BIKEBIND自転車日記ブログ2

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視覚障害者と自転車の事故

2011-08-25 18:52:00 | ノンジャンル
いかんことですよ? いかんことなんですけど……。


以下引用
自転車:視覚障害者の白杖折損増加 修理の6割超

 歩行中の視覚障害者が、目の代わりと言える白杖(はくじょう)を走行中の自転車に折られるケースが相次いでいる。明確な統計はないが、「白杖修理の原因は約3分の2が自転車との接触」とみる団体もある。自転車と歩行者の事故は09年までの10年間で3.7倍に増加する一方、歩道には点字ブロックなどが設けられてバリアフリー化が進み、視覚障害者の通行も今後さらに増えるとみられる。自転車利用者への注意喚起やルールづくりが課題として浮かぶ。

 白杖の修理を請け負う社会福祉法人「日本点字図書館」(東京都新宿区)には、全国から多い時には月20本が持ち込まれる。20年近く携わってきた担当者によると、自転車による被害は以前から多く、「全体の6、7割を占めるのでは」と話す。2カ月で2回も折られたケースもあったという。

 白杖の販売・修理をする社会福祉法人「日本盲人会連合」(同)の担当者も「実感として自転車に折られるケースが最も多い」と言う。月2、3本の修理をするほか、被害に遭って新品を購入する人も少なくない。担当者は「そのまま立ち去る自転車が多く、障害者は泣き寝入り。ひき逃げと一緒だ」と話す。

 厚生労働省によると、全国の自治体に申請があった白杖の修理は05年度の59件から09年度は71件に増えた。

 筑波大講師らのグループが全盲の343人を調査し99年に発表した研究報告によると、67%が「自転車とぶつかったことがある」とし、そのうち約7割は「相手はそのまま行ってしまう」と答えた。自由回答では白杖が折れたり曲がったりしたとの訴えも目立ち、「引っかけても知らん顔。棒切れにしか思っていないのでは」との記載も。9割が自転車の歩道走行に危険を感じ、1割は「歩道を走らないで」と求めた。

 調査に加わった都市プランナーの松村みち子さんは「視覚障害者は白杖を折られたら一歩も動けない。自転車は注意を徹底してほしい」と呼びかけている。【馬場直子】

毎日新聞 2011年8月16日 15時00分(最終更新 8月16日 17時49分)

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110816k0000e040059000c.html
引用終わり
とりあえずどんな状況であっても、弱者しかも白杖を使うような方々に接触することはアウトです。さらに杖を折ってしまう、その場から逃げてしまう。論外です。そういう輩は厳しく取り締まるべきです。

ただ……、なんかあんまりな書き方じゃありません?

全体の6、7割を占めるというのはあくまで印象、推測ですし、白杖の修理が59本から71本になったとしていても、自転車が原因と確定されてもいないですし。

重ねて言いますが、事故を起こす自転車は論外です。車やモーターサイクルなどは向こうの過失がないとも限りませんが、目の不自由な方にぶつかる、そのまま逃げるなんてもってのほかです。人間ですから間違いが絶対起こらないなんてありえません。ですが、もしそういう状況になったら、病院や警察に連絡するなどの行動を迅速にしたいですね。

でもなあ、車の方がよっぽど事故も起こしていますし、死亡事故だって……。まあこういうことを比べるのもなんですが。

道も整理する、交通法をちゃんと教える。それも大切なんですが、『他人を思いやる心』というものを、育てはぐぐむことをおろそかにしてきた結果なのかも知れませんね。



2012 ケーンクリーク・DBエアー登場!

2011-08-25 17:59:00 | 自転車
今、フォックスとロックショックス以外で唯一シェアを伸ばしているリヤショックではないでしょうか?

