Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

行きたいですね、ルノー広告展

2005-03-23 | ルノーな話。
レスポンスにこんな記事が。
「パリでルノー広告展」。

「パリ、シャンゼリゼ通り53番地にあるルノー・ショールーム『アトリエ・ルノー』では、
同社の広告史を振り返る企画展が開催されている。

会場では、過去100年の宣伝ポスターだけでなく、
プロジェクター3基で世界中で放映されたCMもエンドレスで楽しめる。
サイケデリックなグラフィックが施されたルノー『4』など、
レトロムードを高める演出も忘れていない。

それらの広告について、ルノーのクリスティアン・バルルエ宣伝部長は、
「ルノーの広告は厚かましく寛大で、興奮する色彩と言葉に満ちている。
そして、街や地下鉄駅の壁を呼び覚ましてきた」と定義する。

ミニサイズだが64頁オールカラーの図録も無料でもらえる。
また毎週木曜夜10時からは、歴代CM・大スクリーン上映会(75分間)も開かれる。
当日はアイス&ポップコーンの映画館風振る舞いまである太っ腹ぶりだ。

フランス車ファンでなくても、パリに出掛ける機会のある人は、ぜひ立ち寄りたい。
4月3日まで。入場無料。 無休、開館時間は午前10:30-深夜1:00。」

行きたい!でも、パリかあ...。

それにしても国営だったルノーなのに、広告はオシャレ。
ルノーに限らず、仏車は広告...ピュブリシテは面白いモノが多く、
シトロエンはアンドレが生きていた当時...戦前から広告の重要性に着目、
斬新なアイディアを次々と発表しています。
ミニチュアの販売、シトロエンの走行音を入れたレコード、
パリ中に原寸大のニューモデルのポスターを貼り、
空には飛行機で絵文字を書き、そして究極はエッフェル塔にシトロエンの電飾文字!
リンドバーグの「翼よ、あれがパリの灯だ」という有名なフレーズは、
エッフェル塔のシトロエンの文字を見ての言葉です。


>>シトロエンの広告は、アンドレの死後もますます昇華し、
ウイリアム・クラインやアンドレ・マルタンといった有名なカメラマンの起用などによって
まさに芸術の域にまで達していったのでした。

>>そう思うと、ちょっと最近のシトロエンの広告には「前衛感」がないような感じがします。
クルマがかつての姿を取り戻しつつあるように、シトロエンというメーカー自体が
前衛であることを主張するような宣伝を期待したいですね。

>>あれ?ルノーの話から...なぜこんな結論に(汗
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする