旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

腐った足治る

2024年06月08日 | 病気

ちょうど1年経ちました。ステロイド(飲み薬)で治りました。

当初は左画像が悪化して右画像へ。原因は「動脈硬化」と「やや高めな食後血糖値(230くらい)」です。血糖値自体(A1C)は元々正常でした。



親指の爪の一部以外は治りました♪


余談ですが高コレステロールは親父からの遺伝です。

確か36歳のドック時で221、40歳半ばでは330を越えていました。今は投薬で100です。
投薬無しの50半ばで、左前下行枝(冠動脈)の狭窄は50%。冠攣縮性狭心症でバイパス手術適用外です。

DES(薬剤溶出型ステント)が適用できますが、主治医は嫌がっています。何度聞いても明言しませんが1割前後は術後に悪化しているようです。ちなみに主治医の臨床実績は豊富です。
「あと何年かお茶を濁せないかな~良いステントもリリースされると思うのよね」と。おかげで毎年、負荷心電図させられています。

でかいサイズのスニーカーが余ったな。

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膵炎でございます

2024年02月17日 | 病気

私は酒を飲まないので、16.7%の「原因不明の突発性」に含まれます。但し軽度です。腹痛&背中痛+発症時の吐き気が主な症状です。血液検査で判明しますが病状が治まると出ません。

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ブログは履歴が調べやすくて助かります。

私の場合は旅館で夕食後の深夜に起こることが多いです。平常時と違って腹一杯食べますので。

最初は2022年3月の石和温泉で肉&揚げ物です。
次は同年8月の別所温泉でやはり肉&揚げ物でした。初回は回復まで1週間、2回目は1ヶ月を要しましたが時々の鈍痛は残りました。


3回目は2023年12月自宅で発症、激痛で救急車を呼ぶか迷いましたが我慢。前日には結構な不整脈が出ていました。翌日は白馬温泉へ遅れて出発、またも肉と揚げ物帰宅後5日間は痛みでほぼ寝ていました。復活(痛みが軽減)に2ヶ月掛かりました。

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「難病情報センター」によると以下となります。

1. 概要
急性膵炎は、致命的経過をとることがある重症例の一部を除き、一般的には可逆性であり、臨床的回復後約6か月経過すると、膵臓は機能的・形態的にほぼ旧に復するとされている。

2. 疫学
2男女比は、1.9:1 で男性に多く、患者の平均年齢は 60.9 歳であった。そのうち、重症例は 19.7%を占め、その致命率は 10.1%であった。

3. 原因
急性膵炎のもっとも多い成因はアルコール(33.5%)で、胆石(26.9%)がそれに続く。ただし、成因には男女差がみられ、男性ではアルコールが最大の成因であるが、女性では胆石が最も多い。また、原因不明の特発性が 16.7%を占めている。そのほかの成因として、術後(2.3%)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影後(1.9%)高脂血症 (1.8%) 、薬剤(0.8%や)膵胆管合流異常 (0.5%)があげられる。
急性膵炎の成因には年代別の特徴がみられる。つまり、アルコール摂取の少ない 10 歳代には特発性が多く、20-50 歳代にはアルコール性の頻度が高くなる。胆石性の頻度は加齢に伴い増加する。

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妻は胃&大腸カメラを嫌がるので、毎年CTドックだけ受診しています。胸部&腹部CT+腹部エコー+心電図+血液+尿+腫瘍マーカーです。ついに腫瘍マーカーで引っ掛かりました。

取り敢えず、今週は造影CTを終えたので来週は胃カメラです。逃げても結局は受けることになるのです。

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国立がん研究センター 院内がん登録生存率集計

2024年01月30日 | 病気

国立がん研究センター 院内がん登録生存率集計 が今月に公開されました。特に10年は初めてですかね。

特徴は分類が詳細なことです。目次には記載されていませんが甲状腺には未分化型もありました。胃癌には4型(スキルス)も欲しかったけどキリが無いし仕方ないか。



2014-2015年 5年生存率(PDF)
2014-2015年版の29頁から癌の種別生存率が記載されています。一例として肺がんの小細胞型です。進行が早いことで有名ですよね。生存率は膵臓癌より低いです。悪性度を把握するのに使えます。肺がん全体の平均値で見てはいけません(猶予が少ないのです)



