Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエンVISA】「非GT」化を進めるために(その3

2011-12-21 | シトロエンVISA GT。


さて。わが愛しい犬?Citroen VISA GTの「非GT化」も、
なんだかんだで「その3」になってしまいました(笑


というのも、いよいよ「あれ」を装着したので、ご報告をしたいのであります!




そう、「あれ」とは、「これ」のことです...。







ががーん。そう、eBayで取り寄せた(というか、アウトレーヴさんで取り寄せていただいた)、
VISA用のホイールキャップ!



アウトレーヴさんから引き取ったのが、2カ月前のFBM(えーもう2カ月、早いわあ)。
そのとき、ieはもう喜びいさんでVISAに取りつけようと...したのですが、


取りつけ金具の位置も、エアキャップの逃げの位置も、いやそもそも取りつけ金具が
自分のVISAの鉄ホイールと合わないのでした。がががーん。


な、なんでだーーーー。


試行錯誤するも装着は出来ず、仕方なく「置いて楽しむ」ことにしたのですが(笑
やはりちゃんと付けてしまいたい!
このキャップはホイルの穴に金具をひっかけるタイプで、それが合わないとなると、
もとからホイルの真ん中に開いてる小穴を用いて、キャップを付ける等の策が必要になりますね。



真ん中の穴が利用できないものか




ちなみに、どうもVISA、LN系には2種類鉄ホイールがあるようで...。って、なんで鉄ホイールが2種類あんのよ(涙
フランス車って、合理的っていいつつ、たまにこういう謎なことをしてくるので困ります(汗



写真はちっこいのだけど、たしかに前後でホイルが違う...。
買ったキャップが装着できるのは前輪のタイプで、ウチのコについてるのは後輪用なのだと思う。





時間があればこの程度なら自分で出来るんですけど、
今回もまたまたアウトレーヴさんにお願いをしてしまいました(汗)。
いつもいつも無理なお願いばかりですみません。ありがとうございます(謝



ということで、装着が完了!
いまのVISA代さんの雄姿はこんな感じなのです!



ちょっと写真暗いけど



ただよう「日本では見たこと無いぞ!」っていうオーラw





ふふふ、もはやGTには見えまい(笑)
キャップを着けると逆にしょぼくなるなんてなかなか無いよね




さあさあ、残り、あとすることは、リアスポイラーの取り外し(汗
これはちょっと難儀。リアスポ、ネジでがっちり車体に固定されてるので、リアスポ取ってからそのネジ穴を埋めるのをどうするか考えないとなんです。
要板金。もしくは昔のクルマのエンブレムを外した後をピン金具で埋める、あの(絶滅した)方式!?





>>ちなみに、VISAのリアスポなしだと、こんな感じ。

グレードのエンブレムもさ、
こんな感じでVISA SUPER E か、CLUB あたりにして!
いい!いいー!たまんない。出来ればいま黒々しちゃってるバンパーもカスカスに...(汗
良く見たらワイパもウォッシャーもないぜ!


>さらに!>シートカバーをつける!!
出来ればやっぱりこのあたりだな...(笑)ってこれはeBayでも手に入らないだろうなあ...。
もはや走る受け狙いみたいになってくるがw





>>そうそう、いよいよ冬が来ましたね。
思っていた以上に、VISAと冬、似合います。嬉しい。

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【シトロエンVISA】タイヤを新調しました。

2011-12-04 | シトロエンVISA GT。



ところで、VISAなんですが、タイヤを新調しました。

買ったとき履いていたのはグッドイヤーのGT070っていうタイヤで、もうかなり古いものです。
たしかに溝もそこそこあり、ヒビも入っていなかったのだけど、
硬くてロードノイズも大きいので、せっかくのVISAの乗り味をスポイルしちゃってるはずだし、
そもそも古いタイヤは危ないので、こりゃなんとかしないといかんね、って思った次第。


