旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

【後編】福島県 アンナガーデン・蛇の鼻御殿/土湯温泉 ニュー扇屋

2024年07月15日 | 東北(内訳)

前編より

「土湯温泉」
は初めてですが、川沿いを散歩できます。2枚目の橋附近が中心地です。


左は外湯、奥は宿、手前は足湯、右手前(こげ茶)は観光協会、その奥はプリン屋と今日の宿( ニュー扇屋)です。源泉内湯付ゆったり和室<12畳or14畳>@21,790-じゃらんSW1,000-じゃらんクーポン1,500=@19,290円 内湯は少し広めのユニットバスです。


実質12畳です。当日は僅か4組にて、自由に使える貸切風呂は源泉61℃のままで加水が手間でした。大露天は40℃以下ですし。部屋のユニットバスは風情が無いですし。なので大浴場(内湯)に通いました。10時OUTです。


夕飯は部屋食で朝食は食事処です。朝食は良かったのですが、夕食は美味いものが皆無でちょっと厳しいかな~ 1.5万の堂ヶ島の方が好きです。でも風格ある女将の挨拶がありました。


土湯温泉からの帰路は、福島西ICへの途中にある「アンナガーデン」で買い物しました。数店は閉店しておりましたが。




ビール工場「みちのく福島路ビール」。店舗は狭かったです。妻は宿で「ピルスナー」「ピーチエール」を飲みました。土産は「ヴァイツェン」「林檎のラガー」です。飲んだ結果「ピルスナー」が好みだったようです。

ちなみに地元のスーパーには「林檎のラガー」「ピーチエール」が在庫していました。

アイス屋さん「モンジュー」  紅茶はほとんど氷でしたが、アイスは普通だったそうです。



本宮ICで降りて「花と歴史の郷 蛇の鼻」へ。明治32年に豪農 伊藤彌(いとうわたる)氏が造った庭園で有形文化財となっています。もみじとスイレンが有名なようです。


終わりかけでしたが「スイレン」が残っていました。6月がBESTかな。


名称は「蛇の鼻御殿」より「旧伊藤邸」の方が渋いのに。私の28mmでは入りませんので1枚目はHPより。とにかく彫刻の多い屋敷です。
 

HPから画像を拝借。実物は結構暗いのです。伊藤博文、三条実美、木戸孝允の書、狩野派の絵。私も屋敷は色々と見ていますが床柱もかなりのモノです。部屋は他にもあります、蔵座敷とか。


こちらの池にもスイレンが見えます。ここも凄い金持ちの屋敷でした。入場券は年間パスポートになっています。
 

全走行は730kmでした。

コメント (2)

【前編】水戸(好文亭・弘道館)~福島(土津神社・堀切邸)/大田原温泉 龍城苑

2024年07月15日 | 東北(内訳)

7/3-5(水-金)予約は大田原のみで水戸に向けて出発。「偕楽園」は妻とは約30年振り、2度目です。駐車場は巨大で専用の歩道橋もありまする。


近道な南口が閉鎖で、園外に出てから回り込むことに。この坂を登ります。2枚目が入口ですが鬱蒼としておりますな。


FUJIの防水カメラXP140は、OLDライカ級に逆光に弱いのです。


「好文亭」は徳川斉昭が幕末に建てましたが、空襲で焼失して昭和33年の再建となります。


薄い杉材や柱や襖絵も微妙に安っぽく感じました。





見ての通りでお庭が広いです。良い風も入っていました。


食事用エレベーターです。天井には滑車もありました。入口閉鎖etcで、ここまでで5,000歩も歩きました。膝が痛いっす。


こちらが本命の「弘道館(重文)」で初めての訪問となります。好文亭と同じく斉昭が1857年に建てました。





廊下が畳張りは珍しいです。


左側が通路ですので右の畳3列は集合しての講話場所なのかな。詳細な説明パネルも見つけられませんでした。

事前の検索で想定はしていましたが、解説不足で少々寂しいかも。

「道の駅 もてぎ」のブルーベリーアイス(350円)は美味しかったそうです。俺も食べたかった~
宿はいつもの「大田原温泉 龍城苑」【新館・露天風呂付き☆和洋室】@26,000-じゃらんクーポン1,500=@24,500円 お安い閑散期ですので5月に予約していました。11時OUTです。


222号室。いつもは檜風呂ですが今回は陶器にしました。大浴場etcの詳細は以前のブログにて(リンク)


夏に泊まるのは初めてです。イナダだけは食えた刺身も今回は全滅です。その代わり天ぷらが熱々でしたし、冷たいハズの焼魚も暖かい♪


うどんの代わりの蕎麦はブニブニで、スーパーで100円の流水麺に負けていました。しかし食事だけでも価格相応ですし、余裕のある24h大浴場と掛け流しの部屋風呂は快適でコスパは良好なので、毎年来とります。

先日の湯河原より良いですね。

梅雨の季節は事前の連泊予約は致しませんが、明日も晴れるようなので急遽検索して土湯温泉に予約を入れました。まずは猪苗代湖畔の「土津神社(はにつじんじゃ)」へ。妻の要望です。


昔の石段が見えます。


手水が涼しげでGOOD! 土津神社は初代会津公、保科正之を祀っています。家光の異母兄弟で”切れ者”として有名です。


参拝者も10名以上ありました。


福島市の「旧堀切邸」へ。妻は初めてですので、飯坂温泉駅前から川沿いを走って旧温泉街を見物しました(寂れています。≒鬼怒川・老神です) 旧飯坂支所駐車場(無料)から10分弱です。

商店も廃業が多いです。

有形文化財な建屋がボチボチと。


湯がクソ熱いので今回は入りませんでした。那須の「鹿の湯」、草津の「大滝の湯」でも一番熱い升は46℃なのです。湯舟は思ったより小さかったよな。周辺の宿は塩素入りが多いので現在の湯量は少な目かも。


「鯖湖湯」の向かいの茶店は利用すれば100円/時間で停められます。「旧堀切邸」は火災で1880年(明治13年)再建の有形文化財です。


東屋は以前の井戸です。源泉掛け流しの足湯もあります。


堀切氏は苗字帯刀な豪農&豪商&大庄屋です。白川藩主 松平氏も滞在したとか(湯治でしょうね)


15代当主兄弟は、明治~戦後にかけて活躍しました。イタリア大使→衆議院議長、弟は東大首席で東京市長→内務大臣とか。





ちなみに蔵は焼け残ったそうで、金庫は真ん中が定位置となります。ここなら燃え難いものね。


「十間蔵」は1775年築。「百姓溜り」とは奉公人の控小屋です。小さいながらも囲炉裏があります。四角いのは「屋根材の見本」で椅子ではありません。


「十間蔵」の内部に下がっているのは風鈴です。


後編へ続きます

コメント (2)

勝常寺(福島県)・福島市民民家園・秋保神社(宮城県)・磊々峡(宮城県)/高湯温泉 玉子湯

2023年10月30日 | 東北(内訳)

前より

「勝常寺(しょうじょうじ)」は福島県湯川村となります。喜多方と会津の中間辺りです。ちなみに狸ばやしの證誠寺は千葉です。810年開祖、仏像群は9世紀。


山門は文化財では無いようですがヤレ具合から見て明治かな。


「(重文)薬師堂」は室町初期で内部には「(国宝)薬師如来像 平安初期」が安置されており拝観可能です。拝観には事前に電話予約必須です。電話対応された年配の男性も(御住職?)、案内の御内儀も親切でした。


東日本には平泉を除けばこれだけの国宝・重文像が並ぶ寺は、たぶんありません。画像は湯川村のパンフから。


「薬師如来像(国宝)」以外は収蔵庫に展示されています。国宝重文12体が並び壮観です。菩薩群の腰付きや下腹には奈良時代の特徴が出ていて優雅でした。じっくり拝観出来て良かったです。

ここの仏像群は、書籍にも頻繁に掲載されています。

体調が良かったので、月岡温泉で高湯温泉の宿を予約しました。時間が余ったので宿の近くの「福島市民家園」へ。カメムシが飛び回り、床にもいっぱいでしたので屋外から撮影だけしました。なんと入場料が無料です。十軒程ありましたが半分をUPします。

「旧馬場家」は1807年頃の会津の上層農民宅で、左に突き出た部分は馬屋です。


「旧渡辺家」も同時代の上層農民宅です。別棟の風呂and便所が付いていました。


風呂釜は、最近作った物ですね。


便所には飛騨みたいに捕まる縄がありません。天井に痕跡もなかったです。2枚目は「旧阿部家」で1700年代後半の普通農民宅です。寝るところ以外は土間にムシロです。寒いだろこんなの。江戸時代の平均寿命は35-40歳でしたっけ。


「旧筧家宿店」旧会津街道と米沢街道の分岐点に建っていた宿で、江戸後期築で大正まで商売していました。上記「勝常寺」のある湯川村付近です。2階は宿で1階は売店ですが茶屋も兼ねていたのかも。この構造の家屋は初めて見ました。


「旧小野家」明治初期の養蚕農家です。関東もほとんどが2階建てです。北海道には平屋もありましたね。

芝居小屋の「(重文)旧広瀬座」は修復中でした。ここが一番の見所なので残念ですが、「(重文)康楽館(秋田)」「(重文)内子座(愛媛)」でも見れました。関東近隣では「生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)(長野県上田市)」の資料館が旧歌舞伎座で階下のセリも見られます。

宿は「高湯温泉 玉子湯」@23,930円 和ツイン30〜33平米 写真の3棟は温泉の建屋ですが21時でCLOSEです。2枚目の有名な露天は、男性は時間制で翌朝となります。当日はこの写真の奥側の升1ヶ所しかなく8名程でMAXです。全49室でほぼ満室でしたが早く着いたので何とか入れました。

妻曰く、翌朝に風呂で会った方は夕食前に行ったら満杯で大変だったそうです(2升あるのに) 小さな内湯もいくつかありますが、足りませんね。早々なチェックインが必須です。

お部屋は綺麗ですし網戸にしなければカメムシも入って来ません。食事処も十分な間隔がありました。4階に大浴場があって24時間入れます(露天は無し)


食事は価格的には今一歩かと思いますが、我々には十分でした。不味い刺身は要らないから朝食の蒸し物を夕食に出して欲しい。あと”こづゆ”が食べたいっス。




お湯の質は良かったのですが、他は駄目。サービスは皆無で荷運びも説明も一切皆無で「パンフを見てください」と。ボイラーの故障でお湯が止まって「頭洗えん」と妻が怒っていました。部屋に風呂があれば湯沸かしの湯で洗えたんすけどね。

仙台の秋保温泉の「秋保神社(あきうじんじゃ)」へ。写真の鹿みくじを授受致しました。


「磊々峡(らいらいきょう)」は秋保温泉にあり、遊歩道は長さ650mです。


写真にも岩の苔が写っていますが、陽が当たらず暗い渓谷です


水は澄んでいるんすけどね。温泉街を車で徘徊して撤収です。


帰路、秋保の「万華鏡美術館」に寄りました。ほとんど撮影禁止でしたが様々な万華鏡を覗けます。結構楽しかったです。


全行程 1,227km この体調ですし勝常寺を拝観しておきたかったのです。

コメント (5)

北海道温泉旅行(その1)東北編/大崎八幡宮(仙台)・高村光太郎記念館(花巻)・太宰治記念館「斜陽館」(青森)・青森県立美術館/鉛温泉 「心の刻十三月」、浅虫温泉 「南部屋海扇閣」

2022年06月20日 | 東北(内訳)

6/10-6/16(金-木)夫婦旅行です。

(1)「北海道は梅雨が無い」「インバウンド客が入って来る」で晩秋の予定を前倒しました。

(2)往路は青森まで自走し、帰路は苫小牧からフェリーです。帰路のフェリーの個室予約(スイート)が混んでおり、帰路から日程決めしました。
(3)妻との北海道旅行は9回目となります。主だった観光地は松前以外は行ったかな~ 今回の主目的地は「湯の川温泉」「定山渓温泉」です。

------------------------------------
まずは仙台の「大崎八幡宮」へ。花巻まで遠いし国宝ですしICから近いので寄ってみようかと。伊達政宗が建てました。拝殿(国宝)は修復中です。見えないけど本殿もかな。


彫刻は綺麗に修復されていました。「松川ダルマ」は青色で目が入っています。伊達藩の藩士、松川氏が作ったとされ理由は色々です。説明書きによると"独眼の政宗に配慮して"とも。


花巻南IC近くの「高村光太郎記念館」へ。お客は5-6名でした。まずは「高村山荘」へ。音楽が鳴り響いていますがクマが出るとか(案内に記載)


館の中にガラスケースに囲われた山荘があります。ケースの中には入れません。囲炉裏と棚が見えます。


別建屋の小屋との間に井戸もあります。雪が積もっても使いやすそうです。昭和20~27年迄住みました。


記念館は書も多く撮影禁止でした。碌山美術館にもあった裸婦像(十和田湖の)の試作品がありました。型があれば量産可能ですものね。

興味深く拝見出来ました。お薦めします。

宿は花巻温泉郷 鉛温泉「藤三旅館・別邸 心の刻 十三月」リバービュー和モダンツイン(和洋室) 107号 @32,965円 オシャレな洋室ですがクローゼットや金庫が玄関でちょっと面倒です。洗面は広くシャワー室もありました。


