旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

(中編)清荒神清澄寺・大塚国際美術館・県立公園花さじき・西本願寺・東本願寺・日吉大社・西教寺・岐阜大仏・光前寺/ホテルテトラ大津

2024年05月11日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(前編)より 

4泊5日と長期間なのは本願寺と滋賀を入れたから。大塚だけなら新幹線が早くて安いのです。脂質制限で膵炎は抑えられたのですが全身の骨が痛くて(病気もほぼ判明) この際、一気に巡ることにしました。

明石海峡を渡ったら渋滞回避で淡河PA~宝塚北SA経由で迂回、2:30で滋賀の大津駅に着きました。宿は「ホテルテトラ大津」デラックスツイン(34.7平米〜) @11,200-じゃらんクーポン1,000=@10,200円 日航プリンセス京都の半額で京都駅までは僅か2駅10分です。

ホテルには駐車場が無いのですが徒歩6-7分で24時間1,000円がありました。

部屋は広いがユニットバスで、朝は私のトイレ回数が多いのでクレームが入りました。荷物は全てビニール袋、防虫剤は撒き捲りました。京都に近い大津駅前ホテルなんて南京虫がヤバいです。フロントも中国人でしたし。


駅の真ん前で改札とは地下で繋がっており便利です。歩き疲れたので大休止しました。


夕飯は大津駅近くの「世界各国のビール×クラフトビール×スペアリブ Nico」へ。Googleの評価も4.6と良いのです。料理も美味しく、対応も良かったです。京都なんか、食ってる横で掃除されたもんな(大人しく早々と食べたのに)


他にもたこ焼きとか鳥料理とか色々と頼みました。

妻はこのビールが美味しかったそうです。


朝食はバイキングですが、価格から考えればかなり良いです。席も好きに選べました。この宿は京都観光のベースにも最適です。大津駅前には飲み屋も多いですし。

荷物は車に積んで大津駅から鉄道で京都に向かいます。

 「西本願寺」は2度目、妻は初めてです。一昨年迄修復中でした。まずは江戸初期築の「唐門(国宝)」へ。外から見るには回り込むのですが敷地が広いので予想以上に歩きます。


内側からでも大差なかったです。


綺麗に修復されていました。





左の建屋が江戸初期築の「御影堂(国宝)」、右が江戸中期築の「阿弥陀堂(国宝)」です。内部は撮影禁止でしたが東本願寺より地味です。「御影堂」は「ごえいどう」と読みます。「みえいどう」だと思ってた(汗)


渡り廊下です。2枚目は「書院(国宝)」の屋根です。鳳凰かな?修復はこれからみたいですね。ちなみに「書院」や「飛雲閣(国宝)」などは限定公開です。京都はコレが多いのです。奈良は少ないのにな。


隣の東本願寺への途中に明治築の「本願寺伝道院(重文)」がありました。元は信徒用の保険会社だったそうです。閉まっていました。


京都から西本願寺まで徒歩15分、西から東は10分です。「東本願寺」は火災で明治28年の再建で「御影堂」「阿弥陀堂」とも国宝でなく重要文化財となります。


手水も西より立派です。家康が西(秀吉)の後に建造しましたので負けない豪華さがあります。


内部も柱が太くて迫力があります。


阿弥陀像が見えます。渡り廊下にも参拝客が多いです。


渡り廊下から1枚。京都駅から近いので生徒も多いのです。リーマン時代は指定席が取れた時間まで暇潰しとしてよく寄りました。


「御影堂」では法事中?でした。このような金ぴかは西では見れません。


「御影堂」の奥に通路があって地下にはコンクリのドームが!


講堂でした。


「京都駅」にはベンチが多いです。地下鉄ですと座布団マット付もありますし。2枚目の△や↑のマークは、ホームにも同様に描かれており行先別の立つ場所を示しています。関東だと文字と色ですね。我々は大差ありませんが、外人には前者が便利なのでしょう。


大津駅から「日吉大社」までは車で20分です。途中、近江神宮(かるたで有名)や三井寺を通ります。信長の比叡山焼き討ちで焼失しましたが1500年代末に再建、そのほとんどが国宝&重要文化財です。

西本宮 楼門(重文)

猿に因んでいます。2枚目は西本宮 拝殿(重文)


西本宮 本殿(国宝) 2枚目は宇佐宮 本殿(重文)


これらは隣接していますので続けて拝観できます。2枚目は白山宮 本殿(重文)です。


白山姫神社 拝殿(重文) 以上、全て1500年代末の建造となります。マイナスイオン♪ 涼しくて気持ち良かったです。


東本宮 楼門(重文)2枚目は左が樹下宮 本殿(重文)奥が東本宮 拝殿(重文)となります。西と東は林の中を歩きます。


東本宮 本殿(国宝) 他にも小さな神社が方々にありました。


車で5分で「西教寺」です。ここも焼き討ちで焼失、1574年に復興されました。





25体の仏像はレプリカで、本体は屋内に鎮座します。2枚目は左側の小さいお墓が光秀の御内儀のもの。本能寺の前に光秀の看病疲れで病死したとか。夫婦仲は良好で逸話も多いです。


芭蕉の句碑です。

「月さびよ 明智が妻の はなしせむ」
伊勢神宮参拝時に貧しい弟子宅に泊まった際の、精一杯のもてなしに返して詠んだ句だそうです。
「月さび」とは月の閑寂な趣。芭蕉の排風は「さび」だそうです。「光秀が貧しかった頃、妻は黒髪を切り売ってもてなした。光秀は忘れずに妻を終生労わった。」たぶん「厚い持てなしを忘れない」とのお礼の気持ちかな。
「麒麟(きりん)がくる」では、ゆかりの地を巡るコーナーでこの句が紹介され、「貧しいけれど、できる限りのもてなしをしようとした光秀や弟子夫妻の生き方に心を打たれる」と解説されたとか。

Wikiには「月も静かにひっそりと照らしてくれ、明智が妻の昔話をするほどに」と記載されていますが。
2枚目は比叡山からの真盛上人(しんせい しょうにん)の本廟へですが断念しました。既に背中から足への痛みで引きずっていますから。

本堂(重文)は江戸中期に改築されています。本尊の木造阿弥陀如来坐像(重文)は2.8mと大きく焼失前の鎌倉時代デザインに近いです(画像はパンフより)


2枚目は書院と客殿(重文)で同じく江戸中期改築です。書院から客殿へ上がれます。


撮影不可ですが、小部屋がたくさんあって壁&襖絵が覗き窓のガラス越しに見られますが薬師如来は秘仏です。2枚目は客殿の庭園です。


この仏像は痛みが激しいので庭にレプリカを置いて屋内に移されました。桃山時代のもの。2枚目は何かと思いましたが、昔の手水の注ぎ口ですね。

仏像は大きいし、上記の他にも庭園がありました。妻も日吉大社&西教寺は楽しめた、と。私も三井寺より楽しめました。この日は18,000歩でしたが、私の場合は7,000歩が限界と知りました。



(後編)へ続きます

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(前編)清荒神清澄寺・大塚国際美術館・県立公園花さじき・西本願寺・東本願寺・日吉大社・西教寺・岐阜大仏・光前寺/グランドニッコー淡路

2024年05月09日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

4/16-20(火-土) たぶん最後の関西遠征です。妻の要望「大塚国際美術館」、同じく妻の訪れていない「西&東本願寺」が主目的です。私は「日吉大社・西教寺」が楽しみでした。

