Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.163 妖艶イタリアンビッグサルーン 現行マゼラティ・クワトロポルテ

2008-10-28 | セダン蒐集癖。


写真がイマイチ


マゼラティ、と書くのはNAVI誌流で、ieはこれを使います。えへ。

というわけで、マゼラティのセダンといえば
まさに4ドア=クワトロ(4)ポルテ(門、扉、ドア)という
そのまんまの名前、マゼラティ・4ドア、もといクワトロポルテです。

現行モデルはピニンファリーナ(の日本人)がデザインしたもので、
なんと5代目。

4代目は個人的に大好きなガンディーニ様のあれ。

3代目はジウジアーロデザインのあれ。

そう思うと名デザイナーズ列伝な歴史ですね(^^


それはそうと、新世代マゼともいえるこのクアトロポルテ、
そして3200GTなどはほんとうに妖艶ともエッチともいえる内外装で
ええなあ、て思うんですけど、
個人的にはデ・トマゾ時代...ビトルボ~222、430、シャマル、ギブリ
のあたりの「没落貴族」感なマゼラティがすきです、やっぱり...


>>ということで恒例の価格チェック...
あ、でも222ね(涙
100万切ってる...でもまだ高い気がする(爆
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【セダン蒐集癖】Vol.162 喝采デザイン!繊細さと大胆さ 現行アテンザ

2008-10-24 | セダン蒐集癖。
相変わらずマツダびいきのieです。


デザインの話ばかりで恐縮ですが、いやはや、アテンザの二代目も
これまたいいですねえ。




筋肉質な要素もあった初代と異なり、二代目は欧州テイストを残しつつ
ナイフで描いたようなラインが見事。

すごくいい意味で(外人が思うような)日本をイメージさせるデザインかなあと。
切れ長の目線も、チャイニーズアイにはなっていないんですね。


基本的なボディのデザインだけでなく、マツダはディティールもスキです。

トヨタのような「意味の無い差別化デザイン
(新型カローラ・クラウンのリアランプからリアバンパーへの無駄な造形、
Cピラーの無駄なプレスとか枚挙に暇が無い)」
ではなく、見ていて気持ちがいい。こころがざわざわしないんです。


ああ、またべた褒めしてしまった(汗


公平な目線を持たないと(大汗


で、新しいアテンザ。
2Lと2.5Lがありますがieならいちばん下の2.0Cを買います。
4.8m×1.8Lになんなんとするドンガラボディで2Lなんて
たまんないですよねえ。
これでMTでもあればなあ(日本じゃ売れないかw

ていうか、それにしても最近のクルマはでかいよ!
アテンザってもとはドンガラカーじゃない、カペラの後継車でしょ(怒


>>ということで北米仕様コーナー!

はい、北米マツダ6。



>>北米向けはカタチが違うってのは聞いていたけど...
うーん、アメリカーン!かっけぇええええ!
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【サーブ900】なんだかんだで、お気に入り...

2008-10-22 | サーブ900。



めったに出てこないので
皆さんお忘れかもしれない(^^;)な、ieの愛車、サーブ900ターボ16です。

いやはや、全然自分の車の話題になりませんね(笑


というのも、これがまた平穏無事で(距離を乗っていないというのもあるが)
何も困ったことが起こらないのです。


前任の渋子(R19)がああだったからなあ...
まあ、比較対象が間違っていますけれども(爆





買って、そろそろ1年です。
早いものです。

オーディオもスピーカーも気に入らないのだけど、
特に困ることもないのでそのままです。

しれっと、足として乗っているだけ(笑


もはやクラッシックに属する90年代頭のクルマを
ここまで使いきれるとは思わず、嬉しい拍子抜けですね。





少し全体的にくたびれてきて、触媒がぶるぶる言ったり
全体的にガタが来てる感じはします。
乗り心地も、タイヤの劣化に伴うものも大きいですが
フランス車が恋しくなるくらいのガタガタさ。

