Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

...はねられた、猫...

2005-03-31 | できごと。
今日も遅めの帰宅でした。
駅から家までの帰り道、環七をとぼとぼ歩いていると、
反対車線の歩道に、尋常ではない飛び跳ね方をする猫が...。
一応猫歴20年以上の僕には、その跳ね方...まるで罠にかかった動物のような...が
ただごとでないことはすぐにわかりました。

猫は、歩道橋脇の倉庫の前にいます。
僕は迷わずに歩道橋を駆け上がっていました。

そしてそこにいた猫...

すでに落ち着いて横になっていましたが、
この子がクルマにはねられたばかりで、
さっき僕が見たただならぬ動きは、痛くて
飛び跳ねていたからなのだということがわかりました。

潰れたりはしていないのですが、下半身は動かないようです。
頑張って持ち上げている顔...口と鼻からはかなりの出血、
右目は焦点を失っています。

どうしたらいいのだろう。
助けるべきか。ほんとうに、どうしたらいいのだろう?
明らかに、この猫の命に関わる状況...

そんなとき、僕の脳裏を15年前のコトが頭をよぎりました。

三島の大学にいっていた時です。
ある休日、近所の道で猫が横たわっていました。
下半身が、潰れていました...。血は出ていなかったですけれど。
僕は部屋にバスタオルを取りに帰り、
猫を抱えて一番近い動物病院まで行ったのでした。

先生は、ひとこと言いました。
「下半身は、もう治りません。糞尿は、垂れ流しです。
散歩も、出来ません。それなら、この猫は生きられます。どうしますか?」

僕は、先生に楽にしてあげてください、と告げました。
そして遺骸をタオルに来るんで貰い、病院をあとにしました。
泣きながら、謝るしかなかった。
僕が轢いたわけじゃないけど、助けることは出来なかったのですから。
大家さんから教わった静岡東部の風習にしたがって、近所の川に流しました。

...オレンジ色の街路灯に照らされて、猫はまるで眠っているかのように見えます。
でも、呼吸の荒さが、状況の悪さを語っています。
猫は生きようとしています。前足だけで、這おうとしています。
動かなくていいから!動くなよ...!

さんざん立ちつくし、嫁や猫澤夫妻に電話をしたりしたあと、
僕は、どうにもならないと思い、泣きながらその場を離れました。
...どうにもならない。
今なら、どこか病院に運べば助かるかもしれない。
でも、あの猫はたぶん五体満足で生きられない。
連れて行っても、15年前のあの日のように、
ただ死を楽にしてあげるだけかもしれない。

どうにも、ならなかったんです。
どうにも...。

僕は逃げたのだろうか?何か、してあげられることがあったのだろうか?
そう詰問しながら、家路に着きました...


>>猫は所詮「畜生」であるから、情をかけるなと言います。
手を合わせたりすると良くないとも。
でも、僕の両親は手も合わせるし、
近所の人に頼まれて見知らぬ猫を埋葬したりもします。
だから僕も手を合わせています...いま、道で横たわるあの猫のために。

コメント (4)
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Macはトモダチ

2005-03-30 | もの。
僕はコアファンではないですが、コンピュータは断然マック(Mac)派なのです。

毎日仕事で使っていますが、なんというか...コンピュータと接している気がしないのです。
まさに、仕事の相棒、トモダチ、そんな感じさえします。

マックが好きなのは、まず直感で操作できること。
僕はコンピュータにはちっとも明るくないです。
でも、直感何となく動かしていけるマックは、まるで探検をしている気分で
どんどん楽しく覚えられる気がします。
そして、操作フィールがとてもいいこと。

要するに、キモチいいのです。マック。
ウインドウズとマックの相違について、
難しい話はしません(出来ません^^)が、これだけは言えます。

その最たるモノが、人間がコンピュータに接するところ...キーボードとマウス。

ではどうキモチイイのか。
...キーボードはもう、触感、反発感などの感性的な部分ですので、
何と言ったらいいかわかりません。
ただ、マウスだけは...マック(アップル)のマウスは良いと思うのです。

軽すぎず重すぎずな適度な滑りと、クリックしたときの心地よい反発感。
そして、ポインタの「操縦」の的確さ。
手を軽く添え、手のひらの中で遊ばせるように動かしても、
ポインタが過剰な反応をしないので確実に自分の望むところに「止まり」ます。
つまり、思い通りに動かせるので、手首が疲れにくいのです。
一日中マックと格闘していても、ほんとうに大丈夫。