これが履いていたGT070。なんとなくタイヤの角が立っているデザインも好きじゃなかった



で、買ったのは、ミシュランのXM1。
サイズは、一応履いていたままの、155/70R13をチョイス。

ところがこんなサイズのXM1、タイヤ屋さんには無く、ミシュランからの取りよせになってしまうとのこと。
それではいつになるのかわからないので、
在庫をタイヤ屋さんに片っ端から聞きまくった結果、矢東タイヤさんにあることが判明、
すぐに購入しました。1本@6,510です。



でも問題はそれで終わらない...。

それは、交換。
そもそも換えのホイルなどないVISA。いまあるホイルに組みかえる以外無いのです。


3穴で、しかもセンターに穴が無いと言うとびっきり珍しいホイルゆえ、
これまた主だったカー用品店やタイヤショップに片っ端から交換の可否を尋ねたところ、
交換が出来ない、もしくはバランス取りが出来ない、という回答ばかり...。
うーん、サイズは違えど2CVも同じようなもんなんだが、出来ないものなんですねえ。

ということで、今回も、困った時の駆け込み寺、VISAの購入元であるアウトレーヴさんで
タイヤ交換をしていただきました!助かりました。
いつもいつも、ありがとうございます!



嬉しいミシュラン。これでミシュランの書体が古かったら最高なんですが(汗



そして交換の結果は、びっくりするような劇的な変化...とまではいかないまでも、
明らかにロードノイズが減少。そして、乗り心地もアタリが柔らかくなり、
コーナーでも踏ん張ってる感じが大幅にアップしましたし、、
まあなんというか、何よりも精神的な安心感を得た感じです(^^;



145くらいに見えるし、角も丸いクラシックなデザインだし、そして昔風のトレッドパターンがイイネ




>>ちなみに、タイヤを新調したVISAで、そのあとすぐに仙台+気仙沼に行ってきました。
さすがにその長距離では新しいタイヤの効果は大きく、
快適なVISAのグランドツーリングを堪能出来ましたよ。

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【シトロエンVISA】「非GT」化を進めるために(その2

2011-10-19 | シトロエンVISA GT。



さてさて、楽しすぎたFBMの興奮も冷めやらぬ中ですが、FBMの記事を書く前に、VISAのお話をちょこっと(汗


先日、わがVISA GTを「非GT化」しようということで
いろいろ画策したわけですが、ついに実行に移しはじめてしまいました。


その第一歩は、これ!


1)フロントアンダースポイラーを外しました!


ieのVISAは、「GT」モデル。フロントバンパー下のアンダースポイラーや
リアスポイラーで、「GT」らしさを醸成しているわけですが、
どうも自分のVISAに、違和感を感じていたのですね。

それが、鉄ホイル+アンダースポイラーという組み合わせなのに、気がついたのでした。


■アンダースポイラー付き時代がこれね。





■これは「純粋な非GT(VISA SUPERや、11RE、14TRSなど)」ね。




■で、これが「非GT化してるGT」ね(笑)。





ご覧のようにアンダースポイラーの無い「非GT」は、
どんなアプローチをしても絶対にバンパーはすらないだろうという(笑)感じの
なんとも切ないフロントバンパーになっているのですが、
これが「VISA」っぽい感じをブーストしてるように見えるんですよねえ。


そこで...。手に入るかどうかのホイルキャップの前に、まず「出来るドレスダウン(笑)」からということで、
思い切ってフロントのアンダースポイラーを外してしまったのでっす!


■はい、もう一回見てみましょう、これが「外す前」ね。





■で、これが「外した後」ね。




い、い、いい!いい!想像以上にショボさが増したーーーーー!
ね、いいでしょ、いいでしょ(変態w


ライトから下のボリュームが無くなったことで、なぜかヘッドライトまで大きくなって
おめめパッチリな感じになった気がしませんかー。


鉄ホイルとのマッチング度が格段にアップ!