だけども...
相変わらずウインカーレバーのタッチの良さ、スイッチ類の感触の統一感、
滑らかな(重いが)ステアリングフィール、すんごく効く小回りなどは
とってもお気に入りなので、もう少し乗ろうかなあ、なんて思っています。


クルマに興味がなくなったわけではないです。
新しいC5見て、正直むちゃ欲しかったりしてます。
あの中折れシートは昔日のシトロエンの椅子みたいだぜ...。


だけど、このへんてこりんなカタチのクラシックサーブを見て、
なんともフランス車とは違う暖かさの内装に囲まれていると
まあ、これでいいかなあ、なんて思ってしまう自分...
結構サーブの魅力にはまっている、ということでしょうか?



デジカメはレンズなんて関係ない、って思ってたけど、この写真ツァイスなんですよ...
あれえ、すげえ質感じゃないか!
ソニーのライセンス生産のはずなのに、さすがというべきか、気のせいなのか...



なんていうか、ほっとするんですよね。
尖ったところが何も無いんで。
内装の良さはほんとに素晴らしいです。
高級とか、上質とか、そういう意味の素晴らしさではなくて
密度感、節度感、デザインそのもの、微妙な曲線、
それらが醸し出す「雰囲気がいい」としかいいようが無いんですが。



>>とはいえ、積極的に中古車とかクルマやのサイトをあさっています(爆
さすがに次はフランス車に戻りたいなあ。
ロガンとか、新車のC4ピカソ(しかも5place)とか、
xantiaの最終型とか、初代C5とか、初代セニックとか、
いやいや現行のグランセニックか、
いやいやいやいやルーテシアRSとかも安いぞ、
などお金も無いのに妄想はまっしぐら。

>>うーん、やっぱりフランス車がスキ...(*^^*
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【セダン蒐集癖】Vol.161 今でも貫禄充分 BMW 7シリーズ(E32)

2008-10-21 | セダン蒐集癖。


750ですな!

というわけで、二代目の7シリーズ(E32)です。

登場は1986年。そんなに古いのか、とびっくりしますよね。
もはや旧世代BMWの中に入ってしまうのかもしれません。


初代7シリーズは1977年に出てます。6シリーズのセダン版のようなスタイル。
3ナンバー、外車なんて夢のような時代に、メルセデスのSクラスと並んで
夢憧れのような一台でした。


余談ですが初代7シリーズの最高峰745は、4.5Lではなく、3.5Lターボエンジンでした。



で、二代目の登場。

BMWが日本で爆発的なヒットとなって
手の届く印象になったのは二代目の3シリーズ(E30)からだと思うので、
その頃と相前後して生産されていた二代目7シリーズも、
折からのバブル経済という時代の背景もあり
初代よりはずっと親しみのある存在になりました。

だけども当時の絶対的なプレステージ性はメルセデス560SELの勝ち。
7シリーズは、当時から自らステアリングを握るオーナ向け、
という性格づけで、バブルとはいえ台数的には後塵を拝していましたっけ。


そんな日本にも導入されたフラッグシップである「750i」は、
BMW初のV12エンジンで、300馬力。
今となっては「おとなしい」スペックですが、
当時は1500万くらいしたような...。
さすがに今見ても貫禄充分。
乗るのには勇気が要りそうですけどもね!



>>バンパーバンパーしたデザイン、水平基調、大きな窓の古典的BMWスタイルですが、
初代よりは明らかにモダンで、古さを感じさせませんね。


>>この7シリーズなら、初期モデルの直6版730iがいいかなあ...
途中から730iはV8になっちゃうんですけど、やっぱりBMWなら直6、
しかもビッグシックスだよねえ...
って思うのはもう古いのでしょうか(号泣
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【セダン蒐集癖】Vol.160 みんなの教習車?マーク2セダン(X70系)

2008-10-16 | セダン蒐集癖。
マーク2セダン、X70系です。

後期型ですな


この頃は当たり前だったんですけど、
セダンと4ドアHTがラインナップに併売されていた、
というのは、今となってはむしろ面白いですね(それと、不思議な感じ)。


セドグロ、クラウン、マーク2、スカイライン、はてはブルーバードまで
そんなラインナップ!


