ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/26日 少しずつ春が見えてきています。

2017-02-26 15:33:18 | 草花
「二月は逃げる」・・・・よく使われる言葉ですが、春の訪れを待って、家の中でじっとして過ごしていますと、なかなか二月が過ぎて行ってくれません。

三月になったら山に入って行こうとしていますが、小生のように不精な人間は、一旦家に居付きますと、その心地よさの上に安住してしまいます。

そんな中で、山に出かけるには、自分を鼓舞しなければなりませんが、どの山にどんな花が来ているのか、そんなことを調べてから山入りする・・・というような従来のパターンを全く無視して、身近な場所で、まだ足を踏み入れていない低山あたりから歩いてみようかな・・・という思いが強まりつつあります。

花粉の飛散予報が、天気予報で出てくるようになりましたが、確かに、鼻がむずむずする場面も出て来ましたね。
そういうこととも距離を置いてお付き合いしたいものだ、と切望していますが、これは自然とのお付き合いの中で、避けては通れない道のようです。

朝方庭に出て、草の様子を見ていましたが、ものによっては新芽を出し始めてきていますね。
そんな様子をレポートしておきます。

つくし ↓

30年ほど前、この地に引越してきた当初は、たくさん出ていましたが、植物を栽培するようになると、途端に数が減り、今では探し出すのが難しくなりました。


クリスマスローズ(白花) ↓

大分白い花を開いてきています。


(赤花) ↓

クリスマスローズの赤花の方は、毎年白花よりも後に咲きます。


ストック ↓

やっと花が綻びはじめました。



ミニカトレア ↓

これは冬の間は屋内で育てているものです。
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本日の日没ショー 高楼に行って見てきました。

2017-02-15 20:26:17 | 草花
さしたる出来事もなく一日が過ぎようとしていました。
外の明かりを点け、雨戸を閉めていたら、日没の時間で、好天気に恵まれていることから、これは絶好の日没が見られるに違いないと考え、急ぎ自転車に乗って、いつもの高楼に繰り出しました。

外部階段を急いで登っていきますと、流石に212段のイッキ登りはきつくて、最後は息が切れました。
最上部では思いのほかに風がありましたが、風が吹いている割には眺望が優れず、遠くの山は木曽御嶽と恵那山が幽かに見える程度で、名古屋の背後に連なる鈴鹿山脈は全く見えませんでした。

そこで目標を、日没の様子を見届けることに切り替えて、少しの間太陽と対峙していました。
西方面の空気は名古屋越しということですので、相当汚れているようで、あの眩しいはずの太陽をまともに見てしまえるほどでした。

木曽御嶽 ↓

こちらは豊田市の向こうの空となります。



恵那山 ↓

これも安城・豊田・一部岡崎の背後の空となります。



本宮山 ↓

三河の本宮山は35kmほど先で、安城と岡崎市の背後となります。



日没ショー ↓
空中 ↓


接触 ↓

山の端と接触しました。

浸食 ↓


半没 ↓


名残 ↓


執着 ↓


未練 ↓


終焉 ↓


残照 ↓


黄昏 ↓




家に戻り、薄暗くなった庭で、少ない光線下でのカメラの性能テストをします。
セッコク ↓

昨夏拾って来たセッコクですが、北風にさらされていて、どこまで耐えられるか、応援しながら見ています。小生は手厚い保護はようやりませんので、この仕打ちに耐えて欲しいのです。



スイセン ↓

この冬は随分長い期間にわたって花を見せてもらいました。
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2/3日 県境にある茶臼山・奥三河の井山・天狗棚展望台 その6(最終記事):山から下りて帰途、二か所に立ち寄り

2017-02-10 07:14:58 | 草花
二月三日に冬の山岳眺望を求めて、雪の少なかった三河奥地の山に行き、そこからの景色を主体にしてレポートして来たシリーズも、今回で終了します。
(明日からはまた少しの間、ブログ更新が止まるかもしれませんが、悪しからずお願い致します。)

天狗棚展望台から戻ると、今回の山歩きの部分は終了しますが、それから後に同行のこりんさんが、素敵な”名所”を三つも案内してくれました。

それは、三河奥地では、街なかでも好展望の場所があるということで、とっておきの場所を、二つ目には昔ながらの峠路を通って懐かしい道を間近に見ることが出来たこと、そして最後はクライミング用のとてつもない人工壁の真下まで行って、「ああでもない、こうでもない・・・」とその施設を冷かし倒したことでした。

この地に詳しいこりんさんならではのユニークな”おもてなし”に感謝してこのシリーズを閉じます。

木の間から井山が見える ↓

天狗棚の稜線から下る場面で、真正面に井山が見えていました。風力発電のプロペラの支柱(高さ46m)も見えています。



面の木峠着 ↓

車を駐めた、面の木峠に戻って来ました。今年は雪が少なくて地肌が曝されています。
このあと、山を下り、設楽町の中心部に行きます。
そこのヘリポートからは、近くの山の絶好の眺めがありました。