伊勢湾岸の「刈谷ハイウェイオアシス」です。広いですね~





「虎屋」で今日のお土産を買いました。相変わらず美味しいです。


「清荒神清澄寺」(きよしこうじん せいちょうじ)と読みます。この界隈で興味ある寺は既に拝観してしまいましたが、近隣なので寄ってみました。お店が並びます。


鳥居がありますね。拝殿です。2枚目が本堂で新しく見える綺麗な仏像が並んでいましたが、暗くて良く見えませんでした。須磨浦に登った方が好みだったかも。


時間が余ったので淡路島の「あわじ花さじき」へ。遠くに菜の花が咲いていましたが、寄るのは強風&寒さで諦めました。ポピーやコスモスが有名みたいです。


宿は「グランドニッコー淡路」 スーペリアツイン・二食バイキング@18,810-じゃらんクーポン2,500=@16,310円 


部屋もバスも京都のニッコープリンセスより狭いです。夕食付きで更に1,000円安いですから。


「国営明石海峡公園」内にあります。見えるのは国際会議場です。バイキング会場の係員は中国人ばかりで、空いているのに片隅に集められました。席間がちと狭いですね。


お味は価格相応ですかね。近隣ですと神戸となりますので、お高いですから。


「大塚国際美術館」です。駐車場から美術館までは送迎バスが走ります。駐車場は海沿いですが美術館は丘の上なのです。全部で約1,000点、陶板に焼き付けとのことです。


”ウリ”の「システィーナ礼拝堂(バチカン)」です。ミケランジェロ作の「最後の審判」、実物大です。良く出来ています。


お昼時に上から撮りました。サイドのフレスコ画もあったらBESTでした。


こちらは現地で買ったポストカードで、2枚目は実際に撮影したものです。現地は撮影禁止ですが他にも業者が撮影中でしたので警備員に「1枚だけ」と確認したらOK貰えました。クラシックタイプ一眼レフ(M42マウントのコシナ+ロシア製20mm)でストロボ無しなので許されたのでしょう。


15世紀築で、こんな天井の廊下が続くのです。


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前提ですが、パネルを合わせていますので合わせ目があります。寄ると目立ちます。2枚目のエル・グレコはコントラストが強い画調なので目立ちません。


寄って見上げるとこんな感じです。2枚目は左の上下の隙間が大きくなっています。額やベースの劣化かな? 早めの見学をお薦めします。


「最後の晩餐」はパステル調ですので目立ちます。大きく離れての見学をお薦めします。

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さて、本編に戻りますが、前半戦は大きな遺跡風建造物が続きます。1枚目は「サンマルタン聖堂」でダヴィンチの「最後の晩餐」が有名だそうです。2枚目は「聖ニコラオス・オルファノス聖堂」で14世紀ギリシャのもの。


ポンペイの「秘儀の間」、ポンペイは西暦79年頃に噴火で埋まりました。2枚目もポンペイです。モザイクは”粗”が隠れるので向いています。


こちらもポンペイです。寄るとこんな感じです。


外に誘導されました。渦潮観光の遊覧船が見えます。


これもポンペイの「アレクサンドロス大王のモザイク」で紀元前100頃の出来事だそうなので、当時で180年前となりますね。現在なら江戸後期か。2枚目は「スクヴェーニ礼拝堂」で1300年頃のヴェネツィア附近の教会です。

B3(~中世)、B2(ルネサンス&バロック)、B1(バロック&近代)、1&2F(現代)の4フロア構成となっており、上記はB3に当たります。とても良かったです。勿論、ほんの一部しかUPしていません。

B2の出だしはラファエロでバチカン宮殿の壁画です。2枚目はバチカン宮殿ですが、こんな天井画の1枚なのです。


これも自分で撮った写真ですが、天井がライトアップされていますね。


「ウフィツィ美術館」の絵画群です。離れて見たいけど人が邪魔というジレンマ(苦笑) 

オバサンがモナリザを見て「実物と色が違うわ」とか言ってましたが、私は酷似していると思います。

ベラスケスですね。プラド美術館で見ました。2枚目はTVでも良く見るルイ14世です。この辺りからルーブル美術館の作品が多くなりました。

写真は貼りませんが人気のフェルメールもズラリと並びます。

「キリスト昇架」です。ルーベンス作で「フランダースの犬」で有名な。小さいと思ったら実物は4.6mでした(実物は見たことないですけどアニメでも大きかったし)


プラド美術館群です。ゴヤの「着衣のマハ」ですが、この大きさでも1枚もので継ぎ目がありません♪


B1へ移動しました。同じくゴヤの作品部屋です。エエ感じです。2枚目は日本人大好きヒマワリです。ゴッホの絵も多かったな。


ルーブル美術館の絵は多かった。2枚目は実物ですが大きさも同じですね。


これはルーブルの写真です。ま~とにかく混んでるんすよね。ヴィーナスやモナリザの前なんて凄かったもの。日本人なんて小柄だから余計に見えないのです。「有名画がゆっくり鑑賞できる」のも大塚国際美術館の特長です。


作品を照らしたり&天井を照らしたり&家具を置いたりと、色々と工夫しています。2枚目はドガですが、このサイズは漏れなく1枚ものですから寄れます。


2枚目が実物です。オスロ美術館でした。現地はガラス越しの撮影で色が違っていますが、造形は変わり無いです。
 

大休止しました。モネっぽくて良い雰囲気でした。我々は更に小休止が2回で約4時間弱でした。最短でも2時間半は必要かと思います。


1F&2Fに移動。何故かここにレンブラントがあります。


現代美術(ピカソetc)は素養が足りない私には良さが分かりません。2枚目とかサッパリです(汗)


屋上からの景色も良かった。本物でなくても予想以上に楽しめました。

まっすぐ滋賀の大津を目指します。この日は大塚国際美術館と車移動だけで14,000歩でした。

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MIHO MUSEUM&奈良の寺社(3)岡寺・長谷寺/下呂温泉 水明館

2022年12月21日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(2)より

「岡寺」 仁王門は江戸初期の重文です。なかなか良い面構えです。





手水も渋い。鮮やかな紅葉を毎朝入れ替えているのでしょう。



国宝の坐像は奈良国立博物館ですが、こちらの如意輪観音像(奈良時代 重文)が目的です。塑像(そぞう)としては4.85mと巨大ですし、近くで拝めまする。

塑像(そぞう)とは一言で表すと土製です。代表は東大寺の四天王&法華堂の各像、新薬師寺の十二神将、当麻寺etcです。
乾漆造(かんしつぞう)とは漆や木、紙となります。代表は興福寺 四天王&八部衆(阿修羅や迦楼羅)、唐招提寺 千手観音、東寺etcです。
手間も掛かるので平安時代以降は無くなりました。

岡寺の正式名称は「龍蓋寺」で、龍に蓋をしたお寺です。この池とのこと。





風情があるです。


奈良も良いですが飛鳥も魅力あります。


結構な山間にあります。


「長谷寺」です。近年では3回目です。どうせならとても良かった「室生寺」再訪が希望でしたが、妻の要望に折れました。


長い階段を登ります。詳しくは前回のブログにて。


足が痛い・・・ 今回最も空いておりまして、どデカイ「十一面観音菩薩像(室町時代 重文)」がゆっくり拝観出来ました。10mを足元から見上げるので良くは見えませんが。


おみくじ目当ての3回目となりました。狛犬と柴犬が授与されました。階段の下で授与して欲しいです。


宿は「下呂温泉 水明館」です。@26,400ー5,000=21,400円にクーポン3,000=@24,300円 地ビール1,650円とかで妻が全額飲んじゃいました。飲む方は通常価格なら@3万かな。


全260室の超大型旅館です。下呂温泉自体は湯を纏めて消毒して供給しており、塩素臭な宿がほとんどなのです。城崎温泉と同じです。


最も安価な部屋ですが次の間付きで、温泉内湯です。ヌルヌルする泉質でした。


浴場や食事処は混雑を確認できますが、例によって当てにはなりません。


空調がコレなのが痛いのですが、寒くはありませんでした。


朝食会場で(バイキング)、夕食は「お箸でフレンチコースプラン」を選択、
フレンチ「バーデンバーデン」でのテーブル席でした。

価格相応かと思いますが、駐車場は砂利の
従業員用でした。車で送って貰う距離です。宿の近くも空いていましたがNGとのこと。安い部屋は"とほほ"です(苦笑)