2011年 10年生存率(PDF)
見方は上記に同じです。ちなみに膵臓癌Ⅳ期で0.6%でした。

Amebaなどでは「絶対治す!」コメにも「強い意志を持って・・・」云々をよく見かけます。癌サバイバーとして気持ちは理解できますが、実態を念頭に今後の計画を考えた方が良いと思いまする。

70%を下回れば”もしも”を。
50%を下回れば”そうなるかも”で。
30%を下回れば”そうなってもおかしくない”のです。

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北品川へ

2023年11月10日 | 病気

背中が痛いが、一生毎週ブロック注射するのも面倒です。しかも3日間位しか持たんし。まずは「頚椎の脊髄造影検査」をやりたいと考えました。

北品川の整形外科は頚椎系の手術件数が東日本最多とか。頚椎手術で人気の T医師を予約しました。北品川は20年振りですが商店街も小綺麗になりました。駅から病院までは徒歩7-8分です。

偶然、整形外科の前に「北品川クリニック」の検診バスが写っていますが、リーマン時代はココで人間ドックを受けていました。整形外科と200mしか離れていませんでした。35~43歳まで通ったのです。うーん、こんな整形外科あったかな~

通りの向かいの水路には屋形船が並んでいたのですが、船数も減りました。需要が減ったんでしょうね。高層ビルも増えたよな。一隻だけで他は漁船ばかりです。ただ、昔より海水が綺麗になりました。

ここから天王洲アイルまで歩いて10分程です。

ちなみに整形外科では予約したT医師より「脊髄造影は手術する先生がやる。K先生から呼びだすから」と他の医師にポンされました。その後看護師より「M先生になりましたが本日は診察日でないので来週」と更にポン(苦笑)

M医師は昨年に千葉の総合病院から移って来ましたが、その病院全体の頚椎ヘルニアの手術件数が僅か7-8件/年間でした。下手すりゃ2-3件/年しか手術していませんな。何のために予約したのか分からん(怒) 次回の診察前にキャンセル入れました。

術医の情報も要検索です

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<色々と検査してきたので消去法です> 色々と検索できるWeb時代に感謝です。

◇ 内臓系は調べ尽くした
◇ 硬膜外ブロック注射が効くので脊椎の病気かも?

  ↓

◇ 難病系で症状が該当する → 1. 頚椎後縦靭帯骨化症(指定難病69)、2. 強直性脊椎炎(指定難病271)、3. 多発性硬化症(指定難病13)、4. 変形性胸椎症  しかし項3以外は諸条件より除外できる。
◇ 脊椎系 → 脊髄造影は背中&腰。首は撮っていない。

  ↓

◇ 多発性硬化症はMRIで診断するが、私は使えないので進行してからの髄液検査となる。
◇ 頚椎系ミエログラフィー(脊髄造影)を実施する

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腸のPET-CT

2023年11月01日 | 病気

<まずは大腸から>

大垣市民病院の論文では限定性集積65件中20件が癌でした。3割は癌ということですね。

<次に小腸です>

独協医大の論文によると、小腸(空腸・回腸)の集積は84病変中、19病変のみが病的集積でした。9病変は悪性リンパ腫、5病変はGIST、僅か1病変が原発小腸癌・大腸癌からの転移・盲腸癌・ベーチェット病(全身炎症性疾患)・筋腫(良性腫瘍)でした。

位置的にはヘソの右下、回盲部辺りが多いです(私の画像も回盲部) ベーチェット病(全身炎症性疾患)・筋腫(良性腫瘍)を除くと2割が癌です。


言いたいことは、「意外と確度が低い」のです。PET-CTの得意分野は「甲状腺がん」「食道がん」「乳がん」「大腸がん」「肺がん」「子宮がん」です。3割でも得意分野なのです。

あとは転移(リンパ節や骨etc)ですが、コチラの有用度が高いかな。


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余談です


前回の病気ブログで記載したPET-CT、私も腸が光っていますな~。「強い集積」とのこと。

9/4  PET-CT 腸に強い集積有り
10/13 胃カメラ実施(胃のオペした病院での定期胃カメラ)→問題無し
10/23 大腸カメラ実施(旧職場近くの医大)→ポリープだけで問題無し
10/26 上記医大 教授診察→「癒着が酷いので小腸の可能性もある。再発かも知れん」「11/13迄精査して方針決めしよう」
11/1   毎年人間ドッグしている放射線医→ この画像は99%大腸です。T医大の”小腸指摘”は考えられませんね」と。


