ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

ライブカメラ: 富士山(忍野八海)と上高地   

2019-05-28 07:57:18 | 草花
トランプさんが来て、その動向は注目を集め続けましたが、滞在最後の日に川崎で悲惨な事件が起き、おもてなしをするべき国賓から、逆に悼みの言葉を貰うことになってしまいました。
事件で現れたあのような狂気が、私たちの日常生活の身近に、隠棲していると思うと不安を禁じえません。

先ずは、被害に遭い、亡くなられた方たちのご冥福をお祈りすると同時に、運悪く事件に遭遇された方たちが一刻も早く身心の平安を回復されることをお祈りします。

再発防止策は当然検討されてしかるべきですが、施設とかシステムとかの問題の他に、社会全体の風通しのよさと言いますか、孤立する人を出さないような”地域的な仕組み”を早急に構築するべきなのでしょうね。



つい先日まで記録的な暑さが列島を襲いましたが、昨日は良いお湿りがあり、昨日・今日と涼しく、楽に過ごせています。
このお湿りのお陰で、NHK・TVの全国ニュースで放映された、愛知県東三河の宇連ダムの貯水率が一時0パーセントでしたが、19パーセントにまで回復しています。

先日観光地に設置されているというライブカメラに興味を持ち、代表的な上高地と、忍野八海のそれを覗いてみました。
上高地の方は五千尺ホテルに設置されたビデオカメラで常時撮影画像、忍野八海の方は静止画のカメラで一時間ごとに更新されているようです。

上高地:
今朝は曇りがち ↓


これが25日の朝ですと、こんな景色です。 ↓





忍野八海:
今朝は天気回復待ち ↓


ところが25日の朝は凄いです。 ↓



どちらの景色も快晴の時なら、カレンダーの画のような眺めですね。



付録:夏の葉が揃いました。

ヒガンバナ ↓

地下に栄養をしこたま貯め込んだようで、用を済ませた葉は枯れてしまいました。


フクジュソウ ↓

移植してから、少しずつ元気が出てきたようで、来春の栄養補給はきちんと出来たようです。



ユウスゲ ↓

こちらは夏に咲く花ですが、株がどんどん成長しています。
一昨年は7月23日から8月31日まで咲き、合計110輪。昨年は7月18日から9月の19日までおよそ2か月も咲き続け、合計203輪の花を見せてくれました。今年はどうなることでしょうか。



オニユリ ↓

オニユリも種を飛ばして、いろいろなところにこんな株が立っています。



セッコク ↓

小さい株は花の付き方が少ないですが、ピンク色の濃い花が咲いてきました。


大株のセッコクは50輪ほど花がつくようで、これだけ花が揃うと、撮影中に良い香りが届いてきました。



オンシジウム ↓

これも甘い香りの花がつきますが、咲き始めの今はまだ匂いが届いて来ません。
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ホテイラン  幻の美花

2019-05-28 07:03:00 | 草花
今年もホテイランを見るために遠征してきました。
ホテイランという名称は、「布袋蘭」の意味で、唇弁のふくらみが布袋の腹を連想させることによると言われています。
2017年の環境省のレッドデータブックでは絶滅危惧IB類 (EN)に分類されている、とても希少な植物になります。(「EN」は、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いものとされます。)

そういうわけですので、何処に行ってこの花の写真を撮ったかということまでは、このブログでは記述しないことにしますので悪しからず願います。
珍しい白花とのツーショット ↓


赤花を主体 ↓


白花を主体 ↓

ホテイランの白花を見たのは初めてのことで、これにはびっくりしました。


場所を変えて4輪 ↓







場所を変えてからは足場が悪くて気が落ち着きませんでした。
場所の乾燥化が進んでいて、以前よりも状態が悪化しているように感じました。
この美花が末永く咲き続けてくれることを切望してお別れします。




付録:
我家で咲き始めた花を付録に付けます。

セッコク(蕾) ↓

鳳来寺山東照宮の大杉の根元に落ちていたものを拾ってきて木に着け、3年目となります。


一番勢いのある株では花がたくさんついています。これも鳳来寺山参道の傘杉の根元に落ちていたものを拾ってきて、かれこれ30年ほど経ちます。


一輪だけを近写します。



ナルコユリ ↓



ナルコユリはアマドコロと姿が似ていますが、アマドコロより一ヵ月ほど遅れて咲き出します。
アマドコロは、茎の中ほどに稜があります。
こちらのナルコユリは、茎の中ほども円柱のままです。
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5/22日 三度目の小堤西池 カキツバタ探勝 

