰り返していくうちに、実だけが篩(ふるい)の中に残る。
④篩(ふるい)の網目に実をこするようにして掌で押しつけて転がしていく
⑤水で流すと篩(ふるい)の中はきれいな実だけが残る。
⑥それを篩(ふるい)のまま天日乾燥する。(適宜天地を返して均等に日光と風に当てる)
⑦好天続きなら一週間ほどで乾燥完了と思われます。


なお⑦では推測的な書き方になっていますが、乾燥の度合いについては未だ不確かな部分がありますので、これは状況に応じて適宜追加乾燥を入れててみてください。

処理の作業中はあの手ごわい悪臭と向き合いますので、小生は家の外に出て作業をしています。

今はその作業も終わり、銀杏の実は篩(ふるい)の中で戸外に出て、天日干しをされています。
(気がつけば天地返しを入れています。)

一昨日の散歩の風景のレポートに入ります。
神社の境内 ↓

境内にはシイの木の大木が点在していて、晩秋から冬にかけて、たくさんの椎の実が落ちています。
しかし、今では拾う人も少なくなりました。



彼岸花 ↓

ここのものはこれから花が咲くところです。これは少しばかり遅すぎますね。



鈴なりの蜜柑 ↓

畑の際に植えられたミカンの木には実にたくさんの実がなっていました。
摘果が面倒なので放置されているのでしょうね。



鶏頭 ↓

ほとんど野草化した鶏頭が道端に立っています。




ミズオオバコ ↓

先日は花盛りだったミズオオバコでしたが、今回は勢いを減じて、それでもいろんな場所でこの花を見ることが出来ました。




サトイモの畑 ↓

流石にお百姓の作るものは手際よく、青々とした葉っぱで育っています。
我が家のものは、葉に枯れが入ったりして、不出来でした。



稲穂 ↓

稲の実りがますます充実してきています。もう既に刈り採られた田も見られ始めました。



ハナゾノツクバネウツギ ↓

街道の路側でこの花を見ました。



ザクロ ↓

民家の庭から歩道に乗り出して実を付けています。



秋の空 ↓

帰路について、見上げた空には秋の雲が浮かんでいます。



暮色 ↓

日の入りが近くなり、空は茜さすような感じがあります。
途中で買い物をして、薄暗くなってから帰宅しました。良い汗を掻くことが出来たという感じです。
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久しぶりに付近を歩いてきました。(上):ヒガンバナ、タマスダレ、カナムグラ、ジュズダマ、カンナ、ギンナンなど

2016-09-26 07:49:49 | 草花
昨日の午後のことです。
久しぶりに強い日差しのある中でしたが、15時過ぎから付近をぐるっと回ろうというつもりで歩き出しました。

大相撲の豪栄道が俄かに目覚めて、14連勝中で前日に優勝を決めてはいましたが、果たして全勝でこの場所を締めくくることが出来るのか、そのことにも興味があり、ラジオを持ち歩こうと思い、ポケットラジオを取り出してみたら、どうも具合が悪くて、音が出ません。
結果、いつものように視覚を満足させながら、ひたすら歩くことになります。

話を戻して大相撲のことになると、いつも横綱取りが期待されている大関稀勢の里は今場所も期待を裏切ってしまいましたね。
実力はあるのに、どうして、ああもふがいないのか、相撲が安定しないのか不思議でなりません。
精神的な問題よりももっと深い、なにか重大な身体的な欠陥があるのでしょうか。
そうでなければああも腰高な相撲を取り続けるはずがないような気がしています。

