昨年、600グラム台に突入したキャノンデールのカーボンモデル・スーパーシックス。数年はこのままでいけるかと思いきや……、いきなりハイモッド化です。しかも後ろ三角にシナプスから引き継いだSAVEステーも、変更になるようです。
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スーパーシックスエヴォ サガンモデル(ターミネーター柄)
何故今、ターミネーター? という疑問はさておきましょう(苦笑)。サガンのニックネームか趣味なんでしょうけど。
スーパーシックスエヴォは評判が高いモデルでした。しかし体格がいい人にはちょっと剛性不足という意見も聞かれましたね。軽さはもちろん正義なのですが、ライダーのパワーを生かし切る剛性もまた正義です。
今回のハイモッド化は、おそらくプロライダーからの要望でしょう。ハイモッド化は基本的にそのままカーボンファイバーの高弾性化を意味します。スーパーハイモジュラスとなっていますが、まあ要するにウルトラハイモジュラスを使ったのでしょう。もしくは三菱系のちょっと特殊タイプかもしれませんね。ベースのバリスティックカーボンというのが不明なままですが、ここがこのバイクの軽さの秘密なのでしょう。これとウルトラハイモジュラスカーボンを組み合わせることで、エヴォの軽さのまま剛性を高めていると思われます。
エヴォは3ピースモノコックタイプですが、エヴォハイモッドも基本的には踏襲でしょう。SAVEステーから形状が変わっているのでバックの型が作り替えられているのは当たり前として、前三角は意外とそのままかもしれませんね。
ちょっと気になるのは、リヤディレーラーワイヤーストッパーです。実はここの部分、今急速に見直しが進んでいます。それはエアロダイナミクスのためのワイヤ内装化と、電動変速対応の副産物なんですけど。チェーンステーの下側から取り回すのはねじれが生じ、どう考えても非効率的です。ここをうまいこと逃がそうとするデザインが競うように生まれてきています。つい先日出て来たウィリエール・チェントウノSRなどはかなりな完成度を持っています。せっかくモデルチェンジするのですから、ここら辺も煮詰めればいいと思いますねー。
特にアッセンブルされているスラム・レッドはこの部分のアウターワイヤをかなり長く取らなければなりません(シマノやカンパより遙かに長めです)。そういうパーツにも対応しなければいけませんから、やはり見直しが必要かと。
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スーパーシックスエヴォ ハイモッド
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CAAD10
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スライスRS ジップ808バージョン
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スライスRS
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スライス
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スーパーXディスク
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CAAD X
http://www.bikeradar.com/news/article/pro-bike-peter-sagans-cannondale-supersix-evo-hi-mod--34462/
http://www.bikerumor.com/2012/07/04/2013-cannondale/#more-45672
http://www.bikerumor.com/2012/06/20/2013-cannondale-supersix-evo-standard-road-disc-cyclocross-womens-bikes/
でノーマルのスーパーシックスエヴォなんですが、がっかりと言うか、びっくりというか……。どうやら950グラム(560フレーム)になるということです。このデータが正しいかもちょっと信じられない気分なんですが。これだと2012年モデルとは名前が同じだけで、中身はまるで異なるバイクになってしまいます。手頃にはなるのでしょうが、それですべて肯定できるとは思いません。うーん、詳細を待ちたいところです。
CAAD10はさすがに継続ですね。これはあちこちで評判が高いです。魅力ある製品作りとは大切ですね。どこで作っても、結局大切なのはその製品の善し悪しといいったところですか。
で、TTモデルもモデルチェンジです。RSが付きますが……、え、え? えー!? なんというか、破壊的なかっこ悪さです! それを演出しているのは間違いなくシート集合部です。逆向きのシートポストもそれに拍車を掛けます。でもこの部分がこのバイクのキモでしょう。トレックのスピードコンセプトのケース付きのような形状です(笑)。どうやってUCIを丸め込んだかわかりませんが、確実に効く部分に大胆な形状を持ってきました。フロントフォークも流行のアウトボードコラムタイプですし。これでヘッドチューブ部の全体としての長さを稼ぐことが出来ます。さらにマグラ油圧ブレーキモデルもあるとか……。ブレーキの変革は、かなりの速度で進んでいるようです。
スーパーXディスクは春先のクラシックでもスペシャルバイクとして見られましたね。今のシクロクロスはすごく性能が良くなっているので、ホイールを交換するだけでロードにも使えてしまうほどの存在になりました。良いですよね、こういうバイクは。しかし……、カーボンフレームのはずですが、リヤのディスク台座が溶接しているように見える……、のは気のせいでしょうか? エンドはアルミで作っているみたいなので、ちょいと変えれば済むのでしょうけど。
個人的に本当にシクロクロスにのめり込むなら、CAAD Xが最良のとっかかりだと思います。もちろんカーボンフレームはいいですよ? でも転んだり、オフロードのダメージが必ずあるのがシクロクロスです。そこは強度面でも経済面でも思いっきり走れるアルミフレームというのは、とても魅力だと思います。もちろん壊れるときは壊れますけど(苦笑)。
