ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳で見た早春の花その5:井戸谷コースを避難小屋まで下る

2013-03-31 06:46:29 | 草花
北尾根コースですれ違う女性から花の情報を頂き、急遽下山コースを変えて、こちらの井戸谷コースにやって来ました。
いきなり草付きの急降下が始まりましたが、下は潅木の林が見えていて恐怖心はありません。
この道を下りて行けば花に出会える、そして、どんな花がどんな状態で出てくるのか楽しみにしながら歩いていきます。
始めは急傾斜 ↓

こんな坂道を下って行きます。



やがて潅木帯 ↓

やがて潅木帯に入ってきます。



大きなカタツムリ ↓

下りて行くうちに、いよいよ花が出てきそうなそんな環境になって来ました。道から外れて試しに足を踏み入れた場所に、花ではなくて大きなカタツムリの殻が見えました。
家主が在宅なのか不在なのかは確かめていません。



ミノコバイモ ↓

花が出てきそうな環境とはこの花の予感だったのかもしれません。
ミノコバイモのよい花に出会えました。



ミノコバイモ ↓

こちらは未だ一日早かったようです。もしかしたら遅かったのかもしれません。



フクジュソウ ↓

道からはなれたところで、ぽつんと灯を点したように咲いていました。



フクジュソウ ↓

こちらは道のすぐ脇で咲いていた花です。



ヤマアイ ↓

いつも見るものよりも草丈の小さいものでした。



ミヤマハコベ ↓

こういう可憐な姿も見られました。



ミヤマカタバミ ↓

時間的に遅くなっていますので、花が開いてきています。



ネコノメソウ ↓

ここでは二種類のネコノメソウの仲間を見ました。最初はこれでした。



避難小屋 ↓

トタン葺きの避難小屋があります。これも不時の時には頼れそうです。
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3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳で見た早春の花その4:山頂付近半周、予定外の井戸谷コースに入る

2013-03-30 07:30:50 | 草花
入道ヶ岳の山頂付近は広くてなだらかで、草広場のようになっています。
こういう場所で霧に巻かれると厄介なことになりそうです。
しかし、今回は天気が悪くはなかったので、そういう心配はありませんでしたので、ぐるっと歩いて見ようと思いました。

先ず南側から時計回りに半円を描いたところに奥の宮があり、この付近にこの山の最高地点があるようです。(今回は最高地点のピンポイントは確認しないで下りて来ました。)

山頂に来た後は下山ですが、当初は北尾根ルートで下山する予定で、7号標識あたりまで下りていきましたが、そこで出合った女性登山者と言葉を交わす中で、このルートでは花が咲いていない旨教えてもらえましたので、急遽降りるコースを変更すべく、その女性の案内で山を登り返すことにしました。

野登山 ↓

山頂から目を西南方面に転じれば、そこにも山塊があります。南に野登山ですね。



仙ヶ岳 ↓

仙ヶ岳の頂は左から二つ目の峰ですが、これは双耳峰になるのでしょうか、左端の峰と対になっているように感じます。(地図で見ると、二つの峰の間は峠のようになっていて、山道が乗り越しています)



綿向山 ↓

目を西北に転じると、一番奥に滋賀県の綿向山も見えています。



残雪少々 ↓

雪も僅かに残っています。



お宮さんがあるので寄って行きます。




椿大神社奥の宮 ↓

ここでも礼拝・合掌します。



北尾根下り ↓

始めは笹原のルートを北尾根目指します。



賑やかな道標 ↓

この道標から北尾根ルートは始まります。



山頂望見 ↓

入道ヶ岳の山頂は鳥居が建っているので、この程度の距離でしたら良く見えます。



北尾根を途中まで下る。 ↓

北尾根でもまたアセビが出て来ました。こんな道を下って行きます。



カンアオイ ↓

7号付近まで下り、登ってくる女性と話をして情報を得ます。それによるとこれから先では花が無いとのことでした。するとその女性曰く、(一本南の)「井戸谷コースなら花がある」とのことでしたので、そちらに行くことに急遽変更をしました。
それによると、登り返すのが一番良いとのことで、ありがたいことに女性が分岐点まで道案内してくれることになりました。
戻る道で、カンアオイを見つけました。花を付けていましたが、写真では不鮮明です。


引き返して、笹原まで来た。 ↓

この女性の後姿を感謝の気持ちで撮っておきます。



井戸谷分岐点 ↓

ここから、今度は井戸谷を選んで下りて行きます。
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3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳で見た早春の花その3:入道ヶ岳山頂着 そこから付近の山々の景観

2013-03-29 06:48:29 | 草花
今回、この山に初めて入り、まだ花のない季節でしたが、山道周辺の雰囲気が良くて、この山がどんどん好きになってきています。
歩きながら、もっと早くにこの山に来ればよかったと思っています。