T医大は腹切りたいんかな~  まあ、どうやら大腸の集積のようですが、問題はなさそうです。

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T医大、腹痛と膨満感は機能性ディスペプシアだろう、背中痛は分からん。痛み止めで対応してくれ」と。少々頼りにならんので他院にも予約を入れました。

やはりセカオピってのは必須だわな。

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背中痛から約1年

2023年09月05日 | 病気

頻繁に痛み出して1年となります。それまでは脂物が多いとダンピングの様な症状が出ていました。8/20頃より常時痛み出し、今月に入って痛みで眠れなくなってきました。



昨日は半年ぶりのPET-CTでした。PET-CTって病院で異なるとは思いますが、当日だけでなく前日も日程変更NGみたいです。10/13には胃と胆嚢を切った病院で胃カメラを予約しています。


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今年は2月に腹部造影CT、3月にPET-CT、4月はミエログラフィー(脊髄造影)、5月にEUS、6月に胃カメラ、7月に腹部エコーをやりました。

去年からですとPET-CTx2回、腹部造影CTx2回、全身CTx1、腹部エコーx3、便潜血x2、便菌検査x1、胃カメラx2、大腸カメラx1、膀胱鏡x1、EUSx1、ミエログラフィーx1、鼻咽腔ファイバー( 鼻の内視鏡 )x1 です。

1年前は「小腸再発」各検査後は「膵臓」「スキルス胃癌」が疑われました。春頃には「進行が遅い(PET-CTにも写らない)ので癌じゃなくて、脊椎じゃないの?」となり、ミエログラフィーを。その後は膵臓を疑ってEUSまで致しました。

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その後は「スキルス胃がんだけは、胃カメラでもPET-CTでも今迄の検査でも拾えない。」となって、一応は胃カメラに腹部エコーも致しました(主に胃の硬さと腹水の検査)

今回は、「スキルス胃がんは進行しないと確認できないケースが多いが、PET-CTに転移は写る」と。主に骨(脊椎も)・リンパ節が写るそうです。転移先としては肝臓も多いのですが、こいつは造影CTにも写りますので。

そろそろ進展が欲しいすね。腹部膨満感も酷いですし。でもステロイドの再開で腹水は消えて腹痛も減ったです。

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今も背中を押さえてブログしておりまする(汗)

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水漏れに腐り~ほぼ欠陥住宅です

2023年07月10日 | 病気

<元々、浮腫むのです>

☆ 先天性の高コレステロール症で動脈硬化
☆ ICDの追加ワイヤーも入っており静脈が閉塞気味(ペースメーカーより2本とも太い)
☆ 毛細血管が詰まると足が浮腫む→次のSTEPは腹水らしいす

☆ もち心不全持ちす。大した事はない程度ですが三尖弁の逆流が大きく経過観察中です。

<5月下旬には水も溜まりました>

173cm72kg→76kg 記念撮影しちゃった。


☆ 朝一で屈むのに違和感。もち足も浮腫んでいました。筑波山はしんどかった~
☆ ある程度以上はピタッと一口も食えなくなります。
☆ パンツのゴムがキツくて特に両サイドが痛いです。
☆ ステロイドで大分改善しました。PET-CTで指摘の大腸の腫れも原因かと。

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<6月末には腐ってきたゾ>

☆ 左爪の先の方と第二関節が黒い瘡蓋みたいになってきまして・・・朝は痺れて冷たいのです。
☆ 
左が過去で右が現在です。中指の爪は腐っているような。痛いのです。


先週ハートクリニックに見せたら、医大の循環器科にメールされました(医療情報提供書)
「診察していらっしゃい。閉塞性動脈硬化症かも知れん。糖尿起因じゃないからステントを入れられるけど、bnさんの場合は分からん」

また東京に行かなきゃ(汗)