チェックアウト後でも車を14時まで置けます。便利な位置に駐車して温泉街を散策しました。これが下呂温泉の目的でした。


川沿いをブラブラ歩きます。土曜なので人出も凄かった。温泉でプリン茹でとる~


温泉神社。お参りすると流れるテープが笑えます。ゲロゲロ♪


「下呂発温泉博物館」 予想以上に参考になりました。


酸性泉の岳温泉の送管は木製でした。全国の温泉地のデーター、パンフ類が揃っていました。


行列の「下呂プリン」 右端は上記写真の温泉で茹でた「ほんわかプリン」です。下呂ブリンの「まろやか」と共に美味しかったです。


全走行 1,280kmでした。

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MIHO MUSEUM&奈良の寺社(2)霊山寺・新薬師寺・三輪山本・壷阪寺/THE KASHIHARA

2022年12月20日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(1)より

奈良は近年でも4回訪れています。今回は少々マイナーな「霊山寺(りょうせんじ)」から。薬湯もありまする。


東山円照尼なる教祖様の像とか。服装から近代の方っぽい。奥には金&プラチナの像があるらしいです。何か新興宗教っぽいすね。

本堂は鎌倉時代の国宝。目的の十二神将(重文)は格子戸の先で入れませんでした。小さいしほぼ見えません。

三重塔は鎌倉時代の重文です。十二神将でガッカリ、変なスイッチが入りました。


この後は長岳寺(阿弥陀三尊)、聖林寺(十一面観音 非公開かも?)を回る予定でしたが、「新薬師寺(十二神将)」へ急遽変更しました。近年に2回訪れたのは東大寺・興福寺・唐招提寺・薬師寺・長谷寺のみです。



HP(リンク)
からです。大仏と言えば東大寺。四天王と言えば東大寺か興福寺。八部衆と言えば興福寺。十二神将と言えば新薬師寺でしょう。

新薬師寺は2016年以来となりますが、奈良時代の建屋&台座、ライトアップ技術も含めて抜群です。門や鐘楼等は重文、他は全て国宝となります。

敷地の奥の石像も古そうです。説明の看板が欲しいです。


「石上神宮(いそのかみじんぐう)」です。妻のおみくじ目的ですが、日本書紀にも記載される古刹です。





楼門は重文です。


拝殿は鎌倉初期の国宝です。有名な七枝刀(国宝)ってここが持っていたのね。


「三輪山本」です。建屋の写真は2019年から拝借しました。


私は冷麺です。これが一番美味しい♪ クーポンもソーメンで5,000円分使いました。



「壷阪寺(南法華寺)」です。文化財は少ないのですが、大きな像が多く花や紅葉で有名なお寺です。


仁王門は鎌倉時代ですが文化財ではありません。像も粗削りなデキです。


撮影可なのです。高取藩初代藩主 本多俊政に豊臣秀長の像。





2枚目は礼堂(室町 重文)で奥の八角堂に安置する本尊 十一面千手観音が抜けて見える構造です。


近くにも寄れます。室町時代とのこと。3m位ですかね。


眼病封じで有名ですので私も絵馬を納めました。お堂には様々な仏様が並ぶのが常ですが、たまに懸仏も見かけます。江戸時代にしては緻密な細工です。


おみくじです。


高さ20mで石材はインドから運びました。昭和58年製。


同じく涅槃は8mで平成11年製。かなり手前で撮って失敗しました、仏が小さく見えます。2枚目もインドからの石材による永代供養堂です。

老人ホームも数ヶ所経営しているようです。広いのですが階段や坂は少ない方で散歩に向いています(有料ですが)

宿は2020年も泊っている「THE KASHIHARA」へ。@17,760-5,000=12,760-クーポン3,000=@9,760円 

部屋は前回と同じ普通のツインです。食事は中華のバイキングでメニューからオーダー出来ます。今回も美味しく戴けましたが人出不足で何回も催促しました。また、団体の隣席で超絶煩かったです。宴会場が少ないと時々あるパターンでシティホテルに多いです。

 
北海道の林道行ではソロで安宿に泊まりました。煩い中国人がいて席が移れない場合は耳栓をしていました。ヘッドホンで音楽やラジオを聞くのも有りです。

こちらはデフォルトの4品目。

ここまで宿代は1泊2食付きで3泊合計@23,000です。全国支援とクーポンの恩恵は大きいです。温泉宿みたいに「大幅値増し」していませんし。

奈良2日目へ続きます

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MIHO MUSEUM&奈良の寺社(1)豊川稲荷・滋賀県立陶芸の森/キャッスルイン豊川、サンピア伊賀

2022年12月18日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

今回は4月の京都&滋賀旅行にて、事故渋滞に巻き込まれて割愛した「MIHO MUSEUM」がメインです。ついでに一昨年に行き損なった「岡寺」をピックアップしました。

12/6(火)都内にて1月の入院説明・主治医&麻酔医のヒアリングを終えてから急ぎ帰宅、17時過ぎに出発しました。「キャッスルイン豊川」には22時前に到着しました。朝食付き@8,000-全国支援3,200=@4,800円で部屋もバスも広かったです。支援が無くても"お薦め"です。


「豊川コロナワールド」内のホテルで客室は100以上あります。ビル内にはファミレスから食事処、スーパー銭湯、映画館まであります。昔で言うところの"健康ランド"ですね。写真は食事処です。メニューは割高で今一なお味でした(クーポンで食べたので無償) 「琵琶湖ホテル」と良い勝負です。
 
ちなみにコロナだけに、コロナにも罹ったようです(苦笑) 翌日の伊賀の宿かもですが。

翌日は「豊川稲荷」へ。2003/11に退社して年頭に訪れています。19年弱経ちました。


山門は1536年に今川義元が寄進した建物で稲荷では最も古い建造物です。左右の像は昭和41年製です。








2枚目は江戸後期の拝殿を移築したものとか。


おみくじ専用授与所がここにありまして・・・妻の要望で寄りました。右下の黒狐を選びました。


「虎屋」の"ういろう"美味しいです。東日本では池袋東急に店舗があるようです。


「MIHO MUSEUM(リンクwiki)」は"手かざし系"の新興宗教です。熱海の「MOA美術館」も同系でしたね。場所は滋賀県の信楽にあります。遠くの山中にも宗教施設がいくつか見えました。


帰路はトラムに乗りましたが往路は歩いてみました。15分位かな。


建屋から振り返ると渓谷に架かった橋も凄いです。エントランス他館内は大理石作りで重厚な感じ。トイレも綺麗でした。


3-4世紀のモザイクだったかな。このサイズで欠損が無いのは初めて見ました。ものはドイツでよく見る神聖ローマ時代の奴っぽいのですが、綺麗過ぎます。想定して修復したのかな。


青&赤が展示フロアで広大ですね。wikiによると2000点・数百億とか。特に中央アジア(メソポタミヤ文明)が充実しています。撮影は不可です。


私は素人なので「これ本物かよ?」と思うような物もありましたが、非常に快適に楽しめました。2時間必要かと思います。

途中、「滋賀県立陶芸の森」を通過しましたので帰りに寄りました。信楽産業展示館は新進作家の作品とお土産です。


半露天は30-40万円でした。


陶芸館(美術館)には青磁・白磁が多く展示されていました(撮影禁止) 敷地には登り窯などもあるようですが寒いので切り上げました。


今日も"健康ランド"です。高齢者が多いので車は極力端の方に停めます。「ヒルホテル サンピア伊賀」@16,150-5,000=11,150-クーポン3,000=@8,150円です。クーポンはドラッグストアで有効に使いました。


豊川もですが"仕切り"が邪魔です。春の京都・滋賀でも感じましたが。


この価格ですが刺身も食えました(質的に) 食事処は寒かったので高齢者は要注意です。


椀物も熱く、揚げ立てで美味しかったです。通常1.6万なら”お薦め”かと思います。ただ、温泉の塩素臭が強いのはスーパー銭湯のお約束ですね。


奈良に続きます

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(その4)京都寺社巡り・滋賀寺社巡り・犬山城・多治見修道院・天龍峡・木曽(馬籠・妻籠・桃介橋・寝覚の床)・諏訪(諏訪大社・オルゴール記念館すわのね)/上諏訪温泉 湖泉荘(長野)