マーク2の4ドアHTはX60系から登場し、2世代あとのX80系まで続くのですが、
このX70系のセダンも印象深いですよね。
マーク2はすごい売れ行きだったので、このセダンもそれなりに街にあふれていましたから。


教習車やタクシーという印象が強いので、このクルマが
「最初のクルマ」だった方も多いかと思います
(ちなみにieは80系でした)。


ところで、いまのトヨタで、このクルマに相当するポジションはなんだろう?
マークXではないし。2L、直6のコンサバセダンなんてないんだなあ。

マーク2セダンっていずれも、サイズもちょうどいいし、適度な高級感と
使い勝手の良さなんてのもある。

うーん、なんていうかいつもの懐古主義なんだけど
こういう「ちょうどいい」クルマが今本当にない...。




>>北米ではクレシーダ。これもなかなかかっこいい。



>>そういえばいまのトヨタの教習車って何だ?

ああ、コンフォートだ...(笑
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【セダン蒐集癖】Vol.159 これはこれでアリ...ミニジャガーMk2・初代ミツオカ・ビュート

2008-10-15 | セダン蒐集癖。



初代ミツオカ・ビュートです。

オロチ以外はなんらかの模倣のようなクルマばかりのミツオカですけども、
ここまで徹底してジャガーマーク2のパロディだとむしろ潔く、
面白いような気がします。
まあ本物のマーク2のエレガントさはまったく無いのですけども...。


でもアイデアは秀逸。マーチを使ってマーク2を作ってしまったのですから!


パイクカーと言ってしまえばそれまでですけど、
ハッチボディのマーチをそれなりに補強入れたりして、結構本気なつくり
(まあ延長分のトランクには重量制限などあったりはしますが...)。


ということで本物のマーク2のテールをば...

すわ、パリナンバー!かこいい!


>>意外や意外、初代ビュートのデビューはなんと1993年!
歴史ありますねえ。
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【セダン蒐集癖】Vol.158 サニーの中の異端車?サニーB14

2008-10-12 | セダン蒐集癖。
サニーももはや消えてしまったネームですが、なかでもieはB14が特に好きです。
いえまあ、サニーはどれもいいなあ、とは思うのですが。





B12=トラッドサニー、そのブラッシュアップ版として高品質化を果たしたB13は、
明らかにセダンとわかる3ボックススタイル。
でもそのかわりとくにリアの居住性は悪く、またホイールベースも短く
パッケージング的には工夫したとはいえないようなクルマでした。
それにユーザの年齢層もあがってしまっていました。

そこで、日産は思い切った作戦に出ました。
B14サニーは、それまでのサニーのデザインを断ち切ってハイデッキ化し、
全長を変えずにホイールベースも一気に105ミリも伸ばした
新しいスタイルで登場したのです。


これはユーザーの若返り化を狙ったもので、かつプリメーラなどで取り入れた
欧州車的なパッケージング思想の賜物ともいえるものでした。


だけど、結果としてあまりB14は売れませんでした。
なんというか、このころの日産車の欠点というのか、
ひどく内股に見えて、筋のあるキャラクターラインがどこにもないゆえの
なんともしまりの無い、取りとめのない各部のデザイン処理などが
その要因なのかなあ、とか思うんです。
プリメーラのようなパキパキしたデザインだったら、もう少し良かったのになあ。


で、売れない日産車のたどる道は、通例ともいえる大幅なマイチェン。
サニーは早々にシンプルだった一文字テールを捨ててコンビランプを大型化、
全体的にデッキも低く見えるようになり、
ヒカリモノも増えて、派手になったのでした。


でもB14は最後まで販売好調とはいえないままで、後継のB15は、まるでB14が
無かったかのように正統3ボックスセダンとして登場したのは記憶に新しいところです..。