ところが僕はウィンドウズ系のマウスだとすぐに身体の半分が疲れてしまいます。
やたらめったら軽く、ポインタが「ここで!」というところで止まらないのが多い。
で、ポインタを止めるために変なチカラが手首にかかるような感じがします。

早く動きすぎるなら反応速度を落とせば、と思いますけど、
それをしてもポインタの的確性は変わらないので、遅いだけになってしまいます。
アップルのマウスは、例え最速にしても、望みの場所で止まります。
イメージとしては、初速から停止まで一定速度で、
しかもブレーキが利かずにちょっと滑走する感じのウインドウズ系マウスと、
速度の如何に関わらず最後止まる寸前に「スゥッ」と止まる感じのアップルのマウス...
とでも言えましょうか。

家で使っているibookのマウスは後付けのためソニー製ですが、
どうにもこうにも手首が疲れます。
たしかにアップル製は高いのですけど、やはりアップルにしておけば良かった...。


>>コンピュータも好みだと思います。クルマと同じように...。
ですからマックにしなさい!という訳ではないですよ(^^
それに、OS Xになってから、どうもわかりづらくなって、以前のように
「チョ~簡単だよマック!」って、言いにくくなった気がします。
ああ、最高のOSは9.2.2だと思います!

>>でも最近会社で買った最新のマック、G5...マウスが気に入らない...
キーボードもなーんか嫌なタッチになってしまった...ような感じがしますが
どう思いますか>G5のユーザの皆様
コメント (14)
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ポインター

2005-03-29 | くるま。
実は「ウルトラセブン」の大ファンです。
ウルトラシリーズはセブン以外あんまり見ないくらいです。
稚拙とつっこめばキリのない番組ですけれど、
でもテーマの骨太さ、デザインワークスの素晴らしさ、
そして話の面白さは、大人の鑑賞に耐えるほどです。
のちのシリーズより、とにかく「真面目」に作られているような
気がします。
製作秘話などが書籍ででていますが、それを見ると
「子供番組は、大人が真剣に作っているのだ」ということがわかります。
荒唐無稽と笑う無かれ、彼らは素晴らしい仕事をしたのだと思います。

それはさておき、「ウルトラセブン」といえば劇中で大活躍する「ポインター」が
クルマ好きでなくても思い出されるかも知れません。
クライスラーインペリアルを、美術の成田亨氏のデザインにより改造された
ポインター。とにかく素晴らしいデザインだと思うのですが。

劇中で使われたポインターは、幼稚園に寄贈後に行方フメイになったと言われていますが、
実はいま、ポインターは実動で存在します!
それがこのサイト。すごいですね。
ほんとにインペリアルを買って、ポインターにしちゃった方です。

しかもウルトラ警備隊のヘルメット、ユニフォームまで再現...スバラシイ!

>>ちなみに実際は無論一台だけの「ポインター」ですが、
設定では数台あるようで、劇中では「TDF PO-1」だったり、PO-2だったり、
防衛隊の車両だったりすることがあります。
こんな芸の細かさも素敵です。

>>セブンファンなら行かなくてはならない場所があります!それがここ、
モロボシ・ダンこと森次晃嗣氏の経営するお店、ジョリーシャポー
ええ、はい、僕は行きました。握手もしましたよ...(笑

>>セブンに興味を持たれたらここへ!
各ストーリーの解説と、的確なツッコミが面白いです。
でも、セブンの世界観を良く出しているサイトです。

>>そしてこれは極めつけ!ロケに使われた場所を辿るサイト、
ウルトラシリーズロケ地探訪
かつてそこで、ウルトラシリーズが収録されていた...と思うと
感慨深くなります。
世田谷に円谷プロがあった関係で同区内のロケが多いので
界隈の方には見応えがあると思います。
コメント (9)
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ハチ公ソース

2005-03-28 | もの。
今日も帰宅は11時近く。
いつも夕食を作ってくれている嫁と義母には感謝です。

で、今日の夕食は「とろろ入りお好み焼き」。
日曜の番に食べきれなかったとろろ。
ie家では余ったとろろはいつもこうして使い切ります。

とろろ入りは、ぐっと生地が美味しくなります。
ふつうのお好み焼きよりももっちり、しっかり。

こんな美味しいお好み焼きの味付けは、おなじみオタフクソースと、
ハチ公ソース」のダブルソースで決め!


