Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【ルノーな話】なつかしい、ルノー19の話。

2011-01-05 | ルノー19。



今日は、ちょっとしたなつかしい話にお付き合いください。


年月が過ぎるのは早いもので、
ルノー19(ディズヌフ)を手放したのはもう2年前、買ったのは5年前になります。


ルノー19(R19)は欧州ではゴルフに対抗するクラスに相当し、
これ、実はかなり売れました。
欧州や世界中で、売れに売れたと言ってもいい。
だけど、日本では、その「ふつうさ」が災いし、
「強烈に売れなかった」クルマでもありました...。


でも、自分にとっては、ほんとに素晴らしかったクルマなのです。
それは、なぜか?

過去の記事の文章が我ながら秀逸なので、それをつないで編集しますた...
(手抜きアップとも言うw


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...最後の数字ルノー。80年代設計、旧いフランス車の味がいっぱい。

日本国内における希少性。
なんでもないセダンを転がすというスタイル。
洗ってもキレイにならない外観。

ふんわり、しっとり、でも芯のある乗り味。
角がない操作性。
中立付近のただならぬどっしりさ、重くてレスポンスが悪そうで、
でも実際はフィーリングに優れたハンドリング。



房総の海にて。


粘っこい直進安定性。
ステアリングに軽く手を添え、微調整するだけでいい。
これがいかにラクなものかは、
仏車に乗られている方ならわかるかと思います。

ことに、縦置きFFのルノーなどはまるでタイヤから菌糸が生えていて
それが路面を掴むかのごとき粘っこい直進性で、
これはプジョーでもシトロエンでも味わえない感覚だと思います。


ただのOHC/1.7Lとは思えないトルクフルでフレキシブルなエンジン。
踏むこむとダイレクト感を伴うアクセルは、でも決して過敏ではなく
思い通りのアクセルワークを実現しています。


砧公園にて。



わずか車長4.2Mなのに、1クラス以上大きなクルマなみの室内空間とラゲッジ。

ジウジアーロ+ルノーデザインの、四角そうに見えて実は繊細な局面で
緻密に描かれたデザイン。
切り立っていて大きな窓、明るい内装色。


四角いように見えて曲面が美しいサイドの造形。



独特の「ハイテク風」なメーターの書体。
カラフルなワーニング。
イエローバルブが「義務」だったころの、美しいレンズカットのヘッドライト。


シュペールサンクと基本的には同じメーター。これがすきなのよ



こんな時代もあったなあおれ...2台のフランスセダン持ち(意味がわからんw)だったとき。
505と、イエローバルブの競演。




そして、何時間座り続けても、どんな姿勢でも受け入れる魔法のような
絶妙な形状と硬軟のバランスを持つシート。
そして最近のクルマでは味わえない、気持ちのいいシート生地。
このベージュの内装色も、80年代ルノーらしくてスキでした。


シートは硬すぎず、やわらかすぎず。でも個人的にはサンクくらいふかふかのほうが
いいなあと思った。




何でもない実用車に秘められた、すばらしい基本性能の高さ。
まさにルノー、まさにフランス車、そしてまさに欧州車でした。


久留里線のキハ37と。


そう、一言でいえば、「なんでもないクルマ」。
たしかにそう。でも、ほんとうに何度も何度も、この「なんでもないクルマ」に驚かされた。
疲れない。疲れていて乗っても苦にならない。
何百キロ連続で走っても腰も肩も目も、どこも悲鳴をあげない。

それがたかだか下は1.4Lからあるような、ゴルフクラスの一台に秘められていたのです。
ハイテク武装なんか無くても得られる、コンフォート。
それを、R19は持っていたように思います。



雪道にも強かった。スノータイヤは165サイズにしたので、高くて細くてかっこよかった。


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...なんて書いてあるといいことばかりなようですけど、
ずいぶんいろんな目に会ったのも確か。
でも、それも、今となってはいい思い出です。


もとはといえば、このブログで、「R19が欲しい」ってアンテナを立てたことが
購入の端緒でした。
松本のヴォワテュレットさんに、眠っているという情報...。


そして、見に行ったら、この子はオートマが壊れてエンジンが降りた状態で眠っていたのでした。


手前のXMと奥のアルピーヌが気になるw


見た瞬間に、購入を即決。そして、エンジン、オートマを載せ直して、復活!
実に2カ月近く、待ちました。長かったなー。


松本まで途中経過を見に行ったときだったような気がする(記憶あいまいw



実に、これだけ復活の際に直した!

