Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエンな話】拾った画像でAMI(アミ)シリーズまつり。

2014-05-26 | シトロエンな話。



1960年代に入ったばかりのシトロエンの販売ラインナップは、とても変わっていました。



というのも、下は2CV、上はDS/IDシリーズ「しか」無かったのです。
トヨタで言えば、ヴィッツとクラウンしかない、って感じです。


そんな、このあまりにもぽっかり空いた「穴」を埋めるべく、シトロエンが用意したのが、この「AMI(アミ)シリーズ」。


1961年に登場した最初のアミは、「AMI6(シス)」。
新しいシリーズとはいえ、外皮以外は2CV、というあたりが
いかにもフランスって感じなのですね。
まあその話になれば、初代ルノーサンクも中身はR4ですものね...。





ほんとにこのクルマ、中身はエンジンの排気量など以外は、
単純な設計ながらもとんでもないほどの組み立て精度で作られていたフラットツイン、
前後関連懸架、4速ギアボックス、ボディのコンストラクションの方法にいたるまで、
実は中身は「まんま2CV」なのでした。
なので、派生で新しい車種を出しました!と謳った割には、
シトロエン社内では2CVと同じコード(Aタイプ)で呼ばれていたそうです。




AMI6 なんで、どうしたらこんなデザインが出来るんだw


最初のアミ、「AMI6」は、「げじげじ眉毛の歯抜け口」とまで言われたヒョウキンな顔、
クリフカットと呼ばれる大胆なルーフ後端の処理、
2CVとはまた違った手法でプレスを入れて強度を持たせた外板など、
われわれ日本人の目からは明らかに「おかしな」スタイルなのですが、
彼の国のひとたちにすれば、機能が形作ったデザインであって、
経済的で、中が広く、荷物がつめれば外観は意に介さないということなのか、
AMI6は実際によく売れ、1966年にはなんとフランスのベストセラーに(涙
そういうところもまた、フランス人、そしてフランス車が好きなところなんですよねぇ。



クリフカットに注目 この処理によって後席の頭上空間確保も実現していた


ちなみに、AMI6の名称は、
「L'ami6(ラミシス)」=「La missis(ラミシス、夫人)」と名前を掛けたもので、
モータリゼーションが発達し、セカンドカーとしての重要も出始めた時代、
ミセスが乗れるクルマとしての性格付けもあったようです。
ちなみに、英語でいう「ミス」は、「La misses」になります。
さらには、「AMI」は、「友達」という意味です。






2CVに負けず劣らす軽く(700kg無かった)、2CVよりもパワフルで空力性能もよく、
最終的には32PS版になったAMI6では115km/hくらい出たらしい。
これは2CV乗りならわかるんですけど、「うらやましい」速度ですよねw


デザインは、DSを手がけたフラミニオ・ベルトーニ。
むかしの本では、情報が少なかったのか、
DS/ID(Dシリーズ)が「ベルトーネ」の作だと書かれていることがありますが、これはむろん間違い。
ただし、彼、フラミニオ・ベルトーニのことを書くと長くなるので、それはまた別の機会に譲りましょう。
なお、AMI6が、彼の最後のデザインしたシトロエンになります。



Dシリーズとの類似点はデザイン的に多分にあり、ステアリングやドアノブなどは、共通したイメージになっており、
メーカーとしては2CVの豪華版というよりは、小さなDシリーズを作りたかったのでは、
と思わされます。






AMI6には、その後1964年、ブレークボディが追加されます。最初から用意されていたかのようなグッドデザインで、
実際、AMI6の生涯の中で、その後半の販売のほとんどがブレークでした。
2CVの経済性とトラブルの無さ、
それに2CVのように我慢をたくさんしなくてもいい
「ふつうのクルマ」としての外観と装備、そしてブレークボディによる
収納性と汎用性。たしかに、AMI6ブレークはとても魅力的です。






こういう60年代的カタログ写真を再現したい...。



ですがさすがのAMI6も、発売以来7年が経過し古さも見えてきたため、大幅なフェイスリフトを行います。
名前も「AMI8(ユイット)」に変更になり、フロントマスクは歯抜け口も多少、ふつうのクルマぽくなりました。




とくに大きな変更は逆反りデザインのAMI6のクリフカットが無くなって、
「ハッチバック風」なファストバック・デザインになったことです。
「風」なのは、ルノーなどがもうハッチバックをR16などで積極的に採用していたのに、
AMI8は独立トランクの「サルーン」だったためです。


この写真がまたいいねw


また、内装はクラッシュパッドがダッシュボード全面に張られたり、
プラスチックの色使いが変わったりして、大きく印象を変えています。


ただ大きな変更は正直、メカニズム的にはほとんど無くて、6が8になって、
その数字の変わった意味は何だ!って感じですw


1969年にはブレークもAMI8に進化。後ろから見るとAMI6とAMI8の違いは
サルーン(ベルリン)ほどわかりやすくないのですが、AMI8はテールランプが
ベルリンと同じなので、それで判別できます。




AMI8ブレーク


なおAMI8は1978年まで製造されました。1978年って201系が出る1年前じゃないかw
それなのにこんな古典的なデザインのクルマが作られてたんだなあ。



そしてAMIといえば忘れてはいけないのが、1973年、AMIシリーズに追加になった「AMI SUPER(シュペール)」。
なんと、AMIのボンネットにひとクラス上に用意されたGSシリーズの1015CC空冷フラット4を詰め込んだモデルです。




1015ccのフラット4は、53PSもあり、AMI8の32PSの倍近いパワーで、145km/hまで
古いAMIのボディを引っ張ることが出来ました。




2CV派生のAMI6、AMI8が2CVと同じくダッシュから「生えた」シフトレバーを前後にぐりぐりするのと違い、
エンジンがGSのAMI SUPERは立派なフロア・シフトを持っていました。


だいぶ近代的な内装


ただし、GSとAMI8の間を埋めるというニッチな性格が災いしたのか、
シトロエンが経営危機に陥りプジョー傘下に入ったことによるものか、
わずか3年で姿を消してしまいました。その生産台数はわずか4万5000台程度だと言われています。

なお余談ですが、AMI SUPERに1015cc(GSの初期のエンジンですな)が積まれることになったいきさつには、
「GSがアンダーパワーの評判をなくすために1220ccに移行、
そこで余ってしまった1015ccユニットを消費する」という事情があったそうですw
でもいかに軽いAMIを持ってしても、1015ccユニットの欠点であった低速域のトルクが足りないところは補えず、
AMI SUPERも1015ccのGS同様、「まわしにまわして」乗る必要があったそうです(涙


なお、AMI SUPERにはブレークももちろんありました。
個人的にはAMI SUPERのブレークなんて、すごくいいなあ。





ちなみに、このAMIシリーズの後継が、VISAシリーズになります。
AMIシリーズはこんなに突飛な外観なのに、生涯を通じて売れた車種にあたり、
その総生産台数は184万台に上るそうです...。



>>ie的には、シトロエンのフラットツインモデルは大好きなので、DIANEと並んで、
いつかまた「フラットツイン・シトローエン」を手に入れるなら、
このAMIだろうなって、勝手に思ってますw

>>なお、AMIの派生モデルで有名なものに、「M35」があります。
これ、れっきとした生産車で、1969年から2年間、267台が販売もされたのですが、
その販売相手は吟味され(長距離使うユーザだったそうだ)、テスト環境ではなく、
実際に使用してみて耐久性を見よう、という大胆な作戦だったのですが、
なぜこんな販売・テスト方法をとったのかというと、
何しろこのM35、シトロエンが次世代エンジンの夢として
NSUと共同開発したヴァンケル・ロータリーエンジン搭載車なのです!
しかも足回りは、AMIシリーズ派生なのに、ハイドロニューマチックだったのだ(驚





>>ボディはあのユーリエ製。価格はなんとGSより上に位置していたそうです。
ただし、実際には低速域でのトルク不足、悪い燃費(このあたりはマツダも散々苦労したところ)、
しかもエンジンはすぐに壊れてしまったそうです(哀

>>ただ、このM35の成果として「GSビロトール(Birotor=ツインローター)」
がGSシリーズの切り札として登場するのは有名な話。
でもこのビロトールも、結果としては...になってしまいました(涙



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【シトロエンな話】商用車の広告までもが美しい。

2011-11-10 | シトロエンな話。
1977年のオランダ版のシトロエン商用車カタログです。

商用車のカタログなのに、全編にわたる息をのむような美しい写真。
裏寂しい、どこかしら抒情的な風景の中、見事なシチュエーションに配置されたクルマたち。
商用車のカタログに、なぜここまで...(感涙)。