2022年04月24日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(その3)より

台風が抜けたので雨は昨晩で上がりました。4日目は天龍峡に寄って木曽を北に抜けます。まずは「馬籠(まごめ)」へ。調べたら昭和62年(1987)の結婚前に妻と来て以来の35年振りとなります。


「清水屋資料館」です。「島崎藤村」の長男が退学してから預けられた家です。村長で藤村と仲が良く、小説にも登場しているとか。書や手紙が見れます。昔はここは長野県だったそうです。

御内儀より「夫婦旅行とか羨ましい」と言われました。定年も廃業も無い仕事は自由が無くて大変ですね。


坂に宿場町があるのって珍しいかも。


栗系スイーツを扱うお店が目立ちました。様々なお店があって観光客も多かったです。美味しかったです。他の店ですがソフトクリームもありましたね。


台所に引き込んで洗っていた名残です。2枚目は「藤村記念館」です。島崎家は代々問屋・本陣・庄屋を担い裕福でした。海外にも留学しています。


藤村の部屋(というか家)です。前日まで降っていたので雨戸が閉まっています。中には入れません。2枚目は晩年の大磯の書斎を移築したものです。昭和18年に71歳で亡くなりました。

私は中2の時の読書感想文に「破戒」を選びました。周囲は四則演算が出ない奴やオシメしている奴etcと、公立中学に進学できない者ばかりでしたから、表彰されました(苦笑)

お店は今風に変わりましたが、石畳と家屋は昔と変わりません。良いですね。しかし、ついに体調が悪化して腹は痛いし息切れでヨレヨレです。でも楽しめましたよ。トイレも方々にあって助かりました♪


「妻籠(つまご)」です。馬籠はICから20分、妻籠は更に15分で着きます。


人出も店舗も少ないです。木曽はインバウンド客が多い所ですからコロナの影響は大きいと思います。今は静かに歩けるチャンスです!


この奥の方の宿に泊まったのです。確か夕飯は鯉のうま煮でした。妻籠らしい雨戸です。横板3枚で形成されており、写真では2枚目が障子張りに交換されています。好天ですと上部が解放されていたりします。


脇本陣「奥谷(屋号です)」明治10年の重文です。


明かり取りが役に立っています。奥の土蔵は資料館となっていました。


ここからも満州に集団移住したのですね。ロシア人に女は輪姦殺害、高齢者や子供は殺されました。bn家には子孫が居ないのですが米頼みの防衛戦略は将来が不安ですね。


「本陣」です。平成7年の再建ですが、古材を使ったのかも。内部は古さを感じます。


下から2段目の、茶色の板を曲げた弁当箱は6,000円以上でした。職人が少なくなって高価になったのでしょう。


「桃介橋(ももすけばし)」は大正11年の重文です。木造仕上げで良い感じです。「錦帯橋」も「蓬萊橋」も吊り橋では無いので流されてしまい再建です。



犬山城と同じ木曽川です。流域面積は国内5番目で、利根川>石狩川>信濃川>北上川>木曽川の順です。諏訪湖の西から名古屋ですから長いです。


寝覚の床(ねざめのとこ)です。公園となっており桜が散り始めていました。


前日の雨で色が・・・以前に訪れたときは水がもっと青かったよなー


下流側です。北上して伊那IC経由で諏訪湖へ。「義仲館」が立派なのは知っていましたが、昔過ぎて歴史的展示物が無いのでパスしました。木曽北部の「奈良井」だけは結婚後も2回訪れています。宿は天候を見てから朝一で予約しました。


宿は上諏訪温泉「湖泉荘」"ソロ&朝食"で2回泊まっています。和モダン客室24畳 @15,400円ですが、県が「信州割SPECIAL」割引5,000円+クーポン2,000円のキャンペーン中でした。@11,900円となりました。  

キャンペーンの対象は長野県、群馬県、埼玉県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県で5/末迄です。部屋は綺麗で広いし加湿器もあります。そう言えば「天龍川温泉 峡泉」は長野県なのにお得コースには割引がありませんでしたね。

夕食は半個室で、量は少なめですが内容的にも価格相応以上です。天ぷらも揚げ立てでした。


個室食事処や部屋食では無いので、騒々しい客(特に大陸の)が居ると困りますがコスパ的には優秀です。浴場は源泉かけ流しで夜中も入れます。係も親切ですし"お薦め”します。


「諏訪大社 下社 秋宮」です。下記オルゴール館のイベントまで時間があるので参拝しました。あっ!御柱が切れちゃった。


「日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのね」元はセイコーの社員が独立して設立した「三協精機製作所」ですが、吸収合併魔人の日本電産傘下となりました。1Fでは現代のオルゴールが展示、一部には触ることが出来ます。喫茶や売店もありました。


2枚目からは2Fのクラシックモデルの展示場です。6-7台を実演してくれます。オートマタ(人形)は常設でなく特別展です。


繁忙期は座って聴くようですが、閑散期は中心の1台しか動かしません。教会のカリオンが元になりますが、2枚目は1790年スイス製で鐘が付いています。


1820年のスイス製は、櫛歯型(音叉と同じ)に変わっています。この振動板を"弁"と呼びます。2枚目は1880年スイス製でシリンダが交換式で曲が選べます。


1890-1900年前後にはコストと音響に優れる円盤型となりました。弁が大きいと音も大きく出せますね。2枚目は1900年のドイツ製、オートチェンジャーでコインを入れる口もありました。


アメリカ製で当時はSLの蒸気で演奏しました(今はコンプレッサー)。アコーディオン・吹奏楽器・鉄琴etcが入っています。音的にはメリーゴーランドでした。爆音! 2枚目は後発の蓄音機型でオルゴールは消えることになりました。黒い筒がレコード盤代わりですが音質が酷いです。しかし歌声が録音できるのです。


オートマタは動画撮影禁止でした。全11体を全て動かしてくれました。最初の1体目って全体のイメージを印象付けますよね。日本のカラクリ人形と違ってギヤ駆動なので首とが前後左右に動きます。もちろん手足もです。ほとんどが1900年頃の物です。

1体目のナポレオン帽の淑女は黒目がバサバサ動きます。セピアカラーに退色しているのも味かも? 今迄「オオー」「へー」「綺麗な音ですね」とか言っていた客が「・・・」「・・・」全員無言です。不気味よなー

右から2番目の小さい奴は腕をビシビシ振ります。「何を手に持っていたか不明」とか。奴隷を叩く鞭じゃね?と思いましたが黙っていました。

ピエロは腰まで動いて舌も出します。ゾンビにしか見えん。2枚目の2体もビスクドールで有名なジュモー社のヘッド(頭)です。

実演時間は通常30分+オートマタ30分=計1時間でした。時間たっぷりで堪能できました。

現代のオートマタ、143万円のです。可動部分が圧倒的に少なくショボく感じました。2枚目は音響効果を活かして組付けた物。背面の箱は空洞でホーン形状でした。音は抜群に良かったです。

オルゴール博物館は全国にありますが、Webで見る限りは河口湖が一番でココが2番目かな。那須も良さそうです。
追記2022/5:聴くだけならココ>清里>河口湖と感じました。

全走行は1,260kmでした。

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(その3)京都寺社巡り・滋賀寺社巡り・犬山城・多治見修道院・天龍峡・木曽他/天龍峡温泉 峡泉(長野)

2022年04月23日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(その2)より

まずは愛知の「犬山城下町」へ。13時前ですがopen時は列が出来ていた「昭和横丁」もガラガラでした。閉まったお店が多く2FもCLOSEでした。まあ、簡素な食事スペースですから若者が休みの土日が稼ぎ時かと。