●平成17年6月 復活(笑
オートマチックトランスミッション取り替え、同マウント、
バッテリー、タイミングベルト+同テンショナー、
ウォーターポンプ、
クランクシャフトオイルシール/カムシャフトオイルシール/オイルポンプシール、
シリンダヘッドカバーガスケット/エンジンマウント、
フューエルフィルタ+フューエルホース、
それと多分、マフラー一式/スロットルボディ(この2点記載無し)、
すべて交換。


仮ナンバーつけて品川陸自へダイレクト持込のために
いざ松本を出発!の図。



たしかに買った後、いろいろあったのですが、それはまた別の機会に
まとめますね。



それにしても、自分の中では、今もって究極的な一台です。
何しろ、日本にはほとんど残っていなかったR19の、JAXディーラー正規ものの、
しかも、セダン(シャマード)だったんですから(涙
ああ、数字ルノーはまた乗りたい...。






>>おじさんくさいセダンをスタイリッシュに乗る、という高レベルなことを
なんとか出来ていたような気もするのです。
ああ、もういちど、あんな「しょぼい」クルマに乗りたいなあ...。

>>もう、このクルマは自分の中で完全にノスタルジーになっています。
手放して惜しいとか、そういうのではないです。
やっぱり80年代ルノー、いや、80年代設計のフランス車っていいな、って
いまだに思わせてくれる大きな理由を作ってくれた一台、なのです。
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【ルノー19】夢にも出てきた...いまだ消えぬ、ルノー19の記憶

2008-09-13 | ルノー19。
愛車がサーブ・クラシック900になって早11ヶ月。

これまでも不満やら気に入ったことなど書いてきましたが、
その前の車・ルノー19シャマドTXE、やはり忘れられません。


涼しくなったからいい思い出ばかりになるのでしょうけれども(爆



最後の別れの朝...磨けば磨くほどくすんでいくボンネット(涙)は結局そのままでした


ルノー19の良さについてはもう「ルノー19」というカテゴリで
語りつくした感があるんですが、
それにしてもあのクルマの持っていた「リズム」というのが
ここまで忘れえぬものか、と思います。



何の変哲も無いのも、むしろ「らしい」ダッシュボード


ルノー5、シュペール5、シトロエン2CV、xantia、ZXなどいろいろ
乗ってきた車たちも
いまだに「乗った感覚」がほぼ完全にトレースできるんですけど、
ルノー19の「良さ」は抜きん出ています。



最後の瞬間(わかれ)。この無表情さもまた、ルノー19のよさ。


なんでこんな記事、かというと、ルノー19が夢に出る回数が多いんですよ。
夢とは思えないほどリアルな運転感覚で、起きたら「え、夢だったの」って感じです。


とくさんのTWINGOと一緒に。イエローバルブのあかりは、やさしかった




ルノー×ジウジアーロデザインの魅力。どこが平凡だというのだろう?


困ったことに、ルノー19のTXEを国内で見つけることはもう100%近く不可能でしょう。
まだあるとすれば、あのクルマを買った松本の店にまだ、
黒いハッチのTXEが眠っているはずですが、あのクルマの再起は困難だと思います。


そう、困った。
もう二度と日本では見つけられないんですよねえ。

はうあ、16Sならば、帰るぞ!
あのシャーシにあのエンジン、そしてあのシート。
TXEとはまた別の16Sの世界、あこがれてしまいます!



>>だけどもサーブ900もいいクルマなんですよねえ。
街中で、お、サーブ900とかボルボ740あたりを見ると
まだ走ってるのか、いいねえって思うんですが
自分もそういえば900ユーザなんだなあって思ったり。


>>これはこれ。次のどうにも欲しい車が来るまで、乗り続けたいです。
W124は...正直来ていますけれども(笑
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さよなら そしてありがとう。ルノー19。

2007-11-20 | ルノー19。
久しぶりの投稿、しかもいくつか前のエントリーで「まだ乗ります」、
って書いていたのにこんなご報告は残念なのですが。


標題の通り、ルノー19、手放しました。





自分の中で、究極的な一台でした。

日本国内における希少性。
なんでもないセダンを転がすというスタイル。
洗ってもキレイにならない外観。
ふんわり、しっとり、でも芯のある乗り味。
角がない操作性。
すばらしいハンドリング。
ただのOHC/1.7Lとは思えないトルクフルでフレキシブルなエンジン。
わずか車長4.2Mなのに、1クラス以上大きなクルマなみの室内空間とラゲッジ。
ジウジアーロ+ルノーデザインの、四角そうに見えて実は繊細な局面で
緻密に描かれたデザイン。
そして、何時間座り続けても、どんな姿勢でも受け入れる魔法のようなシート。
何でもない実用車に秘められた、すばらしい基本性能の高さ。
まさにルノー、まさにフランス車、そしてまさに欧州車でした。





たしかにトラブルは酷かった。
でもひととおり直して直して、安心して乗れるまでになった。


7月に車検取ったばかりでした。



...R19とは、2年半、過ごしました。
短いような、長いようなの時間。
ルノー...しかもギザルノーの良さを身体の芯まで教えてくれました。
やっぱりルノーはイイ!
菱形の菌は強力。すっかり感染してしまいました...