多くは語りません。どうぞ、ゆっくりご覧ください。




表紙。たたずむC35のシルエット。これでまず圧倒される。日本の商用車のカタログにはありえない。







カタログはオランダ版だが、それは言語の問題だけであって、カタログ自体はフランスで作られているものと思う。
いきなり農業国フランスの、人の手が介在した幾何学模様を持つ美しい農村の俯瞰風景を持ってくるあたりに、
類まれなるセンスを感じさせる。







下位レンジからの紹介のため、2CVのバン、250からカタログはスタートする。
計算して作っているとはまったく思えない、あまりにも自然なシチュエーション。
250はそれまでの「AZU」の名前が1970年に変わったもの。







続いて400。AZU~250よりも積載量が多い。こちらも「AK」という名前だったが、1970年に400(AKS)になった。






続いてメアリ。ユーティリティビークルでもあるメアリは、もちろんその多用途性を活かし、商用車としても紹介されている。
漁港で使われているというこの絵が最高。水で丸洗いといったイメージのメアリには似合っている(汗







2CVの仲間はまだまだ続く(笑)。次はAmi8 Service(セルヴィス)。
言うまでもなくAmi8のコマーシャルバン仕様。
青いボディカラーといい、窓がない荷物室部分といい、たまんない。これ欲しい。
これで仕事したらいい看板になりそう。






いよいよGSの登場。これまた2ドアで窓の無い、GS Service。
どんなに荷物を積んでも車高も光軸も変わらないハイドロの商用車というのは、
ある意味ハイドロ車の使い方の極意ともいえる。かっこいい。
BMWのバイクを先導につけ、重要な医療品を安全に優しく、かつ速く届ける、といった状況なのだろうか。








いよいよ真打?H(アッシュ)。でもこのころはもう「1600」などといった積載量で車名を示すのみとなっていた。
カタログ写真を見ると、キャビン以外はそれこそぶら下がってるだけの「FF」の構造を活かし、
どんな車体も作れることを示唆している。それにしても「牛」を積むのはデフォなのね(笑







最後はHの後継、C35。シトロエンなので、むろんFFの商用車。このC35もまた、限りなく低い床を持ち、
さまざまなボディを架装出来た。そしてまた牛の搭載シーンも(爆
なお、C35には、兄弟車として「フィアット242」がいる。





>>どうでしたか。多くは語らないって言いながら語ってしまいましたが(汗)、
ひとつひとつの写真の空気感というのがすごいですよね。スタジオ写真で済まさないで、
外でさまざまな使用シーンを与えられているのですけど、そのどれもが「ここまでせんでもw」
ってものばかりで、なんだか感動してしまいました。

>>しかも、どれもこれも薄暗く、ウエッティで、そして抒情的で、なんだかフランスっぽくてたまらないんですよねえ(^^;

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【シトロエンな話】シトロエンが作った軍用車、C44の話。【画像追加】

2011-07-21 | シトロエンな話。

ええー!シトロエンが作った軍用車があるの!
タミヤのトラクシオンくらいしか知らないよ!

て思われる方も多いかと思います。




どうでもいいがこのタミヤの11CVの出来はすごいな



でも、「シトロエンが作った軍用車」は、確かにありました。
あの、2CVベースのレジャーカーメアリも、4×4が
軍用に開発されて、FRPを鉄板に変えて、使われていたくらいなのです。




メアリの軍用。。。なんだか戦場ではなくて、ビーチで使うだけにしてあげてほしい(涙



そんな感じで、「軍用に供された」クルマがシトロエンにもいくつかある中で、
俗に言う「ジープタイプ」のものがある、となると、
「ええー!?」ってなると思います。
でもあったんです。

その名を「シトロエン C44」と言います。


これがC44!



うほっ!ほんとにグリルに「へへ」マーク!



C44は、フランス軍がフランス国内の各メーカーに、
ジープタイプの4WDを作れ、という指示のもと生まれたクルマです。
そのころ...フランスも、イタリアも、ドイツも、旧態化した古いジープ型モデルの
入れ替えに追われていたのでした。



でも、実際のところ、フランスの3大メーカーが送り込んだそれら軍用車は、
フランス軍の要求を満たす「純フランス製」の軍用車にはならなかったようなのです。

ルノー・シトロエン・プジョーいずれもが、
おそらく、開発コストの削減、そして経験の問題があったのでしょう、
「すでにあった車両」を用いて、それに独自性を
(フランスのモデルであるということを)持たせることにしました。


まず、ルノー・サヴィエムグループ(サヴィエムはトラックなどのメーカー)は、
フィアットのヨンク、ヌオーヴァカンパニョーラをシャーシに選び、
エンジンをルノー製(R20用のユニットだったらしい)にしました。
その名も、「サヴィエムTRM500」。




たしかに見たまんま、フィアットのカンパニョーラだあ



プジョーは、メルセデスG、すなわちゲレンデヴァーゲン
(いまでいうGクラス)を選択し、やはり、プジョー製のエンジンを搭載。
これが「プジョーP4」です。




はい、プジョーP4です。これも見てのとおり、まんま「G」。
なんでだろう、こんなにメルセデスGなのに、おフランスの香りがする...なぜだ...。






そして、シトロエンは、当時まだ出て間もなかった、
次世代のNATO用ジープタイプとしてフォルクスワーゲン(VW)が登場させた
「タイプ183 イルティス」に、これまたエンジンだけ自前、
CXレフレクス/ CXアテナの2リッター(PRVのOHCユニット)を積んで、
「C44」を登場させたのです。




これがもとの「VWイルティス」。
この必要最低限名無骨さいいねえ。



もういっちょC44。横に「CITROEN」って書いてある(涙





でも...結局、プジョー×メルセデスの「プジョーP4」が、
フランス軍に制式採用と相成りました。1981年のことです。
その結果、VW×シトロエンのC44は、生産されないことが決定しました。
ちなみに、1985年からはその生産をパナールが行っています。


そんな不運なC44なんですが、なんとこのクルマ、
1981年と1984年にパリダカールラリーに参加してるそうなんです。へー!




なんだか勝てなさそうだなこれは(涙



シトロエンワークスでパリダカにZXラリーレイドで初参加したのは1991年だったかな?
なので、C44での参戦はプライベートだったのでしょうね。




>>ところで...このC44のベースになったイルティスも、なんとメルセデスのGに、
NATO用次期ジープタイプモデルのコンペで負けたのでした。
しかも民生用としても失敗したのです...。
一般的にも大ヒットとなって、すっかり市民権を得た「G」とは、大きな違いですね。


>>そのため、イルティス自体も、民生用含めて1万台ないような珍しいクルマなのです。とほほ...。
でも、この4WDのテクノロジーが、アウディクワトロに活用された、という話もあり、
そう思うとアウディ/VWにとって、イルティスはとてもエポックなクルマなのかもしれません。

>>そして最後に。。。
これで戦争は行きたくない、シトロエンのC15の軍用仕様...
なんだか弱っちい感じが切ないです...。



>>悪路の走破性は高いのだろうケドもね。



>>ほい...画像追加...もういっちょC15...。



>>もしこれが大量に襲ってきても、負ける気がしない(涙)
さすがC15、我らがVISAのバン、ってだけはありますね(号泣


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【シトロエンな話】拾った画像でシトロエンC15まつり。

2011-03-10 | シトロエンな話。



どうもこのあたりの非ハイドロなちいさいシトロエンのくるま
(シトロエンに限らず仏車全般w)が大好きなieです。

ということで?
昨年1月にお送りし、たいへんご好評いただいた
「【シトロエンな話】拾った画像でシトロエンLN/LNA/VISA/C15/AXELまつり。」
からさらにドロップ・アウト、今日はC15のみを切り出します(汗
あ、ネタ切れというわけではないです(言い訳w






というわけで、C15です。セ・ケーンズとでもよべばいいのかな?