昭和横丁~犬山城までは約1km弱あります。お店を見ながら楽しく歩けて良いです。


結構、開いているお店も多いです。「犬山城へ近道」の看板がある稲荷に参拝して通過します。




10年振りの「犬山城」に到着。


現存天守では最も古く、実戦形式の天守閣です。「小牧・長久手の戦い」ではあっさりと攻略されていますが。

他の現存天守に比較して柱や壁が綺麗で無骨さがありません。2枚目の付け櫓に石落しが無いですし窓も普通です。


最上階にも天井があります。丸岡&丸亀城にはありませんでした。


登ったなー 木曽川を渡ると岐阜県です。


「豆吉本舗」さんでお土産を購入しました。草津温泉にも似たお店がありましたが撤退してしまいました。馬籠にもありましたね。


「旧磯部家住宅」は江戸時代の呉服商。間口が狭く奥行きのある(間口で税額が決まる)、よく見る形の屋敷です。屋根のカーブが独特です。


細長い屋敷です。2枚目はバームクーヘンのお土産を購入した「ココトモ バウム」さん。この道沿いにも2店舗ありました。美味しかったそうです。


犬山からお寺を見るべく多治見へ移動しました。約30分です。お寺の近くの「多治見修道院」に寄ってみました。ついに雨となりました。塀で後ろに下がれん・・・超広角は歪みますね。


画像はHPからです。宗教画が貼ってありますが説明もあるので分かりやすいです。

ログハウスは良い雰囲気ですが、研修等で使われるようです。海外の教会ではワイン造りはお約束です。日本はクッキーとかが多いかな。

売店ではワインも買えます。

目的の「虎渓山永保寺」は全く拝観出来ませんでした。授与所も見当たりませんでした。


国宝は二棟ありますが外観だけです。修道院の方が興味深かったです。


宿は天龍峡温泉「峡泉」【山紫|SANSI】58平米・部屋食ダイニング・半露天風呂(和洋室) @43,600円 建屋は綺麗です。


色々と突き抜けている宿でした。まずサービスは皆無です。駐車場は坂を50-60m登って置きに行きます。ヨギボーみたいなクッションは使い物にならない品でした。画像のTVは何と19インチ程です。延長ケーブルを依頼してテーブルに置きました。@4万overなのに加湿器もありません。

2枚目のタブレットがTEL代わりです。部屋食ですのでお酒もコレで注文します。回転寿司の専用端末と違って汎用品ですので、触れると様々なページが開いたりします。高齢者のことは考えていません。

ちなみに17:30頃からシステム更新が走っていました(笑) この時間は使えません。MAPは地区の物を単純に取り込んだだけなので、現在位置も分かりません。フロントに自分で他のMAPを取りに行きました。

部屋風呂も大浴場も塩素臭無く快適でした。女風呂はバスタオル切れで小さいタオルで身体を拭いたそうです。例によってTELもありません。廊下で仲居に頼んだら5枚だけ運んで来たそうです。「わざとよ。フロントのマネージャー格に苦情が行くように。人手不足で忙しいからでしょ」と。


食事は2.5万クラスなら良いのですが、4.4万ではちょっと・・・ 右下のチョウザメは生臭くて駄目でした。妻は一口で挫折しました。


筍と天ぷらは美味しかったです。


朝食は普通です。靴は催促して出して貰いましたし見送りもありませんでした。ポイント引いても@41,420円でした。食事は部屋食で静かでしたが、3.1万の宇治以下、2.8万の長浜と互角でした。

2枚目は駐車場からの「天龍峡」散策コース登り口です。「天竜川」ですが「天竜峡」でなく「天龍峡」なのです。


坂を上ると広くなっており、先には展望ポイントがあります。ここまで10分掛かりません。前日の雨で濁っていますが、HP等ではもう少し緑色なようです。


良く見えないので橋まで歩きました。駐車場から橋まで15分位です。橋からは見渡せました。


右の岩が青丸の「龍角峯」です。鬼怒川と同じで川下りのアトラクション的要素が濃いように見受けられました。


左の青丸に駐車しました。左右の橋の上が撮影ポイントとしては良いように思います(望遠があれば別ですが)



木曽観光に続きます

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(その2)京都寺社巡り(宇治上・貴船神社・鞍馬寺)・滋賀寺社巡り(三井寺・新宮神社・天寧寺)・犬山城・木曽他/ホテル&リゾーツ 長浜(滋賀)

2022年04月21日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(その1)より

「三井寺」も今回の目玉としていました。境内は非常に広く、半時計回りで約2時間を要しました。MAPの紫が主なポイントですが、三重搭界隈は遠目にしか見れませんし、左下の観音堂は秘仏です。赤丸に限定すれば1時間半で回れます。

青丸はともに国宝ですが「4人以上で事前申込」or「宿坊泊で@10万円以上」or「ツアー」でしか入場できません。我々は断念しました。


「仁王門(重文 室町中期)」は家康が1601年に甲賀から移築したものです。「運慶」らしいのですが、金網の目が細かくて良く見えん。


受付を通ると「釈迦堂(重文 室町初期)」があり拝観できます。


有名な「三井の晩鐘(重文 1602年)」です。600円で撞けたのですが、すでに釈迦堂で参拝してしまいました(鐘は参拝前に撞くもの)。しかし他の人が撞いたので聴けました。巨大な鐘ですが、思ったよりも軽快な音色でした。2枚目は「金堂(国宝 1599年)」北政所が再建しました。秘仏ですが堂内で参拝可能です。


「閼伽井屋(重文 1600年)通称「三井の霊泉」 今でもコポコポと水音が致します。2枚目は「霊鐘堂」の通称「弁慶の引摺鐘(重文 奈良)」引き摺った傷跡が残ります。



「一切経堂(重文)」1602年に毛利輝元が山口県国清寺から移築したもの。回すことは出来ませんが、近くで拝観できます。



「三重搭(重文 室町初期)」は秀吉が奈良から伏見城へ移築したものを、家康が1601年に寄進。2枚目の「潅頂堂」「大師堂」等も全て遠目に見るだけです。


こんなMAPにも説明されていない門が重文だったりします。風情があって気持ち良く歩けました。


城下みたいです。2枚目は「微妙寺」です。住職のベンツが!(笑)


"厄"を抜いて裏に願い事して吊るします。不動明王は秘仏、十一面観音立像(重文 平安)は「文化財収納庫」にあります。



「文化財収納庫」ここには国宝・重文53点が収納されています。以前はここがCLOSEで拝観を見送りました(館内画像はHPより)


幕末の「鐘楼」です。鐘楼の内部はめったに見れません。左右の階段から登って撞きます。音は三井寺方面に抜ける構造です。


左に「観音堂」、本尊の「如意輪観音」はまたまた秘仏です。正面の(2枚目写真も)「観月舞台」は花見シーズンに入場可となり、夜桜で有名です。


干支おみくじも入手。MAP左下にある「三尾神社」は三井寺に隣接しています。


「本殿」は室町中期の重文です。

鞍馬寺&三井寺、雨の予報が外れて良かった♪ 三井寺は秀吉が壊してしまったので、1600年前後の移築or再建がほとんどです。また、秘仏が多く奈良と比較すると・・・で、この優先順位となってしまいました。ただ、お寺を見ながらの散歩コースとしては秀逸です。

宿は「ホテル&リゾーツ 長浜」ジャパニーズスイート【スタンダード×フランス料理】@27,900円 6年前の「長浜ロイヤルホテル」時代に泊まっていますが、リニューアルされました。綺麗になったー


部屋は広いし快適です。





GOOGLEやクチコミで「洋食が美味い」とありましたが、コスパ的に今一歩です。軽井沢1130にも負けています。





3日目は彦根の「天寧寺(てんねいじ)」へ。彦根城の井伊家ゆかりの寺院です。本殿は工事中でした。


江戸時代と思われる階段を半分残して、隣に新たな階段を設けています。良いですね。


「羅漢堂」1819年 井伊直弼の父、直中は腰元が不義の子を妊娠したため藩の法度として手打ちにしました。後で相手が長男と判明し、心を痛めて五百羅漢を彫らせました。


建屋は修復されていますが、足元はオリジナルっぽい。全527体で色々と見てきた五百羅漢の中では、大きいし彫刻も見事です。


200年以上経ちますが色も僅かに残っています。





全ての像の目にガラスが嵌っています。角度によっては反射するのですが、500体もあるので結構睨まれている感じが致します。


満月の夜とか一人で参拝したら怖いかも。

「天寧寺」はお薦めです。

犬山城~岐阜へ続きます

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(その1)京都寺社巡り(宇治上・貴船神社・鞍馬寺)・滋賀寺社巡り(三井寺・新宮神社・天寧寺)・犬山城・木曽他/花やしき浮舟園(宇治)