なんでもないクルマ。
たしかにそうでした。でも、ほんとうに何度も何度も驚かされた。
疲れない。疲れていて乗っても苦にならない。
何百キロ連続で走っても腰も肩も目も、どこも悲鳴をあげない。

それがたかだか下は1.4Lからあるような、ゴルフクラスの一台に秘められていたのです。
ハイテク武装なんかいらない。真のコンフォート。それを、R19は持っていたように
思います。





それを、なぜ手放そうと思ったのか?






もちろん飽きたとか
嫌になったとか
そういうマイナスな事象で降りたのではないのです。




...「いまが最後」
このキーワードでずいぶんクルマ買い換えてきましたが(大汗
次のクルマを手に入れるには条件が良かった。
それは、以前より常に欲しいクルマの筆頭にあり、
でも買ったらきっとフランス車に戻りたくなると思い
これまでも何度と無く躊躇してきた一台でした。



そのクルマとは。
ある意味、昔日のシトロエンのような機能性が産む特異性のあるデザイン。
設計が古いクルマを無理矢理アップデートしてきたので、
基本骨格は古い(ieはこれがエンジンしかり、クルマしかり大好き)。

でも生産中止からすでに14年、
流通しているのはいいか悪いかの両極端。
買いたいけど、お金があるわけじゃない。
でも壊れるのもいやだし、日常で使いきりたい。
そうなると、安いのに手を出したくない。

だけど、見つけてしまった!
いつもお世話になっている店で、
信じられないほどのコンディションで、
信じられない価格。
これは、買うしかないでしょう...。



次のクルマに関しては、また後日ご紹介します。
ヒントは、これ。




って、もう分かっちゃいます...?(汗
そうです、左上飛んでる37VIGGENでS(以下略




>>ガジュマル君 ごめんなさい。免許を取るまで、乗っているつもりでした。
でも、こんなことになってしまって。がっかりされていたら、ほんとうにごめんなさい。


>>ちなみにR19は、知る人ぞ知るルノーの修理で有名なTモーターサービスさんに
引き取られていきました。
手放すとき、廃車にだけはしたくなかった。
いくつか思い当たるところをあたったのですが、
哀しいかなこの国では値段も価値もないR19の真価を認めていただいたのがTさんでした。
ありがとうございます。
Tさんのところでしたら、きっとどんなカタチであれ、R19はきっと大切に
乗っていただけると思います。
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ルノー19...何も言えなくて...夏(涙

2007-08-16 | ルノー19。
暑いですね。


とにかく暑い...。


みなさまもお車もお元気でいらっしゃいますか?



こんな暑い夏...車に乗るのはたいへん。
性能のいいエアコンが必須です。

で、ですが。我が愛車、ルノー19。
エアコンは正直弱いのです。




こんなに暑くならなければ十分なのですけど
さすがに無理。
エアコンを全開にしても、
一応除湿されたぬるい空気がそよそよと頬にあたるのみ...
絶対的な風量も足りない...


人を乗せる機会が多くなると、これはいかん。
自分だけならいいのだけど。

夏は乗らなければいい、って言うのも難しい話。



ああ、困ったなあ...
さすがに買い換えるっていう文字が頭をよぎりました。



でも。エアコン以外、まあ爆弾はまだあるようですが(涙
売ることが考えにくいのも確か。
そう、エアコンがなんとかなれば...

たしか、しんパチさんが
効果が凄くあるエアコン添加剤を教えて下さったような?

よっしゃーここは他力本願、
どうかエアコンを強化する方法を教えて下さい!!



>>とはいえ...やっぱり今年の夏でギブアップ?
乗り続ける宣言出したばっかりなのに...
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まだまだ乗ります、ルノー19

2007-07-12 | ルノー19。


はやいもので、我が家に現在の愛車・ルノー19シャマドが来てからもう2年。

2005年6月のサルベージ時に車検を取ったので、ちょうど今年で車検になります。



いつも、車検のころになると「この車検費用を頭に、何かに買い換えてしまえ」
っていう「安い中古外車好き」の血がメラメラするんですが、
今回のルノー19の際は、思いませんでした。

まあ...ここまで直してしまってるので
いまさら「後に引けない」っていうのもありますが(笑
実は、この2年でこれほど直したのに、今度はウォーターポンプが怪しい(涙。
今回の車検は通しましたけど、いつかは交換しないといけない。
うーん、そうすると次はパワステ...窓落ち...そのくらいでいよいよ終了かしら。