>>ちょっと地元というには語弊がありますが、
まさか渋谷生まれのソースがあるとは知らずにいました。
ある日渋谷のハンズで見かけて以来、このソースを買うようにしています。
なんか嬉しいんですよね。近所の製品って!

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んまい中華で大満足

2005-03-27 | できごと。
さて実家からの帰り。
八王子にある父方のお墓参りを済ませて、調布の中華料理店へ。
名前は「北京家庭菜」。甲州街道沿い、つつじヶ丘駅そばです。
リンク先の投稿でおわかりのとおり、おしなべて大好評。
とにかく、んまい!
チャーハン、炒め物、焼きそば、何食べても外れたことがないんです。

でも何よりもオススメが、ここの杏仁豆腐。
実は僕と嫁、杏仁豆腐大好きで、
おいしいと言われたお店にも結構出向いていますけど、
ここの杏仁豆腐を超える店、いまだなし!なのです。

甘さ、柔らかさ、コク、なめらかさ、どれをとっても一番だと思います。
杏仁豆腐フリークの方は、ぜひ一度お試し下さい~(^^

>>夕方はフランス雑貨のお店、「Le cafe 421」へ行きました。
以前もお邪魔したことがあるのですが、
「雪のフランスからの新しいお気に入り」
をしているというDMをいただいたので、改めて行ったのでした。
かわいく素敵な雑貨に囲まれ、オーナーさんと会話が弾んでしまい
ついつい長居してしまうほどの居心地の良さ!(^^
またお邪魔します~。

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風呂好き猫

2005-03-26 | にゃんこ。
毎度おなじみ?実家の巨猫、メインクーンのクニヒコさん。
土曜は仕事だったのですけど、
両親が3月に誕生日ということもありそのあと久しぶりに帰りました。
世田谷→福生なので帰省というほどでも無い距離です。

親に会うのも大事、でも嫁と僕は実家の猫3匹に会うのも楽しみ!
まるでレトリバーのようなおおらかな猫・クニヒコは相変わらずのマイペース。
今回は一緒にお風呂に入りました(笑

写真を見ての通りこんな感じです(^^
クニヒコは湯船に入るわけではないのですが、
この猫「風呂場」が大好きで、
こんな感じで風呂ふたの上に寝ていることが多いのです。
あとから入る人間さまは...クニヒコ様をどかすことができず、
ごらんのようにこっそりふたを開けて入ります(笑

一般的に猫は水がダメと聞きますが、このクニヒコにせよ、
むか~しいたヒマラヤンにせよ、毛の長い猫は「風呂場」が好きなのですね。
短い毛の他の2匹は風呂場に近づきもしないのですが...


>>このままクニヒコは僕よりも「長風呂」。
あったかいふたの上で気持ちよさそうでした(^o^

>>それにしてもでかいなあメインクーン...たまんねぇ...(笑

>>ie、顔公開!?ま、こういう写真でモザイクもヘンなので...思い切って...(汗
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ものを作ることは

2005-03-25 | 思うこと。
僕の仕事は、一応、ものをつくる仕事です。
でも、毎日思うことがあるのです。

ものを作ることは、ものを捨てることだ。

って。

というのも、製作するのと同時に、すごいゴミが出るのです。
俗に言う「ハザイ」というものが。
それが木材や紙などではないので、基本的に再利用が出来ない。
ゴミになるばっかりです。大量の。

そのゴミ袋を見るなり、胸が傷みます。

しかも、つくるモノが基本的に短期間で使用がおわり、
あとは捨てるしかないもの。そのときにも、それらは無論ただのゴミと化します。

少しでも努力をしたいんです。減らせないかと。
だけど、なかなか難しい。

何が出来るだろう、未来に向かって。
真剣に考えないといけない...でも、現実と離れたことでは達成できないので、
「出来ることから」を見つけていかなきゃいけませんね。

1.コンビニでビニール袋は貰わない...これは出来ているかな。
2.排水に油、食べ残しの汁は極力流さない...これも頑張ってます。
3.どんなに寒くても暑くても、アイドリングストップ...これはダイジョウブ。
4.電気はこまめに消す、空調温度は適温にする...うむ、これもなんとか。
5.電車でいけるところには電車バスで行...かない...あんまり出来てない。
6.割り箸は使わず、マイ箸を持参...してない...。
う~む~。些細なことしか思い浮かばない。

小さいことからコツコツと?
みなさんの「手軽に出来ること」、ぜひ教えて下さい...(^^;

>>前の会社もモノ作りの会社でしたが...ここも派手に捨ててました...