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(5)整形外科と脳神経外科

2023年05月11日 | 病気

前回より

◇ 腹痛→癒着の剥離(激痛)、鈍痛は小腸手術より継続
◇ 背中&肋骨痛→鈍痛は初期の慢性膵炎、脊椎&脊髄検査
◇ 頭痛(new)→頭部CT

脊椎&脊髄検査は普通はMRIでOKなのですが、ペースメーカー等の金属機器が入っていると使えません。「脊髄造影(ミエログラフィー)」となります。クモ膜下腔に. 造影剤を注入しCT しまする。通常は1泊2日です。

これで脊椎間and椎間孔の狭窄症、椎間板ヘルニア、脊椎腫瘍の有無も確認できます。異常無しでした。検査は脊椎固定した病院です。差額ベッド代は@28,800円でした。





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頭痛
が酷い。元からありましたが短時間でした。最近は痛みで起床、午前中一杯続くことも。左足が上がらないので躓き多発で爪が落ちそうです。GW中の5/1に脳神経内科を受診しました。


◇ 脳関連での救急搬送が多い病院を選択
◇ 外来対応表で准教授挌以上の当番日を予約

で、新しい建屋の「さいたま市立病院」へ。上記脊髄造影&PET-CT&腹部造影CTの結果を伝えて、脳のCTとなりました。
  ↓
「MRIが出来ないので確定は無理だが、右前部に黒い部分が多数あるものが脳梗塞とも考えられる」と。
  ↓
ラグナ梗塞って奴ですね。動脈硬化ですが冠攣縮性狭心症でバイパス術に踏み切れないのです(医師が) それ程に詰まっているのですよね。 

大きい病院の割に、初診でCT&再診察&会計までを3時間で終えました。かなりスムーズです。バスも北浦和から7分おきに出ています。

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私は最初の人間ドックで、高コレステロールを指摘されました。親父からの遺伝です。頭の血管も詰まるよな~ 高コレステロールの方は早めの投薬を推奨します。3大成人病のうち2つに大きな影響があるのでね-

 
次回は3D-CTAでの脳ドックです。高いのですが一度受けておこうかと。脳動脈瘤の自費検査です。身体に金属が無ければMRIで済むのにな~

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(4)セカンドオピニオン→整形外科(背骨&肋骨痛)

2023年04月07日 | 病気

前回ブログ(色々と検査しました)

半年経過でPET-CT、今回は保険適用でした。昨年11月では「腹腔鏡入れて良性なら切除」でしたが「播種してれば結局閉じるだけ」「切除する理由が十分でない」とのカンファレンスで中止に。
結局、悪化無く縮小していました。「腹痛は癒着の剥離では?」ってことに(CDはまだ届いていないので画像は無し)

背中&肋骨の痛みは転移かな。と腹膜播種を覚悟して病院探ししておりました「腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)」可能で緩和病棟のある「都立駒込病院」を第一候補と考えていました。

癒着が剥がれてたのかー!痛いわけです。

小腸+胆嚢+胃を切った後に趣味の林道散策(車)をしたら腹痛が酷くて無理でした。シートから身体が完全に浮く位の大きな段差では、涎が垂れて数秒頭が真っ白に(汗) 


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で、秋から続く「胃&背中痛」は悪化の一路を歩み、「肋骨&背骨」と明確に。胃&大腸カメラ、腹部造影CT、PET-CTを経て漸く「整形外科」「脳神経外科」の領域へ進めます。MRIが使えないのは大変です。

来週は検査入院でミエログラフィー(脊髄造影)です。

MRIが使えない方は、事前に胃&大腸カメラ&胸部CT&腹部エコーを「人間ドック等」で済ませておかないと、スムーズに先に進めません。

続く

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腹腔静脈シャント(デンバーシャント)

2023年03月21日 | 病気

先日に、緩和医療の一環として「腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)」が可能な病院(リンク)をUPしました。長くなるので今回に分割しましたが「腹水」についてです。

「腹水ろ過再静注法(KM-CART)」(リンク要町病院)は保険対象ですが、可能な医療施設が限られます。また、主治医も否定的であったり知らなかったりもあるようです(とボケているのかも) しかも腹水・胸水は数日(2-3日)で溜まってしまいます。

