サニーももはや消えてしまったネームですが、なかでもieはB14が特に好きです。
いえまあ、サニーはどれもいいなあ、とは思うのですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/fc/724cca71f864f5012266fc0f66fd6bcd.jpg)
B12=トラッドサニー、そのブラッシュアップ版として高品質化を果たしたB13は、
明らかにセダンとわかる3ボックススタイル。
でもそのかわりとくにリアの居住性は悪く、またホイールベースも短く
パッケージング的には工夫したとはいえないようなクルマでした。
それにユーザの年齢層もあがってしまっていました。
そこで、日産は思い切った作戦に出ました。
B14サニーは、それまでのサニーのデザインを断ち切ってハイデッキ化し、
全長を変えずにホイールベースも一気に105ミリも伸ばした
新しいスタイルで登場したのです。
これはユーザーの若返り化を狙ったもので、かつプリメーラなどで取り入れた
欧州車的なパッケージング思想の賜物ともいえるものでした。
だけど、結果としてあまりB14は売れませんでした。
なんというか、このころの日産車の欠点というのか、
ひどく内股に見えて、筋のあるキャラクターラインがどこにもないゆえの
なんともしまりの無い、取りとめのない各部のデザイン処理などが
その要因なのかなあ、とか思うんです。
プリメーラのようなパキパキしたデザインだったら、もう少し良かったのになあ。
で、売れない日産車のたどる道は、通例ともいえる大幅なマイチェン。
サニーは早々にシンプルだった一文字テールを捨ててコンビランプを大型化、
全体的にデッキも低く見えるようになり、
ヒカリモノも増えて、派手になったのでした。
でもB14は最後まで販売好調とはいえないままで、後継のB15は、まるでB14が
無かったかのように正統3ボックスセダンとして登場したのは記憶に新しいところです..。
>>というわけで、期待を裏切らずセントラ特集です(笑
固定ミラーがいかにもアメリカンだなあ
>>セントラは言うまでも無くサニーの北米仕様ですが、
日本のサニーのようなテールデザイン変更は無く、
フロントフェイスが↓のように変わっても、最後までそのままでした。
ちなみにこのモデルから以降、セントラはメキシコ製
>>ちなみにセントラ、いまはサニー系から独立し、C16という形式になっています。
>>かっこよすぎ!
これ日本で売りなよ日産...アクセラにぶつければいいのに。
ティーダ・ラティオよりも全然いいぜ...
(ちなみにティーダの北米名は、ヴァーサ。セントラよりも下に位置し、
まさにセントラ=サニーの後継ポジションを担当)。