リアビューも、アンダースポイラーが無くなったことで鼻のとんがりさが強調されて、
ますますシトロエンっぽい御姿に(涙

...こうなるとリアスポも取ってしまいたくなるんだよね(汗



続いては...。


2)「あの」ホイールキャップを買いました!


前回のエントリー、【「非GT」化を進めるために】で装着予想図を作って悦にいっていたあのホイールキャップ、
e-bayで落としてしまいましたよ!じゃじゃーん!


今回は落札代行をアウトレーヴさんにお願いしたのですけど(ありがとうございます)、
届いたホイールキャップはなんと、なんとデッドストック(汗




さてそれを意気揚々とFBM会場で取りつけようとしたところ...


いま履いている鉄ホイルには装着できないことが判明(号泣)...



しかたないので「置くだけ置いて」雰囲気を楽しむことにしました(笑



うおおおお!でも、すっごく、イイ!
鉄ホイールよりもキャップを付けるとショボくなるってどういうことなんでしょう(笑


まあ、装着方法はまったくないわけではないようなので、気長に考えます★




>>ということで、すっかり「非GT」化を進めることが楽しくなってしまったieなのでした。

>>しかしやっばいなあ、このクルマ、ほんとに見れば見るほど「ミニ・CX」「ミニ・XM」だよ...。
猫背のプロフィール、スパッツつきのリアホイールアーチ...。
親バカだけど、マジでかっこいい(涙

>>FBMの記事はもう少し待ってくださいねー。

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【シトロエンVISA】「非GT」化を進めるために(笑

2011-09-29 | シトロエンVISA GT。
ご存知の通り、ieのVISAはGTiやクロノ、ミルピストゥを除けば
VISAの中で最上級?グレードの「GT(仏語読みだと「ジェテ」)。



VISA GT C'est original


まあ当時の日本で、正規で入ったのがこの「GT」しかなかったということもありますが、
仏車のぺーぺーグレードも愛してやまないこのie、
せっかくの「GT」も購入当時からすでに、有難い事に(笑)

・GTを印象付ける「GTロゴ」がない
・GTのスピード感を演出する(?)サイドのピンストがない
・なかなかにスポーティなデザインのアルミホイルがついてない
・そしてさらに、クリーム色の鉄ホイルがついてきた
・なぜか渋いソリッド・ダークグリーンにオールペンしてある

ので、これはもう、ここまで来たらお得意のドレスダウンするしかないでしょ!
って思ってしまうんです(汗
どうにもこうにも小型フランス車好きの性分は変えられないんですねえ(号泣



C'est ma VISA GT


で、先日「当時のオプションアクセサリーカタログを見て次の一手の悦にいる(笑
という記事をあげた際に、コメント欄に「ebayでホイルキャップなら売ってる
と教えていただいたんで、これはいいかも、と思い、
さっそく、マッチングテスト(笑)を行ってみました!







...おお、これはこれで鉄ホイル以上にしょぼさが増していいかも(笑



そうそうこんな感じなのよね





ああたまんねえなあ...しょっぼいなあ(笑
リアスポないのもまたいいなあ(汗






>>ということでFBMまでにはこんな姿になってるかも?
ってもし買ったとしてもそれまでに日本に着くのかなあ(汗
だってもうすぐ待ちに待ったFBMだもん!

>>そう!むろん、ieはVISAで行きます。
今年は豚鼻2気筒VISAを入れられた京都のアウトニーズさんが
その豚鼻でFBMに来られるとの事!楽しみです!

