キャノンデールのモジュールコンセプトの一環である、BB30対応のホログラムクランクがモデルチェンジしました。
『SISL2クランク』と名付けられたこのクランクは、クランク部とシャフト部、さらにボルトを合計した数値が、484グラムという超軽量クランクになっています。これはいち早く取り入れた中空構造も貢献している数字です。
http://www.bikerumor.com/2012/06/21/updated-cannondales-484g-hollowgram-sisl2-crankset-back-online/
http://www.veloderoute.com/article/5612/cannondale-les-nouveautes-2013...
始めはスパイダー部も巻き込んだ一体削りだしでの軽量化と思ったのですが、さすがにそれはないようです。交換できます。さらに注目なのがインナー&アウターチェーンリング、さらにスパイダーアームまで一体で削りだしたギヤ部分です。スパイダーアームはなんと10本となり、アームを減らしたシマノ9000デュラとは全く反対の路線を辿っています。アームを少なくして強度を出すシマノ、細く多くアームを設定することで対応するキャノンデール。これも考え方の違いですけね。
ホログラムクランクは、BB30クランクにおいて最上級のクランクだと思っています。それは主に軽さとフレームとのマッチング性によるモノですが。しかし欠点もあります。それはチェーンリングの剛性不足、さらにBBシャフト(アルミ製なのでよく削れる)のガタ取りにウェーブワッシャーを使っていることです。この二つがトラブルの元となっています。
ところが今回は大胆に一体で成型していることから、少なくとも剛性不足は解消されると思います。メーカー発表ではデュラエースに匹敵するとか。さらにBB30は最近プレスフィット30に移行が進み、上手くすれば2013モデルでは解消されているかもしれません。
しかし歯数が53×39Tと50×34Tしかないようで、いくら軽量、高剛性といっても、皆に受け入れられるかは……、ちょっと微妙です。シマノ、カンパはギヤテーブルを増やす傾向にありますからね。ここは可能なら、1T単位でこだわりたいところですよね。
ですが、キャノンデールの上位機種はホログラムクランクをつかってナンボという気もします。
悩ましいところですね(笑)。
『SISL2クランク』と名付けられたこのクランクは、クランク部とシャフト部、さらにボルトを合計した数値が、484グラムという超軽量クランクになっています。これはいち早く取り入れた中空構造も貢献している数字です。
http://www.bikerumor.com/2012/06/21/updated-cannondales-484g-hollowgram-sisl2-crankset-back-online/
http://www.veloderoute.com/article/5612/cannondale-les-nouveautes-2013...
始めはスパイダー部も巻き込んだ一体削りだしでの軽量化と思ったのですが、さすがにそれはないようです。交換できます。さらに注目なのがインナー&アウターチェーンリング、さらにスパイダーアームまで一体で削りだしたギヤ部分です。スパイダーアームはなんと10本となり、アームを減らしたシマノ9000デュラとは全く反対の路線を辿っています。アームを少なくして強度を出すシマノ、細く多くアームを設定することで対応するキャノンデール。これも考え方の違いですけね。
ホログラムクランクは、BB30クランクにおいて最上級のクランクだと思っています。それは主に軽さとフレームとのマッチング性によるモノですが。しかし欠点もあります。それはチェーンリングの剛性不足、さらにBBシャフト(アルミ製なのでよく削れる)のガタ取りにウェーブワッシャーを使っていることです。この二つがトラブルの元となっています。
ところが今回は大胆に一体で成型していることから、少なくとも剛性不足は解消されると思います。メーカー発表ではデュラエースに匹敵するとか。さらにBB30は最近プレスフィット30に移行が進み、上手くすれば2013モデルでは解消されているかもしれません。
しかし歯数が53×39Tと50×34Tしかないようで、いくら軽量、高剛性といっても、皆に受け入れられるかは……、ちょっと微妙です。シマノ、カンパはギヤテーブルを増やす傾向にありますからね。ここは可能なら、1T単位でこだわりたいところですよね。
ですが、キャノンデールの上位機種はホログラムクランクをつかってナンボという気もします。
悩ましいところですね(笑)。