ウォシュレットは壊れて使えませんでした。外から丸見えなのでブラインドは開けられません。部屋風呂は減った分を自動で補充するタイプです。


窓の右側は道路に直結なので、特に女性はサッシをロックしないと危険かも。源泉掛け流しの温泉はほぼ単純泉ですがナトリウム&硫酸が混じるので僅かにツルツルします。


2枚目は「藤三旅館(廊下接続)」の「白猿の湯」は深さ1.25mで深くて楽しいです。「桂の湯」はお一人様サイズで常に他の方が使っており、入れませんでした。部屋もですが先日の「瀬美温泉」に比較すると”川沿い"なことが生かせていません。


食事処は背面は網戸状で近く、横は3m以上離れています。先付けは✕で刺身はスーパー品質です。お肉は美味しかったですね。


若者には量が足りないかも。朝食は価格相応です。

深さ1.25mの「白猿の湯」以外は同価格の「美人の湯 瀬美温泉」に軍配が上がります(下道で40分) 花巻温泉郷では3つの宿に泊まりましたが全滅でした。

----------------------------------
<余談ですが>

予約時にアレルギーとして「一名は豆乳&生湯葉のみNGです。大豆・豆腐・納豆はOKです」と伝えましたが夕食で「豆乳豆腐」が出て来ました。指摘したら厨房より”大丈夫”と云われた、とのこと。お前らは医者かよ(怒)

成人の口腔アレルギーは1~2時間で消化されて自然と治ります。しかし私の場合は、
2~3時間後から呼吸困難となっています。医大のアレルギー科教授曰く、「胃&腸&胆嚢を切った影響で、消化できない内に症状が重篤化する」とのこと。

山奥で呼吸困難になっても点滴も注射も出来ません。殺されないよう、既往症持ちは自分で守りましょう。



----------------------------------
翌日は青森へ。太宰治記念館「斜陽館」(重文)は、前回の東北旅行でリストUPしていましたが、時間の都合で今回に組み入れていました。場所は五所川原市となります。

明治40年築の大豪邸で700坪弱あります。地元の名士で議員にもなったとか。


右の引き戸っぽいのは電話BOXです。例のクルクル回して交換台に繋ぐ奴です。


仏壇と柿右衛門?の大皿が立派です~。2枚目は金融業のカウンターで左側には金庫が見えます。


護衛の待機部屋もあったと思います。”護衛”は債権の回収も兼任ですかね。正面の建屋には入れませんでしたが、十分に広いです。


和室は勿論、洋室もありました。衆議院議員にもなった兄は太宰治に送金して生活を支えていました。何しろ治は強オピオイドのオキシコドンを、50回/日もヤルので金も掛かったでしょう。薬中で身体も不味かったハズです。ちなみに当時は合法です。ヒロポン(覚せい剤)なんて戦後まで合法でしたし。

「斜陽館」というか、"旧津島邸"は旧館としてもお薦めできます。蕪島神社と同じで駐車場・トイレ・土産店も完備です。

「青森県立美術館」へ。


奈良美智氏は青森出身だそうで。


有名な"あおもり犬"です。高さ8.5mだそうです。


2枚目は「Miss Forest」  なんとなく全て死んでいるように見える私にはセンスが無いのでしょう。
 

宿は浅虫温泉「南部屋・海扇閣」むつ湾を見渡せる和室【10畳+4.5畳堀こたつ】@20,790円 荷物は自分で運びます。


バイキングですが先付け・刺身・焼魚は配膳です。刺身はエビとホタテのみ美味しかったです。補充が遅めで列となっていましたが、後半戦は空いていました。

風呂は、内湯が弱塩素臭・露天が強塩素臭でしたが女風呂は逆だったそうです。内湯は心地よく入れましたが24時で終了です。ナトリウムカルシウム硫酸泉ですが、硫酸臭が僅かに感じられました。朝食バイキングは6:45からなのでフェリー利用の際には便利な宿です。

(その2)函館編へ続きます

コメント

東北温泉旅行(その5)日新館・新宮熊野神社・立木千手観音・伊佐須美神社

2022年05月29日 | 東北(内訳)

(その4)より

終章となります。「えさし藤原の郷」と同様、新たに造った「会津藩校 日新館」です。しかし平安時代と違って図面が残っていますので復元が可能です。


実際には会津若松城に隣接していたとか。


やたらと白虎隊と結び付けていましたが、この学校自体が江戸後期に創設されたものでした。僅か60年で戊辰戦争で焼けました。


今回の東北行では方々でツツジを見かけました。多いのかな。
 

「新宮熊野神社」は以前より拝観したかったのです。場所が喜多方なので機会がありませんでした。


「長床(ながとこ)(重文)」は拝殿で平安末期築(1089年頃)でしたが慶長地震(1611年)で崩れて旧材を用いて一回り小さく再建したものです。


平安っぽい!拝殿として使われていた頃は色々と飾られていたのでしょうね。防火設備が無い気がするのだが大丈夫なのかな。


本殿は江戸後期の再建です。


打ち捨てられた手水には「慶応」の年号が。なんと若い親子連れの少年が1300年代の鐘を撞いちゃいました、ゴーーン♪ 福島では最も古い銅鍾とか。


宝物殿には「銅鉢(1341年)(重文)」がありましたが、他も鎌倉~南北朝時代なのに重文ではありません。たぶん江戸期の修復が原因です。勿体無いです。


会津に南下して「立木千手観音(鎌倉 重文)」へ。正式には「恵隆寺(えりゅうじ)」で本殿も鎌倉の重文となります。参拝者も多かったです。


画像はHPからですが、台座含めて8.5mと大きく二十八部衆も左右に揃って壮観・・・だと思います。長谷寺と同じで幕が張ってあるので真下からしか拝観できないのです。しかも一方通行ですので押し出されます。

東日本はどこへ行ってもじっくり拝観するには今一歩な環境が多いのです。かえって博物館の方が良いくらいです。

「伊佐須美神社」は会津で一番の参拝客数とか。


楼門は平成20年築。


イザナギ神? 2枚目は、「玉に名前を入れて」から、「息を吹きかけて厄を移し」て「岩で割ります」

本殿も拝殿も平成20年に焼失して再建中です。現在は仮の拝殿だけでした。帰りに馬刺しを買って夕飯としました。


全走行 約1,770km 東北温泉行も今後は福島以南となります。北海道へ渡る際に一度だけ通りますが。

コメント

東北温泉旅行(その4)えさし藤原の郷/岳温泉 扇や(福島)

2022年05月29日 | 東北(内訳)