>>ちなみに、実際には、ウチの子、アイドリングも排気音も、走行時の音も結構勇ましいです。
この間は大の大人を4人乗せて代官山の西郷山の坂をガオーンと登りきりました。
それなりに速いんですねー。「やっぱり中身はGT」してます(^^;




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【シトロエンVISA】2011年、夏。トラブルもありつつ、元気に乗りきれました。

2011-09-12 | シトロエンVISA GT。

夏の昼間は動けないので布団干しに最適w



9月ももう半ばにならんという時期ですが、まだまだ暑いですね。
夕方はだいぶ涼しくなったとはいえ、窓を閉めて走れるほどではないです...。



で、ワタクシのかわいい子豚、いや羊、いや羊の皮をかぶった犬、愛しのVISA GT、
その名も「VISA代」なんですけれども、購入時に懸念されていた「夏」を乗り越えることが出来ましたー。

まだ暑いさなかではありますが、暦の上では秋になったこともありますので、
夏の懸念事項以外のさまざまなことも含めて、ここでご報告といたしまする。



■クーラーは効かなかった

さてVISAには西武自動車で後付けしたつりさげクーラーがついていたわけですが、
果たしてこれが「効く」のか、大いに気になっていたわけです。

で、結論からいいますと、猛暑の昼間ではぜんぜん効果無しです(号泣)。

購入時には4月下旬だったこともあり、その際は冷風がガンガン出ていたのですけど、
やはり夏、酷暑時、その冷風は周囲の温度に対して気持ち低いだけで、
車室内の温度を下げるには至りませんでした...。

結局、窓をあけたほうが涼しいんですねこれが...。
でも外気35度、車内45度くらいで、「相対的に外気のほうが涼しい」だけなのですけども(滝汗
なので、「涼しい」っていうのはちょっと違いますね...。





■クーラー掛けるとエンストする

クーラー掛けた時のロス分でエンジンの回転が落ち、ただでさえアイドルが低めにセッティングされている*VISA、
すぐにストールしてしまうのです。
でもだいじょうぶ、VISAには「単にガソリンの供給を増やしてアイドル時の回転をアップする」式の
チョークがついてるので、クーラーオン時にはチョークをひいてます。

*アイドル調整すればあがるんですけどもね...主治医のところに行くと、
いつもこの低いセッティングになって戻ってくるので、そのままにしてあるのです。




■冷却系は大丈夫だった

人間がダウンしそうな35度超の酷暑のなかでも、VISAはオーバーヒートはしませんでした。
これはとても有り難いです。クーラーなしで冷却系もキツいとなると、
夏場はほんとうに乗れなくなってしまいますものね(号泣

あいにく水温計が無い(笑)のですけど、水温警告の赤いランプも点かず、
クーラントが沸騰したときのあの甘いかほりもせず、これはまあ、大丈夫なのでしょう!よかった。





■でも電動ファンが作動しなくなった

といいつつ、そんな感じで8月のとある暑い夜、とある信号で待っていた時、
ほのかにただよう前述の「クーラントが沸騰しているかほり」。脳裏によぎる、いやな予感。
そう言えばこの日、ここまで、冷却ファンが作動した時の「カチっ」って音、聞いてないな...ってことを思いだしたとき、
ああ、点いたり消えたりが始まってしまった、水温の警告灯が!


スピードメータ左下のがそれね


走れば冷えるだろうと思い、ガラガラの夜の道を飛ばしてクルマを停め、各部のチェック。
VISAはラジエータとグリルの間に2連のファンがあり、ひとつはクーラー作動時に回るものなので、
クーラーをつけてみたけどそれでも水温を下げるには至らず、これはもうサーモか、
水温センサーか、電動ファンのモータか、リレーか、フューズか、ってことになるかと。

で、購入元のアウトレーブさんに持ちこませていただきチェックをいただいたところ、
ラジエーターファンスイッチとファンヒューズホルダの交換だけですみ、
ごくわずかな出費で治って帰ってきました...ああよかった。単なる寿命かと思います。




それにしても、水温計の無いクルマで、警告灯が点いたときって
1)水温がやばいですよ 的な「警告」なのか
2)オーバーヒートする水温に達しますよ 的なものなのか
3)オーバーヒートしますた っていう事後報告なのか、
いったいどれなんでしょうね(爆)3)は、いやだな...。