C15は、ズバリ、ご覧の通り前ドアから後ろをフルゴネットボディ(AK/AZUっぽい)にしたVISAです。
系譜的には、ディアーヌのフルゴネットである、アカディアーヌ(AK)の後継に位置するクルマです。




これがVISA



いいなあ...マジでこれ欲しい...アカディアーヌ(Acadiane)。



ということで、これがC15なわけです。



ちなみに初期はこんな顔だった なんで基本的に泣きそうなんだ?(笑
街中がこんなクルマであふれていたら、みんなやさしい気持ちになれるのになあ(涙


C15は前述の通り、VISAをベースに1984年から2005年まで製造された商用車。
VISAが1988年に製造終了(VISAは125万台近く売れた)後も、
実は隠れたシトロエンのベストセラーだったそうです。

ベースがシンプルな設計のVISAだったこと、プジョー305ブレークやBXで採用された
コイルとダンパーを水平に寝かせたリアサスを流用したことによるフラットな荷室、
長いホイールベース、ライバルのルノー4(F4、F6)やエクスプレスのように
明らかに荷室に段差を設けたことによる高い収容力、など、小さいながらも必要十分、
かつ合理的な設計と、そこはかとない切なさとわびしさ、しょぼさを持つ、
とてもフランス車らしいクルマだと思います。



滅多に見られない、C15の内部。へえー。




なんとも愛嬌のあるスタイルも魅力的。タイヤのサイズはこれでいいじゃんねえ(笑
現代のクルマはタイヤが大きすぎだよ。
それにしてもさりげなくデザインバランスが秀逸で、完璧。





後期は、バンパーにウインカーが移設されて顔つきが変わった。
個人的には初期顔がいいなあ。


VISAがベース故、基本的にはドライブトレーン・パワートレーンは当時のシトロエンの
標準ユニットともいえるもの。
ガソリンだけでは無く、欧州車、フランス車、PSA車らしくディーゼルももちろんラインナップされていました。
ガソリンは1124 ccで、車名は C15E ( E はエッセンス 、ガソリンの意 )、
ディーゼルはC15Dと呼ばれていましたが、当初1769 ccだったディーゼルエンジンは
後に1905 cc に変更されています。



給油口がかわいいw


もちろん、FF。それゆえ、エンジンと前輪以外は、極端なことを言えばくっついてくるだけなので、
こういう状態↑で架装メーカー(カロスリ)に送られ、いろんなボディを積んでいたようです。
日本でも多くのボンネット付きのバンは商用ですけど、後部が箱型ってのがない
(AD MAX除く!?)ので、後ろだけ換える、っていうのはこのサイズの商用では
あまり見かけなくなったかもですね。



ということで、C15コレクション(イメージはアド街でw)!



まずは無難にダンジェルの4×4。
ダンジェルは既存車のヨンク化とかをよく手掛けていたメーカー。


これはダンジェルの504の4×4。ちなみにちゃんとしたカタログモデルだったんです。




トラック!うー、これで仕事したい!




もういっちょトラック!うー、もし農家になったらこれを買うぞ!



ダンプ(涙)VISAのダンプ...土砂積んだら壊れそうだよw
ちなみにタンガラ作っていたティヨールが架装!




冷蔵車!冷えなさそう(涙




6輪!なんでシトロエンはこう6輪にされやすいんだ(号泣
どうももとアンビュランスらしんだが素性不明。ちなみに205の15インチホイルがえらく大きく見えるw




キャンパー!あーこれ欲しい、これならキャンパー族になってPA・SAで暮らしても良いw
でも談合坂登れるのかなあw




もういっちょ6輪、しかもレッカー!
これで何がけん引出来るんだ...切ない(号泣
ミイラ取りがミイラになりそうだーw


いやー、いいわC15。あ、もちろん買うならふつうのフルゴネットボディでいいです(涙
でも4座つきは欲しいよね、やっぱり。



乗用のファミリア―ル。うう、これはこれでいいなー。






>>最後を飾るC15は、C15ベースの「sbarro(スバッロ)aventure(アヴァンチュール)」。






>>うーん、ノーコメント...ジュネーブショーを毎回盛り上げてくれるスイスの改造メーカ
スバッロですが、正直面白いのはわかるんだけど、テイストはニガテです(涙

>>なんかこうなっちゃうのが多くてね...(汗


>>でもこういうバカらしいのは好き。エスパスのスパイダー(爆



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【シトロエンな話】なぜか、バックでまっすぐ車庫入れが出来ないのです。

2011-02-17 | シトロエンな話。



まあシトロエンの話、ってだけじゃなく、フランス車全般なんですけどもね。


タイトルを見て「あーそうそう」って思う方も多いと思うんです。

そう、シトロエンって、バックでまっすぐに駐車場に入れるのが難しい(笑


その理由はすごーく簡単で、
前後のトレッドがDSやSMなどでは20cmも違うので、必然ボディが後ろすぼみのデザインになって、
車のサイドのラインを車庫の壁や白線にあわせると、畢竟クルマは曲がってしまう、
という感じになるんですね。





CXは前後トレッドの差がだいたい15cm。
BXもXANTIAも7.5cm程度ありますし、
ウチの初代C5でさえ、45mmほどあります。






でも、シトロエン、いやフランス車がまっすぐ車庫に入らないのは、
それだけが理由じゃない。


それはどうも、「上から見ると樽型になっている」ボディを持つ車種が
多いように思うんですよね。



ちょっとわかりにくいかな...XANTIAのほうが「樽型」してるのがわかるかも


サイドのラインが上から見てまっすぐじゃないので、
なんとなーくどこがまっすぐの基準かわからず、
サイドのラインを基準にバックで車庫入れすると、
なんとなーく曲がってしまうのではないかと。


C5あたりになるとそんな感じはもうあまり受けないのですけど、
こないだ会社のベランダからC4を上から見る機会があって、
そしたらやっぱり樽型ぽいので、ああ、C4ってやっぱり
シトロエンなんだな、って思ったのでした。



ちなみにXM/Xmのボディサイドも、まっすぐじゃない!真ん中膨らんでるの
わかりますか?そう樽型なのです!



>>最初に買ったフランス車、サンクバカラも樽型で、さらにはリアトレッドが5cmくらい狭く、
あんなに小さいのにいつも車庫入れが曲がってたような記憶がありますw
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【シトロエンな話】フラットツイン、こんな選択肢もどうかと。ティヨール・タンガラ

2011-02-09 | シトロエンな話。



2CVを祖とするフラット・ツイン・シトローエンには、
このブログでも紹介していますがいくつかバリエーションがあり、
AMI、ディアーヌ、LN、メアリなど、本家シトロエンだけでも、そこそこの種類になります。


ところで、簡潔至極なメカニズムで、シャーシの上にボディを構築する構造の2CVは、
本家シトロエン以外にも、さまざまなメーカーが
そのベースとしていました。



今日のそんな一台が、「ティヨール・タンガラ(teilhol tangara)」。






本家のメアリの生産が1987年に終わった後、この後継車を考えたのは、
むしろメアリのライバルであったルノー・ロデオを生産していた、
ティヨールというメーカーでした。

ボディはメアリ同様FRP。素材に色を混ぜているので、ボディは塗装では無く、
FRPの地色です。

基本的にはビーチカー的要素が強く、屋根なし、ドアにも窓なし、
オプションでクローズド・ボディとドアの窓が選べる、というクルマでした。

メーカーこそティヨール製ですが、シトロエンはこれをカタログモデルとして
販売していたようですね。



内装は...ごらんのとおり、2CVチャールストン/クラブ系の扇形メーター、
1本ステアリング、ダッシュから生えたメーターなど、
現代的なハコは用意されてますが、要素的には、まあ、みごとに2CVのまんまw





でボンネットとバンパーを外すと、
これまた見慣れたフラット・ツインエンジンの光景w





リアランプはどうみても205の流用。



GSAの3穴ホイルがまた...泣けるわー




>>うーんプロヴァンスで48万か...。本家2CVより明らかに安いのがミソw
ただでさえ空冷で暖房が利きにくいのに、こんなにあけすけで冬はどうすればいいんだ(涙

>>ちなみにタンガラ、外観そのままで、途中から(ベースの2CVの生産中止により)
中身がAXベースに変わります。でも2CVベースが1400台くらい作ったのに対し、
AXベースは150台!くらいらしく、超希少なようです...。


>>ホイルがAXだったり、ノーズが長かったりで、微妙に違うのだ

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【シトロエンな話】赤坂で「ミカサツーリング」に邂逅す。+シトロエンビジューの話。

2011-02-02 | シトロエンな話。
ウチの会社、とある健保に入ってるんですけど、健康診断もそこで受けられるようになってます。
赤坂と大久保にその施設があるんですけど、今回の健診は赤坂(溜池山王)でした。


で、嫌いな採血とかを無事に乗り越え(笑)、「健診ランチ」的なお昼(健診についてくる!)をいただいたあと、
何気に赤坂駅へ歩いて戻る道すがら...
ie、その道沿いに建つとあるビルの1階から、ただならぬ雰囲気を感じたので、そちらを見てみました。



そこにあったのは...。










ミカサ・ツーリングぢゃあないかああ!