これから後も初めて行く山にはきっと同じような思いを抱くことでしょうね。

天然記念物の解説板のあった場所辺りから、アセビの群落が出始めて、あたりはアセビだらけになって来ました。

アセビ道 ↓

結構太い樹があります。


右側は断崖 ↓

結局地図に記載された道と何処で合流していたのか、それががわからずにここまで来てしまいました。右側は山の斜面が大きく抉れています。



雲母(きらら)峰 ↓

2月の始めに歩いた雲母(きらら)峰が、程よい距離に、程よい高さで見えています。



菰野・四日市方面 ↓

雲母峰の右下には、菰野・四日市方面がやや不明瞭に見えます。



アセビは続く ↓

常緑のアセビの下は明るいような・陰影のある空間となっています。こんな斜面をゆっくりと歩いていきます。



山頂望見 ↓

アセビが途切れると山頂が見えてきました。あそこまであと300mくらいです。



入道ヶ岳山頂 ↓

山頂のすぐ下までやって来ました。ここから遠景で撮っておきます。



山頂到着 ↓

まずは鳥居のそばの三角点を撮ります。



雨乞岳と鎌ヶ岳 ↓

左側一番奥で薄く見えるのが雨乞岳、右側の尖りは鎌ヶ岳です。



鎌ヶ岳と御在所岳

鎌が岳の右側は御在所岳の頂稜部分で、一番右の丸みは朝陽台ですね。



御在所岳と釈迦ヶ岳 ↓

御在所岳の右奥で霞んで見えるのは釈迦ヶ岳です。



雲母(きらら)峰 ↓

先ほどから見えていた雲母峰がよい姿で見えています。



パノラマ写真 ↓

上の画をソフトで繋げてみました。
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3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳で見た早春の花その2:地図の記載と道が違う。そこで、意を決して・・・・

2013-03-28 07:28:52 | 草花
ミヤマカタバミ ↓

朝が早い所為か未だ蕾んでいます。



3号標識 ↓

歩きながら気づいていたのですが、この標識どおりに歩いていると、当初予定した地図標記のコースとは違いが出てしまいます。始めの内はすぐに修復できると見ていましたが、ここに至り、そうではなくて別コースを歩くことになると判断し、地図に記載された道に戻るべく山斜面を東北方面に向けてトラバース気味に進んでいきます。


山中はこんな状態です。 ↓

しかし、地図記載の道までは尾根のコブを二つ、谷を二つ通らなければならず、選りによって、とても険阻なところでしたので、それは断念して、一つ目の尾根を頂上まで突き上げることにしました。
こうすると、地図記載の道と、先刻まで歩いてきた番号標識のある道に、上部で合流できるからです。



アセビ ↓

アセビの花が出て来ました。嬉しくて撮りますが、この後アセビは沢山の場所で出て来ました。この山は「アセビの山」と言っても良いほど、周り中アセビだらけになってきます。



シキミ ↓

山ではなかなか花を付けたシキミを見ませんでした。



ヤママユの殻 ↓

ここでも見ましたが、色が大分褪めています。



潅木帯 ↓

未だ芽吹き前ですので、あたりが明るくなっていて、そんな潅木帯の尾根を登っていきます。



6号標識 ↓

ここで一般登山道が合流して来ました。およそ100分位の間、山の中を楽しんだことになります。しかし未だ地図に標記された道とは合流できて居ません。



今度は広い山道 ↓

地図に標記された道と合流できるのは何処なのか興味を持ちながら歩きますが、結局それが何処であるのか、現地でしっかりとは断定できませんでした。
勝手に推測したのですが、地図の道は大分古い情報で、大規模な山崩れでそれは消滅したのではないかと思うに至っています。
実際に合流点付近では大きく山肌がえぐれていました。



大イヌツゲ ↓

イヌツゲの特徴は、豊橋で葦毛背後の稜線を歩き、大木の群生を見ていますので、大体理解できています。ここでも大きいのが出て来ました。



天然記念物の説明 ↓

これは県の指定のようですが、一度ここに来てみれば、その特異性を体感出来ると思います。


アセビの大木 ↓

こんなアセビも出てきます。



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3/23日 鈴鹿の入道ヶ岳で見た早春の花 ①:位置や行程など  椿大神社から歩き始める

2013-03-27 07:16:24 | 草花
23日に鈴鹿の入道ヶ岳を歩いて来ました。
未だ入ったことのなかったこの山に、春の花を訪ねるのが第一目的でしたが、花巡りをするには未だ少しだけ早かったように感じました。

以下このときの様子を7回に分けてレポートしていきます。
まずは位置 ↓

鈴鹿山脈の南半分に位置します。鈴鹿のこちらのほうまで足を伸ばすのは初めてです。


鳥瞰図 ↓

この山を撮った写真がなかったので、カシミールの描画を使います。


実行図 ↓

駐車地点から時計回りで歩いて来ました。



断面図 ↓

歩行距離はそう長いものではありませんでした。


椿大神社 ↓

交通安全にご利益があったように記憶しています。
未だ薄暗いようですね。



椿大神社の参道 ↓

杉の大木もたくさんありました。



椿大神社本殿 ↓

朝早い所為か、とても神寂びた場所に思えました。



林道歩き ↓

本殿の横手から外部に出て、広い道を歩き始めます。


愛宕社 ↓

この場所に北尾根コースの登山口がありました。



二本松コースと・井戸谷コースの分岐点 ↓

今回は二本松コースを取ります。


二本松コース登山口 ↓

ここから山道に入っていきます。



2号標 ↓

この看板は簡潔で要領を得ています。万一遭難した時には位置を知らせるのに都合が良いのです。
番号さえ言えば良いのですから。


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