古町高山 ↓

この位置からは古町高山のおおらかな山容が間近に見えていました。



鹿島山と平山明神山 ↓

鹿島山が大きく聳え、平山明神山は特徴的な山頂ドームの形状が無くなってしまいました。
そのために次に、カシバードにて山座同定しました。



同上部分をカシバードで描画 ↓




その部分をさらに拡大 ↓

真ん中の尖った峰ではなくて、左端のぼってりとした山塊の方です。



鞍掛山 ↓

この一連の山塊を纏めて鞍掛山としています。最高峰は見た通り、右側にあります。



御殿岩 ↓

鞍掛山の北東に連なる尾根の左に近く見えるところに御殿岩がせり出しています。この岩の上に登れますが、同時にスリルも味わえます。



岩古谷山 ↓

岩古谷(いわごや)山が、こういう見え方をしていることに意外感があります。
この山は岩ぶすまの山であり、もっと切り立った針のような姿を想像していましたが、ここではまるで後立山連峰の五竜岳のようなどっしりとした姿になっています。
間近に眺める山並みの迫力をしっかりと味わい尽くしてこの場所を離れます。

冒頭で記述した、昔ながらの峠路を眺めて、多分に旅愁を感じて次は人工登攀壁”ブッポーウォール”の
設置された場所に行きます。

ブッポーウォール ↓

バカでかい人工登攀壁の真下にやってきました。これがブッポーウォールです。



ブッポーウォールとは

使わなくなった巨大建造物は解体せねばなりませんが、その費用すらも工面できず現在に至っているようです。
いつも思うことですが、税金の無駄使いという言葉は、実に直線的で簡単なことですが、こういう無駄も、何もかもを含めてこの国の経済は回ってきたような気がします。

ところでこの人工登攀壁はオーバーハングなどもできていて、自分がそこに取付いて登ろうという見方で眺めると、とんでもないほどの凄味があります。
設置業者が安全性を保障できないとした部分は、恐らくグリップ(ホールド)で、それが樹脂製のようで、ボルトで固定してあります。
その樹脂製と思しきグリップ(ホールド)のメンテナンスをしっかりやっていけば、これから先も長い間使っていけるように思いました。



鳳来寺山 ↓

近年は寄り付かなくなってしまったそうですが、コノハズクの「ブッポーソー・・・・」と啼く声はこの山で聞かれたのです。



鞍掛山 ↓


車で相当走りましたので、設楽町で見た鞍掛山とはすっかり姿が変わってしまいました。



棚山 ↓

そして今度は棚山の瀬戸岩を近いところから見ています。
あの岩にも登って、空と間近に対話することが出来ます。
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2/3日 県境にある茶臼山・奥三河の井山・天狗棚展望台 その5:天狗棚展望台でも良い眺望に恵まれる。

2017-02-09 07:18:53 | 草花
寒風の吹きすさぶ井山から面の木峠に戻り、今度は天狗棚の展望台を目指します。
標高約1170mの天狗棚展望台に着くまではほとんどが南側の斜面を登って行きますので、冷たい風に出逢うことはありません。

今回の山行では快晴の天気に恵まれて、抜群の眺望に出会えていますが、いつも山では雨男をしている小生としては久しぶりに巡って来た幸運に浸り込んでいます。
井山から富士山の見納め ↓




面の木峠に戻ってから天狗棚の展望台まで登っていくわけですが、その間の標高差は80mほどしかなくて、10分~15分で展望台に着いてしまいます。 展望台では周りの立ち木に景観を邪魔され始めていますが、木々の枝の間から覗いたりしながら、遠くの山並みを見ていきます。

--------◯以下に天狗棚からの眺望◯--------
木曽御嶽 ↓

時刻は12:15分。枝の間から覗き見した木曽御嶽は、最後までご機嫌斜めでした。



恵那山 ↓

恵那山の眺めも木の枝に邪魔されています。今は季節が冬ですから木の葉がありませんので、こういう見え方が可能ですが、葉が茂ってきたら見えなくなるでしょうね。



大川入山 ↓

こちらは明るく伸び伸びとした姿となっています。右側の雪嶺は中央アルプスで、下でズームアップしています。




中央アルプス ↓

中央アルプスは、本日では一番よく見えた刻でした。



仙丈ヶ岳 ↓

木の枝に邪魔されながらも、良く見えています。



白根三山と塩見岳 ↓

ここからこの方面がこんなに良く見えたのは初めてのことで、流石に真冬は眺めが違うと驚いています。



重鎮 ↓

荒川岳・赤石岳・聖岳方面は三河から他の3000m峰よりも、より近い位置にあるだけに、見え方が大きくて、ここで得られる景観のハイライトと言っても良いと思います。



富士山 ↓

ここからも富士山が見えてしまいました。これも新しい体験で、心と身体が喜びで満たされます。



三ツ瀬明神山 ↓

左右方向中央の奥に三ツ瀬明神山があり、その手前に大きくドーム状に古町高山が見えています。そのほかに平山明神山や御殿山も画角に入ってはいますが、皆シルエットです。時刻は12:17分。