ケーンクリーク・DBエアー


モーターサイクルの雄、オーリンズのテクノロジーが入ったコイルスプリング式のダブルバレルのエアスプリング版です。



[[youtube:SyhNPTg-2tc]]









http://www.bikeradar.com/news/article/cane-creek-dbair-shock-the-full-story-video-31424
http://fotos.mtb-news.de/p/946778

エアスプリング式のショックは基本的にXC~オールマウンテンで使用されることが多いのですが、DHXエアーがきっかけとなり、ヴィヴィッドエアーや、カーナッツエアーなどハードな下りで使えるリヤショックが増えてきました。このDBエアーもその一つです。

状況に応じて細かくスプリングが設定でき、なによりも軽量化できるのがエア式の魅力です。

ケーンクリークは、そもそもエアユニットしかラインナップしていませんでした。ダブルバレルが唯一のコイル式です。マイナーチェンジはあったのでしょうがデビューから数年、モデルチェンジをしていません。なにより価格がもうびっくりなくらい高かったのです。10万オーバーでしたね。正直実績も何もないメーカーの、高度な技術が必要とされるショックアブソーバーをフォックス以上の金額を出して購入する人はほとんどいませんでした。当たり前ですね。

ところが、そこで止めなかったのがケーンクリークの凄いところです。じわじわと認知度を高め、使用した人間の評判の良さも手伝って、今ではビルドトゥーオーダーの場合、高級モデルとして選択可能という立場を築くに至っています。

ケーンクリークは、バイク界でも屈指のオタク集団です。ホイールやブレーキなどもかなり面白い製品を作ってきました。ヘッドパーツでは今でもトップブランドです。私はキングよりケンクリ派です(笑)。このDBエアーもアメリカで作られています。

ダブルバレルというというのは、ダンパーユニットの経路を指します。基本的に自転車用のショックは一つです。ワンウェイですね。なのでコンプレッションをいじってもリバウンドをいじっても、独立している構造でありつつもやはり影響を及ぼしてしまいます。

しかしダブルバレルの2経路のダンパーであれば、その影響を限りなく減らすことが出来ます。これにより高性能を実現したのです。

デメリットは単純に経路が2つになるので重くなること、そして複雑な加工が必要なので手間が掛かり高価になってしまうことです。

もう少しメーカーへのスペックインが増えれば、価格もこなれてくれると思うのですが。もうちょっと手頃になってほしいですよね(笑)。




2012 マルゾッキ・ロコライト

2011-08-25 17:32:00 | 自転車
マルゾッキが新型のエアショック、ロコライトを作ってきました。ライトとつくだけあり、従来モデルから57グラム軽くなり、198グラムとダイエットを果たしています。






http://www.bikeradar.com/news/article/marzocchi-unveil-new-198g-roco-lite-shock-31428

んー、どうなんでしょう?

マルゾッキで私が常に心配するのは、動きです。動きを犠牲にした軽さなんぞ無意味なのです! 特にゾッキは!!!

とはいえ、DTスイスをしのぐほどの軽さ。ロックショクスのモナークカーボンとどっちが軽いんでしょうか?

フォックスのカシマコートと、どっちが良い動きを……?



ディレイラーハンガー・ドット・コム

2011-08-25 16:40:00 | 自転車
ホイールマニュファクチュアリングが出てきたので、ちょうど良いですね。

こっちはもっとジャンルを絞り込んでいて、ディレイラーハンガーのみのメーカーです。その名も『ディレイラーハンガー・ドット・コム』。もう、誤解の余地もないほどの潔い名前です(笑)。






http://derailleurhanger.com/index.htm



ここはジャンルを完全に決めていることもあり、MTB、ロード問わず、ほとんど揃わないハンガーはありません。

嬉しいのは旧型も結構あることです。今はモデルチェンジが異常に早く、補修部品も気がつくとなくなっています。5年くらい前のバイクがエンドがないだけで走れないなんて、悲しいですよね。

さらに面白いのは複数購入すると、割引があることです。さらに5つ買えば、1つおまけをくれることです! もっとも6つハンガーを壊しているなら、バイクの方も無事ではないでしょうけど(苦笑)。

古すぎる、または新しすぎる製品の補修パーツはなかなか手に入りづらいものです。しかし故障という物はいつやってくるかわかりません。良いところに目をつけたメーカーですね。