■接触不良頻発の左リアウインカー

これはウインカーの電球を半ひねりしてねじこんでも、
すぐに戻り気味になってしまってウインカーがつかなくなるだけなので、
都度挿し直したり基部を持ちあげて対処してます。
てことでぜんぜん平気。こんなの故障にも入りません(笑
ただ発症率が高いので、出発前はウインカーのチェックを必ず行います(笑





■ホットスタートはニガテ

まあ仕方ないです。これも。気温が高く、エンジンも温まっているときは
エンジンの始動時にヒヤヒャしちゃいます。
まあ間違いなくかかるんで大丈夫なんですけど、
しくじったりしたら怖い怖い。



■イエローバルブにしました

プジョー504乗りの御隠居SUGARさんからもらったイエローバルブの「黄色い提灯」を
ほそモさんからもらった明るい電球にかぶせ、晴れて「明るいイエローバルブ仕様」に!
うひひ、やっぱりこのころのクルマは、イエローバルブが「正装」なんですよねえ。
運転中、目の前は末期色、じゃない、まっ黄色!たまりません!


黄色い濁り目!これっすこれ。



■五感で乗る車w
今回も結局「音」と「におい」でファンの非作動に気がつきました。
やっぱり古めのクルマに乗るときは、音、振動、鼻などの感覚を常にオンにして
おくべきなんですね...(笑



ということで購入後はや4カ月とちょっと。まだ4カ月とも言えますね。
さすがに一筋縄ではいかないけど、でも、1983年のくるまですから、
クラシックカーと言うわけでもないし、構造が簡単なだけに、
これからも致命的な大きなトラブル等もないと思います。
ずっと乗り続けるぞー。とにかくこのクルマ大好きなのです。






>>それにしても早く涼しくならないかなー。
昼間から気持ちよく乗りまわしたいです(笑

>>それにしても、秋冬の寒い時期って、このクルマにほんとに似合うと思うんですよ。
曇りや雨、雪もいいな。
VISAに似合う服、我ながらいっぱい持ってます。クルマは最後の被服。
ieにとってVISAは外套のようなものなのかもしれません。




>>なので、秋冬がすごく、楽しみです。



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【シトロエンVISA】当時のオプションアクセサリーカタログを見て次の一手の悦にいる(笑

2011-08-08 | シトロエンVISA GT。



さていよいよ8月、夏本番です。
思いのほか暑くは無い感じだった東京ではありますが、
これからは、暑さも増していくのでしょうか。
で、わがVISAはつりさげ後付けクーラーがついているものの、
いざ猛暑の中で作動させたとしても、その効果は、まあそこそこで(涙)、
結局は窓を開けて走るほうがまだ涼しい
(外気33度、車内45度なので「相対的に涼しい」w)という
いつもの「日本の夏、旧車の夏」にあいなりました(爆




それはさておき。

VISA、外観のオールペンされたグリーンにクリーム色ホイルのマッチングは
すごーく好きで、いつか先にオールペンした場合は
薄い色+サイドモール外しなんてのもいいな、やってみたい、とは思っているのですが。

とはいえ、基本、モディファイはあまりしないように、いまのままで乗ろう、
ゴテゴテつけないようにしようと思っていた矢先...
こんなものを見つけてしまった。



当時のVISAのオプションカタログの画像...(号泣



思い切り80年代初頭の雰囲気で、どうにもこうにもな感じもまたいいのですが、
古いクルマに古い純正オプションっていうのはすごく魅力的なアイテムで、
その当時感を一気に引き上げてくれるのですね。

ということで、わくわくしながら見て行く事にしましょう(笑



まずは外装編...。




■いきなり後付けオーバーフェンダー!これってクロノと同じやつかなあ。
さすがに外観はいじる気が無いので、これじゃいらんなあ。




■おおお!キャンピングを牽引するための後付けミラー。こういうアイテムって
すごく欧州ぽいですね。




■となれば、もちろんフックも!
これは牽引するものが無くても(笑)、正直くっつけたいアイテム。
左下のはキャンピングカー用のデフレクターだな...すごい、こんなのあったんだ!




