旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

勝常寺(福島県)・福島市民民家園・秋保神社(宮城県)・磊々峡(宮城県)/高湯温泉 玉子湯

2023年10月30日 | 東北(内訳)

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「勝常寺(しょうじょうじ)」は福島県湯川村となります。喜多方と会津の中間辺りです。ちなみに狸ばやしの證誠寺は千葉です。810年開祖、仏像群は9世紀。


山門は文化財では無いようですがヤレ具合から見て明治かな。


「(重文)薬師堂」は室町初期で内部には「(国宝)薬師如来像 平安初期」が安置されており拝観可能です。拝観には事前に電話予約必須です。電話対応された年配の男性も(御住職?)、案内の御内儀も親切でした。


東日本には平泉を除けばこれだけの国宝・重文像が並ぶ寺は、たぶんありません。画像は湯川村のパンフから。


「薬師如来像(国宝)」以外は収蔵庫に展示されています。国宝重文12体が並び壮観です。菩薩群の腰付きや下腹には奈良時代の特徴が出ていて優雅でした。じっくり拝観出来て良かったです。

ここの仏像群は、書籍にも頻繁に掲載されています。

体調が良かったので、月岡温泉で高湯温泉の宿を予約しました。時間が余ったので宿の近くの「福島市民家園」へ。カメムシが飛び回り、床にもいっぱいでしたので屋外から撮影だけしました。なんと入場料が無料です。十軒程ありましたが半分をUPします。

「旧馬場家」は1807年頃の会津の上層農民宅で、左に突き出た部分は馬屋です。


「旧渡辺家」も同時代の上層農民宅です。別棟の風呂and便所が付いていました。


風呂釜は、最近作った物ですね。


便所には飛騨みたいに捕まる縄がありません。天井に痕跡もなかったです。2枚目は「旧阿部家」で1700年代後半の普通農民宅です。寝るところ以外は土間にムシロです。寒いだろこんなの。江戸時代の平均寿命は35-40歳でしたっけ。


「旧筧家宿店」旧会津街道と米沢街道の分岐点に建っていた宿で、江戸後期築で大正まで商売していました。上記「勝常寺」のある湯川村付近です。2階は宿で1階は売店ですが茶屋も兼ねていたのかも。この構造の家屋は初めて見ました。


「旧小野家」明治初期の養蚕農家です。関東もほとんどが2階建てです。北海道には平屋もありましたね。

芝居小屋の「(重文)旧広瀬座」は修復中でした。ここが一番の見所なので残念ですが、「(重文)康楽館(秋田)」「(重文)内子座(愛媛)」でも見れました。関東近隣では「生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)(長野県上田市)」の資料館が旧歌舞伎座で階下のセリも見られます。

宿は「高湯温泉 玉子湯」@23,930円 和ツイン30〜33平米 写真の3棟は温泉の建屋ですが21時でCLOSEです。2枚目の有名な露天は、男性は時間制で翌朝となります。当日はこの写真の奥側の升1ヶ所しかなく8名程でMAXです。全49室でほぼ満室でしたが早く着いたので何とか入れました。

妻曰く、翌朝に風呂で会った方は夕食前に行ったら満杯で大変だったそうです(2升あるのに) 小さな内湯もいくつかありますが、足りませんね。早々なチェックインが必須です。

お部屋は綺麗ですし網戸にしなければカメムシも入って来ません。食事処も十分な間隔がありました。4階に大浴場があって24時間入れます(露天は無し)


食事は価格的には今一歩かと思いますが、我々には十分でした。不味い刺身は要らないから朝食の蒸し物を夕食に出して欲しい。あと”こづゆ”が食べたいっス。




お湯の質は良かったのですが、他は駄目。サービスは皆無で荷運びも説明も一切皆無で「パンフを見てください」と。ボイラーの故障でお湯が止まって「頭洗えん」と妻が怒っていました。部屋に風呂があれば湯沸かしの湯で洗えたんすけどね。

仙台の秋保温泉の「秋保神社(あきうじんじゃ)」へ。写真の鹿みくじを授受致しました。


「磊々峡(らいらいきょう)」は秋保温泉にあり、遊歩道は長さ650mです。


写真にも岩の苔が写っていますが、陽が当たらず暗い渓谷です


水は澄んでいるんすけどね。温泉街を車で徘徊して撤収です。


帰路、秋保の「万華鏡美術館」に寄りました。ほとんど撮影禁止でしたが様々な万華鏡を覗けます。結構楽しかったです。


全行程 1,227km この体調ですし勝常寺を拝観しておきたかったのです。

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弥彦山パノラマタワー・旧斎藤家別邸・新潟市歴史博物館みなとぴあ・市島邸/月岡温泉 曙