>>といいつつ、その会社に定期的に来ていた産廃業者のコンテナに、家の不要なものを
捨てたことある悪いワタクシであります(反省

>>本館HP、「今週の写真(全然毎週じゃないのですが)」を更新しました。
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これは難問!?

2005-03-24 | できごと。
昨晩。
いつものように半蔵門線で帰りました。

僕は「空いている電車」を選んで帰るので、ほぼ確実に座れます。
昨日もなんとか席を確保。ああ良かった、
だけど...次の駅で、和装の奥様が目の前に乗ってきました。
車端の3人がけ、僕はそのセンターにいたのです。
奥様は乗り込むなり、連結面にあるちょっとした物置にバッグを置いて
大きなため息。
そおーっと奥様を見ると、譲るか譲らないか、ほんとうに迷うお年頃...
譲ると「失礼ね、私はそんなにまだ...」と思われてしまうかもしれません。
でもひょっとしたら想像以上に高齢かも。
僕の心臓は早鐘のように鳴りました。
ああ、どうしたものか。

さて、あなたならどうしますか?

1.どうぞ、と譲る。
2.寝た振りをする。
3.何もなかったように駅で降りる...。

僕は3番...でした。
多くの人が降りる駅で、フツウに立ち上がり、降りました。
奥様が座るのを確認して、ダッシュで2両分移動して
また同じ電車に乗って帰りました。

僕って小心者でしょうか(^^;


>>難しいですよね...この問題。
あからさまにお爺さんという人に譲ったら
「失礼な、わしゃまだ若い」って怒られたこともあって...
でもお爺さん、あなたどう見てもお年寄りですからー!
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行きたいですね、ルノー広告展

2005-03-23 | ルノーな話。
レスポンスにこんな記事が。
「パリでルノー広告展」。

「パリ、シャンゼリゼ通り53番地にあるルノー・ショールーム『アトリエ・ルノー』では、
同社の広告史を振り返る企画展が開催されている。

会場では、過去100年の宣伝ポスターだけでなく、
プロジェクター3基で世界中で放映されたCMもエンドレスで楽しめる。
サイケデリックなグラフィックが施されたルノー『4』など、
レトロムードを高める演出も忘れていない。

それらの広告について、ルノーのクリスティアン・バルルエ宣伝部長は、
「ルノーの広告は厚かましく寛大で、興奮する色彩と言葉に満ちている。
そして、街や地下鉄駅の壁を呼び覚ましてきた」と定義する。

ミニサイズだが64頁オールカラーの図録も無料でもらえる。
また毎週木曜夜10時からは、歴代CM・大スクリーン上映会(75分間)も開かれる。
当日はアイス&ポップコーンの映画館風振る舞いまである太っ腹ぶりだ。

フランス車ファンでなくても、パリに出掛ける機会のある人は、ぜひ立ち寄りたい。
4月3日まで。入場無料。 無休、開館時間は午前10:30-深夜1:00。」

行きたい!でも、パリかあ...。

それにしても国営だったルノーなのに、広告はオシャレ。
ルノーに限らず、仏車は広告...ピュブリシテは面白いモノが多く、
シトロエンはアンドレが生きていた当時...戦前から広告の重要性に着目、
斬新なアイディアを次々と発表しています。
ミニチュアの販売、シトロエンの走行音を入れたレコード、
パリ中に原寸大のニューモデルのポスターを貼り、
空には飛行機で絵文字を書き、そして究極はエッフェル塔にシトロエンの電飾文字!
リンドバーグの「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名なフレーズは、
エッフェル塔のシトロエンの文字を見ての言葉です。


>>シトロエンの広告は、アンドレの死後もますます昇華し、
ウイリアム・クラインやアンドレ・マルタンといった有名なカメラマンの起用などによって
まさに芸術の域にまで達していったのでした。

>>そう思うと、ちょっと最近のシトロエンの広告には「前衛感」がないような感じがします。
クルマがかつての姿を取り戻しつつあるように、シトロエンというメーカー自体が
前衛であることを主張するような宣伝を期待したいですね。

>>あれ?ルノーの話から...なぜこんな結論に(汗
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5年落ちのルノー12は如何?