(その3)から

5日目は北上市の「えさし藤原の郷」へ。29年前の大河ドラマ『炎立つ(ほむらたつ)』用のセットです。開祖 藤原経清(つねきよ)-欧州覇者 藤原秀衡-終落 藤原泰衡の3代を渡辺謙(経清&泰衡)&村上弘明(秀衡)が演じました。

頼朝は長塚京三、義経は野村宏伸でした。そう言えば滝沢&石原版の義経は"軽かった"とのMY所感でございます。


厳島神社カラーです。人が居なくなった隙に速攻で1枚。


経清館は丘の上で他の観光客が居ませんでした。ツアーの立寄り時間は短いのでしょう。このセットは砦っぽいので様々な撮影で使われています。30年近く経っているので良い感じにヤレています。


経清です。貴族の服ではありませんね。


清衡館も丘の上です。他の観光客は1組のみ。平泉を栄えさせて中尊寺を造りました。着物は色褪せて紐が当たる頬は塗料が剥げています。


丘を下って藤を見に行きました。良い香りが致します。


2枚目は金色堂への階段です。


まあ、本物に較べれば安っぽくなりますよね。30分で本物が見られるので不要かと思います。


おー御所と政庁が素敵です♪ 近寄るとアラが見えちゃいますが。


御所です。左から泰衡、秀衡、義経です。観光客ゾーンなので調度品も揃っています。


昔のすごろくです。今度自作して遊んでみようかな。最近はガンプラを作っていますが、ちょっと飽きてきました。

「えさし藤原の郷」はセットであり歴史的建造物ではありませんので敬遠していました。しかし観光ランキングに入っているので無視出来ませんでした。


宿は福島の二本松まで南下して、岳温泉「あだたらの宿 扇や」@18,700円を前日に予約しました。3回目の宿泊となります。


一番安い10畳間です。窓際の小テーブルSETもありません。


今回はナトリウム・鉄・硫化水素・重曹と巡ってきましたので、締めは酸性泉です。かけ流しですので一晩中入れます。


食事は美味しいです。山の中ですが刺身もスーパーレベルを下回ってはいません(同等かな)


天ぷらも揚げ立てです。食事処は今迄はレストランでしたが今回は何故か個室でした。空いていたのかな?


会津喜多方の寺社見物へ続きます

コメント

東北温泉旅行(その3)小岩井農場・みちのく民俗村/美人の湯 瀬美温泉(岩手)

2022年05月27日 | 東北(内訳)

(その2)より

「小岩井農場」へ。調べたら妻と1986年に訪れていました。男鹿半島-奥入瀬-恐山-小岩井-山寺コースでした。36年振りです。人も観光バスも多かったー。ゲートを抜けると大草原です。種差海岸には負けますが。


これらの厩舎は明治末期以降の重要文化財です。2枚目は資料館です。岩崎彌之助(三菱の彌太郎の弟)が出資、場主は井上勝でした。官軍の土佐-長州ラインですね。那須辺りにも官軍上がりの別荘やら牧場が多いです。


乳牛です。


このサイロも重文です。アイスクリームは腹が冷えるので、妻のをちょっと舐めてみました。濃厚で美味い!


海側も盛岡も遠野も観光済です。北上市へ向かいます「みちのく民俗村」には「北上市立博物館」が併設されています。まずは博物館へ。


刀剣の特別展中でした。この周辺も縄文遺跡が多く土器が展示されていました。


三内丸山遺跡よりデザインが凝っています。


「みちのく民俗村」は広いです。左下が上の「北上市立博物館」です。1~10と資料館を見ました。妻は仏像&城には興味がありますが、地味な古民家にはありません。途中で飽きていました。


あとで自分が見ますし2棟だけ紹介します。全て江戸時代の旧家です。「旧菅野家住宅(重文)」綺麗に修復されています。車輪の付いた大きな箱は箪笥です。うーん、着物を入れて虫よけに囲炉裏の近くに置いたのかな~でも煙たくなっちゃうよな。洗った食器用かな。 


土間にも囲炉裏があります。天井が高い。飛騨辺りの古民家は2階構造が多かったのですが、東北は平屋+別棟蔵が多いです。雪が少ない影響かも。ストロボを使う程暗い室内です。説明員がいると色々と質問できるのですが。でも知らない場合がほとんどですね(汗)


資料館は「旧黒沢尻女学校(重文)」です。明治44年製の蒸気で放水する消防車です。石炭や薪が燃えるのより家が先に燃えそう。


階段はミシミシ♪昭和2年築の大正建築です。2枚目は田んぼ用のカンジキで「田下駄」と呼びます。


おお、初めて見ました。壁に埋め込んいた物です。


「旧菅原家住宅」この家の特徴は、時計から見て分かるように明治以降にも使われていました。襖ではなく板戸で細かく仕切っています。防寒対策でしょうね、汚れにも強いですし。


壁には明かり取り兼排煙窓が付いています。天井は相変わらず筒抜けですが、煙突も無いので仕方ありません。


「平安時代の竪穴式住宅」とありました。柱や窯の跡から再現したそうです。板の上に敷物したとかで、TVで見る京の都とは大違いです。


宿は「美人の湯 瀬美温泉」新館特別室 半露天客室『杏』@31,850円 狭い洋室と和室ですが川の流れが心地良いです。ここもカメムシが出ませんでした。


泉質は炭酸水素成分が多く、重曹泉でツルツル♪ 源泉掛け流しです。2枚目は右が貸切風呂、左が中浴場(男女)、奥が大浴場です。他にも混浴露天(休業中)+男女内風呂と貸切風呂があります。


中浴場に大浴場です。


露天の横はけっこうな激流でした。


刺身は不味いですが量的にも少ないですし、他は美味しかったです。山菜は新鮮ですし♪ 左下は「蕎麦味噌焼」なる保存食で、蕎麦・松の実・クルミです。


食事処は個室です。良い宿でした。ちなみにもっと広い半露天付きの部屋もありました。


えさし藤原の郷(岩手)」&岳温泉(福島)へ続きます

コメント

東北温泉旅行(その2)三内丸山遺跡・蕪島神社・種差海岸/五戸 まきば温泉(青森)

2022年05月25日 | 東北(内訳)

(その1)より

世界遺産「三内丸山遺跡」へ。妻の希望です。私は2019年7月の北海道林道ツアーついでに訪れています。エントランスはガラス張りで明るいです。まずはVTRで学びます。BC4200~5900年頃の大規模集落なのです。





有名な「縄文ポシェット」と呼ばれるBC3800年頃の編籠で、寸法は16x10cmです。小さなヒノキの皮製で中には半分に割ったクルミが入っていました。水分に遮られて風化が進まず、5800年後に発掘されました。クルミが小さいんですよね。風化で縮んだのかor当時は小さかったのか・・・


鏃や骨針etcも重要文化財なので、点数が2000点近くもあります。北海道から黒曜石が運ばれてきたそうです。本当すか?丸太船で?