2019-05-27 07:09:56 | 草花
小堤西池にカキツバタを見に来るのは今年に限ればこれが三度目です。
一度目は花が全く咲いていなかったのですが、二度目の5月15日の時は、三分咲きくらいでしたでしょうか。
この二回は小生が単独で自転車を漕いでやってきたのです。
そしてその一週間後の三度目ですが、今度は山の神様の運転でやって来ました。
モチツツジ ↓

池の導入路の入り口でモチツツジが咲いています。



スイカズラ ↓

すぐ近くでスイカズラも見ました。
ここから小堤西池までは、導入路を歩いて7~8分ほどの距離になります。


池に到着 ↓

池に着くと、確かに全面で花が咲いているように見えます。しかし、全盛時のような咲き方ではなくなっているようです。



クロミノニシゴリ ↓

林縁でクロミノニシゴリの花を見ます。



シロシタホタルガの幼虫 ↓

この勇ましい姿の芋虫はシロシタホタルガの幼虫で、クロミノニシゴリの仲間の木の葉だけを食して成長するそうです。



天然記念物の石碑 ↓

これを見ると、天然記念物に指定された年月が昭和13年8月と判ります。



色の薄い花 ↓




色の赤味が濃い花 ↓

今回は池の中でこの一本が特に目立ちました。



トノサマガエル ↓

帰路に田んぼを見ていきます。
左側が産卵中の雌ガエルで、右側は雄ガエルです。周りに雄ガエルが3匹ほどいて、それを威嚇しているのか、頬を膨らませて盛んに鳴いていました。



ガマズミ ↓

帰りの道でガマズミの花も見ました。花には少し遅かったですね。
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5/19日 南アルプス林道歩き その6(最終記事):帰り道 見落とした花は無かったか・・・・林の中で熊さんの親子を見てしまいました。

2019-05-26 07:07:59 | 草花
帰り道は下り一方ですから、気楽です。
山の緑を楽しみながら、来るときに見落としていた花や、もう一度確認しておきたい花などに気を配りながら下山して行きます。
長い下り道の途中で、バスに乗りたい人が出ましたので、ぴーちゃんもそれに合流して、お三方はバス待ちの休みを入れることになりました。
この区間の林道バスは、手を挙げたところで止まってくれますので、サービス満点です。

小生はバスに乗らずに戸台大橋までの林の中の道を歩くことにしました。この道は地図上には記載がありますが、実際には廃道となっています。

その一人旅の道中で、熊の成体に出遭いました。それは真っ黒の艶のある毛に覆われた美しい熊でした。
距離は50mほど離れていましたので、危険とされる出し抜けの遭遇ではありません。
そこで、手をバンバンと鳴らして、大声を出し続け、人間がここに居ることを熊さんに知らせてやります。
有り難いことに、熊さんは方向転換をして山を下る方向に歩き出しました。すると、その後から小さい熊が二匹続いて行くではありませんか。  あの成獣はメス熊だったのですね。

シナノコザクラ ↓



来た道を戻っているのでシナノコザクラの咲く場所は判っています。帰りの土産に撮って行きます。



甲斐駒ヶ岳 ↓

甲斐駒ヶ岳は終日雲に邪魔されていたようです。



イカリソウ ↓

来る時よりももう少し花を拡げているようです。



カツラ ↓

カツラの葉はこのように丸くて明るい色で出迎えてくれていました。



サルオガセ ↓

地衣類のサルオガセが木の枝から垂れ下がっています。



チチブシロカネソウ ↓

目当てにしてきたチチブシロカネソウともお別れの挨拶をします。



ニワトコ ↓

ニワトコの花は来るときに見落としていました。



甲斐駒ヶ岳 ↓

最後の最後で甲斐駒ヶ岳が山頂部を見せてくれました。美しい三角錐ですね。



ミツバツチグリ ↓

この花も来るときに見落としていました。



ミヤマキケマン ↓

来るときに見落としていた花が結構あるものですね。


この後、バスに乗る他のお三方と一時お別れして、小生が単独で山の道を下ります。
この時に、バスでの下山組をあまり待たせてはいけないので、カメラをリュックにしまってしまいました。(これによって折角の熊さん撮影のチャンスを、みすみす逃してしまったことになります。)
そして熊の母子に遭遇したのは先述の通りです。
熊の姿を見た最初の時は、
1.あっ、何か動いているぞっ 「熊さんだ!」
2.一瞬緊張しましたが、恐怖は感じませんでした。
3.そして、小生がここに居ることを知らせる合図をしながら、熊さんの軌道を交差して行ったのでした。