2005-03-22 | ルノーな話。
またまたカイコ、じゃない懐古ルノーネタです(汗いっぱい

ルノーはワールドワイドなメーカーですので、
本国以外にもたくさんの国で現地生産をしています。
代表的な国に、アルゼンチン、トルコなどがありますね。
「ダチア」という名前のメーカーがルーマニアにありますが、
これはほとんどルノーであるという感じです。
以前は台湾でも作っていましたねルノー。

さてさて、アルゼンチンやトルコルノーといえば、数年前までの僕の記憶では
「魅力的な型落ちルノーが新車で買える国々」という印象がありました。

そう、たった5年前、
ルノーアルゼンチンの主力車種は、あの(笑)ルノー19でした。
そして、ルノートルコは...あうう、ルノー9(ヌフ)と、ルノー12(ドゥーズ)。
素敵すぎです。
そうなのです、トルコに行けば2000年製のルノー12が買えるのです!うっひょー!
ルノー12といえば、もとはといえば1969年にデビューしたミドルサルーン。
それがつい最近まで新車で買えた=数年落ちの「新しいR12が買える」んですねえ。

おばかな僕たちの仲間内では、
「アルゼンチンプジョーで504の新車を買う」とか「トルコでR12を買う」、
そしてフレンチブルーでアルゼンチン料理屋かトルコのケバブを売る屋台を出そう!
という話が流行りました(無論実行した人はいないW)。

魅力的だと...思うのは僕だけか(泣

さてさて、現代のルノーアルゼンチンはもはや懐古ルノーは影を潜め、
クリオ3/5ドア、セダン、旧メガーヌHB、ラグナ2、旧セニックという
ラインナップになってしまいましたね。
同じくルノートルコは、クリオ3/5ドア、クリオシンボル(セダン)、カングー、メガーヌ2セダン、
メガーヌ2HB、メガーヌ2ワゴン、YENIセニック(グランドセニックのことか?)、
ラグナ2、そしてヴェルサティス!うーむ、面白いっす。
近代化しましたね(^^

>>むかし、知り合いだったアルゼンチン人とのクオータだった人に、
「アルゼンチンといったら504ですねえ」って話したら、
「そんなこと知っているのはすごいね」ということになり、
「504はアルゼンチンでは大ヒットだ」とかいろんなこと教えてくれました。
彼の悩みは...見た目が完全に日本人であることと、日本にいる時間が長いため
まったく母国語が話せない。だから本名の「カタカナ+日本語名字」だと
芸名に思われるのが嫌だったそうな...
ところで泉川ピートって芸名?それともハーフ???
...全然関係ない話でした(汗

>>写真はルノー12トロスステーションワゴン。ふ、古い...
でも、2000年型(^^
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明日から

2005-03-21 | 思うこと。
また激務の日々です...
ちょっと更新が遅れたり、コメントの返事が遅くなったりしてしまうかと思いますが、
よろしくお願いいたします(^^

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すごいな4気筒ESPACE

2005-03-20 | ルノーな話。
日本に数台!のエスパスクワドラ(4WD)にお乗りの
しんのすけさんと遊びに、
長野まで2CVで行きました。
まずはしんのすけさんのエスパスの助手席で野沢温泉へ。
相変わらずの他のクルマではありえない見晴らしの良さ、
そして腰が喜ぶ椅子がウレシイ!
温泉卵食べたり、ゆっくり湯につかったりしたあと、
小布施の町まではクルマをスワップ!

友人猫澤のエスパスV6には随分乗っているので、同じ車種ながら4気筒のエスパスに
興味津々です。
ちょっと独特の低い位置にあるシフトノブは相変わらずの小気味よいルノーのフィール。
そして走り出すとびっくり、とにかく軽い!
出足が鋭いのはオートマとマニュアルの相違だけでなく、
ドロドロと回るV6のトルクで力ずくで加速する感覚に対して、
もとより軽い車重のエスパスを、軽く吹けあがるエンジンで加速させるという感覚の違い。
そしてコーナーのノーズの入り方がとにかく気持ちよい!
V6でさえ「これはすごい!」と思っていたのに、4気筒エスパスは
ミニバンではないですよ、ほんとに、信じられないほどです。
レスポンスが過度なわけではなく、でもスパッと入っていくフィールは、
V6搭載車と全然違うのです!やはりPRVのV6は重いのでしょうね。
こんなに気持ちよいクルマ...エスパスが、ミニバンのデフォルトであるフランスが
心底羨ましいと思いました。

