BIKEBIND自転車日記ブログ2

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2013 ウィリエール・チェントウノ、SRにモデルチェンジ!

2012-07-01 15:58:00 | 自転車
ウィリエールのチェントウノシリーズは……、何が変わったか細かいところを見ないとなかなかわかりません。少なくとも私はです。勉強不足ということもあるのでしょうが(汗)。チェントウノSLが継続するかはわかりません。

この新型はチェントウノSRと命名。ゼロセッテで培った技術と、今までのウィリエールのエアロロードだったインペリアーレとは異なったカムテール理論を導入した、軽量エアロロードとなるようです。

もちろんBB386も搭載されます。












































http://www.wilier.it/it/
http://www.cyclinside.com/Technews/Biciclette/Corsa/Wilier-Triestina-2013+-Ecco-la-nuova-Cento1-SR+-La-usano-al-Tour-de-France.html

ゼロセッテは良いバイクなのでしょうが、日本ではあまり見ませんね。ちょっと高級すぎるのでしょうか?

このチェントウノSRは各社が一斉に投入した、軽量エアロロードのウィリエールなりの答えだということなのでしょう。リッチーにわざわざインテグラルシートポスト用のヤグラを作らせているくらいなのですから、相当本気なのでしょう。もちろんある程度のものなら自社で作ることも可能でしょうが、そうしなかった意味はどこにあるのでしょうね? 興味深いです。

エアロフレームの定番工作のワイヤ内蔵は、現時点でこれがベストではないかと思うくらいのできばえです。ダウンチューブのワイヤテンション調整アジャスタ付き(電動用コードはまたこのふたを変更するのでしょう)、リヤディレーラーエンドはアウター受けを兼ねていて、とても合理的です。

前三角を構成するチューブはほぼ角断面になっていて、シートチューブのみならす全体的にカムテール設計になっていると考えて良いでしょう。後ろ三角はチェーンステーが左右非対称、シートステーは集合部が幅広になっています。

トップチューブはそこまで極端なアーチシェイプではありませんが、コンセプトは貫かれています。ダウンチューブ~チューンステーのボトムラインも完全に一体の物として設計されています。

で、他社のエアロロードも見ていて思ったのですが、今回のエアロロードはヘッドチューブに各社力を入れているようです。宣伝していないのはUCIに引っかかるか、盗まれたくないからではないかと。剛性コントロールもあるのでしょうが、チューブの真ん中あたりでキュッ締まっていたり、段になっていることが多いです。そしてピナレロ・ドグマのようにフォーククラウンとヘッドチューブ下部からダウンチューブにかけての隙間を埋めるようになっていて、少しでも気流を乱さないようにという工夫が伺えます。

今年も各社、乱戦模様ながんばりっぷりです。勝ち抜くメーカーは、どこなんでしょうね?


アームストロング、米国アンチドーピング機構が告発

2012-07-01 12:43:00 | 自転車
よりによってツールが始まったこのタイミングでですか……。

以下引用
【AFP=時事】米国反ドーピング機関(United States Anti-Doping Agency、USADA)が29日、元自転車ロードレーサーのランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏をドーピング違反容疑で正式に告発した。

アームストロング氏は告発に反発

 アームストロング氏が有罪となれば、世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランス(Tour de France)の7度の優勝が剥奪されることになる。

 USADAが提出した証拠とアームストロング氏の返答が3名で構成された審査団により査定され、満場一致で正式に告発することが決まった。これにより、仲裁委員会の公聴会で裁定が下される事になったが、最終決定はスポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)にまで持ち込まれる可能性がある。

 USADAは声明で「答弁者には、全ての証拠提示と目撃者による宣誓証言を踏まえ、独立した調停団によって判断が下される公聴会で主張する権利と機会がある。USADAは米オリンピック委員会(US Olympic Committee、USOC)や全ての五輪関係組織、スポーツ競技者たちに承認され、連邦法に準拠した手続きを踏む」と発表した。

 1999年から2005年までツール・ド・フランス7連覇を達成し、近年はがんの撲滅活動に力を注いでいるアームストロング氏は、現役時代からドーピング疑惑を一貫して否定していた。

 一方USADAは、アームストロング氏が数年に渡りコーチや周囲の人々と共謀して禁止薬物を使用していたと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

引用終わり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120630-00000015-jij_afp-spo
いやねえ……、いつまで続くんでしょう?

今年の2月に捜査を打ち切ったのは米連邦捜査局でしたね。あれで一区切りだと思ったのですが……。

リッコは20年でしたっけ? 二度と帰ってこれないほどのペナルティが科されましたし。いや、悪いことならしょうがないっちゃあ、しょうがないんですよ?

しかし7連勝剥奪ということは、復帰前のことを未だ持って調べているのです。ランディスの告発が大きいようですが、もう10年以上前のことをいつまでもいつまでも……。生産的ではないですねえ。もっともランスがあまりにもすごいだけに、調べざるを得ないというのもわかるのですが。

もうそろそろ落ち着かないのでしょうか?

はあ……。