そう、そのビルは、家具で有名な「岡村製作所」だったのです。

この会社、戦後間もない1952年、
独自にトルクコンバータ(=トルコン、要するにオートマチック)の開発に成功。
国鉄のディーゼル機関車(液体式だね)や、林野庁のウインチなど、幅広く産業用機械機器に
岡村のトルコンは使われるようになりました。

その一方で、小型車に搭載できるようなトルコンの開発も行われ、
1957年、ミカサ・マーク1と呼ばれる商用バン(写真右)にトルコンを採用して発売しました。
そして1958年には、この「ミカサ・ツーリング」が追加になったのです。






個人的には「オープンモデル」しか知らなかったので、このクローズドボディは新鮮。
なんだか、シトロエンのビジューを思わせるクルマです。






で、これがビジュー。イギリスはスラウで製造された、2CVのシャーシにFRPのボディをかぶせた
「見栄えの良い2CV」。




フランスの国民は機能さえあれば外観は気にしないので、2CVは「ブリキ細工」とまで言われても
次々と売れて行ったのだけど、イギリスでは、そうはいかなかったようで、
丸くてかわいいボディにトランクまでつけて、
セカンドカー市場をはじめとした小型車市場に打って出たのです。


内装もかなり上質


まとまりのいいリアスタイル



でも、敵が悪かった。この市場の最大の相手は、「BMCミニ」。
それだけでなく、鉄板をプレスする機械が無くてFRPにしたのもあだになり、
(このFRPボディがこれまた製造が大変)、
結局ビジューは、なんと200台くらい製造されて製造中止となってしまったのです。



ビジューを引き合いに出しましたが、
そもそも、このミカサ・マーク1、ミカサ・ツーリングともに、2CVを参考にしたのは
明らかなのです。




エンジンは...うーん明らかに見たことのあるような景色w(ピンボケすみません

フラットツインのOHV、585ccで17PS。
それをはしご型フレーム先端にオーバーハングして搭載、
で、あの当時国産では珍しい、前輪を駆動するFF車なのですから、参考にしてないということはなく、
実際、「徹底的に研究した」とのことです。

でも、さすがにサスペンションまでは2CVを参考にはせず、
前=独立、後=固定軸でバネは横置きリーフでした。
これは当時の日本の劣悪な道路事情も考えられてのことだとは思うのですが。



ちなみになんと、岡村のトルコンは、
トヨタクラウンのトヨグライドよりも先に(トヨグライドつきクラウンは1960年10月発売)
先に製品化されていたんですから、すごいことです。
このトルコンは2段式で、ローは緊急用(溝に落ちた時に使うらしい...w)で通常は使用できないので、
実質1段ATだったという感じなのかしら。


でもやはりその当時、自動変速機はまだ高価であり(なにしろミカサ・ツーリングは87万もした!)、
1950年代でトルコンつきの小型車など、どれだけの人がその先進性や有用性を理解できたのでしょう、
商売的にはまったくの失敗となってしまったのでした。
でもこの野心的なクルマは、それゆえ、「早すぎたクルマ」として、後世に名を残すことになったのでした。



魅力的なテールエンド!




>>岡村製作所は、このミカサ・ツーリングを生み出したことをたいへん誇りに思っているのでしょう、
本社にこうして飾っているのですね。

>>岡村は、なんと航空機の生産にもチャレンジしていたらしい!
日本大学との共同開発「N-52」という機体がそれらしいのだけど、
なんとこのN-52、設計は「彗星」「銀河」「桜花」などの海軍機を設計したあの「山名正夫」!

>>さらに調べると、もともと岡村製作所は、飛行機を作っていた「日本飛行機」
の工場(磯子区岡村町にあったらしい)が戦後独立したもので、
要するに、飛行機屋が作った会社だったのだ!
スチール家具を作りつつ、でもやはり「うごくもの」への情熱が捨てきれす、
トルコンの開発やクルマの開発を始めたんだそうで...それは知らなかったなー!
プリンスもそうだし、もっと言えば新幹線もそう。飛行機屋の技術者の方々は、
やはり「自分のしたいこと」をしたくて仕方なかったのでしょうね。

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【シトロエンな話】アメリカで売られていたシトロエンCX。その名は「CXA」。

2011-01-26 | シトロエンな話。
ええと、正直言いますと、資料も情報も足りず、
間違いが多いかもしれません。
ネットで検索しても、出てこない出てこないこのネタ(涙


ということで、
アメリカでなんとシトロエンCXが売られていたというお話です...。






シトロエンは北米仕様のSMが知られているように、アメリカでも販売されていました。
ところが、1970年代半ばにシトロエンは北米市場から撤退。
その後、正規での輸入は途絶えたのでした。


ですが、1980年代なかば、ニュージャージーにとある会社が現れ、CXの輸入を開始したのでした。
その会社の名前は、ズバリ「CXAuto(CX Automobtive)」!
でも、この会社は、正規輸入の代理店でも、正規販売店でもなく、「輸入業者」だったのです。
彼らは、CXを輸入するために、CXのクラッシュテストや外観の変更まで行い、
厳しいアメリカの灯火基準や保安基準などをクリアして、販売を開始しました。


彼らが輸入したCXの名は、その名も「CXA」

ここで注目なのですが、社名ロゴには「へへ」のイメージはありますが、
正式なシトロエンのマークはありません。
また、CXAの車体には、シトロエンのエンブレムも、シトロエンの文字も、
付いていないのです。



棄てられてるけどwたしかにリアにシトロエンの文字は無い。




これは、このクルマの輸入そのものに、本国シトロエンが一切関与しておらず、
シトロエンが「シトロエン」の名前と「ダブルシェブロン」のマークを付けないように
求めたため、と言われています。

つまり、シトロエンCXの輸入車というよりは、「CXA」という独自のクルマとして
販売していたという感じになるのです。





ちゃんと丸目4灯に改造されたフェイスに、サイドマーカーがアメリカっぽさを出すけど、
なんだかすごい違和感を感じますw



本国と同じように、サルーン、プレスティージュ、ブレーク
(それぞれGTi、プレステージ、エステートワゴンで売られていた)
が用意されていたあたり、すごい気合。
しかもオランダのオーイステルウェイク(Oisterwijk)に「CXAutoの工場」を構え、
ここでこの北米仕様に改造していたらしい。
すごいなあ。元取れたのかなあ。




ヘッドライトが本国仕様になって、へへマークが戻っているけど、
バンパーのサイドマーカーにナンバーレス...
北米仕様の要素いっぱいのCX。やっぱりなんかヘンだー!



ちなみに輸入は1985年から1990年の間までだったそうです。
何台くらい売れたのだろう?
なお、いまアメリカには250~300台くらいが生き残っているらしい。
さらには、カリフォルニアでは排ガス規制に対するエクストラを払えば、
まだこのクルマに乗れるとのこと。



504もそうなんだけど、なんでも丸目4灯になっちゃうのね(涙
これはへへマークがあるので、オーナーがつけたのでしょう。



北米でフランス車、シトロエン、さらにはCXに乗ってる(買った)人って、どんな人たちなんだろう?
すごく気になります...。





>>驚きなのは、CXの後継であるXMも、CXAutomotiveの手で、アメリカで売られていたこと!
しかも、1991年ニューヨークモーターショーでXMを発表してるらしい。これは知らんかった。

>>ちなみにバリエーションはXM pallas(2.0L直4)とXM vitesse(3.0L V6)の2本立て。
ただし、その後排ガス基準非適合によって1997年で輸入が止まったらしいのですが、
少なくとも6年は打っていたということ?な、何台くらいアメリカで売れたのでしょうね。
アメリカのXM...想像つきません!





>>ということで、やっと見つけた...アメリカ仕様のXM。
うーん、やっぱり車体のデザインを一切無視したサイドマーカーが
なんだか無理やりだ!





ホイルがBBSっぽい...フランス車に似合わない(涙
というかヘッドライトがオリジナルじゃないぞー!