そう、エスパスは何もかもが気持ちよい!
見晴らし、椅子、操縦性、乗り心地、操作感覚、すぐれたユーティリティ...
しんのすけさんが「あがりですよ(笑)」って言うのも、良くわかります。
V6エスパスでもそう思っていましたが、マニュアル+4気筒というスペックの
エスパスに乗って、その感を強くしたのでした。

そのあと、しんのすけさんの友達(クリオRSフェーズ2にお乗り!)のところで遊び、最後はディーラーで新車の「椅子一気斬り!」。
しんのすけさんのブログにもあるとおり、正直なところ仏車の椅子で、
「あ」と思う満足のいく椅子が減っているなあ、とふたりで結論。
特にプジョー307は...どうしちゃったのでしょう、あの固さ...
いえ、ただ柔らかいのを求めているわけではないのですし、
固いなりにメルセデスのようにいい椅子なのは間違いないのでしょうが、
「ソフトな仏車の椅子」が大好きな僕らには、残念でなりませんでした。

それにしてもしんのすけさん、2CVを数分レクチャーしただけですぐ乗りこなしました。
さすがです!2CVの運転は「異次元感覚」とのことでしたが、
僕には4気筒エスパスもまた「異次元ミニバン」という感じでしたよ!


>>2CVで日帰り長野・500キロオーバーと聞くと、
「大丈夫なの?」と思われがちなのですけど、
遅くてうるさい以外は、ラクなんですよ。なにしろまっすぐ走るし、
乗り心地も良い。思ったほどは疲れないのです。
なんと、高速でも110キロで巡航できます!
そして何よりも、どこかへ行くときにとにかくワクワクしちゃうんです...(^^

>>Mちゃん、ほんとに有難う。
懐かしい時間が流れていた感じだった。楽しかったね。
...僕は今年は今まで以上に頑張ってるよ。
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焼き○○ラーメン

2005-03-19 | できごと。
信じられないほどの量の仕事をこなした、そんな週末。
のんびり起きて外へ出れば、まだまだ空気は冷たく澄んでいます。

こんなのんびりな朝(というかむしろもう昼前^^;)は、
もはや家で食事を作る気力もなく、2CVでお出かけ。
しかも、こーんな気持ちよい朝とは関係なく、ラーメン食べに(笑

行ったのは、西麻布にあるラーメン「五行」。
本店は博多にあるそうで、「博多一風堂」の新コンセプト店ということです。
この五行の特長は、「ラーメン屋+居酒屋」であること。
しかも、店構えも店内の雰囲気も、完全にラーメン屋でも居酒屋でもなく、
むしろカフェです。ソファがメインのラーメン屋って、見たことないですよね(^^
でも「飲んだあとにラーメンは締めで食べる」店なので回転が悪い。夜は大混雑です。
なので、今日はお酒のでないランチ狙い、しかもも12時前に到着。
おかげでガラガラ。ゆっくり座れました。

肝心のラーメンは、焼き醤油、焼き味噌、塩の三種類。
さっそく有名な焼き味噌をチョイス。
出てきたラーメンを見てびっくり。さすが「焦がし味噌」ほんとに真っ黒。
焼き鳥の焦げた炭の部分に似た臭いですが、味噌の味が濃いので抵抗なし。
焦げたそぼろ肉やショウガもたくさん浮いています。
このショウガが濃い味と絡んで絶妙!

いや~美味しかった。
でもさすがに「飲んだ後用ラーメン」、味はしっかりしてます。
それにしても、いつも混んでいる店はやはり時間を外すのが鉄則!?


>>さてさて家に帰ってから2CVのワイパー交換しました。
2CVのワイパーブレードは長さが225ミリ!しかないので、
むろん専用で売っているはずもないのでラバーだけ交換。
450ミリ幅(600円くらい)のボッシュ製を買って、半分にカット。
セット数分、ハイ完了。
この車、いろいろ安上がりなのも好きです(^^
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虫を食べる話

2005-03-18 | 思うこと。
先日のカイコの話にいただいたコメントが、だんだん虫を食べる話になったので、その類のお話を。

僕が初めて虫を食べたのは、長野(茅野)にいたオヤジの兄貴の家ででした。
覚えていて下さったらうれしい...そう、あのVWタイプ2に乗っていた、
元コックの叔父です。

元コック、当時はまだコック(笑)。
家に着くなり、まあ食べなよと奥から出てきたのは蜂の子。
それを軽く炒ってあったものでした。
これが噂の蜂の子。中学生の僕はドキドキです。
おそるおそる口に入れてみました...
炒った香ばしさと、ちょっと焼きプリンの表面を食べるような感覚の後...