2022年04月19日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

4/12-15(火-金)4泊5日の夫婦旅行です。これで静岡&北陸より西の旅は一段落となります。朝一で出発するも事故渋滞で圏央道を降りました。

妻のおみくじ目的で信楽の「紫香楽一宮 新宮神社」へ。狛犬も信楽焼でした。舞台では雅楽や舞が催されるようです。


焼き物の里見物は渋滞の影響で省略、京都へ向かいます。信楽-宇治間は山間部で茶畑が多く見られました。


宿の駐車場に車を置いて中州の塔の島&橘島を渡ります。川岸は宿の「花やしき浮舟園」です。


橋を渡ると源氏物語のモニュメント、宇治十帖です。その向かいに「宇治神社(重文)」があります。宇治観光は5年振りとなります。


参拝して境内を左に抜ければ「宇治上神社(世界遺産)」です。「桐原水」は室町時代に茶が流行った時からのものです。


「拝殿(国宝 鎌倉時代)」は独特な切妻です。


「本殿(国宝 平安時代)」前回は暗くて良く見えませんでしたが、今回は西日が差していました。


おみくじは金色にしました。旅行:行く先利益あり、病気:信心で平癒す


宿は1月に宿泊した「花やしき浮舟園」です。半露天風呂付和洋室 ときわ@31,000円 オンシーズンとなって@5,000円値上がりました。部屋・風呂etcは前回のブログに記載しております。


前回は食事処が寒かったのですが、この季節は大丈夫です。しかしカウンター席に変更となって真後ろは騒々しい中国人でした。スマホで中華ミュージックを掛けて食事するので、中華街で京懐石を食べている感じに。妻とは笑いながら戴きました。


京都は"一見さんお断りの花街文化"、遠方からの一見客には良い席は優先されませんね。2年前の京都では食事中に隣で壁を磨かれましたし(苦笑) お行儀良く食べたんだけどなー

朝食会場も半個室風から大広間に変更です。温泉ではありませんが観光地(平等院etc)へのアクセスが良く、コスパ的には良好です。しかし静かに食べたいなら、ホテル&個室居酒屋も宜しいかも。Wi-Fiは届きませんでした。

「鞍馬寺」を目指します。「えいでん」に乗りたかったので隣の貴船口駅から鞍馬駅へ。


徒歩5分で「鞍馬寺」です。「仁王門」は明治末の再建ですが阿吽の像は湛慶(鎌倉)作とか。




階段を登るとケーブルカーの駅に着きます。20分置きでした。到着駅には再建の「多宝塔(1960年)」があります。


ひーっ!しかし鞍馬では腹痛も治まりましたので歩けました。2枚目は「転法輪堂(昭和44再建)」で、内部には大き目の木造阿弥陀仏坐像があり、足元まで入れます。


本殿も昭和46再建です。地面の模様は昔からなのかな?パワースポットらしいです。景色はあんまりな感じ。


横には「光明心殿」がありまして、カラス天狗を祀っておりました。ここから望遠で一枚。


更に登って「霊宝殿」へ。ここと「三井寺」が今回の旅の目玉です。国宝20点以上他重文も収納されています。


1枚目(HPより)は別室畳張りに収納。特に2枚目(現地の写真より)の三体は平安時代の物。義経が何度も拝んだに違いありません。誰も居ないのでゆっくり参拝出来ました♪
   

与謝野晶子の記念館も併設されていました。与謝野晶子が用いた源氏物語の原本とか。私が読んだ源氏物語全54帖も与謝野訳でした。生前にはほとんど売れずに晶子自身が「死後にでも売れ申すべしと期し居り候」と言ったそうですが、その通りとなりました。

鞍馬駅から往復1.5km程あり階段も多いので、健常者でも1時間は掛かると思います(ケーブルカーの待ち無しで)

「貴船神社」は、この石段が有名です。特に雪&ライトアップで。


短い石段の先は新築本殿(2007年)です。


付近では川床の工事中でした。この板の上で涼むのです(お酒もね) うーん、会津の温泉旅館のは興味ありますね。
 

滋賀県に続きます

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近畿寺社巡り(3)朝護孫子寺・西大寺(奈良)/琵琶湖ホテル(滋賀)

2022年01月27日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

その(2)より   近年では4回目の奈良寺社観光ですが、これで一先ず終了となります。

奈良に入って人気のある「朝護孫子寺」へ。wikiによると聖徳太子の創建とか。現在の建屋は新しく文化財ではありません。


虎についてはHPによると「今から1400余年の昔、聖徳太子がこの山で毘沙門天王をご感得され、大変にご利益をいただかれましたのが寅の年、寅の日、寅の刻であったといわれています」とのこと。 かん‐とく【感得】= 神仏への信心が通じて、願っていたものを得ること。 

2枚目は「千住院」で虎の口を通れます。


大阪からの参拝客も多いと思います。山裾なので階段だらけで辛かった。


「多宝塔」です、たぶん。



「玉蔵院」から見た本堂(正面)です。


「玉蔵院」は搭も大仏も最近のものですね。2枚目は「本堂」からの「玉蔵院」です。


「本堂」は昭和33年再建。「胎内くぐり」も出来て楽しかったです。


開運招福!


「西大寺」へ。「本堂(重文)」は1800年代築ですが重要文化財です。四堂共通券は定刻を2分過ぎたとかで入手できませんでしたが(HPには時刻の記載なし)、個別に拝観可能です。係員に居丈高に「この時間からじゃ四つも見る時間が無いってことですよ」と云われました。

Googleのクチコミを見たら「16時10分、拝観は駄目と断られ30分まででしょうと尋ねるともっと早く来い僕らの帰る時間だと凄い権幕」と。この人だな(苦笑)

暗くて「木造叡尊坐像(国宝)」はシルエットしか見えません。お顔は後でポスターで知りました。2枚目は「愛染堂」で秘仏「木造愛染明王坐像(重文)」が限定公開されていました。40cm程の大きさで近くに寄れますが、やはり暗くて良く見えませんでした。


「聚宝館(しゅうほうかん)」は「宝物館」で 「金銅宝塔(国宝)」が見れます。こちらは良く見えました。2枚目は「四王堂」で江戸時代築、本尊の「十一面観音菩薩像(重文)」は6mと大きく、見応えがありました。





この「十一面観音菩薩像(重文)」は良く見えますし係員の女性が説明してくれて良かったです。本堂の画像では植木に隠れていますが、縁にダンボール等のゴミが積んであり景観的にちょっと・・。

Googleに「随所で痛みに手を加えられていなかったりする様が見られます。危なかったり趣を損なったりしてる気がするのでもう少し手入れをされた方が良い気はします」と。東大寺と対になる元大伽藍、頑張って欲しいですね。

宿は「琵琶湖ホテル」デラックスフロア「Lumina」レイクビューテラス付40平米ツイン@21,180円 チェックアウトは12時です。設備等には問題ありません。駅や繁華街にも近く便利な分、割高ですが。


夕食バイキングは品数も少なく味も今一歩でした。ホテル松島大観荘の方が安いし広いし美味しかったです。妻はビールが900円以上なので文句を言っていました。翌朝は体調も復活しましたが、一面の雪景色となりました。


2日目の多度から近江八幡までの峠超えでも20km程が雪道でした。この日の高速はアスファルトが見えていましたし、土山SA(画像)を過ぎたら周辺の雪も無くなりました。


新東名のSA「駿河湾沼津」で買いました。2,500円程でとても美味しかったそうです。具沢山ですね~


私は最近は食欲が薄いので1,700円のにしました。美味しかったです♪ 宿でもこれ位の刺身を出して欲しいです。


この日から「まん防」となりました。当初予定では「日吉大社」「犬山城再訪&城下町巡り」「多治見付近観光」でもう一泊でした。日吉大社は雪でNGですし帰投しました。旅行中に先々の宿予約を片っ端からキャンセルしました。