あとづけハイマウントストップランプもなんか哀しい...。


>>結論...アメリカに、CXも、XMも、あんまり似合わない(号泣

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【シトロエン】拾った画像でシトロエン救急車まつり。

2010-12-29 | シトロエンな話。
シトロエン、て救急車が多いように思います。
特に、ハイドロの。

ハイドロが上がる前に患者さんが○×%&$しないといいんですが、
でも、やはり乗り心地や、どれだけ人が乗っても車高が一定ということが
評価されるんでしょうね。



ということで、スタート―。


これは比較的有名、XM/Xmの消防車。
フラッグシップだろうが、救急車にしてしまうあたり、昔のクラウンぽくて
なんだかいいですねえ(^^;



これはユーリエ製かな。






形状違い2種。コーチワーカーによっていろいろあるみたい。
これらはどう見てもリアランプはXMのものではなく、
BXブレークの流用っぽいな。


しかし、これなら患者で運ばれてみ(以下ry


ひとつまえ、CXにも救急車。



不勉強。この「Tisser」っていう6輪のCXは何なんだろう。
また勉強しないといけないものが出来た!

→調べました。
ティシェ=ピエール・ティシェは、もとはといえばオランダの
新聞配達会社に高速新聞輸送車用の6輪DSを作った(あれか!)ひと。
CXにもその高速新聞輸送車が作られ、それをベースに
130台の救急車が製造されたとのこと。
ちなみにあのシトロエン大好きホーネッカーに
納入される予定だったのも、この6輪車だったそうな。




(追加!)ううう、ティシェはXMにもあるのか
リアの2軸のハイドロ周りはどうなってるんだろう、
夜も眠れない(汗





これは「ふつう」のユーリエ製。




ホイールベース、長ッ!
小回り利かなさそうだな(涙



もちろん、DS/IDにも救急車。







なんと先代のC5にも!





おおーリア伸ばされてるんだねー。



中をチラ見せ。




むろん、xantiaにも!







造作違い。



そして、BXにも!これかっこいい!
おさがりのバンとかないのかなー!






ここまでは、いい。
まあ、そこそこにサイズのあるクルマだから、理解します、
っていうか、なぜ日本のキャラバンやハイエースのような
背の高い救急車が無いのかという点にはつっこまないでね(笑




だけど、ほんとここからは、「なぜ?どして?名でこのクルマで救急車をしないといけないのか?」
ってのが、続きますw



まずは...





GSと、GSA........















(さあみんなで突っ込もう)

ちっちゃいよ!
(笑



さあさあまだあるよ...。



とどめはこれだ!






2CVですか(AZUだけど)!!!!!!

ちょっとまて、運転手は患者の顔が視界に入るんでは(ガクガクブルブル




>>画面サイズトリートメントしてないです。すみません。

>>むかし、入院したことがあります。
そのとき、救急車で搬送されるという状況でした。
そのとき、職場で倒れたのですけど、意識がもうろうとするような痛みを伴っていたのに、
やってきた救急車を見てieは思った...
「えええーっ、キャラバンか...」(爆

>>メルセデスでも来てほしかったんですね(笑

>>ああ、仏車、シトロエンの救急車だったら、搬送中も気持ち良くて痛みを忘れて
眠ったかもしれない!

>>だけどほんと、向こうの人ってハイドロシトロエンの「働くクルマ」のメンテって
どうしてるんだろ??
BXとか、Xmとか(Xmは特に遅い)、あがるの遅いのだから、
現場に行く時間遅くなるじゃないか...(マジ心配w

>>ほんとはあるのよ、ジャンピーとかアッシュバンとか...。
でもなぜか、背の低いハイドロ車のほうが救急車が多いように見えるんですよね。
面白いなー。
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【シトロエン】拾った画像でシトロエンBXまつり。

2010-12-15 | シトロエンな話。



一部の方々に絶大なご好評をいただいておりますこのコーナー、
気が付いたら他にしないといけないコーナーを差し置いて、
いまやメインコンテンツ気味に(w


いつかのルノー15まつり、
シトロエンLN/LNA/VISA/C15/AXELまつり
前回のルノー6まつりなど、祭りたくても日本にほぼない、なのに祭るw
というこのコーナーの隠れた主旨以外にも、
ルノー5(初代)まつりなど、多くの方が接しているクルマも取り上げておりまして。

今回は、その流れを汲み、
登場以来28年・そろそろ名車の域に達したシトロエンBXまつり開催です!



シトロエンBXは、GSの後継、xantiaの前のハイドロ搭載ミドルシトロエンです。

詳しい説明は拙HPからの引用・修正にて展開させていただきますw



シトロエンといえば2CVとDSがあまりにも有名ですが、
それらが販売されていた当初、車種が事実上
この2台しかなかった(なんて極端な!)というですから、驚きです。

そのすごい両極端を埋めるべく、2CVベースのちょっと上級なアミシリーズなどが
作られたりしたものの、
結局、大きなギャップを埋めるには至りませんでした。



そこでシトロエンは、なんとDSのテクノロジーであったハイドロニューマチックを、
1Lクラスの大衆車に採用して送り出します。それが、GSシリーズ。
素晴らしい実用性と乗り心地を持っていたGSは非常に高い評価を受け、
15年の長きに渡り屋台骨を支え続けました。






そのGS(と、改良型のGSA)の後継車となるべく1982年に登場したのがこのBX。
ボディはずいぶん大きく見えますが実はGS/GSA とほとんど変わらないんです。意外ですね。

その平べったいノーズには、
ついに純血の空冷フラット4を捨て、プジョー系の血が流れた、
ごく一般的な直4ユニットが横置き方式で積み込まれることとなりました。
そう、BXは、プジョーに吸収されてからのはじめてのハイドロニューマチック車なのでした。


ちなみに、ベースはプジョー405だと思われがちですが、
305という日本には入っていない、でも地味プジョーらしさが最高な
これまた目立たないサルーンというところが、PSAグループらしさ。






BX14E。たまらん。こんなの日本で乗ったらある意味、注目されるな。
モールも何も何もついていなくて潔い。BX本来の姿を見せてくれる。
なお公表されていたCD値は、たしか0.335だったと思う。


そのひとつうえのトリム、14RE。それでもまだ何もついてない感、炸裂w
こいつもたまらん!




それまでのシトロエンとは一線を画す四角いデザインはベルトーネの作で、
当時在籍したマルチェロ・ガンディーニが線を引いています。
デビュー時はシトロエンぽくないと言われたが、
今見ると、シトロエン以外にはどう考えても見えないw



長いホイールベース、短いテール、猫背。四角いが、シトロエンのスタイル言語を崩していない。
なお、ホイールベースは、わずか全長4,230mmのクルマなのに、2,655mmもある。


またメカニズム・品質的にも、
GS/GSAに比べて、BXは飛躍的な進歩をとげています。
軽量化・ボディの剛性アップ・部品点数の削減・ボディ外皮への積極的な
プラスチック部品の採用などが図られ、信頼性も大幅に向上しました。




初期型のブレーク。これは14RE。



こうして登場した最初のBXは、俗にボビンタイプとも呼ばれ、
通常の回転式のメーターを持たず、
操作系もサテライトスイッチに集中しているなどの特徴があります。
このあたりはシトロエンっぽさを色濃く残していました。



これがぱっと見てメーターだってわからないよねw
真ん中の0...2みたいに見えるのが、「ボビン」。
ieが最初に夜乗った時、何が何だかわからなかった。
お世辞にも視認性がいいとは言えないのがツボw
今となっては「目」のマークもなつかしい(メーターのチェックボタンだった)。




ボビンの内装。メーターナセルを大きく膨らませないのはシトロエンの伝統か。
そして、えもいわれぬシート。猫背で全体重を背もたれと座面に対して放射線状に散らばすので、
とにかく体の重さすら感じさせないほど、疲れない。
極端に言うと、シートの存在を忘れる。肉体と一緒になってしまうような感覚。
構造は大きく違うが、2CVのハンモックシート的な「体重の逃げ」を感じるつくり。



BX GT。
前期モデルは日本でも売れた「GTi」ではなく「GT」。
エンジンはただしノーマルの1905ccモデルと同じなので、
キャラ的には「スポーティモデル」の成り立ち。




その後、GTは「sport(スポール)」に進化。
エンジンは同じ1905ccながらもツインキャブを装備し、128PSを発揮。




その後1986年にマイナーチェンジを行い内外装に大幅な変更を受け、
さらに万人受けする姿へと発展しました。



俗に言う後期型の初期。ie的には、中期型。TRDは、ディーゼル搭載。



前期型にくらべて、バンパー、ヘッドランプなどに変更がありました。
初期型もそうなんですけど、前後バンパーは塗装ではなく、
ボディカラーに似た色の樹脂色。
合理的なはずの国民なのに、ボディに近い色樹脂バンパーって、
あの国のクルマ、結構あります。



内装は「ふつうの」メーターと、「ふつうの」サテライトスイッチに変更。
それでも、今見ると前衛的なダッシュボード。これはRHD仕様。
なお、RHD仕様だと、中期型以降の特徴でもある助手席前ダッシュ上面にある
小物入れがなくなります。




同僚プジョー405Mi16風なバケットシートも誇らしいGTiの内装。



中期型に追加された4×4。

うおおおーこの写真見るとヨンクのBX欲しくなる!こんな雪道、BXで鼻歌歌いながらかっとびたい!
てかヨンクのBXってこれ以上ない存在じゃないか!?



