BIKEBIND自転車日記ブログ2

BIKEBINDの自転車日記ブログの移転先。過去が消えるのも忍びないので…。

2013 コメンサル垂れ流し

2012-07-07 17:21:00 | 自転車
ここにあるモノがすべてではないでしょうが……。どうやらコメンサルは面白いことになりそうです。カーボンモデルもないですし(開発しないということではなく、ペンディングなんでしょうけど)、リヤサスも新型に完全移行のようです。


メタAM2 29er


メタSL4 26


メタAMガーリー


シュプリームDH WC


シュプリームDH


シュプリームFR1


シュプリームFR2


シュプリームJR


シュプリーム24


ラモーンズ
http://www.sicklines.com/2012/07/06/2013-commencal-product-range-meta-am-29-sl-girly-supreme-24-fr-dh-jr-ramones/

むう!

初代コンタクトシステムは歴史に残る名作と言っていいと思います。基本的にリヤエンドは普通の円を描く、いわゆるシングルピボット形式なのですが、これがまた自然に動き、サスペンションを感じさせない軽い走りをもたらしてくれていました。

そのコンタクトシステムからコンタクトシステムエヴォとなり、マスの中心化と脚周りの低位置化がほぼ完璧になりました。このレベルアップにはユニットの高性能化も要因に上げられますが、ここはこのパッケージにまとめ上げたマックスの手腕が評価されるべきでしょう。

DHモデルから始まり今年はXCモデルも投入で、非常に魅力あるラインナップとなっています。とくに29erはかなーり魅力的です。個人的な期待度は五本の指に入ります。

あと注目はシュプリームJRとシュプリーム24です。こういったカテゴリーのモデルはあまり本気で作ったりしないことが多いです。さらに本気であってもシングルピボットなどの簡略化されたものや、自前のオリジナルサスペンション形式ではないことが多いです。ところがこのコメンサルは、大人用と見まごうほどの出来です。素晴らしい!

マックスはサンに在籍していた頃、大人のレースチームだけでなくジュニアチームも積極的に作っていました。それはフランスの遙か向こう、日本においてもです。あの活動は残念ながらマックスの退社とともに終わってしまいましたが、彼が本当に自転車を愛し、老若男女誰にでも楽しんで欲しいという心を持っていたと言うことが私には伝わってきました(もちろんビジネスはビジネスですよ?)。この二台には、彼がまだその志を持ち続けているという事実がが込められているような気がします。

いいですねえ、コメンサルは。


2013 コルナゴ、大量にディスクブレーキモデルを投入!

2012-07-07 05:15:00 | 自転車
むー、とてつもない数です。もちろんC59などは色違いなんですが……。写真のパーツアッセンブルは各々違いが見られます。というかシマノ・Di2のみならず、シマノ機械式やカンパ・電動&機械式もあるようです。さらにシクロクロスモデルもディスクモデルがあるようです。

そして! コルナゴのディスクモデルは、リヤエンド135ミリにしてしまったようです! うわあ、ここを踏み切るのはシマノかカンパしかないと思っていましたが、なんとコルナゴでした!






















http://www.bikerumor.com/2012/07/06/2013-colnago-highlights-disc-brakes-on-c59-road-cyclocross-k-zero-tt-master-30th-anniversary/#more-45725

こうやってみると、フォーミュラと共同開発したオリジナルの電動変速対応油圧レバーモデルがメインなのですが、ディスクブレーキロードとしては機械式も揃えて行くみたいです。価格を抑えた戦略的モデルという位置づけなのでしょう。

このディスク用レバー。始めの画像はシマノ対応だけの印象を受けましたが、カンパにも対応するようです。中身が異なるのか、なにかアダプターでもあればなんとかなるのか、はたまた各々専用であるのか……。

台座を受け持つ部分は、新たに応力を計算し直しているようです。

ホイールを見ても見ましょう。前後共に24Hです。ホイールもおそらく50ミリ前後のディープリムです。当たり前なのですが、ディスクブレーキの力に負けないようにホイール剛性を上げてきました。それとともにスポークレイアウトが変更されています。ここ10年以上、フロントホイールはラジアル組が主流でした。それはタンジェントと比べて特に剛性上、劣るところがないというデータが出て来たからです。スポークが最短距離をつなぐので軽くなりますし、空力的にも優れているようです。

しかし、ディスクブレーキを装備するとなると話は違います。その力と力が掛かる位置ゆえに、タンジェント組によるねじれ剛性の向上が求められるのです。それはMTBを見れば簡単に理解できます。交点を持つ近接するスポークとストレスを分担でき、さらにハブとの角度をより鋭角にすることによりスポークの最大の弱点である首、頭へのダメージを軽減することが出来ます。

このディスクロードは単純に制動力の向上だけでなく、ひょっとすると対応ホイールによるねじれ剛性向上が見られるかもしれません。それに伴うフロント周りのスタビリティの向上があると、ただの珍しバイクから脱却できるかも。

ディスクロードは、ここしばらく時代を作り出す流れや各社がこぞって模倣する新たな提案がなかったコルナゴの勝負モデルなのかもしれません。



スラム・NEW コンポーネント、VIA GT登場!

2012-07-07 01:35:00 | 自転車
ぬ? ぬぬぬ?

名前がよくわからない(苦笑)。

スラム・VIA GT

ま、VIA GTなのでヴィアジーティーというところでしょうか? クロスバイク用コンポのようですね。












クランクセット ダブルとシングル(ガード付き)あり。




ディスクブレーキ


シフター ダブルタップタイプではなく、インパルスシフトタイプの模様。




リヤディレーラー おそらくロングケージのみ。


フロントディレーラー


Vブレーキ レバーも必要ですな。


ハブダイナモ かなり高級感のあるハブダイナモ。

http://www.veloderoute.com/information/5681/nouveaute-2013-sram-via-gt

ロード用はエイペックスにして、クロスバイク、シティライドのエンドを受け持つコンポのようです。エイペックスが成功したかは……、さておきましょう(苦笑)。

基本のギヤは2×10という、オーソドックスなもの。そこにディスクブレーキやハブダイナモなどのツーリング的装備を組み合わせています。

おそらくこのバイクの最大の要は、ギヤテーブルです。リヤは11~36Tで普通ですが、チェーンリングが48×32T、48×34Tという設定になっているのです。スラムはこれをスーパーコンパクトと命名しています。スギノとかはコンパクトプラスなんて言っていますし、ここら辺は皆わがまま言い放題です(笑)。

ただエイペックスがそうなのですが、スラムは初心者用の場合、ギヤにかなりユーザーサイドの自由を持たせています。そういった意味ではちょっと面白い設定です。まあ、使用するユーザーをかなり絞り込んでいるようですから、これで不足なら上位機種を使ってくれというところでしょう。

カラーはブラックとシルバーの二種類。

しかしまあ、エンドユーザー、プロを問わず、ギヤがどんどん低比率になっていきます。悪いと言っているわけではありませんが、昔のあの縛りはなんだったのでしょう(苦笑)? 武士の高楊枝みたいなものだったのかもしれませんねえ(笑)。とはいっても、プロのレースのタイムが急激に縮んだということもありませんから、不思議なものです。