例の柱の残りというか化石です。コハクやヒスイは北海道からも渡ったのだろう、と。先日の宝石展でも北海道のロードクロサイトとかありましたものね。


屋外の展示を巡ります。まずは地層の土器から。


竪穴住居の中は土器が1個転がっているか、空です。1ヶ所入れば宜しいかと。蔵は内部を覗けます。


柱の穴です。中には木片のレプリカが置かれていました。搭も推測で組まれたものです。風や雪の影響を受けますから、監視塔的な物だったんじゃないかなー 天に近いから儀式にも使ったかも?


大型住居は32mもあります。縄文時代は今より2-3℃気温が高かったそうです。日本列島は縄文初期には樺太(おっとサハリンでした)と陸続きでしたから青森へは北側から入ったのです。で、こんな寒い所にも居付いたのですね。

妻は竪穴住居内がリアルに再現されていると思ったようでした。「穴しかない」って言ったのに(苦笑) しかし子供の勉強には最適です。

八戸の「蕪島神社」へ。ウミネコで有名です。専用の駐車場・トイレ・土産物店が揃っており、お店には客が20名程入っていました。人気があるのです。ミャーミャーと鳴きまくっています。


階段でも卵を温めていました。





2015年に焼失して再建されました。妻の目的のウミネコみくじです。


3周すると御利益があるそうですが、ウミネコが繁殖中で威嚇するので歩けません。

予想以上に楽しかったです。

「高岩展望台」から。十和田湖界隈は何度か訪れていますので八戸の海沿いを南下してみました。


「種差海岸」です。TVによく登場します。2枚目の中央に東屋が見えますが、とても広いです。


海沿いは岩場です。波が高かったのですが右奥の僅かな砂浜で泳げるようです。


宿は「五戸 まきば温泉」特別室211号@25,800円 温泉付は3部屋あるようです。八戸市内のホテルは手狭なので選んでみましたが、スーパー銭湯なので外湯客が訪れます。2Fは宿泊客専用でセキュリティは良いのですが、宿泊客が少ないです。


部屋は広いし設備も良くて良かったですが、風呂が1Fで"ぬる湯"なので源泉を注ぐのですが、30分以内で止めないと自動停止してフロントへTELが必要です。入る前に階段を2回上り下りして20分置きに給湯しました。

泉質は海に近いのでナトリウム泉ですが濃度が薄く単純泉に近いかも。大浴場は塩素臭でアメニティが皆無でした。

食事は1万円代の宿にも劣ります。朝夕の焼魚は冷凍期間が長くて終わっていました。刺身は海の近くですがスーパー以下です。天ぷらは冷たく、鍋の火を自分で点ける旨申し出たら困惑顔でした。宿泊客が少ないと質も落ちます。


肉は「後で持ってきて」と伝えましたが、持ってきたときは冷たかったです。調理場に置いておいただけですね。

盛岡まで走ってホテルに泊まってホットペッパーで夕食店を予約すべきでした。今回の旅の宿は4勝1敗(この宿)ですので悪くありませんが。

岩手編に続きます

コメント

東北温泉旅行(その1)笹川流れ・白瀬南極探検隊記念館/あつみ温泉 たちばなや(山形)、白神矢立 日景温泉(秋田)

2022年05月24日 | 東北(内訳)

5/16-21(月-土)5泊6日の夫婦旅行です。妻の希望する観光地、湯質の異なる温泉、私の好きな旧家屋を巡りました。宿泊地は山形・秋田・青森・岩手・福島となります。

ポツポツ降っていますが越後川口SAへ。「わっぱ飯」を食べました。新潟への出張ではいつも駅前の「田舎家」でした。香りが違いますね。しかし私は鳥や鮭の親子丼は好物ですので美味しく戴きました。


途中、新潟の「笹川流れ」を通ります。


晴れて快適な海岸線ドライブとなりました♪


あつみ温泉は山形の海沿いです。湯野浜温泉と迷いましたが共に泉質はナトリウム泉です。宿は老舗の「たちばなや」半露天風呂付和洋室「しののめ」@33,000円 12時チェックアウトです。1枚目は離れ(高価)、2枚目は我々が宿泊した半露天付部屋です。価格的には全体の中間クラスです。


必要十分な広さです。新築で畳も新しかったです。半露天は掛け流しでした。


冷蔵庫内サービスは多いですが、ハーゲンダッツは珍しいです。


食事は個室でした。海が近いのに刺身はスーパー並みの鮮度でした。「うるい」「のどぐろ」は美味しかったです。特にのどぐろはサイズ的にも上々です(このサイズ&質で別注すると通常@4,000円位)


「孟宗汁」も美味かったです。大浴場が塩素臭で残念でしたが、総じて価格相応でした。刺身&泉質を重視すると厳しいかもですが。


翌日は「白瀬南極探検隊記念館」へ。酒田と秋田の中間にあります。明治44年(1911年)にノルウェーのアムンゼン隊、イギリスのスコット隊と同時期に南極点を目指します。しかしスキーさえも無い時代遅れの装備でした。


船室の再現です。白瀬氏は明治26年の千島探検に参加し死者19名、占守島の越冬では死者6名の経験がありました。引き返すタイミングを正確に計れたのでしょう。スコット隊は全滅しました。


昭和43年に初めて南極点に到達した際の雪上車です。室内はハンモック含めて4名が寝れますね。

「オーロラドーム」は休業中でした。

宿は明治26年開湯、有名な「白神矢立 湯源郷の宿 日景温泉」で特別室「水芭蕉101号」@45,650円 11時チェックアウト 2枚目は大浴場です。


構造は古いのですが密閉性に優れており、カメムシが一匹も居ませんでした。


3部屋もあって廊下が2本もあります。しかしTVはありません。


部屋付半露天は茶色で錆臭い鉄泉です。


撮影禁止なので風呂画像は宿や予約サイトから拝借しました。湯が青っぽい写真ですが実際には白濁硫化水素+塩化+炭酸水素泉です。ヌルヌルでナトリウムなので暖まります♪ 1枚目が大浴場で広い露天もありました。2枚目は貸切露天の一つですね。

貸切露天や貸切内風呂がたくさんあります。私は部屋風呂以外で5ヶ所に入りました。

食事処は個室です。海老は超生臭くて妻は食えませんでした。刺身はスーパー以下ですね。左下も刺身なのです。山深い場所なので鮎とか出して欲しいです。


「根曲がり竹」や「きりたんぽ」は良いですね。朝食の量が多すぎです。粥と御飯だけで3杯分ですし。

温泉が最高でした。しかも設備的にも妻の基準内であり@4.5万ですが価格相応かと思います。

青森編に続きます

コメント (2)