まだシナプスとかCAAD8が出て来ていないですが、ハイエンドラインはこれで網羅していると思います。エアロロードはないですが、不満を言う人は居ないでしょう。
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スーパーシックスエヴォ サガンモデル(ターミネーター柄)
何故今、ターミネーター? という疑問はさておきましょう(苦笑)。サガンのニックネームか趣味なんでしょうけど。
スーパーシックスエヴォは評判が高いモデルでした。しかし体格がいい人にはちょっと剛性不足という意見も聞かれましたね。軽さはもちろん正義なのですが、ライダーのパワーを生かし切る剛性もまた正義です。
今回のハイモッド化は、おそらくプロライダーからの要望でしょう。ハイモッド化は基本的にそのままカーボンファイバーの高弾性化を意味します。スーパーハイモジュラスとなっていますが、まあ要するにウルトラハイモジュラスを使ったのでしょう。もしくは三菱系のちょっと特殊タイプかもしれませんね。ベースのバリスティックカーボンというのが不明なままですが、ここがこのバイクの軽さの秘密なのでしょう。これとウルトラハイモジュラスカーボンを組み合わせることで、エヴォの軽さのまま剛性を高めていると思われます。
エヴォは3ピースモノコックタイプですが、エヴォハイモッドも基本的には踏襲でしょう。SAVEステーから形状が変わっているのでバックの型が作り替えられているのは当たり前として、前三角は意外とそのままかもしれませんね。
ちょっと気になるのは、リヤディレーラーワイヤーストッパーです。実はここの部分、今急速に見直しが進んでいます。それはエアロダイナミクスのためのワイヤ内装化と、電動変速対応の副産物なんですけど。チェーンステーの下側から取り回すのはねじれが生じ、どう考えても非効率的です。ここをうまいこと逃がそうとするデザインが競うように生まれてきています。つい先日出て来たウィリエール・チェントウノSRなどはかなりな完成度を持っています。せっかくモデルチェンジするのですから、ここら辺も煮詰めればいいと思いますねー。
特にアッセンブルされているスラム・レッドはこの部分のアウターワイヤをかなり長く取らなければなりません(シマノやカンパより遙かに長めです)。そういうパーツにも対応しなければいけませんから、やはり見直しが必要かと。
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スーパーシックスエヴォ ハイモッド
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CAAD10
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スライスRS ジップ808バージョン
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スライスRS
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スライス
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スーパーXディスク
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CAAD X
http://www.bikeradar.com/news/article/pro-bike-peter-sagans-cannondale-supersix-evo-hi-mod--34462/
http://www.bikerumor.com/2012/07/04/2013-cannondale/#more-45672
http://www.bikerumor.com/2012/06/20/2013-cannondale-supersix-evo-standard-road-disc-cyclocross-womens-bikes/
でノーマルのスーパーシックスエヴォなんですが、がっかりと言うか、びっくりというか……。どうやら950グラム(560フレーム)になるということです。このデータが正しいかもちょっと信じられない気分なんですが。これだと2012年モデルとは名前が同じだけで、中身はまるで異なるバイクになってしまいます。手頃にはなるのでしょうが、それですべて肯定できるとは思いません。うーん、詳細を待ちたいところです。
CAAD10はさすがに継続ですね。これはあちこちで評判が高いです。魅力ある製品作りとは大切ですね。どこで作っても、結局大切なのはその製品の善し悪しといいったところですか。
で、TTモデルもモデルチェンジです。RSが付きますが……、え、え? えー!? なんというか、破壊的なかっこ悪さです! それを演出しているのは間違いなくシート集合部です。逆向きのシートポストもそれに拍車を掛けます。でもこの部分がこのバイクのキモでしょう。トレックのスピードコンセプトのケース付きのような形状です(笑)。どうやってUCIを丸め込んだかわかりませんが、確実に効く部分に大胆な形状を持ってきました。フロントフォークも流行のアウトボードコラムタイプですし。これでヘッドチューブ部の全体としての長さを稼ぐことが出来ます。さらにマグラ油圧ブレーキモデルもあるとか……。ブレーキの変革は、かなりの速度で進んでいるようです。
スーパーXディスクは春先のクラシックでもスペシャルバイクとして見られましたね。今のシクロクロスはすごく性能が良くなっているので、ホイールを交換するだけでロードにも使えてしまうほどの存在になりました。良いですよね、こういうバイクは。しかし……、カーボンフレームのはずですが、リヤのディスク台座が溶接しているように見える……、のは気のせいでしょうか? エンドはアルミで作っているみたいなので、ちょいと変えれば済むのでしょうけど。
個人的に本当にシクロクロスにのめり込むなら、CAAD Xが最良のとっかかりだと思います。もちろんカーボンフレームはいいですよ? でも転んだり、オフロードのダメージが必ずあるのがシクロクロスです。そこは強度面でも経済面でも思いっきり走れるアルミフレームというのは、とても魅力だと思います。もちろん壊れるときは壊れますけど(苦笑)。
まだシナプスとかCAAD8が出て来ていないですが、ハイエンドラインはこれで網羅していると思います。エアロロードはないですが、不満を言う人は居ないでしょう。