■一気にクラシカルな印象が増す、すてきなアイテム・リアの「泥除け」。
へへマークがまぶしいぜ!
さらに、おお、このキー付きフューエルキャップは、ieのVISA代についてるのそのものだ!




■妙な造形のルーフラック。これまた、満載にして遠出したいなあ。
車内は4人、積みきれない荷物は屋根に満載。これもまた欧州らしい正しい使い方!
やばいこれは欲しい!積むものが無くても(笑




■わはは、リアのルーバー!いかにも80年代な感じだ...。
でもこれつけたらリアワイパー動かないよね?(涙
静電気除去の垂らしゴム...こういうのもいい...。これは欲しいなあw



で、いよいよ内装編...すごいよw





■メーターフードの上にあるのはドライブコンピュータ?
ひゃー、なんだそれ!欲しい欲しいw
CXのserie2用と同じっぽいスポットライト。これも欲しい!
パワーウインドウはいらないなあ。
あと謎のアイテムが多いね..。でもカタログの字がつぶれててなんだかわからないよ...。



そして、来た!シートカバー...。



その1「Saharienne(サハラ)」。
レース使いがとってもおしゃれな一品(汗
なにが凄いってドアまで統一してカバーリングするんだ!
ところどころに使われる手紙の封筒調?の小物入れもgood...。
でもドアにもシート横にも小物入れつけても、VISAはその空間が狭いから
手がろくに入らんぞ(笑





その2「Smash」
テニスボールの軌跡を追ったデザインか?ラインが青(紺)と赤っていうのに
フランス人のこだわりを感じる(意味不明
それにしても背中に穿った穴はほんとにテニスラケット挿すくらいしか使えないね(笑




その3「Transat」
強烈なマリン調!? VISAにはたしかにこんな抜けたイメージがあるといえばあるけど、
すごいねこの色使い!
フロントシートには何がのっかってるの?薄いクッションをベルクロか
バンドで着けるんだね。おしゃれだー(涙
バックレストの大きな小物入れは魅力的。
ちなみに「transat」とは、折りたたみ式のデッキチェアのことを指すらしい。




その4「Pull-over」
こ、これはすごい。
たしかに、プルオーバー...っていうかとっくりセーター(涙
さすがのシートカバー大国日本にも、こんなヘッドレストカバーは無いよね(号泣
だけどこのカバーは夏は暑苦しいよなあ。



うーん、どれがいいかな...どれにしようかな...
このシートカバーはある意味究極のドレスダウンだなあ、
そうなると外しに外して「4」かなあw...
GTにとっくりセーター調っていうこのギャップはダサいぞ、とか、
考えてもまったくどうにもならないことを考えて
昼も夜も更けて行くのでありました(爆




>>いくらなんでも向こうのネットオークションでも
当時のVISAの純正オプションは手に入らないと思うのだけど、どうなのだろ?

>>あ、さすがに使用済みのシートカバーはいらないですw
ってことはデッドストック!?
となるとますます手に入らないし...
そもそもを言えば、シートカバーいらないです(笑
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【シトロエンVISA】いぢられキャラ。

2011-07-13 | シトロエンVISA GT。
まあ、なんというかシトロエンVISAってクルマは、
すんごく泣き顔だし、弱っちい感じするし、見た目が儚いし、
なにしろ「小豚の皮をかぶった犬」だし...(笑