ハッキリ言って、旧いクルマです。
インテリアも、とくにダッシュボードはいかにも古い。
新しいクルマを見ると、いいなあって素直に思っちゃいます。
夏場はエアコンももう少し効いて欲しいし。




だけども、捨てがたいところがいっぱいある。
やはり旧いルノーであるということは、絶対的な魅力です。


...最後の数字ルノー。80年代設計、旧い仏車の味がいっぱい。
絶妙な形状と硬軟のバランスを持つシート。
粘っこい直進安定性。
中立付近のただならぬどっしりさ、重くてレスポンスが悪そうで、
でも実際はフィーリングに優れたハンドリング。
切り立っていて大きな窓、明るい内装色。
最近のクルマでは味わえない、気持ちのいいシート生地。
独特の「ハイテク風」なメーターの書体。
カラフルなワーニング。
イエローバルブが「義務」だったころの、美しいレンズカットのヘッドライト。
そして、ジウジアーロ+ルノーデザインの、一見地味で四角くて見えるけど実は丸い、
完成されたエクステリア。

ということで、やはり代え難い。
いましばらくは、乗り続けようと思います。
あれやこれや欲しいクルマはいっぱいあるんですが(爆




>>ああ、褒めちぎっちゃった(笑
これならしばらく壊れないかな...(^^
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80年代後半~90年代前半的なるもの2態。

2007-06-30 | ルノー19。
撮影が今年の最初で
いささか古い写真なのですがやっと出てきたので(笑
使っちゃお。




なんだか、やっぱりいいなあ。このへんのクルマ。







前のクルマは
80年代後半~90年代前半的なる我がルノー19さんなのですが
後ろにいるのはこれまた80年代後半~90年代前半的なるシトロエンZX。


このブレークに2年 乗っていたこともあり、
ZX、未だに愛着のある一台です。
シトロエン的ではないっていわれたこのクルマも、
どうしてどうして
スパッツや猫背、ロングホイールベースや無表情なグリルレス・ノーズが
思いっきりシトロエン。
しかも、乗っても見事なまでにシトロエン。
ハイドロいらないよってくらいの乗り心地でしたもん。


80年代後半~90年代前半て シトロエンもルノーも
あえてフランス車らしくないことを狙っていたような時期。
ルノー19も、ZXも、真面目にゴルフにぶつかっていくために作られたことでは
目標を同一とするクルマたち。

それにしても どっちも無表情ですねえ(笑




>>このZX、お友達のでもなんでもなくて、近所を通りがかったら停まっていたので
迷わず前に自分も止めてパチリ。欧州の日常っぽく...なったかな~。
ってどうみても日本の道路だなあ(通学路って書いてあるしw)
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ルノー19...優等生です 渋子さん

2007-04-12 | ルノー19。
我が愛しの愛車 ルノー19シャマードTXE。

話題にならなかったのは、更新していなかった~だけでないのです。
というのも、この間壊れたのいつだっけ!?ってほどの
気持ちが悪いくらいのノントラブル。

調子も良く、悪いのは乗り心地くらい(号泣


トラブルは昨年9月に直したエアコンのコンプレッサーくらい。
走り装置に関係がないので、まあトラブルと呼べるのかどうか...。




最近インチキ仏ナンバーを装着
途端に仏車に見えるこの不思議(笑


ということで元気な渋子さん。
どうかこのまま壊れないでいてね...



>>洗車もせず、ほったらかし。
使いっぱなし感炸裂です。
この間はコインパーキングのコーナーポールにフェンダー擦っちゃった...
でも気にしない気にしない(´∀`)

>>だけど取り扱いはとっても丁寧ですよ。
加速・減速・オートマの扱い・アクセルワーク・歩道の段差の乗り越え...
外観ぼろでも中身はガタ来ていません(^^
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平成ディズヌフ年

2007-01-02 | ルノー19。

EVEさんから頂いたコメントではっとしました...。
今年は、平成19年!
19!