腰を十分に落として寄り立てる・・・というのは相撲の基本中の基本のような気がするのです。

相撲の面白さを長く楽しむために、190センチ近くの上背があって、身体が柔軟で、二十歳前後のイキの良い日本人力士が現れてほしいと思います。

散歩中に見た野の花などを二回に分けてレポートします。

シュウメイギク ↓

この花の最盛期に入ってきているようです。



彼岸花 ↓

今年はいろんな花が早くに咲いてきていましたが、彼岸花は例外みたいで、花がいつもよりも遅いような気がします。



ハゼラン ↓

草の姿は伸び伸びと育ちますが、花がまばらで小さいので、全体を写すのが難しい花です。
これは川岸の草むらで咲いていました。



タマスダレ ↓

これも川岸の草むらの端っこで咲いていました。どなたかが移植したものなんでしょうね。



カナムグラ ↓

川岸のコンクリートの上端を川に落ちないように注意しながら歩いていきます。ある場所でこれのとげの付いた蔓がたくさん蔓延っています。手で茎に触るとトゲが噛みついてきました。



ジュズダマ ↓

コンクリートの護岸ですので、水際の植物は随分限定されてしまったのでしょうが、こういう植物はしぶとく生き残っています。



カルガモ ↓

前回見た時よりも個体数が増えてきました。しかし、小生が川の水辺近くを歩いているので、彼らはいつも以上に緊張していて、これ以上近づいた時点で、すぐに逃げて行ってしまいました。



アシ ↓

水際でわずかでしたが、アシも見ることが出来ました。



カンナ ↓

水から離れて畑の中を歩いていて、この花を見ました。うまく近づけなかったので、逆光線をフラッシュで補いました。



ギンナン ↓

いつもお参りする神社の境内で、たった一本だけあるイチョウの木の根元には、黄金の粒が散っていました。
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中秋の名月が雲と遊んだ二十二分間のショー

2016-09-15 20:19:53 | 草花
水泳界で今度のオリンピック代表になった女子選手の中に今井月という選手がいました。
今年16歳になったばかりで、期待度の高い選手でしたが、メダルには届きませんでした。
この選手の名前の「月」は「るな」と読むそうです。

ところで「LUNA」はラテン語、スペイン語、イタリア語、英語などで月の女神、または月そのものを指すそうです。

十五夜の今日、新しく最大野党の代表になった女性は果たして党勢立て直しの「女神様」になれるのでしょうか。

今宵は中秋の名月であり、明るいうちから月の出を期待していましたが、あいにく東の空は雲が厚くて、名月観賞を諦めていました。
しかし、夕食中に天気予報で「中秋の名月が見え始めた・・・」と言っていたので扉を開けてみると、雲間に月が見え隠れしていました。

早々に夕食を切り上げて、カメラを持って二階に上がり、東の雨戸を開けて名月を眺めていました。
写真を撮ったりしながら費やした時間はたった22分間だけのことでしたが、雲間にあった月が、雲から離れて無碍の空間に出るまでの間をレポートします。

18時45分 ↓

見た始めはごく薄い雲の向こう側を南に泳いでいきます。



18時46分 ↓

雲がかかり始めました。これからしばらくの間は雲と盛んに戯れていきます。


18時47分 ↓




18時56分 ↓




18時59分 ↓

雲とのかくれんぼは最終局面となっています。


19時04分 ↓

雲の塊の隙間に出ました。そしてすぐに薄い雲の中を移動していきます。



19時06分 ↓

飛行機雲を横切って進みます。


19時07分 ↓

そしてこれから後は雲の無い大空を泳いでいきました。
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9/10日 夏の名残の花たちと木の実など(下の部) その3:ススキ、ドングリ、ギンナン、ルコウソウなど

2016-09-14 08:23:15 | 草花
台風の影響でしょうか、ここのところ曇りがちの天気が続いています。
今朝も雨こそ降ってはいませんが、やや屈託のある空模様となっています。

久しぶりにNHKの朝ドラマを見ましたが、(偶然的に)どうやらドラマの核心部分に差し掛かっているようで、電気洗濯機における”商品テスト”そのものの評価を一般公開でやっているような場面となっていて、場面は刺激的に推移していました。
ともあれ、「暮らしの手帖」はあの時代の主婦たちにとって、購入時の良き羅針盤であり続けましたね。