>>というわけで、期待を裏切らずセントラ特集です(笑


固定ミラーがいかにもアメリカンだなあ


>>セントラは言うまでも無くサニーの北米仕様ですが、
日本のサニーのようなテールデザイン変更は無く、
フロントフェイスが↓のように変わっても、最後までそのままでした。


ちなみにこのモデルから以降、セントラはメキシコ製

>>ちなみにセントラ、いまはサニー系から独立し、C16という形式になっています。



>>かっこよすぎ!
これ日本で売りなよ日産...アクセラにぶつければいいのに。
ティーダ・ラティオよりも全然いいぜ...
(ちなみにティーダの北米名は、ヴァーサ。セントラよりも下に位置し、
まさにセントラ=サニーの後継ポジションを担当)。
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【くるま】R89C、近所に現る!

2008-10-08 | くるま。
ieがGr.Cカーを好きなのは、いつかのエントリーでお伝えしていると思うのですが、
中でも一番!好きなのは(どのCカーも捨てがたいのだけど)日産R89C!




で、最近サーブさんで環七を北上していたとき...日産のレーシングカーを
こまめに展示していることで(ieの中で有名な)日産のディーラーに
ある「もの」が展示されていた...




そのモノとは...







そう、R89C!!!



クルマをあわてて戻してディーラー脇の駐車場に押し込み、
なめるように見入ってしまった!
あいにく店舗が開く前なのでそれ以上はかなわず、仕方なく退散。

いやあ...感激。久しぶりに、いいもの見た!


>>FISCOのストレートエンドで400km/hを叩き出していたバケモノ...

>>豪快な予選、でも本選ではケチケチ&頭脳ウォーズ!
Cカー、復活しないかなあ。しないよなあ(涙
ああ、あの時代が懐かしい!

>>これたぶんR89Cのスプリント仕様(リア19インチ仕様なので)では?
(ほんとはスパッツ仕様がたまらんのだけども)。
なのでR90CKではないとは思うのですが
この手の保存レースカーは色替えとか普通にしちゃうので
Cカーに詳しい方、判定頼みます!
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【セダン蒐集癖】Vol.157 やっぱりドンガラ車に惹かれます...先代カムリ(XV30系)

2008-10-05 | セダン蒐集癖。


カムリ、先代モデルです。
7代目とカウントすれば正しいかな?


なんだかつい先日も現行型を記事にしたような気がしますが、
ie的にはこのカムリも好きなんですよねえ。


しかもこのカムリも現行同様に
北米仕様にはあるV6は用意されす、日本ではエンジンは直4のみ。

まさにドンガラ車。
さらにはちょっと高級感の増した現行よりもさらに実用車チックな
飾りっけのない、内外装がドンガラ感をアップさせていますねw

うーん、こういうなんでもないセダンを何気なく転がしたら
すんごくアメリカーンな感じがしますよね。



>>ということでおなじみの北米仕様コーナー(汗



>>うむう、いい!やっぱり違って見える最大の理由はナンバープレートなのか?
フェンダー上サイドマーカー(ウインカー)の有無?
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【セダン蒐集癖】Vol.156 3シリーズに比肩しうるか?レクサスIS

2008-10-03 | セダン蒐集癖。
レクサスISです。




日本では初代になるのでしょうが、実際には二代目になります。
というのも、初代は日本ではトヨタ・アルテッツァとして販売されていたためです。


個人的にはこのIS、好きなんです。
3シリーズやCクラスの好敵手として、充分な存在感があると思います。
幅は多少広い感はあれど、何はともあれ4.5mクラスというのがいい。
スカイラインがなんだか3シリーズとも5シリーズとも付かないサイズに
なったのに比べて、この小ささは魅力的です。



まあ...買うかどうかは...別なんですけども(いつもどおり)


>>Dセグメントと呼ばれるこのクラス、なかなかに激戦なのですけども
その中で何を選ぶか?といわれたらどうしますか?

>>ieなら...うーんと...やっぱり407かC5かラグナかな!?
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