シチュエーションがよくわからんなw
これはスポーティに装ったGTI。でもエンジンはこのころまだDOHCではなかったが、
インジェクション化して125PSもあった。


で、GTiはその後16Vを追加。実はフランス製の市販乗用車で最初のDOHC16Vは、
プジョーでもルノーでもなく、シトロエンの、しかもBXだった面白さ!
405Mi16に積まれたあのエンジンと同じ。

もはや昔日の「遅いシトロエン」の姿はどこにもない!

ちなみに本国風に言うと、16Vは16Soupapes(バルブという意味)。このほうがかっこいい!



最終的にはこんなに派手になる。




中期のブレーク。日本でもかなり台数が出たと思う。この写真では、グレードもTRSだし。なお、TRSの下のグレードは、RS。
ルノーのGTXとかといっしょで、全然「RS」じゃないやつwたまらんw



だめ、こんな写真に弱い。サスペンションのストロークの長さを感じさせる、
妙にこころに刺さる写真。




最終的には1990年代をまたいでも生き残りましたが、
最終型はボディ同色バンパー、スモークリアランプなどで
さらに洗練された印象になっています。



日本向けカタログから。



お座りの図。かわいい。



バンパーはボディ同色+ふとモール風塗装に。
でも実際、バンパーは中期型と同じものなのだと思う。色だけで印象が違う。



でもBXらしさはたっぷり。デザインだけではなく、各部の完成度も高い。



BX、4態。



日本にはボビンタイプのBX16TRSが5MTで輸入がはじまり、
その後、AT(ZF製)仕様が追加されて以降、
本国のマイチェンに合わせて進化を続けました。


とくにこのBXに関しては、グレードもバリエーションも豊富に
日本市場に用意され、その結果、
それまで特殊な印象だったシトロエンを、
一気に「マダムが買い物に使えるふつうの外車」にまで変えることに成功しています。


BXの魅力は何なのか、ということになりますが、それは、
生産が終了しXANTIAにバトンタッチしても、
そのXANTIAがC5にスイッチして、しかも2世代目に入ってしまっても、
BXはいまなおファナティクを多く持つクルマであることには大きな理由があります。

それは
「サイズが丁度良い」
「ハイドロである」
「適度にフランス車の濃さが残っている」
「いろいろ我慢しなくていい」
「車内がすごく広い」
「トランクも使い勝手がいい」
「ルーミーで運転しやすい」
「21世紀の路上で、問題なく使える」
「乗り心地とシートが明らかに今の世代とは違う」
「いかにもシトロエンらしいいい意味でのエゴイズムを持っている」

などの要素を持つ「実用的でありつつ、趣味性の高い車」
であるという点が大きいのではないかと。



ハイドロの証明、車高マックスの図。猫澤君のボビン。これであちこち行ったなあ。



もとよりシトロエンは車種が少ないのですが、
CXは旗艦であるし、1970年代設計(実際にはさして困ることは無いのだけど、)、
DSはさらにクラシックカーの範疇(偉大な一台であることに異論はないが)、
GS/GSAは実用的なサルーンだが、空冷エンジンであるし、
トラブルの可能性は捨てきれない(多少簿覚悟がいる)。
2CVはベクトルがちょっと違う(だがある意味、シトロエンの哲学そのもの)。
ZXは残念だがハイドロがない(無くても正直困ることは無い...乗り心地は相当にいい)。
XANTIAはフランス車らしさがBXよりは薄味になっている
(でもいま見ると...これが見事にフランス車なんだ)、
しかもサイズはBX比でいえば、かなり大きくなった。

そうなると、なおさらBXの存在が光るのではないかなあ、と...。




>>写真集めるに大変ですがこのコーナーは
画像ぺたぺたで済むと言えば済むので、楽と言えば楽だったり。


>>しかしまあ、BX、ほんとに魅力的だなあ...。


>>ますます欲しくなった!でしょ!背中を押すのは、結構得意です...w


>>最後にBXのパトカー@スペイン。
追跡中に下血で止まっちゃう、なんてこと、無かったのかなあ(汗


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【シトロエン】アントレプリーズに萌え萌え

2010-12-01 | シトロエンな話。


日本にも商用のクルマがあるように、憧れのフランスの地にももちろん商用車があります。


ルノーのカングー、マスター、トラフィック、シトロエンのベルランゴ、ジャンピー、ジャンパー、
プジョーのパルトネール、ボクサーなど魅力的な「商用車(乗用版もあるが)」がいっぱいある中で、
ie的にはさらに興味があるのが、「乗用の、商用仕様」だったりします。

わかりやすくいえば、乗用セダンであるミラの4ナンバーなどのように、
「乗用がメインなんだが、商用版がある」ってやつですね。
え?ぜんぜんわからない?(汗



そんな、「乗用の、商用仕様」は、
3大メーカー・シトロエン、プジョー、ルノーともにありますが、
シトロエンではそれらを「Entreprise(アントレプリーズ)」と呼んでいるようです。

今日は、このアントレプリーズほんの少しですが、ご紹介します。




「乗用がメインなんだが、商用版がある」って、ズバリ、こんな感じです。


BX ENTREPRISE。




ボビンモデルのENTREPRISEです。

もとから装飾的なものが何もない傾向の強いBXの初期モデルのなかでも、
低廉グレードの「BX14E」は相当にシンプルなのですが、
そのレベルで何もついてない外観が魅力的。


TOP画像はブレーク版。
ブレークならまだ、バンに転用できるのもわかるんですが、
アントレプリーズが特徴的で、面白いのは、車内を見るとわかります。



なんと、このBX ENTREPRISEは、なんと2シーター!


ヘッドレストもないしー



ドア4枚あるのに、2シーターなんです。
日本でも商用バンのリアシートは小さくて簡素なものですが、
これにいたっては、シートがないw
要するにtiidaあたりで、2シーターって感じ(たとえ変かな?)。
なんでブレーク以外にENTREPRISEがあるのかが、むしろ謎?



年式年代無視して、どんどんいきます。



GS ENTREPRISE



前のドアはサルーンと一緒、そして後ろドアは無し、
ブレークのボディで窓も無し。ひい、かっこいい。


某モダンサプライというシトロエンパラノイアなお店にあるのは
GS SERVICE。。。前ドアの後ろの窓、1枚ものだぜ...。
変なところにお金かかってる。
このGS、すごくいい...でもさすがに2シーターじゃなあ(汗
ちなみに、1976年以降、SERVICEがENTREPRISEという名前になった?のかしら。
うーん、勉強不足。


続いて、GSA ENTREPRISE。
いうまでもなく、GSの発展型です。これにも、ENTREPRISEがあったのです。




ぼろい...タマンネ...
前ドアの後ろの小窓は後付けなのか!?気になりますね

GSで運ぶ荷物は壊れなかっただろうなあ(涙
でも、ヘビーデューティーな用途に耐えたのだろうかほんとに(汗




そしてXANTIAにも、ENREPRISEがあった!



ぱっと見た目は商用には見えないね。
だが、内装...。
これも2シーターに見えるな...。
シートは日本のSXあたりと変わらない感じか。ってことは、シートも悪くないぞ。
うーん、こんなクルマで仕事したいよなあ...。




軽自動車のない彼の国では、A・Bセグメントあたりが、
その代わりに小さな営業車的に使われているのでしょう。


まずは、AX ENTREPRISE。



素のAXのよさがさらに引き出される、「何にもついてないシンプルさ」がたまらん。
エンジンは1.1Lか。



その次の世代、サクソ。
外観じゃなく、これまた2シーターな車内の写真のみでスミマセン。


このシート、日本で言うシャンソンSXと似たような感じだと思うんだけど、
だとしたら、そんなに悪いシートじゃない。サクソ・シャンソンって乗り心地もいい。
うらやましい。


さてだんだん新しくなってくる。次はC3、先代モデル。
そう、C3にも、商用仕様があるのだー。



外観的には日本でもあった黒バンパーの仕様で、これは好ましいねえ。




うおお、でもやっぱり2シーターなのか!?なんだかリアシートのあたりに蓋がついてるよー!