(2)宮沢賢治館&瑞巌寺etc/花巻温泉郷 台温泉 やまゆりの宿、ホテル松島大観荘、大田原温泉 ホテル龍城苑

2021年11月21日 | 東北(内訳)

(1)より

岩手~宮城~栃木へ。那須高原SAで降りて道の駅「東山道伊王野(とうさんどう いおうの)」へ。旧東山道とは別名義経街道のこと。住所は那須町です。水車でけー。残念ながら巨大石臼は切り離されていました。


宿は大田原温泉「ホテル龍城苑」 本館 露天付客室12.5畳タイプ @22,000円 外湯施設ですが、宿泊棟にも専用大浴場がありました。トイレと洗面付近は手狭ですが、部屋自体は広々としています。


部屋付き露天は温度設定が容易です。しかし全18室前後なので大浴場は空いていました。300L/分なので盛大に掛け流されています。


内湯も露天も適温でした。私の好きなナトリウム泉でツルツルです。


子持ち鮎と天ぷらは暖かい状態で配膳されました。朝食の魚は金目かな。食事&湯は価格以上で"おすすめ"です。露天は必須ではありません。

またもビールをオーダー、飲む前にシグマート10mgを飲んだら痛みは「時々刺す程度に痛む」だけとなりました。

4日目です。妻は初めての「那須神社」へ。道の駅「那須与一の郷」の裏手にあります。手水も楼門も本殿も重文ですが、手水の龍は最近の物らしく安っぽい感じです(苦笑)


楼門の天井です。2枚目は本殿。苔むして良い雰囲気です。


道の駅「那須野が原博物館」へ。博物館は明治時代の開拓関連が主となります。2枚目は「那須疎水の取入れ口」の模型です。大田原市内にあるのかな?重文らしいです。私は疎水というと南禅寺の水道橋を思い出します。


「大雄寺(重文)」です。昨年7月の「栃木寺社巡り」で辿り着けなかったのです。スマホは自宅に忘れたしゴリラはループしっ放し!


ここも苔むしていました。回廊と本殿の藁ぶき屋根が渋いです。





全走行 1,250kmでした。

コメント (4)

(1)宮沢賢治館&瑞巌寺etc/花巻温泉郷 台温泉 やまゆりの宿、ホテル松島大観荘、大田原温泉 ホテル龍城苑

2021年11月21日 | 東北(内訳)

10/中旬、胸部痛が起きてから「ヤバイかも?」と予約しました。しかし通院で日程が短縮、三内丸山遺跡(妻は行っていない)と矢立温泉がキャンセルとなりました。まあ、三内丸山遺跡は人を選ぶとは思います。

----------------------------------------------
ちょっとだけ紹介します。メインの大型竪穴住居、住居の後ろの搭の柱穴。それと館内の写真です。建屋は推測というか想像なのです。

----------------------------------------------


脱線しましたが本編へ。11/16-19(火-金)3泊4日です。花巻を目指しましたが500km弱は厳しかったです。特に胸&背中が痛むので超絶疲れました。リニューアルした国見SAでお茶漬けを戴きましたが美味しかったです。処方されたステロイドで縫い目の腫れが改善されたようで呑み込めます♪


花巻市の「宮沢賢治童話村」へ。右の建屋は物語のワンシーンをイメージした部屋が見所ですが、子供向きです。2枚目は童話をシーンごとにフィギュアとしたもので良く出来ていました。


左の建屋は、お店と植物・昆虫・星座etcのお勉強コーナーです。Googleでコメントが多いので寄ってみましたが小学生が適齢かと。


「宮沢賢治記念館」は規模も大きく館内も整備されていました。パンフの画像以外にも遺品(楽器や直筆の教材etc)が数多くありました。一生が分るように順序だててあり見やすかったですね。"お勧め"します。


宿は花巻温泉郷 台温泉の「やまゆりの宿」【特別室 山酔庵】@34,100円 台温泉は方々で湯気が上がり、硫黄臭のする昔ながらの湯治場的な温泉でした。
 

見ての通りでイスも座椅子もありません。また、室内の温泉は明らかに大浴場より劣化or薄くなっていました。下段の画像は大浴場です。適温な硫酸塩泉はツルツルして気持ち良かったですし全14室なので空いていました。


食事は囲炉裏端で岩魚も美味しく戴けました。ビールの後に焼酎も2杯♪


刺身はスーパーレベルですが、他は美味しかった♪ 


デザートも朝食も美味かったすね。部屋付き半露天は不要です。露天の無い部屋にはイスか座椅子もあって"お勧め"です。


----------------------------------------------
さて、前日に病院で「胃食道癌と肺癌は無い」と言われていたので、またも飲んじゃいました。

が、1時間後位に胸部激痛で息が小さくしか吸えない!冷や汗で酔いも覚めました。ニトロも利きません(泣) スマホで調べたら酒で痛むMY持病は「冠攣縮性狭心症」しかありません。2016年でカテーテル検査して確定、薬はアダラートCR(24時間型)がお約束ですが、難治性なのでシグマート+コニールも処方されています。

で、翌日にも散々探したら、ある論文に悪化の場合は通常15mg/日の「シグマートをMAX45mgで安定」したと。「アダラートCR20+シグマート10mg/8時間置き」に服用したらかなり痛みが落ち着きました。

ちなみに「冠攣縮性狭心症」で深酒して夜半に心筋梗塞で亡くなるケースが多いそうです(滝汗) まあ冠攣縮性狭心症は、そもそも酒自体が禁止ですが。
----------------------------------------------


「慶長使節船ミュージアム サン・ファン館」が牡鹿半島の付け根(石巻市)にあります。今回の目玉の一つでパネルでお勉強は出来ましたが・・・・


帆船の内部に入れませんでした。今年の8末迄で終了(老朽化)でした。Googleには1ヶ月前のコメントに「入った」とあったので誤りました。これは館内の写真を撮ったもので実際には近くに寄ることも出来ません。
1
伊達政宗が派遣した背景には、「スペインとの貿易」「宣教師の布教にのせられた」等、諸説あるようです。どちらにしても徳川の鎖国で終了でした。

ちなみにスペイン経由ローマ往復で、長期滞在もしたので7年も掛かっています。セビリア~マドリッド~ローマ、私も同じ教会etcを見たのですが事前に情報が無かったでしょうから感動したでしょうね。