「デンバーシャント留置術」は「KM-CART」できる医療施設が近隣にない場合は有効です。関東の対象医療施設(リンク先全国PDF)は以下となります。

担当は放射線科となりますので、今の担当医院に紹介状を書いて貰って留置して戴く流れとなります。治療自体は今の病院での継続となりますが、この段階では緩和病棟の有無を視野に入れて転院を検討しても宜しいかと思います(前もって緩和先にシャント留置を打診)




デンバーシャントとは(リンク先 IVR学会論文)を参照願います。国立がんセンター中央病院の医師曰く「難治性腹水
に対する臨床効果は絶大である。エビデンスに乏しく十分に浸透していない治療の一つ」とあります。

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腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)

2023年03月17日 | 病気

BSで毎週水曜20時に市川雷蔵の「眠狂四郎シリーズ」を放映しています。次回は1966年の8作目で全12作となります。

市川雷蔵は1969年に37歳で他界しました。「眠狂四郎シリーズ」は1963年から始まりましたが、雷蔵は1961年には下血しています。大腸がん肝転移で他界しましたのでシリーズを通して闘病していたと推測されます。1964年には「下痢に悩まされている」と話していたそうです。

1969年の最終作では体力の衰えが激しく、立ち回りの場面は吹き替えの役者が演じたそうです。スープも喉を通らなくなるほどの衰弱ぶりだったとか。年内に亡くなっています。

大腸カメラは1970年代からですし、肝動脈塞栓術・ラジオ波焼灼術・エタノール注入法もなく、IMRT(放射線)どころかCTスキャンさえ出来ない時代です。分子標的薬も存在しません。

今では、大腸がんは進行が遅くステージⅣでも転移した肝臓手術が可能です。しかし当時は下血から7年間、放置に近かったと思われます。

亡くなる前年の1968年には撮影中に下血、手術した医師から「半年余りの間に再発する」と言われたそうです。既に腹膜播種し腹水も溜まっていたことでしょう。


既に色々と覚悟もしていたであろう7作目あたりからは、笑い顔に影があって渋いです。

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下腹部でも末期には痛みが厳しくなります。

「難治性がん疼痛に対する神経ブロックの地域連携体制(背景)」がん研有明病院(リンク)では、有効な「腹腔神経叢ブロック(内臓神経ブロック)」が全く行き届いていないことが分かります。

全国の「腹腔神経叢ブロック」可能な病院です(リンク)今後は増えていくと思いますが現状では少ないのです。

関東で可能な病院は以下です


緩和病棟を備え、内臓神経ブロックが可能な病院は僅かです。埼玉には存在しないので都内の駒込か有明くらいしかありません。

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2022年も病気では色々あったよなー

2023年01月01日 | 病気

2022年、病気の総括です。もう2023年ですが。

◇ 3月以来、腹痛&背中痛&食後の下痢が長引いています。これは「早期慢性膵炎」の診断でした。「は?酒飲まんのに?」と思いました。痛み止めを色々と飲んでいます。

  「原因は、飲酒約68%、喫煙も罹りやすくなると言われています。そのほかには、脂質異常症・副甲状腺機能亢進症なども知られています。原因のわからない特発性膵炎も約20%近く存在します」と。私、遺伝性の高コレステロールですものね。

◇ 上記について4月に循環器担当の医大の消化器科で造影CT、9月に地元医大でも造影CT、そのCDを都内の医大でも診て貰いました。地元医大は異なる診断でした(誤診で手術されそうに)。セカンドオピニオンは重要です。

◇ 膵臓癌も範疇に造影CTされましたが、「膵臓癌は造影CT&エコーでも見逃すことがあります」と。要するに「見逃すサイズ」から短期間で進行するということです。

◇ 腎臓癌は単純CTでは捉えることが困難で、造影CTがBESTらしいです。人間ドックは単純CTであり、PET-CTでも腎臓は捉えられません。高額なMRI人間ドックしかありません。

◇ コロナに罹患しました。38.8℃は僅か1日、7℃台が3日でした。ワクチンは4回接種ですがオミクロン非対応でした(最短で接種)。3週経ちますが鼻詰まりのみ治っていません。Webでは1ヶ月かかるらしいです。