そう、愛車ルノー19(ディズヌフ)の年ではないですか(^^



このところこのR19(愛称渋子さん)の話題が全然出ていませんが、
いやはや、怖いくらい絶好調です。
購入した一昨年は笑ってしまうほどトラブル続きでしたが、
ひととおり終わったのか...それともこれからまとめてまた来るのか(爆
何はともあれ、とってもいい感じです。

ただ、気になってきたのもいくつか。

まず、乗り心地が悪くなってきた。
リアショックは交換したんですが、前はまだ。
それ以外にもブッシュとかも新しくしたほうがいいような感じです。




まあ、それは仕方ない?として、問題はもうひとつ...。

ところで。
僕が仏車を好きな項目のひとつに、矢のような直進性があります。

ステアリングに軽く手を添え、微調整するだけでいい。
これがいかにラクなものかは、仏車に乗られている方ならわかるかと思います。

ことに、縦置きFFのルノーなどはまるでタイヤから菌糸が生えていて
それが路面を掴むかのごとき粘っこい直進性で、これはプジョーでもシトロエンでも
味わえない感覚だと思います。

ウチのR19は、ふつうの横置きFFで、昔のルノーには敵わないものの
それでもとにかく真っ直ぐ走るその性能には目を見張るものがありました。
ステアリングの中立付近のデッド・フィールがまた抜群で、
敏感すぎず、だけれどいざ切ればきっちり曲がるそのバランス感は
相当なレベルだと思います。


ところが。この美点が、最近ちょっと失われてしまったのです...

昨年秋...あるガソリンスタンドを左折しようとしたとき...
右から来るクルマが気になって、あわてて出てしまったんです。
そしたら左前輪を縁石から落としてしまったのです。

そのくらいで?という感じがするのですが、確かにその時
ゴリっという嫌な音を聞いてしまった。

それ以来、渋子は明らかに右へ曲がるようになってしまいました。
80キロくらいまではいいのですが、高速域では
以前のように道路に沿って微調整をするだけで良かったのが
右に行こうとするクルマをチカラを込めて左に修正しないと
まっすぐ走らないのです...(涙


>>これって直るのかなぁ.........
また真っ直ぐ走るようになるのかなあ...........
以前サンクバカラで同じような症状になって工場に入れたら
ますます真っ直ぐ走らなくなったときがあるんですよ.......うーん。

>>何はともあれ、平成19年!ディズヌフ年ですから、
何かしようかなあ。うん、決めました今(爆
日本中のR19大集合!をします!
場所はR19(国道19号)沿道のどこかで...
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染みいるクルマ

2006-09-17 | ルノー19。
先週、エアコンの修理に出したルノー19。
嬉しいことになんと1週間で帰ってきました^^

代車のコルサで港北区の(山奥にある...)Tモーターサービスさんへ。
先日も書きましたが、コルサはよく走ります。
直進性もある。アクセルも軽く、ぐいぐい走る。
でも...
お借りしたちょっと古めの代車に言うのは気も引けるんですが...^^;

まず、アクセルが軽すぎる。
軽いのはいいんですけど、微調整が効かないほどの軽さ。
足先の微妙な入力を試みても、ぐわん、ぐわんと加速してしまう。
そのぶんアクセルの戻しがあるから、細かな前後動が繰り返されちゃう。
うわー、コルサ速いじゃん!って思ったのは、
アクセルが軽くて勝手に開度が大きくなってるから。
なんだか、落ち着いた運転が出来ないんです。

軽いほうがスキ...というユーザが多いとは思います
(メルセデスのような一般的には重すぎる感覚も対極にありますが)。
だけど、なんだか車庫入れのときとかでもぐわっ!と前に出てしまうのは
自分にあまり合いません。

ステアリングの位置も手前過ぎる感じがします。
シートと姿勢も合いにくい。

ゲームのような軽いパワステは、妙に切り始めばかりクイックで、
コーナーの通過は正直怖いくらいです。
切ったぶんクルマが曲がっているのかも曖昧にしか伝わらないフィール...。
アクセルにせよステアリングにせよ、もしこれがスポーティを意識していたり
イージードライブのためだとしたら、それは大きな間違いなのでは?
こういう要素が積み重なって、相対的に「疲れるクルマ」ができあがるのでは?




そして。
晴れてエアコン修理(コンプレッサー、エキパン、リキタン交換)が終わった渋子(R19)で
第三京浜を家に向かって流します。

ああ。こりゃ、たまらんです...
いつもいつもの感想ですが、角のとれたまろやかな乗り心地。
路面からの入力を時間を掛けて、でも車体を上下させることなく収める脚。
しっとり・しっかりとしたフィールを伴いつつ、それでいて路面のインフォも手のひらに伝わり、
そして切ったぶんインにノーズを向けてくれるハンドリング。
ロールは大きめだけど、実はタイヤは執拗に路面を離さないのでとても安全なのです。

カラダをこれまたしっかり・しっとりと包み込むシート。
ドライビングポジションも自然。R19は右ハンドル化でちょっとステアリングが
中心にオフセットしてるんですが、それもあまり気にならないんです。
ふつうに座り、脚を出し、手を出せばそこにペダルとステアリングがある感じです。

路面をタイヤからしみ出た菌が掴んで引っ張っていくようなねっとりした直進性。
踏むこむとダイレクト感を伴うアクセルは、でも決して過敏ではなく
思い通りのアクセルワークを実現しています。
トルキーなエンジンは、少し踏んだだけでクルマをぐいっと前に出してくれるので、
アクセルを大きく踏まなくても走ってくれるのもいいですね。



おかえり~渋子(って一体何度目?w

日本ではカローラクラスのR19でこの内容。
もっといえば、マーチクラスのサンクでさえも同じように優れているのです。
やっぱりフランス車はすごいですね。
そしてルノーというクルマ。
しっとり、しっかりと、染み込んでくるようなこの魅力よ!