牡鹿半島ドライブです。ぐるっと回って60km位かな。展望台から金華山が見えます。帰路は夕日が綺麗でした。


妻の要望で女川へ。道の駅も兼ねています。閉店30分前に到着しましたが誰も居ません。


足場ごと倒れた交番です。身体はガタガタですが還暦まで生きている私は幸せです。


建屋etcが綺麗すぎて違和感があります。静かな女川港でした。


宿は「ホテル松島大観荘」【禁煙和洋室】アネックス 海側(3F〜6F)@18,139円 広いし綺麗です。温泉でも無いですしバイキングですが食事処が3ヶ所もあるせいか空いていました。全240室弱ですのでインバウンド狙いだったのでしょう。


バイキング会場の調度品も安っぽくなく綺麗でした。味は軽井沢1130・櫻井・一井より美味しく割安に感じます。修学旅行生とは食事や入浴時刻をずらしました。

薬を調整して改善しましたが、睡眠薬が短時間型(ルネスタは2-3時間で効果が切れる)なので早朝に目が覚めました。日の出です。

山の上なので松島が一望できます。左に船着き場、正面にはお堂迄の橋、右に島々が見れます。トイレットペーパーがゴワゴワでしたが"おすすめ"です。


修復された「瑞巌寺(国宝)」です。前回は本堂に入れませんでした。写真不可ですが相変わらず見事です。


今回の目玉です。パンフ画像ですが、襖絵が綺麗に修復されていました。彫刻類は未修復ですがエエですね~。

宝物館もあるのです。

お隣の「円通院(重文)」は相変わらず苔むしたお庭が魅力ですが・・・混んでいました。


前回の立ち寄りから6年経ちました。何も変わらない"良さ"があります。洞窟群は700年前の物とか。


仙台は何度も立ち寄っているので、更に南下して「竹駒神社」へ。「キツネ親子みくじ」が目当てですが、東北地方の三が日の参拝客では、塩竈神社と一二を争う有名な稲荷でもあります。


2枚目は奥の院です。


近くの「金蛇水神社(かなへびすい)」へ。平日なのに参拝客が多いのです。2枚目はSHOPです。蛇グッズには置物以外にも飲料や化粧品迄ありました。


オシャレな喫茶です。蛇カレーとか色々ありました(驚) 


買って宿で食べました。


こちらの授与所の品揃えも多かった。


おみくじです。東北では時々降っていましたが、観光時はあがってくれました。次は栃木に泊まって帰宅です。


(2)へ続く

コメント

日立おさかなセンター/須賀川温泉 おとぎの宿 米屋(よねや)

2021年10月04日 | 東北(内訳)

9/29-30(水-木)夫婦旅行です。日立のローカルに立ち寄りましたが、1時間に1本もありませんでした。

「日立おさかなセンター」は道の駅でもあります。車は多いのですがお客さんは少な目でした。しかもコロナでほとんどが休業中でした。


4店が営業中で3店が鮮魚系でした。エビとツブガイが美味しく、しめ鯖は鮮度落ち。その他は普通で、「魚がし」と互角と感じました。2,200円ですのでマアマアかな。コロナで無ければ客数も増えますし、冷凍ネタが減ってもっと美味しいのでしょう。

2枚目の写真は「道の駅 さとみ」で案山子が並んでいました。

消化器官が色々と足りないので外出時の昼食は抜いていますが、今回は食後に4軒の道の駅をハシゴして対応の予定でしたが(トイレ)、ナビ(パナ)が遠回りしやがって大慌てです。スーパーに寄って事なきを得ました(汗)

宿は須賀川温泉「おとぎの宿 米屋(よねや)」 いつもは@4万+αの部屋ですが、今回は最も安い部屋「月のあかり」@31,900円です。大浴場の画像は前回を参照願います。東日本では珍しい重曹泉&大量源泉かけ流し(400L/分)が特長の宿です。全室半露天付きとなります。

部屋の広さはこれでも充分なのですが、他の部屋より暗い!本が読めません。

松茸が土瓶蒸しからグラスに。この宿は”めしマズ"が唯一の欠点なのですが、少しずつ美味しくなってきました。


ハモの握りが一貫減ってる! 


会員なので結婚記念祝いが♪ 浴衣も身体に合わせたサイズが用意されています。キノコの天ぷらは追加メニュー1,600円。3枚目の写真がメインの肉ですが、以前より減っています。コロナの影響でしょうね。

鮎の塩焼きの追加メニュー、復活して欲しいな。温泉目的なら満足できる宿です。チェックアウトは11時です。

友部SA(下り)で買いました。これは栗入りで美味しかったです。


パナのコンデジで、照明下で撮影したものは黄色っぽくなりますね。オートでの判別精度が今一歩です(OLYのミラーレスと較べては酷ですが)

コメント (4)

三春滝桜・二本松城跡/岳温泉 お宿 花かんざし

2021年04月08日 | 東北(内訳)

4/6-7(火-水)夫婦旅行です。三大桜である福島県の「三春滝桜」を目指します。駐車場は平日で8割埋まっていました。お店も出ています。「桜ゆべし」を買いましたがSAでもPAでも売っていました(苦笑)


3/20に宿を予約しましたが、どんぴしゃの満開でした♪ 斜面に生えています。樹齢1,000年だけあって幹が極太です。



遠巻きに1周できます。近くには寄れませんが人が入らないので写真映えします。


一瞬、快晴に♪


あだたらSAで桃ソフト。 二本松城跡も桜の名所なので寄ってみました。


曇天となってライトダウンでは寒かった~


池に花びらが~。既に散り始めていました。2枚目は庭園の丘からです。車中から斜面の桜が良く見えましたが、車は2-3台しか駐車できませんでした。やはり三春滝桜の方がインパクトがあります。


宿は岳温泉「お宿 花かんざし」 露天風呂付き客室【撫子】@30,250円 全8室で露天付3室。椅子がもう一脚欲しいです。築80年とのことですが館内は綺麗でした。チェックインは18時迄なので要注意です。


洗面がトイレと一緒は厳しいです。妻は化粧、私は食後のトイレが長いのです。布団は2cmの煎餅ですが、2人部屋で予備も無いので薄いままて痛かったな。妻からも「目が覚める」と不評でした。


湯量は豊富で、源泉が56℃なので少々水を加えれば適温となります。酸性泉ですが硫化水素っぽい色と匂いです。


個室食事処は5部屋ありますが、どうみても客室です。トイレ・洗面付で広いです。夕食は18時指定となります。


刺身と椀物はNG、陶板焼きと朝食以外は厳しいです。最近ですと同価格の「美や川」との差を感じます。まあ、コロナで食材もコストダウンしているのですよね。





IC反対側の「合戦場のしだれ桜」へ。駐車場からの画像ですが、真ん中の上の小さな桜がソレです。桜の小道を歩きます。


黄色は菜の花です。なかなかな景色です♪ 樹齢は300年とか。


全体です。遠くの桜の下をここまで歩いてきますが、気持ち良いです。駐車場は5割でした。帰路、SAでプリンを買いました。"いわき”製でした。卵風味が強めのプリンでした。