2023年10月30日 | 甲信越・東海・北陸(内訳)

前より

2日目は妻の要望で「弥彦山パノラマタワー」に登りました。着座して回転しつつ上昇します。弥彦神社やロープウェイは過去に観ていますので省きました。
 




新潟市内の「旧斎藤家別邸」、廻船問屋の豪商です。大正7年築。ここは観光客が多かったです。 


二階からのお庭の眺望が良いです。


上の逆光部分を反対側から撮りました。


「新潟市歴史博物館みなとぴあ」しゃれた洋館に惹かれて訪れましたが展示内容が少し乏しかった。


歴史&産業の展示です。


牛の角を模してのオマジナイで、マムシに噛まれないのだ。 牛乳箱が展示されていることに少々驚きました。私も年取ったー


「旧第四銀行」も隣接します。昭和2年築。


応接室と大金庫以外はリニューアルで現代そのもの。「新津記念館(昭和10年築の洋館 一部公開)」をお薦めします。


月岡温泉近くの「市島邸」へ。門は明治40年築、水路には鯉が泳ぎます。一時は小作人2,600人を抱えた豪農で旧第四銀行の取締役でした。メッチャ預けていたんだろうなー


丸窓は書斎でお庭が見えるのです。


書斎に帳場です。たぶん金貸しもやったのでしょう、大庄屋のお約束ですから。


93畳。冬とか暖房はどうしたのかな。仏壇もデカイです。


敷地は8000坪以上、三渓園の約1.5倍です。


茶室は幕末です。2枚目は僧を招いて小作人等に講釈する建屋です。

2020年は来場者がクマに襲われて休館となっていました(汗) 今年はクマが多いらしいので鈴くらいは持っていた方が無難でしょう。

時間が無く、「豪農 伊藤家(北方文化博物館)」「豪農 笹川家(重文)」「石油王 中野邸」は次回としました。埼玉からなら越後湯沢一泊で丁度良い距離です。

宿は「月岡温泉 湯あそび宿 曙」【露天風呂付客室】「こはく」少し広い部屋を選びました。@22,000ですが金券etcで実質@20,500円でした。


部屋風呂は温泉ではないので入りませんでした。2枚目は大浴場の内湯で硫黄泉です。


全25室。露天は到着時は混んでいたので、夕食直前と夜中に入りました。2枚目はオマケで、紙袋はコシヒカリです。


食事処は隣席と離れています。キノコ鍋は美味しかったです。


”のどぐろ”は冷凍期間が長いようで水っぽかったですが、他は価格相応でした。サービスの良い宿で”お薦め”です。「華鳳/別邸 越の里」は@5万なのに駄目でしたが、「村上館湯伝」「摩周」もココと同じく良い評価です。

埼玉県央部から月岡温泉までは休憩無しで4時間、仙台の青葉城跡までと同じです。実際には休みながらで5時間弱掛かりますので、1泊2日では少々疲れる距離となります。

宮城 秋保観光に続きます

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玉翠園・谷村美術館・翡翠園・フォッサマグナミュージアム/奥の湯 湯元館(新潟県柏崎)

2023年10月29日 | 甲信越・東海・北陸(内訳)

10/16-19(月-木)背中に硬膜外ブロック注射して(背骨に麻酔注射)出発です。

一路、糸魚川へ。途中で道の駅 小谷に寄りましたが、温泉の良い香りがしていました。源泉掛け流しの重曹泉とか。寄りたいのですが時間がありません。まずは「フォッサマグナミュージアム」へ。


糸魚川の翡翠が展示されています。昔に採取された石は濃いグリーンなのですが昭和以降のは白っぽいのです。

世界中の化石が展示されていました。私的にはココが一番面白かったスね。


宝石&鉱石ごとに分けて展示されています。2枚目は「石膏」です。


翡翠と間違って採取される石だそうです。ここでは翡翠の鑑定もしてくれるみたい(曜日指定有り) 2枚目は化石の採取コーナー(有料)です。ちょっと割ってみたいかも。


「谷村美術館」です。内部は撮影禁止ですが近代の仏像彫刻には興味が薄いのでサクッと見て終了です。土地的にも繋がった「玉翠園」にも入れます。「足立美術館」の庭園を造った中根金作によるものです。