歩行数 ↓

それなりに疲労感を背負って、予定時間よりも10分ほど早くに、三人の待つ、駐車場に戻ってきました。



逆光の中で・・・↓

帰り道に逆光の中で中央アルプスの宝剣岳が見えていました。(「島田娘」も見えています。)

平谷村の道の駅で豊橋・豊川組の男性二人とお別れして、出発地の刈谷市に戻ります。
自転車を漕いで自宅に着いたのは午後八時を少し過ぎていました。



※付録
拙庭で咲いている花を付録にしておきます。
アスチルベ ↓




ひまわりの実生 ↓

昨年咲いた向日葵から種を採って、今夏、実生で咲かそうと頑張っています。



ドクダミ ↓

そこらじゅうで蔓延るドクダミも咲き始めはなかなか味のある姿をしています。
コメント (2)
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5/19日 南アルプス林道歩き その5:出てくる花に拘りながら、とにかくのんびりと・・・シナノコザクラに出逢えました。

2019-05-25 07:09:40 | 草花
他の方たちは別に目的があるかもしれませんが、小生にとってこの林道を歩く一番の目的は、甲斐駒ヶ岳の凛々しい姿を間近に眺めること、中央アルプスの山並みを眺めること、そして、草花ではシナノコザクラを見ることでした。
この林道歩きはこの時季に何度もしていますので、花には必ず出逢っていますが、今年はどんな姿を見せてくれるのか楽しみにしていました。
目的の場所にいよいよ近づいてきました。
クリンユキフデ ↓

チチブシロカネソウを見たすぐ後にこの花を見ました。時刻はちょうど正午のことです。
朝の5時前にご飯を食べてきて、すでに7時間も経っているのに、まだ空腹感を覚えない自分がいます。
もしかしたら皆さんに迷惑をかけていたかもしれません。
昼御飯のことについて全く気づかずに花にばかり気を取られています。



カツラ ↓

林道の崖側(戸台川側)にはカツラの木がたくさんあります。これも林道を造るときに植えたものと推量します。丸くて明るい緑の葉は印象的でした。



ハタザオの仲間 ↓

林道の崖側に、ハタザオの仲間が出てきます。日当たりの大好きな花のようですね。



対岸の幕岩 ↓

対岸に崩落地があり、右側にカーテン状に岩が連なっています。双眼鏡で砂地の崩落現場を見ると、電光型にトレースがあります。おそらくカモシカがこの斜面を往来した跡でしょうね。



ウラベニダイモンジソウ ↓



石灰岩の大岩壁の下を歩くようになりました。この場所に適合する植物が出てきました。
花の時季は秋ですが、特徴ある葉っぱを写しておきます。
名前のように葉裏は見事なまでの紅色です。



甲斐駒ヶ岳 ↓

甲斐駒ヶ岳に掛かっていた雲がどいてくれた瞬間に写真を撮ります。



鋸岳 ↓

時刻は12時16分過ぎ。陽が西に行きましたのでやや逆光線感が出てきました。



キブシ ↓

キブシの花が良い具合に垂れて咲いています。



シナノコザクラ ↓



シナノコザクラの咲く大岩盤に着きました。



シロバナエンレイソウ ↓

そこでは山の斜面にシロバナエンレイソウも咲いています。いつもはただのエンレイソウを見ることが多いのですが、こちらではこれから後もシロバナエンレイソウばかりを見ることになります。



シナノコザクラ見物 ↓

大岩盤の割れ目や岩棚沿いにシナノコザクラは着いていましたが、それを撮る都合の良いポイントを探しています。




シナノコザクラを一所懸命写真に収めた後に昼食の提案がありました。
小生は迂闊にも空腹感がなくて、そんなことを考えずにいたのです。歳を食べると空腹感も遠のくようです。
昼食には温かい味噌汁が振舞われました。これがことのほか美味しかった。(感謝!)


フキの群生 ↓

昼食後の歩き始めでフキノトウの群舞を見ます。



シャクナゲ ↓

ここではシャクナゲはたまにしか出て来ません。この株では花を咲かせられないでしょうね。



鋸岳 ↓

戸台川をはさんで、鋸岳まで直線距離で4kmくらいのところにまで近づきました。



転換点 ↓

探しものをしてから、このあたりで戻ることにします。
コメント (2)
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