写真小さいけど、やっぱりリアシートは無いんだねー。




もちょっと新しくなって、まさにAXの再来的ポジションな車種、C2。
このクルマ、このサイズゆえか、小さな営業車的な用途向けなのか、
google検索でもENTREPRISEは結構出てきた。





後ろの窓がない!しかも前後バンパーは黒だ。ホイルキャップといい、とにかくシンプル。
C2のソリッドなデザインが、すごく引き出されてるよね。かっこいい。
うひい、こういうのに滅法弱いんです。

日本にはC2は正規ではVTR、VTSしか入ってないから、こんな風に乗るのは
相当困難ですねえ...(実際には並行で非スポーツ版は入っているけど)。




これ以外にも、XSARA(クサラ)にも、ENTREPRISEがあった。


後期顔ってむしろ黒バンパーのほうがいいような気がする...。


そしてこの後継、すでに先代モデルになってしまった(涙)初代C4にも、
ちゃんとENTREPRISEは設定されていた。しかもクペにも(号泣)



非スポーツの極みである商用仕様なのに、何このかっこよさ。
彼らからすれば、C4クペは単なる3ドアハッチというこの割り切りなんでしょうけれども。




ふう、はあ、疲れた。ENTREPRISEはLNにも、AXELにも、ZXにもあるし、
最近のクルマではC1とかにもあるんだろうな。
また見つけたら、記事にします。


これらENTREPRISEって、日本で言うカローラの商用仕様、
ビジネスパッケージ※のようなものなので、なかなか目を向けることもないとは思うのですが、
ieにしてみると、働くクルマ、低廉なクルマ、しかもフランス車と来ては、萌えないわけがないんですよー。


※働くクルマ、低廉なクルマなので、結構スキ(汗






>>番外編で、ルノーとかプジョーは商用はどうなのか?
という話なんですが、まずはルノー


>>クリオ2バン。



うおお、これも後ろ窓が無い。そういえばCDGに降り立ってまず
目に入ってくるのって、こういうのなんだろうな。


>>クリオ2の延命販売車、キャンパスのバン。




>>クリオ3にもあるみたい。




>>うそかほんとか、メガーヌ1のバン。


って、ワゴンの商用じゃない意味がわからないw
リアドアの窓なくして、しかもドアノブもない!開かないのか!?


>>さらにオドロイタ、メガーヌ2のバン。
もうこうなると何がなんだかw




>>twingo(現行)のバン。うぎゃー、これはしょぼくていい...
こうしてみると2代めって、ちゃんとtwingoしてるんだね。





>>プジョーは206バン。やはり後ろの窓が無い。




>>最後に、207バン。これもやっぱり、SWかなにかに商用設定したほうが、って思うよね...。
SWベースのバンもあるのかなー。



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【シトロエンな話】新型C3の低廉グレードが気になる。

2010-07-28 | シトロエンな話。

新しいC3はずいぶん見た目も立派になって、先代(初代C3)が「まだ」持っていた、
フランス製大衆車のしょぼさ(褒め言葉です!)や雰囲気、風情もすっかり影をひそめてしまった感じがします。



先代C3はまだ黒モールがあったり、メッキがなかったり、
内装も大衆車のそれを大きくは逸脱しておらず、
上質を目指しつつもプレミアムコンパクト的な方向性はさしてもっていなかった
と思います。





少し灯火類が派手になった後期モデルでさえこの好ましさよ



で、今度の「ヌーベルC3」。
このクルマに対してieもいろいろ思うことがあるのですけんども
ここではそれには触れず、すごく気になったことを書こうと思うのです。


それは...「こんな立派な見た目になったけど、低廉グレードのC3はどうなってるんだろう」
ってことです(汗


基本的に欧州車に限らず、まず上級グレードより低廉版を先に見てしまう悪い癖(大汗
がありまして(^^



で、結論からいえば、あんまり変わりません(外観は)。



これは、いちばん下のトリムライン、「VT」。

今回は時間が無くて、カタログが落とせた英国仕様の紹介のみなのですが、
それでもご覧の通り、外観的には派手なアルミがホイルキャップになって、
フロントグリルを囲むメッキが無く、ドアミラーの足にもメッキされてない、
サイドウインドウの下部のメッキが無い、といった程度(後ろは見えないのでわかりまへん)。





で、これが中堅の「VTR+」。
どうしても「R」がつくと、日本人的にはスポーツ!レース!という感じがするんですけど、
ルノーの「GTL」と同じで、そういったイメージとはほぼ関係ないw

そういえば昔のシトロエンだってグレード名は「TRS」「TRi」とかだったので、
この「TR」の前に「V」が付いたもの?という解釈が出来なくもない
(ルノーの「GTL」も、「GT+L」ではなく「G(グラン)+TL」なのだ)。





で、これが日本にも同一トリム(グレード)名で入ってくる「エクスクルーシブ」。
個人的にはこのアルミのデザインはあまり好きじゃない...。
VTのキャップ、VTRのアルミのほうが、C3のデザインのシャープな部分を引き出せるような気がします。


ちなみに、これら3トリムラインとエンジンの組み合わせで仕様が来ますようですね(全部かけ合わせられるわけではないらしい)。

エンジンはガソリンモデルで
1.1 61HP
1.4 75HP
1.4VTi 95HP
1.6VTi 120hp
1.6VTi 120hp auto(オートマ)
ディーゼルには
1.4HDi 70HP
1.6HDi 90HP
1.6HDi 110Hp
があるようです。

ややこしいのはグレード名が「VT」とか「VTR」なのに、
エンジンも連続可変バルブ機構は「VTi」だったりすること(汗


最近は日本車でも低廉グレードは無塗装のものも少なくなってしまったので、
さして低廉版と上級版の差が少なくなっているんですが
このヌーベルC3もほとんど差が無く、立派に見えますね。

...でも1.1Lのクルマでホイル15インチってのは、
まったくもって納得がいかないんですよね(汗
まあハイトが高くて、細いタイヤってのは2CVチックな感じで
いいといえばいいんですけれども...。




>>そういえばこのC3、日本仕様って「C3」と「エクスクルーシブ」の違いってなんだろ?
と思ったので確認してみた。
簡単にいえば、外観そのままで内装の違いが大きい。
シート表皮、ダッシュボードの色とツヤ、ステアリングにクロームメッキがつくかどうかなど。
あとオートエアコンかそうじゃないかとか。

>>ということで?日本仕様は、
まあよく調べないてないので確証はないのですが、
オートマは1.6のガソリンにしかなさそうなので、
英国仕様の1.6VTi 120HP AUTOでそれぞれVTR+、エクスクルーシブをベースに
してるのかなあとか思ったのでした。


>>ちなみに最近みたびっくり...。
新型アルトの商用版の「アルトバン」バンパーは色を塗っていない(嬉)んですが、
なんとプラスチックの素材色だそうで、これが見え方によっては
白に見えなくて「グレー」っぽかったんです!
なんか昔のフランス車みたいです(^^




>>Piyolliさん、本国C3のトリム名って英国と違うかどうか、わかりますか?
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【シトロエンな話】久しぶりにCG(カーグラフィック)を買ってみた。

2010-07-14 | シトロエンな話。



NAVI廃刊の衝撃から数カ月後、立ち読みCGの編集後期に「さようなら」と書かれたいくつかのコメント...。


ついに、日本の自動車評論誌の柱、CG(CAR GRAPHIC)も終焉か、と驚いたのですが、
結果として、その次月、体制はほぼそのまま?発行が二玄社ではない、
新会社「株式会社カーグラフィック」という形でのリスタートということがわかり、
まあ、なんとかほっと一安心。


でも、こんな風にしてしまったのは、かつてCGを毎月買っていて、
CGCLUBにも入っていたような自分のような読者が、CGを買わなくなったことが一因だったりもするわけで、
なんというか複雑な気分でもありますね。


今月手に取ったのは、新しいシトロエンC3と2CVの記事が出ていたから。
C3の評論も機会の評価というよりは「なんでか気持ちがいい」という感覚的なもので
個人的にはシトロエンの小型車を言い表すいい表現だったと思うし、
フラミニオ・ベルトーニのことや、シトロエンの魔窟「コンセルヴァトワール」の紹介、
そして2CV AZを題材に用いたメッセージ性の高い記事など、
それなりに見ごたえがあって(それにアルファ100周年の特集にも惹かれた)、面白かったです。
久しぶりに買ったけど、CGはまだまだCGだった。うむうむ。
まあ、C3とDS3の記事がなんとなく批評にキレが無く、
「ちょうちん持ち記事」っぽいような感じがしたのは気のせいかなあ...。

あとシトロエンの小型車のことなら、新型C3と2CVの間の車種を取り上げてほしかったかも。
だって、新型C3と2CVの間に共通項がある、という内容なのだったら、その過程も大事だと思うんですよね。
DIANE、VISA、LN、AX、SAXO...カーマガジンなら出していたかな(^^



>>CGを買っていたのは1990年くらいがピーク。もう、20年くらい前なんですけどね...(汗

>>トップ画像は、このCGに再掲されていた、古いNAVIに寄稿された宮崎駿の2CVの漫画。
懐かしかったです。いやあまた、2CV欲しくなるねえ。
2CVに乗っていたころの昔の自分の投稿とか読むと、なんだか泣きたいくらい懐かしい気持ちになります。


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【シトロエンな話】シトロエン 新型C4登場!...シトロエンスパイラルへの懸念

2010-06-02 | シトロエンな話。


え!もう!?C4フルモデルチェンジなの!?