だからといって







ほんっとに「もふもふ」にしなくてもいいじゃん(涙



>>まあこういう感じにされても仕方ない大衆車なんだってわかるんだけどもねー。

>>このVISAのオーナーも思ったんだろうな...VISAに漂う小動物のにほひを(爆

>>それにしてもVISAってばさ、ほんとーに「いぢられキャラ」だなあ(笑
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【シトロエンVISA】マイVISA、tipoの今月号に載る。の巻。

2011-07-08 | シトロエンVISA GT。







6月某日の日曜日。この日は自分のVISAが、自動車雑誌、「tipo」の取材を受ける日。

前の日の所用が押し、寝るのが深夜になってしまった翌朝の、4時。
でもわずかながらの睡眠で飛び起き、寝ぼけ眼で着替えて外に飛び出し、
シトロエンVISAのエンジンに火を入れる。

絶好調のVISAのエンジンは、どんな状況でも至極あっさりとかかる。
でも正直、毎回、始動に失敗したらどうしようって、緊張する。


暖気を終えて、曇った夜明け前、でも夏至直後の薄明のうすぼんやりと明るい、
クルマもほとんどいない街道に飛び出す。
思いのほか大きな、このVISAのエグゾースト・ノートは、
でも梅雨時の朝の湿った空気に押し戻され、
まだ眠っている都内の街々にはあまり届くこともないのだが、
車内にはヒンヒン鳴くギアノイズと盛大なエンジン音が響き渡り、それなりに賑やかだ。

赤い照射光が怪しすぎるメータパネルで踊るレブカウンターの針の動きを楽しみつつ、
早朝ドライブを楽しむ。


そしていよいよ、東名に乗り、空いたオートルートを西へ進む。
風切り音と遮音性の低さゆえ、100km/h程度が我慢できる速度のVISAだけど、
その速度域なら、ふかふかで快適なシート、
バネ車でこんなにしょぼい大衆車なのに快適無比な乗り心地と、
外気がそのまんま顔に刺さるくらいのベンチレータからのフレッシュ・エアが心地よく、
果てしなく遠くまで走っていける気がしてくる。

こんな風に、ゆっくりではあるけど高速を流していると、
VISA GTはその名のとおり「グランドツーリングカー」なのだな、
と思わせてくれるのだった。



...なーんて導入はいかがでしょう(笑


ではここからは通常のペースでw

そう、ワタクシの子豚ちゃん、シトロエン・VISA GT、購入そうそうでありながら、
tipoの取材を受けるという栄誉を頂き、ロケの指定は朝、そして伊豆だったので、
早朝向かうことになったのでした。


取材の集合先に指定された場所は、伊豆の某道路の某駐車場。
ところがこの日の箱根・伊豆は、視界はどのくらいかな?って思わせるような、猛烈な霧!






そんな霧をかき分けるように走り、集合時間の6時半には、1~2分遅れで到着。


実はこの日、VISA一台では無くて、ルノーつながりのおともだち、
ぴより君のサンクアルピーヌターボも同時に取材!


サンクもすぐに到着、そして取材開始です。
まずはこの2台のディティールを撮影。







そして場所を何箇所か変えて、他のアングルの撮影、そして見開きの写真などを撮っていただきました。


80年代初期のCGやスクランブルカ―マガジンの撮影風景みたい!?



撮影風景に興味津津!



霧もいい雰囲気



そしていよいよ発売されたtipo 2011年8月号は...

じゃじゃーん!




なんとフランス車特集だったのだ!感動!



で、取材いただいた結果、誌面は...



うおーーーー!なんという大きな扱い(感動


...でも、ここから先は本誌をお買い求めくださいネ!(^^






>>VISAとサンクの2台は、ご覧の通りかなりの大きな取り扱いで、
しかも特集のトリっぽい記事でした!
素直に、とってもとっても嬉しいです!