>>土曜から日曜はとくさんhinaさんねこさわ夫婦がそれぞれの
沖縄・九州みやげを持参して来てくれました。
夜は大焼肉&焼酎・泡盛パーティ。
楽しかったねえ...また、宜しくです。
泡盛、あんなにおいしいのね^^;


>>今回はhinaさんのサンク(白サン)で来てくれました!
うひゃあ、フェイズ1との並びはヤヴァイ。レア度キテますw
プチ・ギザルノー会開催ですねえ(嬉

>>Tモーターサービスさん、早い&思ったより安い作業費で
ほんとうにありがとうございました!
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あきらめの秋?

2006-09-10 | ルノー19。
昨日(土曜日)はアニスを連れて実家に帰省。
とはいえ近いんですが。
で、このところすっかり涼しかったのにこの週末は完全に夏に逆戻り。
しかも異常な湿気...
エアコンの壊れている渋子(ルノー19)での移動はたいへんつらいものになりました。
暑さを避けて朝晩の移動にしましたが、それでも湿気が非道い。
アニスは暑さに弱いので尚更です。

で、R19のエアコン。
修理を先送りにしようという事に決めていたのだけど、
もう暑さは去るにせよ雨の日はつらいし、思い切って見て貰うかと考えて
今日の猛暑の中、Tモーターさんへ。

で、診てもらうに開口一句、「コンプレッサーダメだね」とのこと...
エキパンからオイルがごく微量に漏れてたのを考えると、
オイル切れで焼き切れてしまったのか。
ほったらかしてたのが高いツケになっちゃったのかなあ(号泣


白矢印のとこがコンプレッサなり あああああ(涙



ということで。
診断はイチバン悪い結果、コンプレッサー、エキパン、リキタンすべて交換に決定、
晴れてマックス20万円以上コースになってしまいました...がーん。


ということで。
意を決し、R19を預け帰ることにしました。
それにしても、一体、どこから出すんだろう20万円...ああああ。

で。今回お借りした代車が、これ。


















オレのコルサ(ちょっと嬉



奇しくも<セダン蒐集癖>の第一回を飾ったクルマですねえw





で。
帰りの第三京浜を走り出して思った。
シートの出来はどうにもこうにも...だけど、ちゃんと真っ直ぐ走るし、
乗り心地もいいじゃん。しかも乗りやすい。
そして何よりもエアコンがイタイほど効く...。
クルマって何だ?このクルマいいじゃないか。これで充分なのではないか?
いったいオレはこの1年3ヶ月でいくらR19に費やしたのだ?
その額で他に出来ることは無かったのか?
フランスに何回も行けたくらい費やしているではないか?

..........云々。









R19、あきらめようか?













いやいやいやいやいやいや。
それは無い、ないない。
ないよ。オレ。

仏車を手放す事なんて、無い。
R19を降りるなんて、無い。
もう、あの車に乗るしか無い。
それは強制的な思いじゃない。

第三京浜を降りる頃にはもう気が付いた。
サイズ、クルマの性格、日本における存在、古典ルノーの味わい、
ユーティリティ、デザイン、乗り味、乗り心地、タッチ、フィール...
すべてが、いまの自分の中で譲れないのだ、と。

だから治す。治して、乗り続けます。
意地というのもまあ、確かにあるけんど(^^;



>>このR19に限らず、こういう仏車を所有するということに
理解をしてくれる我が伴侶に、こころからの敬意と感謝をしたく思います。
ほんとうにどうもありがとう。

>>それにしてもコルサのエアコンは良く効いたなあ...いいなあ^^

>>精神的に疲弊したwので、家に帰ってのんびりアイスコーヒーを作りました。
スタバのドリップコーヒーメーカー、これだとすごくカンタンなので。


>>氷を入れて、コーヒーをドリップするだけ。
グラスに注ぐ頃にはもうアイスコーヒーの出来上がりん♪
お手軽ですんごく美味しい!!!