全行程 1,240km 購入したナビが活躍しました。

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近畿寺社巡り(2)萬福寺(京都)、四天王寺・安倍王子神社・安倍晴明神社(大阪)/花やしき浮舟園(京都)

2022年01月27日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

その(1)より 胸部痛で目が覚めたのでブログ作成します。

石清水八幡宮から「萬福寺」へ。敷地内のほとんどが江戸初期の重要文化財です。


「総門」~「山門」


「天王殿」「四天王像」


萬福寺は中国由来なのですが、江戸時代も臨済宗の一派として認められていました。布袋は今でも中国で「弥勒(ミロフ)」と呼ばれており、こちらも「弥勒菩薩」となっております。


全てが屋根付き回廊で繋がっています。雨&雪の観光にもBESTです。像は一部しか貼っていませんが方々に配置されていますし、ほとんどが重文となります。


「斎堂」。食堂のことです。


「大雄寶殿」が一番の見所です。


実際にはもう少し暗い殿内で雰囲気が良いです。2枚目は「釈迦如来像」で250cmあります。


左右に並ぶ「十八羅漢像」のうち十六体は鎌倉or室町で壮観なのです♪ 建屋も良いですね。


非常に見応えがあり、期待以上の満足度となりました。清掃も行き届いていました。以下のような中華風精進料理も頂けます。萬福寺、"お薦め”します。


宇治平等院の隣にある「花やしき浮舟園」です。半露天風呂付和洋室 ときわ@26,000円 室内は広さ・清潔感とも十分です。


湯は温泉ではありませんが、循環式&掛け流しで塩素臭もしません。窓からは宇治川が見えて良いですね。


正面が中州の端となります。木曽義仲はここで負けて大津で最期を迎えました。宿からは中州を渡って宇治神社の真下に行けます。


食事は美味しく35,000円クラスです。


配膳ペースや器も良い感じ。


残念なのが、食事処が激寒なこと。浴衣がフリーザイズでつんつるてん、丹前もペラペラでした。朝食時にはダウンを着た方もいらっしゃいました(苦笑) 連日の湯冷めで扁桃腺が腫れました(泣)

冬以外は"お薦め"な宿です。またはグランピングのつもりで厚着して食事しましょう。

大阪の「四天王寺」です。空襲で燃え台風で崩壊し、中心伽藍は昭和38年の鉄筋製です。大阪と言えば住吉神社ですが既に拝観しましたし、ここは規模が大きいので見ておこうと考えました。

「仁王門」の青&赤の力士像は派手でしたね。個人的には近代の作品ですし目にガラスを入れても良かったように思いますが。カメラの設定が動いちゃって四天王寺だけド派手な色合いとなっております(汗)



近くで見ると近代建築の安っぽさが・・・萬福寺より先に見ておくべきでした。


中心伽藍は有料ですが、パンフ類が配布されませんでした。搭内は拝観できませんでしたが、隣の「金堂」は可能です。「救世観音菩薩」とのこと。古い物ではありませんが撮影禁止でした。2枚目の「講堂」では「十一面観音菩薩」「阿弥陀如来坐像」を拝観できます。新品ピッカピカな感じで大きかったです。
 

「六時堂」と手前の「石舞台」は焼け残った重文です。他にも小さなお堂や門等も残っています。2枚目は「宝物館」「国宝の懸守」(かけまもり)が見れました。女性が首から掛けたそうで平安時代のもの。有名な七星剣は東京国立博物館に展示されています。

都会なのにとても広い境内でした。

「安倍晴明神社」です。妻の要望で寄りました。像もありますね。奈良の「安倍文殊院」の方が有名ですが(過去ブログ)


隣の「安倍王子神社」へ。「安倍晴明神社」はここの末社なのです。一部、修復中でした。


こちらでは私がおみくじを。旅行「問題なし」病気「軽くすむ」♪ 駐車場は約3台でMAXです。付近の有料駐車場に停めました。


その(3)奈良へ続きます。

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近畿寺社巡り(1)六華苑・多度大社(三重)、近江八幡(滋賀)、石清水八幡宮(京都)/ホテル多度温泉(三重)

2022年01月25日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

1/18-21(火-金)夫婦旅行で行先は以下となります。宿は昨年11月中旬に予約しました(病気の目途が付いた頃です)。

三重・・・六華苑・多度大社
滋賀・・・近江八幡散策(旧西川家住宅・旧伴家住宅)・日吉大社&新宮神社(雪でドタキャン)
京都・・・萬福寺・石清水八幡宮
大阪・・・四天王寺・安倍王子神社・安倍晴明神社
奈良・・・朝護孫子寺・西大寺

まずは「六華苑(重文)」へ。桑名の山林王と呼ばれた諸戸清六邸で大正2年築。洋館と和館がくっ付いた館です。3-4階には上がれません。


2枚目の写真、洋室に和風の箪笥とは珍しい。


二重廊下は塩原の御用邸を思い出します。保温防寒にも優れるのでしょうね。

お庭も散歩できますし揖斐川も隣です。調度品の揃った部屋は少なかったのですが、楽しめました。

「多度大社」へ。左側には「上げ馬神事」用の観覧席が並びます。この神社、エントランス以外は陽が当たらずに苔蒸しています。


多度大社と言えばコレ。


左側のダートを登って、正面の岩を超えるわけです。


2枚目写真の奥に見える本殿は非常に小さいのですが、背後の多度山を御神体としていたからなのです。


宿は「ホテル多度温泉」、ゴルフ場のホテルです。【露天風呂付き客室】本館◆デラックスツインルーム@20,735円


部屋は綺麗で広いのですが、寒くて参りました。大浴場は20人も入れるほど大きいですし、源泉掛け流しです♪ ナトリウム重曹泉だったかな?僅かにツルツルしました。女風呂は1/3の広さだったそうです。ゴルフの客層ですね。
 

2枚目は食堂です。全6組でした。


刺身はNGですが、他は価格相応かと思います。


お肉は多めでした♪ 

この宿は冬は館内が寒いし、他のシーズンはゴルフ客も増えるでしょう。観光には立地的にも微妙かな。

「近江八幡」です。今回の旅の目玉は「近江八幡」と「石清水八幡宮」です。犬の散歩1組としか逢いませんでした。


栃木と比較しますと・・・水が汚いっすね(汗)


水面が歩道と変わらぬ高さです。


「白雲館」は明治時代の洋館の校舎です。しかし内部は大改造された観光案内センターでした。2Fは広々としています。重文ではありません。


役所として使われていたそうですが、この窓際の隙間が気になります。書類をココに積んだらカビ避けと室内の保温には役立ちそうです。


「旧西川家住宅(重文)」です。江戸中期の商家であの"西川ふとん"です。


とても広い豪邸です。元は蚊帳や畳表を商っていたのです。蚊帳も展示されていました。


ままごとSETの小道具も凄いです。儲かっていたのですね。ところで23日の一周忌の引き出物は西川のタオルケットでした。


「旧伴家住宅」も江戸時代の商家でやはり畳表や蚊帳を扱っていました。近代では学校や図書館として使われていたので什器がありません。


「石清水八幡宮」へ。京都は近年では6回目の訪問となります。京都郊外、宇治の西側にあります。


「社殿&楼門(国宝)」です。江戸時代初期のものですが彫り物も綺麗に修復されていました。


信長が寄贈した塀です。宇佐神宮との生臭い揉め事があって参拝しておりませんでしたが、妻の"おみくじ"要望に折れました。来てみれば良い所です。


同じ京都の「萬福寺」は写真が多いので、その(2)へ続きます。

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(3)兵庫寺社巡り・福知山城・名古屋城本丸御殿etc/ホテルフォルツァ名古屋栄、神戸みなと温泉 蓮、湯村温泉 朝野家、山代温泉 吉田屋山王閣

2021年11月11日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(2)より

兵庫から北陸に入りました。三方五湖PAからは三方湖が良く見えます。三方五湖はMYブログでは3回目の登場です。


「氣比神宮」へ。有名な割にはこじんまり。


芭蕉です。今では白砂もありません。


「山代温泉」に到着。付近を散歩しました。これは古総湯(外湯)ですね。湯涌・山代・山中・片山津の中では山中温泉が散策出来て面白いと思います。湯量も豊富ですし。


宿は「吉田屋 山王閣」孔雀殿「羽伸~UNO~」能登牛×舟盛会席 @26,400円とリーズナブル♪ 


部屋は少し狭いのですが、綺麗で虫も出ませんでしたし温泉は適温&掛け流しです。


刺身はスーパーと同程度ですが、宿の価格的には問題ありません(私が"今一歩"と記載する場合はスーパーより不味いのだ)


他の食事は美味しかったです。サービスも上々で"お勧め"な宿です。


金沢は何度も観光していますが、妻の要望で「石浦神社」に寄りました。兼六園の近くです。金沢最古の神社で参拝客も多かったです。

名立谷浜SA(なだちたにはま)からは日本海も良く見えます。バイバイ!