と思った方多いと思います。
先日DS4と思われるコンセプトカーが発表されたばかりのタイミングで
新型シトロエンC4が出てきました。



で、発表された新しいC4なのですが...。


ズバリ言うと、うーん...という感じです。

シトロエンは新型が登場するたびに賛否両論が起きます。
少なくともieは、どちらかといえば「出た時は否定派(汗)」なんですが、
このC4も、正直なかなか受け付けられない...。





先代のC4は、比較的平凡なスタイルだったZX→クサラ
(でも猫背で、尻あがりのスタイルはシトロエンらしさが溢れていた)の後継車として、
アーチ型ルーフを持つ彫刻的なデザインのボディにセンターメーター(しかも透過式)、
そしてセンターパッドが固定式のステアリングなど、独創的な内外装を持って登場。



本国仕様。うおお、今見ても、なんだこのプレーンな美しさは!


このときは、ie、出たばかりでも「これはいい!」と思いましたし、
いまでも、たとえばサーブルドラングリュヌ色のC4が、洗車もしない状態で
東京の冬の曇り空の下で道端に停まっているのを見ると、
その周囲の景色がパリに見えるほど(汗)、フランス車、シトロエンらしいクルマだと思っています。


虚飾のないシンプルで機能的なダッシュ。




でこの新しいC4。
うーん、どうとらえたらいいのか...。
つまんだようなサイドのキャラクターラインは分断されて、抑揚がある面構成とともに
妙にどろどろしたデザインという印象を受けます。
ルーフはとくに特徴のある形ではもはやなく、
これ、ダブルシェブロンが無かったら、シトロエンには見えないです。
ところどころのディティールはよく練り込まれてると思いますが。

内装も、デザイン的には斬新で面白いのですが、前のC4が切り開いた、
「ああ、やっぱりシトロエンはこうじゃやなきゃなあ」という、あの「期待」
も影をひそめました。センター固定式ステアリングは不評だったのかな。





乗ったら絶対にいいのでしょうね。それは、間違いない。

だけど、昔から思う、シトロエンの「迷いのスパイラル」を、このクルマに見てしまうのは
ieだけでしょうか。
デザインにしても、存在感にしても、キャラづけにしても。


90年代で一時期国際的なデザインや方向性に向き、2000年初頭では
デザインは没個性気味に(ウチのC5はその時期^^;)。
でも2CVをモチーフにした量販車としては思い切ったデザインのC3、
そして前述のC4、そして極めつけのモダンシトロエンC6が出て、シトロエン復活か!
と思ったら、ここ最近に来て、これまでのデザイン言語をばっさり捨ててしまった。
新しいC4のこのどろどろしたデザインは、実はシトロエンとしては大きな販売拠点である、
中国市場を見ているのかな?とか思ったり。



なにはともあれ。これまで、デザイン言語(シカクかったり、マルかったり)が変わっても、シトロエンは「スタイル言語」には
変化が無かった(長いフロントオーバーハング、猫背気味のスタイル、ロングホイールベース)はず。
その点で見ると、このC4は、果たしてシトロエンなのか?





レトロを否定し、未来に向かうその姿勢は好きです。前へ。シトロエンらしいです。
だけど、「らしさ」はスタイルやポリシーに残すべきなのではないかなと思うんです。
BMWやメルセデスは、デザイン言語は違えど、一目見てそれとわかる、
「スタイル言語」や「メーカーの特徴」「車種の特徴」は持ち続けているように感じます。


昔が好きな懐古主義の古いフランス車乗りの言うことなんか、ということなのかもしれませんが、
だけど...シトロエン、また迷ってないでしょうか。
「シトロエン」という存在自体への自分自身への迷い。
シトロエンのアイデンティティって何でしょう?変わることは悪い事では無い。
だけど、レトロの否定と、「らしさ」を捨てることって、違うと思うんですが。


シトロエンの言う「個性」とは、ディティールでの差別化やちょっと他とは違うプレミアムカーを目指すというものではなく、
ギミックにしても他の会社のクルマとは一線を画したようなものであって欲しいし
ブーランジェが2CVを作ったころのような思想やクルマづくりの観点であり、
人々を感嘆させるような設計であり、唯我独尊ともいえる存在感、
なのではないかなあ...。
まあ、それを突き詰めて言ったら、PSAに至る前のシトロエンまで戻ってしまうんですが(汗


まあ本国にはこのC4にも低廉グレードは必ず用意されるはずで、
それがすごく魅力的だったりするのでしょうが(汗
むしろ、シトロエンだったら、この時代に逆行して徹底的にシンプルにするとか、
そういった気概が欲しかったような気がしてなりません。
TATAナノのようなクルマは、シトロエンのようなメーカーから作ってほしいのです。






>>と手厳しいことをいいつつ、気になるのはシトロエンが好きだから。
日本に入ったら、見に行きます!

>>ひょっとして旧C4(要するにいま売っているタイプ)の人気が出るのでは?
サイズ、デザイン、価格、性能、乗り心地、使い勝手、道具感(これ大事)、
プレミアムに背伸びしていないところなど、すべてが好印象な
トータルバランスの優れた一台ですものね。

>>となると、なんだか、新型は登場すると旧型の魅力が上がるというシトロエンの法則は、
このC4でも発動してしまうかも。です...(汗

>>よくよく見ると結構鼻が長いし、おしりは短いし、シトロエンらしいといえばらしいのか...。
だけどやはりデコラティブにすぎる。VWのゴルフやポロがむしろシンプルなだけに...。
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【シトロエンな話】恥ずかしながらも現代流のGバンを考えてみた。

2010-02-08 | シトロエンな話。

先日、幻のシトロエンのワンボックス商用車、「Gバン」をご紹介しました。





Gバンの魅力は、Hバンそっくりそのままの姿でコンパクト、ということに尽きるかと
思うのですが、じゃあGバンがもしいま存在していたら?なんて軽い気持ちで、
まあ、こんなの描いてみた次第です。













お恥ずかしい...
ものすごく雑な落書きレベルですみません(大汗

あえてHやGバンのモチーフを盛り込み過ぎないようにしてみたのですが、
特徴的なノーズのイメージだけは反映させた次第です。



基本設定は、こんな感じ。
NV200あたりのサイズだと使い易そうかなあ、って思いました。

■サイズ
L4400×W1750×H1950mmくらい
■駆動方式
横置きFF
■積載量
0.75t


最近の欧州貨物車って妙に幅広いんですが
使い勝手に問題はないのでしょうかねえ...って余計な心配か。

なので幅は5ナンバー+ちょっとくらいにしました。




>>いやーヘタなものお見せしてしまってすみません。
久しぶりに描いたら、やっぱりつらいわ...。


>>ラフもそれはもう適当に...(大汗



>>アイデアスケッチ段階ではもっと面白いディティールだったり
よりHに近い感じだったんですけど、描いているうちに
「バンパーが無いのは商用車としておかしいよなあ」
「商用車なのにバンパーがボディ同色なのはいやだなあ」
「ボンネットやボディサイドにリブが入っていたら文字や絵を
入れるのがめんどくさそうだなあ」
とか、いやに現実的になってしまって、結局最後は無難に無難になってしまう、という
ieの悪い癖が今回も炸裂してしまったのでした...。ほよよ。


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