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R19のカタログと、新たなトラブル

2006-08-28 | ルノー19。

最初期のルノー19のカタログ(本国版)の一部を紹介します。
残念ながらウチのシャマード(4ドア)は載っていませんが(涙



まずいきなりドーン!と見開き。うれしい!


助手席サイドのドアミラーもないw、ロワーグレード。
写真には、R19TR、TS、TDが相当します。
メーターはタコメータも無し、水温計も無し!
基本的にはサンクのフェイス1に見られたメーターと同じもののようです。
ちなみにR19は基本が1グレード1エンジンではないので、
組み合わせ的には1.4OHV(縦サンクなどと同じ)はTR、
1.4OHC がTS、GTS、TSE。
1.7OHC(ウチのと同じ)がGTX、TXE(日本に輸入されたグレード)、
1.9ディーゼルがTD、GTD、TDEという展開になっていました。



TXEのインパネとシート。
この写真のメーターに付いているオンボードコンピュータはオプション。
ウチのとは空調操作部、時計が違います。
シート、写真でもふっくらしてますが、実車もふっくらです。
凄く柔らかくは無いですが、じわーっと沈む感じで、とっても気持ちいいです!


>>願わくばシャマード追加後のカタログも欲しいなあ♪

>>で...標題のトラブルなのですが。
エアコンスイッチを入れると、振動+スゴイ音がするようになりました。
たぶん、ファンスイッチを入れただけでは症状が出ないので、
コンプレッサーのクラッチだと思うんですが...。
オイル切れで焼き付いたのかなあ。
たしかにオイルは漏れ気味だったのですがもうダメになっちゃったって事?
うーむ...(涙

>>いくらかかるんだろう...でもこれで直したらまたリフレッシュ!
あれだけ直したのに、壊れていない部分はこれからもどんどん壊れるんだろうか(爆
もう果てしなく乗り続けるしかないようですw


>>仕方ない。もう、これしか乗る車がないんです(極端w
コメント (19)

ルノー19のディティールにこだわる(3)

2006-08-11 | ルノー19。
このところ愛車渋子さん(ルノー19)の話題がありませんが、
それだけ何事もない証拠でもあります^^
でもたまには渋子さんのことも書かなくちゃ!と思い、すっごく久しぶりなんですが
ディティールの第3弾をお送りします~。

今回は、前回の内装編に続いて「その他編」です。




エンジンルーム。不動車を起こした上に、
いろいろトラブルがあって部品の交換が進んでいるのでやたらキレイです(^^;

エンジン自体は、何の変哲もない1721ccの8バルブOHCです。
もとはルノー11に初採用され、日本ではサンクのバカラ、GTX、ATなどで
おなじみになったエンジンです。
スペック的には見るところの無い単なる実用エンジンですが、
軽い回転感覚を伴いつつも実はトルクフルで使い勝手に優れた、
フランス車らしい「黒子エンジン」。
ここでも書いていますが、
この黒子エンジンが実に楽しく、性能的にも充分なのです。



ルノーといえば、オーバル(楕円)プレート(右)。
このクルマにももちろん付いています。
このプレートから形式、工場などが判別可能。



汚くてすみませんが(汗)、お次はトランクルーム。
全長4255ミリしかないのに、2クラス上の室内空間を持つR19ベルリーヌですが、
トランクもこれまた広いんです。
リアシートは分割可倒(おまけにダブルフォールディング)出来るので、
一間の長さのものも積み込めます。とても助かってます^^



これはトランクハッチのヒンジです。
一般的にはトランクの奥からヒンジが生えているのですが
それだとヒンジが荷物積載の邪魔になったりすることがあります。
でもこのR19のヒンジは、トランク内部に干渉しないんですね。
すごく真面目な設計です。こういうところにクラクラしてしまうんです。
細かなことですが、さすが欧州車なのです。
車作りは何が大切で、何がいらないか。
いろいろ考えさせられます。
以前、tipo誌の取材を受けたとき、担当の記者の方がこのヒンジを見て感動してました。
さすがだなあ(^^



最後に近影を。
エアコンの効きは今年もイマイチ。
とはいえ30度を超えなければすごく冷えますし、勿論無いよりもマシですし、
この猛暑でオーバーヒートもしないので言うこと無いです。
頑張ってくれてます。良い子だ~(嬉






>>気になるところもままあれど、でも何もすることのないウチのR19。
いま、もしオカネがあったら、こうしたいんです。















(※でぶん師匠、画像ありがとうございます)


黒バンパー+黒ミラー、メッキ一切無し、しょぼいホイルキャップーーーーーー!
まさしくドレス・ダウーーーーーーン!