全行程1,620km 胸と背中が痛かったのですが妻には内緒でロキソニンで頑張りました。

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(2)兵庫寺社巡り・福知山城・名古屋城本丸御殿etc/ホテルフォルツァ名古屋栄、神戸みなと温泉 蓮、湯村温泉 朝野家、山代温泉 吉田屋山王閣

2021年11月07日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

(1)より

「太山寺(たいさんじ)」
は神戸市にある古刹です。「本堂(国宝 鎌倉)」の内部には仏像が並んでいるのですが暗くてよく見えませんでした(泣) 仏像を拝観できる寺院を選んだのになー


「阿弥陀堂」は江戸の再建ですが「阿弥陀如来坐像」は鎌倉時代の重文です。


「三重搭」も江戸時代の再建です。奥の院は立ち入り禁止でしたが橋と川に風情があります。


「鶴林寺(かくりんじ)」は加古川市にあります。「仁王門」は江戸の再建ですが要修復です。


2枚目は「本堂(国宝 室町)」です。


秘仏なので拝観できませんが入場参拝は可能です。2枚目は「太子堂(平安 国宝)」です。外見のみです。


「観音堂(江戸再建)」「護摩堂(室町後期 重文)」です。ともに入場拝観可能でした。護摩堂の不動明王像は毎月27日のみの公開となります。


「新薬師堂(昭和再建)」の仏像は昭和の物には見えません。たぶん江戸時代かな? この寺には宝物館があって仏像・仏教画が並びます。


「浄土寺」は小野市(神戸の北の方)にあります。名古屋城本丸御殿と並ぶ、今回のメインです。「阿弥陀堂(国宝 鎌倉)」「阿弥陀三尊像(国宝 鎌倉)」快慶作で5m30cm(須弥壇を含めると7m50cm)と巨大です。画像はパンフから。

像も大きいので建屋も大きいのです。

左の「薬師堂(重文 室町)」には入場できません。おみくじが手作りで種類が多いです。4体お持ち帰り♪

一乗寺も気になりましたが時間的&仏像拝観が確認できなかったので諦めました。

宿は兵庫県の湯村温泉「ゆけむりの宿 朝野家」迎賓室 温泉露天風呂付特別室【紺瑠璃】@35,178円 部屋は良い感じで設備も揃っています。カメ虫は室内に6匹。


露天は掛け流しの重曹泉ですが・・・たぶん縁の下がカメ虫の冬眠場所です。湯には3匹浮いて異臭が。付近にも常時10匹はいました。うーん、50匹以上退治したかしら。露天付きの部屋は予約してはいけません。湯温が98℃なので加水でヌルヌル感が薄まっていましたね。


刺身がとても美味しいです。


のど黒は追加料理で@2,200円、美味しいです。食事は今年の宿では最高点でした。ただ、虫が多すぎましたね。


翌朝は付近を散歩しました。


吉永小百合像です。1981年のNHKドラマ「夢千代日記」の舞台だそうです。


光秀の「福知山城」に寄りました。外見は良い感じです。





(3)の北陸へ続きます

明日から検査入院ですので、しばらく経ってからのUPとなります。

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(1)兵庫寺社巡り・福知山城・名古屋城本丸御殿etc/ホテルフォルツァ名古屋栄、神戸みなと温泉 蓮、湯村温泉 朝野家、山代温泉 吉田屋山王閣

2021年11月07日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

妻の10月一杯での退社が決まりました。有休を消化して遠出することに急遽決定!

当初は高知・別子銅山(私は林道ついでに観光済)を予定しましたが、妻は興味が薄いとのこと。候補地から「兵庫寺社巡り」+「名古屋城本丸御殿」+「山代温泉」を組み合わせてみました。10/26-30(火-土)4泊5日の夫婦旅行です。

私は車で、妻は仕事後に新幹線で名古屋へ。宿は栄町の「ホテルフォルツァ名古屋栄」デラックスツインルーム@8,000円+駐車場2,000円 名古屋駅近くはバス・トイレ別を選ぶと高価なので少々離れました。12時outが特長です。


隣は松坂屋や三越なので買い物には困りません。「美濃吉」だっけ?のお弁当です。約1,500円と3,000円(2枚目)ですが、まあまあかな。浜松で食べた寿司の方がお得かも(我々夫婦には)。


まずは名古屋城へ。「名古屋城本丸御殿」です。2018年に完成しました。


あれっ!お堀に水がありません。2枚目は本丸御殿の正面です。


裏からの入場となります。
 

写真が多いので4枚組でUPします。豪華絢爛です~♪ ただ新築ですので二条城のような渋さは感じません。


彫刻類も半端ではありません。


2枚目は「金シャチ横丁」で食事処が並びます(まだ開店前です) ご当地メニューが多いので遠方からの観光客にはお勧めです。


「中山寺(なかやまでら)」は兵庫宝塚市にあります。「山門」は徳川家光再建のもの。長い参道の先にエスカレーターが。超便利です。正面は「五百羅漢堂」です。


再建ですが内部が凄いです。2枚目は豊臣秀頼再建の本堂ですが、割と派手な出来です。


聖徳太子が建立したとか。


妻は「神戸異人館」を見ていますが、私は初めてとなります。「風見鶏の館(重文)」明治42年にドイツ人の貿易商トーマス氏が建てました。


家具が城壁デザインです。


当時の写真も残っています。第一次世界大戦でドイツが負けて、全てを失って帰国することなります。その後の消息は不明とか(悲)


「萌黄の館(重文)」は明治36年にアメリカ総領事ハンターシャープ氏の邸宅として建築された洋館です。


この館は良い感じです♪ 調度品が揃っていると温かみを感じるのです。








2階のサンルームからは、神戸の街並みが見えます。

以上の2軒が重要文化財となります。時間が無ければこの2軒がBESTですね。「うろこの家」ってのも気になりましたがCLOSEでした。

手前から「英国館」「洋館長屋」「ベンの家」です。


「ベンの家」です。ベンとは冒険家ベン・アリソン氏のことで、氏をイメージして作成したそうです。


「洋館長屋」は、かつては外人向けのフラットだったそうです。


「英国館」はイギリス人建築家の設計による洋館で、「シャーロック・ホームズ」の部屋が再現されています。


館内着用の貸衣装もありましたね。

妻より「日本人の作った洋館なので本物とは比較にならない」と聞いていましたが、私的にはとても楽しめました。これはこれでONLY ONEなのです。

宿は「神戸みなと温泉 蓮」ハーバースイート/半露天温泉付き特別室(ツイン) 606号室 @31,790円 夕食はバイキングですが美味しい方ですね。


源泉かけ流しですが、自分で溜めなければなりません。薄茶色でした。
 

部屋からの夜景は最高です♪ 適度な気温と心地良い海の香りで、テラスベッドでウトウトしました。


(2)へ続く

これで目標としていた京都以西の観光は終了しました。長いこと掛かったな~。残りの候補地は、「再訪ニセコ&サッポロビール園」「三内丸山遺跡&蕪嶋神社(妻要望)」「東北温泉地巡り」「木曽再訪」「京都・滋賀寺社(石清水八幡宮・三井寺・多賀大社etc)」となりましたが・・・

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