羽生IC近くに「子の権現」の看板を見つけて寄りました。あれ?Webで見た神社と違います。調べたら名栗の方にもあったのです(汗)


ブリキの草鞋が絵馬の代わりです。


少々、遠かったのですが「三春滝桜」を見れて満足しました。三大桜とは福島県の三春滝桜、山梨県の神代桜、岐阜県の淡墨桜のことです。これは2004年4月3日の神代桜です。古いので周囲の桜の方が勢いがあったりします。

コメント (4)

(日帰り)只見 田子倉湖

2020年11月07日 | 東北(内訳)

昨日7時にソロで出発。赤城山は紅葉末期でまだ人出がありそうです。いつもの「白山白川郷ホワイトロード」は昨年の台風で石川県側が走れません。「田子倉湖」に決定!

田子倉湖の麓です。白山もですが、ここも10月末に降ったので路肩には雪が残っています。2枚目は「六十里越」と呼ばれる紅葉の名所です。ツーマプには「ヘアピンカーブの連続」と記載されています。


なかなかの景色です。夏も涼しくて快適でしょう。2枚目は峠の頂上部で駐車スペースもあります。

陽当たりの関係で雪がありません。紅葉は綺麗でしょうね。但し渋滞必至です。私は赤城山でイイヤ、道が空いていますし。


「田子倉駐車場」とあります。右に臨時駅があって夏は登山口となっていましたが、今では廃駅です。2011年の新潟・福島豪雨で登山ルートが決壊しました。

誰も居なくて静かで最高です。

「田子倉ダム」です。駐車場には会津・福島ナンバーが多く、宇都宮・横浜も。景色は今一歩かなー。


只見駅の駅前には飲食店は皆無でした。とは言うものの、私は食べるとトイレが大変なので見に来ただけです。


「只見町 河井継之助記念館(かわいつぎのすけ)」です。只見川の川沿いで風光明媚なのです。建屋は大きく新しかったです。線路があって後ろに引けませんでした。実は、ここに来たかったのです。


息を引き取った村医の邸宅を、ダムで沈む前に3部屋屋根ごと切り取って保存しました。有名なガトリング砲(機関銃)の模型です。河井家老の顔が似とらん。しかし他にも書や八十里越(河井氏の越えた昔の山道・今は埋もれた)、戦の経緯が詳しく知れます。
 
ここはお薦めです。

「沼沢湖」に寄りました。途中で「本名」の看板を見て林道を思い出しました。たぶん不通でしょうね。沼沢湖の駐車場を越えた先で撮影しました。観光バス(会津バス)もここまで来ていました。
 
国道を通らずに旧道の峠道(県237)で往復しました。

R400で南下します。道の駅「からむし織の里しょうわ」は2014年登録。奥の蕎麦屋は休日でもないのに休業。お店も閑散としていました。もう初夏までオフシーズンですね。アクア爺さんの後ろで数珠繋ぎで40km/h走行、舟鼻峠のY字を横目に通り過ぎます。大窪林道の入口なのです。

R121に入って南下。今度は30km/hで数珠繋ぎに。今度はエブリィ爺さんでした。順次抜きつつ私の番になった時は、「道の駅 たじま」の先でした。トイレも我慢です。2枚目は「もみじライン」です。


河井記念館は昼過ぎに出ましたが、信じられないことに、もう15:30(苦笑) もみじラインは麓に散りかけが残るだけですが、予想通りで混んでいました。温泉街の先でUターンです。30km/hペースには飽きました。

一応、「塩那スカイライン」も覗いてみました。頂上まで登って降りてで5台と擦れ違いました。塩原温泉の客が宿に入る前に寄ったのかも。

塩原温泉街を抜けるまで混んでいました。地元ナンバーの車が多かったです。道の駅で17時の蛍の光を聞きつつスタンプを押して撤収しました。

ドライブだけなら、田子倉ダムで引き返しがお薦めです。私は河井記念館で引き返して関越道での帰宅がBESTでした。全行程555km(内下道250km) 今回のドライブは、ほとんど福島県なので東北INDEXとしました。

コメント (2)

【後編】羽黒山・鶴岡/湯田川温泉 九兵衛旅館、赤湯温泉 森の湯

2020年07月06日 | 東北(内訳)

鶴岡市内に戻って、鶴ヶ岡城跡にある「荘内神社」へ。コロナで手水舎は使えません。


もうすぐ七夕です。今年の干支みくじの子を入手。
 

鯛みくじもありました。
 

お堀を歩いて「大寶館(だいほうかん)」へ。大正4年の建築物で昭和60年までは図書館でした。急な階段や柱、天井に面影が残っていました。


「致道館」です。庄内藩の藩校で、江戸末期の建屋を昭和40年から大規模修復しました。



昨年の鶴岡観光で主だったところは見学済です(加茂水族館・致道博物館・酒井氏庭園)

米沢近くの赤湯温泉を目指します。途中で上山温泉の旧温泉街も見物してきました。宿は「赤湯温泉 森の湯」です。【露天風呂付き客室わらべ】@28,600円 プロジェクターは故障で使えませんでした。ベッドルームとは仕切れます。価格&クラス的にも鍵は2本欲しいです。


内風呂は知り合いなら4名、他人なら2~3名です。露天は他人と入るのは厳しい感じでした。露天はお1人が長時間使っていたために、私も他の方も夕飯前には入れませんでした。全13部屋で8室が部屋付温泉無しですから、これでは風呂が足りませんね。しかも24hではありません。温泉付の部屋以外はお薦め出来ません。

過去ブログでも、この様な宿が散見されます。金沢の某旅館とか。食事処は広めの個室で庭が見えて良いです。

メニューは、これでほぼ全品ですので量は少な目です。米沢牛は柔らかくて美味しかったです♪ 魚は青森産のメバルだそうです。サービスは良かったし食事処の仲居さんは、私が左利きと見取って朝食は箸が左利きにSETされていました。


4km離れた「熊野大社」へ。風鈴がとても風情があって良し、です。


裏手にもあります。


この彫刻に兎が3匹隠れているとか。妻でも2匹しか見つけられませんでした。お守り類は充実しています。


白兎神社の色違い版です。しかし駐車場の表示が無いのには参りました(宿に聞いた)。余所者は・・・


全行程 1,070km 今後は暫く南方面の旅が増えそうです。津軽半島へは飛行機&レンタカーの予定です。

コメント