>>いいなあ...やっぱりR19はこうだよなあ(爆
だけどこの姿にするには、むしろ結構かかるんですよねオカネ...(爆
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洗車とスピードラインとグリーンカレー

2006-07-12 | ルノー19。
クルマネタばっかりですみません。
別にクルマ漬けで暮らしているわけではまったくないのですが...^^;

で。
日曜日、プールに行ったあと、雨が降るかも知れないのに洗車しました。
しかも2台。
R19は数ヶ月ぶり、505は5月に来てから初めてです。



洗車と言ってもすごくカンタン。
水を流しながら拭くだけです。
ワックスもなし。
でも今回はすごーーく久しぶりにホイルを洗いました。





いやはや、たったそれだけなのに効果絶大。
ボディは2台とも塗装がヤレヤレで洗ってもあんまり見栄えしないのですが(涙
ご覧の通り、シャキっとするんですねえ。すごいっす。


で、ホイルを洗ったらホイルにいろいろ書いてある内容を今更知りました...
そして、おどろいた...
R19の純正アルミ、スピードライン製。



ほえー。知らなかった~。
ちなみに505の方は、さすが何でもかんでも自製するプジョーらしく
ホイルまでプジョー製でした^^;


>>夜は、R4とR18のオーナーtauko君と彼女のb嬢が来てくれて
しかも自慢のグリーンカレーを作ってくれました。
いやぁ...マジうまかったっす...(涙
楽しい夜ですた。ありがとうね~!


>>右のキュウリはニンニクとナンプラーで味付けしたもの。
こういう一品料理がすごく上手いのです、このふたり!Super!
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ルノー19にハイテク装備(笑

2006-07-02 | ルノー19。
1992年登録のウチの渋子(R19)。
近代化装備?はXANTIA、206,ZXと渡り歩いたMDデッキ&CDチェンジャーだけ(汗

でも、遅ればせながら、ついに付けました!













ETC!!!!!!(汗




オーバーリアクションですみません。
す、素直に嬉しいもんで..........


>>ところで、ウチにはもう一台、共同所有車ではあるけれど505がおわします。
で、この子にもETC(こちらは一体型)がついているのだけど
この機械は警告や、いくら使ったかの音声案内は明瞭なのですが
渋子につけた機械(アンテナ分離式)の案内嬢、
何言ってるのか全然わかりません(爆

>>ETCに機能差なんてなかろうと思い、分離式でイチバン安いのにしたせいなのか...
カードの抜き忘れ警告も
「カードが残っています」ではなくて
ぴょぴょぴょぴょぴょぴょぴょ....(ドップラー効果付きW
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お帰り、渋子

2006-06-11 | ルノー19。
オートマチックのオーバーホールに出していた
本来のクルマ、愛しの渋子さん(ルノー19TXE)が、帰ってきました。
土曜日午前中のフレフレのあと家に戻り、
代車サンク君で一目散にTモーターサービスさんへ。
そして絶好調!のR19でごきげんに帰って来ました。



で、こんな感じで暮らしています(4)...な車庫になりました...(笑









ううう、イエローバルブ時代のセダンが2台(爆
意味がまったくわかりません...(^^;




ところで気になる、トラブルの原因は......


オートマ内部では無く、なんと
ブレーキスイッチの故障によるものではないか
という事でした。
ブレーキスイッチは、ブレーキペダルの基部についてるアレです。
ブレーキ踏むとブレーキランプを点灯させるスイッチ。
ここにもオートマへの信号がたしかに流れているそうなのですが、
こんな事があるんですねぇ...。
スイッチの不調でオートマ本体の制御がおかしくなるなんて...
うう、電子制御ATなんかイラナイ(涙



ということで、皆様ご心配をおかけいたしました!
今回はルノーオートマのトラブルメーカー?ともいえるセンサーも交換したので、
しばらくは(今度こそしばらくは)何事もなく走ってくれるよう祈りたいと思います!




>>ちなみに、Tモーターサービスさんに行ったら、
フレフレに来られていた「すごい3台」がいらしていました...



ウホッ!
日本に間違いなくヒトケタ台のルノー10、
そして日本に2台しかないのに2台ともあるルノー4のプレネールです!
奥のカバーの下にはこれまた限りなく少ないルノー16。
で、これまたこれまた残存数ヒトケタに違いない僕のルノー19シャマドもいたので、
すごい濃密ルノーの異空間が出来ておりました(爆


>>久しぶりに乗ったルノー19。で、自画自賛なのも恥ずかしいのですが
感動しました。やっぱりイイクルマだ...
とにかく角が何もかも立っていない、
そのまろやかでねっとりした乗り味、それでいてキレがないわけではない
ルノーテイスト。ああ、お帰り渋子。素晴らしき癒しクルマ。最高です。


>>こんなただのセダンなのに、人間が心地よいと思うリズムを持っているのです
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