南アルプスの手前に茶臼山 ↓

南アルプスを遠くに見る位置ですが、その手前に朝歩いた茶臼山が左側、スキー場のある萩太郎山は右側にあって、南アルプスの眺めを邪魔してくれています。



津具の集落 ↓

眼下には津具の集落が穏やかな姿を見せています。



天狗棚の稜線を歩く ↓

思いのほかに眺めの良かったことと、強い風からも守られていたので、展望台では長居をしてしまいました。
景色を存分に楽しんだ後、展望台を後にして面の木峠まで戻りますが、来たときとは違う、稜線を歩く道を使います。
たしかアイゼンをつけて歩いたと思いました。時刻は12:56分。
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2/3日 長野県との境にある茶臼山と奥三河の井山・天狗棚展望台 その4:高原道路上の富士山ビュースポットと井山山頂

2017-02-08 07:05:17 | 草花
高原道路脇の萩太郎山東側の展望台および南側の展望台、と二つの展望台で眺めを楽しんだ後、高原道路を西進します。
目指すのは面の木峠で、そこに車を置いて、峠の西側の井山(1195m)の山頂と、東側の天狗棚展望台(1170m)です。

その面の木峠に着く前の高原道路上に、こりんさんが見つけた富士山ビューポイントがありました。
そのことに興味を持っていた小生のために、その地点に来た時に、こりんさんが道路上で車を止めてくれました。
そこからの富士山の見え方については、大変可愛いものでした。。

今回は、井山まで行って、そこからの山岳景観を楽しむまでをレポートいたします。
高原道路上から富士山が見えた!! ↓

高原道路上から富士山が見えることを発見したのはこりんさんでした。それはたしか去年の秋のことでしたが、その話を聞いた時にはびっくりしたものです。ここから富士山を見えるとは意外なことであり、そう沢山の人が知っていることではないと思います。



赤石岳も見えた!! ↓

同じ場所からは赤石岳も見えています。
赤石岳を見てから、高原道路を終点の面の木峠まで走っていきます。
駐車場に車を置くと、その場所からは白山の別山方面まで見えてしまうところなのですが、今回は雲に邪魔されてはっきりとは視認できませんでした。
次なる目的地の井山まで歩いて行きます。



井山の山頂方面 ↓

井山に行くまでの道はアスファルトの車道ですが、道がカリカリに凍っていて、車で入ることは大変危険が伴いますので、歩いて行きますが、アイゼンを装着したいくらいでした。
時刻は11:07分、面の木峠から歩き始めて20分経とうとしていますが、井山の頂上が近づいてきています。



山頂直下から富士山 ↓

山頂直下で少し南側に回り込むと、ここからも富士山がちょこっと見えています。



井山の山頂 ↓

井山の山頂はなだらかな丘のようなところで、ほんのすぐ手前まで車道が通じています。
車がどこまで入って来られるのか未確認ですが、雪が無ければ簡単に来てしまえるところです。



伊吹山 ↓

時刻は11:15分。西の方角にぼんやりと見える雪の山は伊吹山のようです。



仙丈ヶ岳 ↓

ここからも南アルプスの良い眺めがありました。手始めに仙丈ケ岳。



白根三山 ↓


白根三山と塩見岳 ↓

この塩見岳までがここからの南アルプスの眺望の限度で、それより南の峰は手前の山体に隠されてしまうのが残念です。



中央アルプス ↓

茶臼山では雲に隠されていた中央アルプスの峰が、時間の経過とともに ナント!? はっきり見えてきています。ラッキーなことです。



恵那山と大川入山 ↓

恵那山には雲が掛り始めていますが、平らな頂部分が茶臼山で見た時よりも広く感じられるようになりました。
恵那山も大川入山も雪が少ないですね。



木曽御嶽 ↓

木曽御嶽は最後までこんな見え方でした。家の近くの高楼からははっきりと見えたのに、もっと近づき、高いところに来たのにこれは生憎なことでした。



風力発電施設 ↓

井山の山上は風が強くて、このプロペラが高速で回って壊れるのを防止するために、風を受ける角度を機械的に変えたりして調整できるそうです。このときも強い風(10から15m/sec)をまともに受けないよう羽の角度を変える動作が見られました。
11:39分現在、3基の発電施設で、風速13.2m/secの風を受けて、1750kwの発電機出力のお仕事をしていて、これは一般家庭が一軒当たり3kwの電力消費をするとすれば599軒分を賄える分量だそうです。
重低音の人体被害や野生生物が寄り付かないなどの環境上の問題さえ無ければ、クリーンで都合の良いエネルギー供給方法ですね。
コメント (4)
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