◇ 一昨年の11月より投薬してきましたが、1/9に前立腺の手術を致します。大きさ&症状&残尿とも中程度。大きさは重度一歩手前です。まあ、全身麻酔ですが大した手術ではありません。

◇ PET-CTで引っ掛かっており、来月CTの予定です。

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まだ大丈夫・・・みたい

2022年12月15日 | 病気



万人受けするよう甘めに作成されとりますね。

妻の記憶力が気になるのです。10年位前の旅行とか覚えてないし・・・先日も鎌倉散策の番組を見て「切り通し、紅葉していたよね」「行ったっけ?」

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セカンドオピニオンしよう(3)異なる診断

2022年11月18日 | 病気

前回より

10月27日、諸検査を終えて総合診療科(消化器担当助教授)&消化器科(肝胆膵担当准教授)の診断となった。

◇ 肝胆膵准教授
  造影CT(埼玉K医大撮影)を見ても血管を圧迫していない。また、癌化するリスクは皆無で10cm超えて自覚症状が出たら手術対象と考えて良い。但し早期慢性膵炎の可能性があるので飲食に注意を。

◇ 消化器科助教授
  私の目で見ても手術が必要とは思えない。但し、PET-CTに写った腸は不安材料である。内視鏡でも培養(細菌ウィルス)でも陰性だったので当院では手術に該当はしないが、経過観察は必要。

※ 埼玉K医大(消化器教授)の診断は、真っ向から否定されました。
※ 実は先立つ10/15、胃を切った総合病院でサードオピニオン。予約初日に胃カメラも予約。10/末にはPETに写った腸を手術の方向となりました。しかし11/9に中止決定。3ヶ月の経過観察となりました。

  「腹腔鏡を入れて大腸&小腸を観察。小腸に肥大を認めた場合は切断し内視鏡で全体を確認、切除する」というもの。しかしカンファレンスで「バルーン内視鏡が入らず、癒着も酷い(胆嚢手術時の映像有) 規模の大きな手術となる可能性がある一方で、ただの炎症がPETに写った可能性もある」

3ヶ月後に造影CTとなりました。あと再度便潜血です(上記医大でも実施済ですが)

画像はたぶん大腸と云われ、これが外部から癌化する場合は腹膜播種し進行状態にあります。しかし腹水等の所見もなく前歴が無ければ切らない症例なのです。特に小腸は癒着で内視鏡が入らず確認手段が便潜血とCT以外は皆無となっています(確度が低い)

とにかく肝臓を切るというK医大のジャッジは否定されました。評判の高くない病院にはセカンドオピニオン必須です。

続きます

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PET-CT検査の返送が早いと・・・

2022年10月11日 | 病気

PET-CTを何回か受けましたが、検査後の返送は2週間前後と書いてあります。胃の時も4日位で返されましたが今回も土日除いて5日で返ってきました。早い知らせは不幸のお知らせなのです。腹痛かったのはコレも原因か。

昨年は「大腸への集積」で大腸カメラ推奨でしたが、4ヶ月前に大腸カメラをやったばかりでした。今年はOUT! ちなみに学会の資料(大垣の総合病院)ではPET-CT 3754例で大腸集積は僅か65例(1.73%)、このうち53例が大腸カメラを実施しました(12例は大きな病院へ行ったんだろうな)

癌20例、腺腫16例、良性病変5例、病変なし6例だったそうです。68%は手術です でも昨年の大腸カメラに写らないって不思議です。小腸再発だったりして(汗)



50歳を過ぎたらPET-CT&全身MRIのドックを受けても良いと思います(腎臓とか造影CTかMRIでしか見付からんことが多いですし。脳もMRIね)

そう言えば7年前に「小腸癌は5年生存率が20%です(※)」と宣言された時は3日間泣きましたが、昨年に食道が詰まって食えなくなった時は「胃を切って2年目だし、これ再発かな」と思いましたが落ち着いていました。身辺整理で車を1台&エアガン多数を処分しましたが。今回も全く平気です。

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※ 私が手術した2015年の話です。ブログを探したら翌年に罹った方も「5年20%」と言われています。今ではカプセル内視鏡が普及して初期なら5年生存率は40~50%となっております。私も45%位だった訳です。

ちなみに腸を手術すると、カプセル内視鏡は使えません。

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