中々に見事です♪ 水場が凍って積もった方が綺麗かな。


翡翠のテーブルです。「足立美術館」と同様に建屋内からの見物となります。我々はコチラの庭園が主目的でした。


SET券で入れる「翡翠園」は車で10分弱となります。こちらは庭園(歩ける)と翡翠の加工品の展示です。


ブラジルやインドの翡翠はグリーンが濃く、糸魚川産は白がベースです。


中国のは透明度が高いです。


サクサク見ましたが宿にはギリな到着でした。宿は柏崎の山寄り「奥の湯 湯元館」@19,800円 部屋206号で綺麗でした。wi-fiはXperia Ace IIIでも切れたり繋がったりと不安定。PASSを尋ねたら「廊下に貼ってあります」と。


塩素臭の無い重曹泉は快適でしたが23時迄と残念でした。


価格の割に食事処が個室で吃驚! 朝の露天も貸切状態でした。


天ぷらは油が古くて妻は残しました。ナスが美味しかったです。


鯛茶漬は柏崎駅前のお店(日本海とか)には大きく劣ります。かえって白米が良かったかと。

この近辺には掛け流しの温泉が少ないので、価格相応かと。塩原辺りと比較すると厳しいかな。

新潟市内観光へ続きます

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コスモス/コスモスアリーナふきあげ

2023年10月24日 | 関東編(内訳)

本日、見て参りました。これで全体の2/3位です。結構広いのですが、平日でも駐車場は満車に近い状態でした。


人がいる所は歩道となっています。



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ケイトウ/国営武蔵丘陵森林公園

2023年10月15日 | 関東編(内訳)

先週も硬膜外ブロック注射してお出かけしました。左足の壊疽部分は瘡蓋化しつつあります。当初4000歩が6000歩まで痛み無く歩けるようになりました。

10/11 国営武蔵丘陵森林公園です。痛みの無い頃は2-3回/年は訪れていました。障害者は入場料も駐車料金も無料です♪ 撮影用の台がありました。

台の上から。2枚目は中程から。逆光ですと色が薄くなりますね。

最奥から。赤トンボがたくさん飛んでいました。

奥様の巨峰ソフト


翌日は胆嚢と前立腺の手術をした病院で胃カメラ・血液&尿検査を致しました。組織診はTELで貰えます(病院が都内ですから)

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日立おさかなセンター・アクアマリンふくしま・白水阿弥陀堂 /大田原温泉 ホテル龍城苑

2023年10月09日 | 関東編(内訳)

10/6-7(金-土)体調は良く無い(背中痛)のですが結婚35周年なので強行しました。9/26のお彼岸に川崎まで伯母の墓参りに。帰路、あまりに痛んだので旅行前に久々の脊椎ブロック注射を致しました。2~4日間は有効なのです。


「道の駅 日立おさかなセンター」で味勝手丼(みがってどん)を。私は5種に小ライスです。赤海老が新鮮で◎、マグロとかんぱち、メカブも美味しかったです。前日まで暑かったせいかメヒカリは鮮度が✕。2人分で3,300円でした。


待ちは無しでした。ちなみにライスとスープは含まれています。他の店で食べている方も多かったので、次回があれば比較しようかと。
 

SA&PA 3ヶ所でトイレしつつ「アクアマリンふくしま」へ。妻とは2回目の訪問となります。


大水槽は「いわし」でしたー


小さい水槽の小魚やエビが楽しいです。



 

前回は正面のタワーにも上りました。


「白水阿弥陀堂(国宝)」へ。妻は初めてとなります。私は3回目ですね。池が干上がっていました。9月に床上浸水したので対策したのでしょうね。10月から拝観再開しました。


1160年築で良い風情です。


仏像群は小さ目ですが重要文化財で内部にも拝観可能です。写真はパンフから。


宿はいつもの「大田原温泉 ホテル龍城苑」の露天付和洋室「清流音」 @27,000円 チェックアウト11時 詳細は以前のブログにて(リンク)
インバウンド向けか値上げした宿が多かったのですが、ココは価格に変わり無し♪ 源泉掛け流しで檜風呂がリニューアルしていました。持病で冬の露天は寒くて入れないのでコノ季節がBESTなのです。

子持ち鮎が11月までは提供されますが、12月以降は鮭とかの切り身となります。前者がお薦めです。


翌日は「那須フラワーワールド」へ。駐車場はこの背後に15台なので全50台位でしょうか。満開の土日は苦戦するかも? 2枚目はダリアだったかな。


ケイトウは終わっていました。1週間前にニュースで見ましたものね。寒いのでウインドブレーカーを羽織りました。この日は那須のお山で凍死者が4名も出ましたね(合掌)


妻はお金の掛からない人なので、3万弱のネックレスでOKらしいです。実物は米粒にも満たない大きさでしたね。まあ、妻が還暦まで都内へ通勤したのも母&亡き弟のためでした。弟さんは一度も働かずに”おんぶにだっこ”だものなー

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