付近をお散歩した成果、その最後の部分をレポートいたします。
マルバルコウソウ ↓

田んぼの縁で、かなり広範囲に咲いています。



クコ ↓

これは人家の敷地の外で見かけました。



ニラ ↓

これもクコと同じ場所で咲いていましたが、そのほかの場所でも広く、たくさんの回数見ています。



ススキ ↓

今年の中秋の名月は明(9月15)日ですが、天気は思わしくなくて、月が見られない可能性が大きそうです。
ススキのほうはやや若くて、穂のふっくら感は出ていません。



ホオズキ ↓

浅草のほおずき市は今年の場合は7月9、10日でしたね。
しかし、自然の状態のホオズキでは赤くなるのは今頃のような気がします。
江戸っ子は気が早いのか?


ドングリ ↓

そろそろドングリの落ちる頃かと感じていて、毎年行く公園に来てみると、まだ早い感じはありましたが、ポツポツと落ちていました。


ギンナン ↓

団栗が落ちているならギンナンも落ちているに違いないと思い、神社に行ってみると、・・・やはり落ちていました。


シャシャンボ ↓

神社の鳥居のわきにはシャシャンボの木があります。実はまだ青いままです。



ルコウソウ ↓

田んぼの縁で、今度はルコウソウが咲いています。こちらの方はマルバルコウソウと比べるとずいぶん数は少なく、ここで見たものが最初で最後でした。



ヒルガオ ↓

川岸の草むらの表面でヒルガオの花を見ました。


カルガモ ↓

川の中をカルガモの小集団が流れを遡って泳いできました。これはこの地に居付いているグループなのでしょうか。


ヨモギ ↓

川岸の堤防上では、ヨモギの地味な蕾も付いています。



ヒョウタン ↓

民家の庭で、棚からヒョウタンがぶら下がっていました。細長いので、初めはヘチマかと思いました。



トウガラシ ↓

拙庭にできたトウガラシです。鮮やかな赤い色が嬉しいですね。
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9/10日 夏の名残の花たちと木の実など(中の部) その2:稲、ミズオオバコや彼岸花など

2016-09-12 07:03:37 | 草花
散歩の足はのびて、田んぼの方にやってきました。
日差しは強くなり、暑さを感じ始めていますが、時折吹いてくる風が身体に心地よくて、暑さも苦にはなりません。
見上げる空には筋雲があって、秋が始まっていることを実感しています。

秋の田 ↓

田んぼはすでに実りの時季に入っています。



頭を垂れて・・・↓

実を充実させて稲穂は曲線を描いています。「稲バウアー」というのでしょうか。



ミズオオバコ ↓





用水路の幹線から離れた小さい流れにはミズオオバコの花が咲いています。
毎年見る場所ですが、こんなにたくさんの花を見ることが出来たのは初めてのことです。



コナギ ↓

ミズオオバコの株に交じってコナギの株も散見されますが、花の付いているものは少なくて、こんな写真しか撮れません。



オクラ ↓

やがて田んぼが終わり、人家が近づきますと、畑の周りを歩くようになります。
オクラ畑では収穫の最終段階になっていましたが、まだ花はポツポツ咲いています。



ヒガンバナ ↓



川の堤防斜面で彼岸花が咲いています。近づくとやや赤黒さを感じます。
花のすぐそばに行って、その赤黒さは蕾にあることが分かりました。



イチジク ↓

イチジクの実が割れていますので、一つ失敬して試食しました。ところが甘さが遠くて、美味しくありません。 子供のころに食べたものは、こういう姿になると甘さ抜群でしたが、木の種類によって随分違うものなんでしょうか。



レモン ↓

レモンの実を久しぶりに見たので、記念撮影です。



フウセンカズラ ↓

写真を撮る段になると、風が吹いてきて、実が揺れました。



民家の庭で見たヒガンバナ ↓



散歩の最終段階で、民家の庭で咲く彼岸花を見ました。
ここのものは白花と黄花で、面白いと感じました。
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