「じゅわ」
と何かが出てきたー!来たー!あ゛ー!

僕はその時それがまさに虫の幼虫なのだということを再確認したのでした(笑

その後は、イナゴを食べたくらいです。
蜂の子はあれっきり。
今食べたら、美味しいかもしれませんね。チャレンジ?
う~む、栄養があるのはわかりますが、軽いトラウマなので、相当頑張らないと(^^

ところで、虫を食べる話ならこのサイト「虫を食べるはなし」。
世界の食虫文化や、食虫の有用性などを豊富な資料で解説しています。

それによると、日本もかつては虫を食べることはごく当たり前だったようで、
大正時代の調査では、貧困をしのぐための手だてではない「日常食」としての
昆虫食は、55種類41都道府県におよんんでいたということです。
その名残として食用の昆虫が現在でも売られているのはご存じの通りです。
蜂の子、イナゴはさておき、カイコ、カイコさなぎまで!
蜂の子はさておき、カイコは大きいので、見た目の衝撃も大きそうです(^^
とにかくこの虫を食べる話のサイト、ちょっと長いですけどすごく面白いので、
時間があったら読んでみて下さいね。


>>肉に勝るとも劣らない、未来の食料であると著者は言っています。
でもいつか、手塚治虫の漫画にでていたように、未来では昆虫食はあたりまえに
なっているのかもしれません。

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そういえば15年

2005-03-17 | くるま。
そういえば。
くるまの免許を取って僕もいよいよ15年たつことになります、4月で。
ううむ、早いなあ。

僕は高校卒業前に取ってしまったので、大学入学時には一応免許を持っていました。

でも、むろんクルマなど買えず。
でも、乗りたい!クルマ乗りたい!

そこで僕は良くレンタカーを借りました。
意味もなく、わけもなく、借りました。
免許取得1年未満で貸してくれたのは、ニッポンレンタカーだけでした。
当時はお金もないので、良く借りたのがファミリア(なつかしい、インタープレー!)、
ミラージュ(俗称ユーミン型)などでした。
カローラ2などなどのハッチバックばかり。

それと、数少ないクルマ持っていたトモダチの、シティターボ。2じゃないですよ(笑
これがまた速かった!でもすぐブレーキがフェードしちゃう。
運転も良くさせて貰ったっけ。
楽しかったなあ。
なんだかはしゃいで富士市の海沿いの公園あたりから砂浜に入っていって、
スタックしたところをランクルにウインチで引っ張って貰ったり。

あとは家のカペラカーゴ。これは良く借りて乗りました。
プレッシャーウェーブスーパーチャージャーっていう大仰な名前の付いた
ディーゼル。でもこれが速い速い。
タコメータがあったんだけど、ディーゼルだからそんなに回らないので
一個一個の目盛りが大きくておかしかったなあ。
それとダッシュボードに「パワーモード」なるスイッチが付いていた。
これ押すと、ガーンと速くなった。
当時のマツダのクルマには華はないけど、欧州でも評価の高かった
実用性と実直さ(これは今でもある)があって、このカペラも飽きの来ない
いい実用車でした。
...スーパーチャージャーは「ゼッタイ壊れる」と言われていたのですが、
案の定我が家のも壊れました(^^

あらら、なんだか懐かしい話になってる(笑

ということで、懐かしいです15年前。
でも、いまでもフツウに乗れる車ばかりですよね。
あの頃のクルマは今よりも面白かった気がします。なにしろ、1989年という
ヴィンテージイヤー(R32 GT-R、セルシオ、初代ロードスターなどが出た年)
のすぐ後ですから...


>>ユーミンの「君に会えなくなるなんて~♪」という曲とともに
思い出される前述のミラージュ。たしか同じハッチバックボディながらも
方向性の違う4バリエーションがあって、そのうちひとつに今でも語りぐさ?の
XYVYX<ザイビクス>というのがありました。
リアウインドウはボディカラーで、たしかリアシート用のテレビが天井に
付いていた記憶が...違いましたっけ(汗

>>写真はミラージュサイボーグです。今見てもグッドデザイン。



コメント (7)
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