>>しかも、VISAの(サンクも)ステアリングを握っていただき、
しかもインプレまで書いていただいたのが、
かのエンスー大王、フランス車の造詣にとてもお詳しいジャーナリスト、
森口将之さんだったのです!超感激しました...。

>>実はtipo誌には、R19時代に何度か、そして購入前の現車のマイC5が載っていたり、
何かとご縁のある雑誌なのですが、ついにこんなに大きく取り上げていただけるようになるとは!
tipo編集部のみなさま、カメラマンさま、
そしていろいろ調整いただいたアウトレーヴさま、本当に有難うございました!
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【シトロエンVISA】リアハッチ開口部の高さ(低さ)を考える。

2011-06-29 | シトロエンVISA GT。
前々から、VISAのリアランプがずいぶん低い位置にあるなあって話は、
このブログでもよく出てくる話なのです。






ところで、かつて、セダンやハッチバックのトランクやハッチのオープニングラインは、
バンパーレベルではなかったクルマが多かったのです。
バンパーの上にランプがあり、その上からハッチが開くVISAは、
その「古い設計」に属するものではあるのでしょう。

(非バンパーレベル開口部の一例)
マツダファミリアFF(BD型)、1980年登場。
このクルマはリアランプの上からハッチが開きます。





ところが、このあいだ(6/12・日曜日)、フレンチフレンチイースト@幕張にVISAで参加し、
隣にルノー・シュペール・サンクを並べて、はたと気がついたのです...。



「リアハッチのオープニングラインの下端の高さ、サンクと同じじゃん!」って。



ががーん


おわかりでしょうか。サンクはバンパーレベルの上から開きます。
そして開口部を少しでも大きく取るために、リアランプを縦にしてサイドに回すという
合理的な設計をしています。


で、かたやVISAなのですが、リアランプの上から開くくせに、バンパーの開口部は、
サンクのバンパーレベルとほぼ同じで、十分に低く出来ていたのでした!
どおりで使い勝手がいいはずです。
前述のファミリアとかだと、結構開口部が高くなっているんですよ。




要するに、非バンパーレベル設計なので、開口部下端が高いもんだと思い込んでいたって感じ



ってことは、と、サンクと見比べると、

・リアバンパーが異様に低い位置にある
・そして、リアランプも低い位置にある

ってことが改めてよくわかりました。

一般的なデザインなら、フロントバンパーから連続して入るサイドモール上端が
そのままリアバンパーの上端につなげていくはずなんですけどもね、
このバンパーの付け方って、商用車みたいですねえ。
それか、CXのserie1、GSなどと同じ「スパッツとバンパー」の関係を持ってるんですね。
萌え萌えっすねえ(涙





参考までに、FFEでこんなに素敵な'80仏車たちを並べたのですけれども(嬉)、







ハッチバックよりも低い位置から開くBXブレークはおいとくにしても(笑
サンク、VISA、BXの開口部下端は同じような高さですねー。




>>まあ、ほんとどうでもいいような、ちんまいネタですみません(汗
ですが、VISAのリアランプ、ほんとにほんとに低いってことが、他のクルマと並べて
よーくわかりました(笑


>>ちなみに、VISAのトランクは、開口部下端よりもさらに、かなり床が低いんですよ!




>>ということで、愛くるしいVISAのお尻画像ばかりなエントリーなのでした(笑

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【シトロエンVISA】VISA GT、来て約45日。ただいま絶好調。

2011-06-16 | シトロエンVISA GT。



さて、今年のGW前にやってきたわが愛しのシトロエンVISA(ヴィザ)、愛称「VISA代」。
かれこれ、というか、やっと、といいますか、まだ、ともいいますか、
一ヶ月半ほど、経ったことになりますね。

はっきり言いますと、VISA、いま絶好調です。

正直なところ、来たとき、
1)少々ガソリンくさい
2)走ると少々排気ガスくさい
3)燃費が思った以上に伸びない
4)2500回転くらいでちょっと息継ぎする
5)高速や登坂中にでアクセルを多めに踏み込んでから戻すと、
走行中でもエンストすることが2~3回あった
6)1カ月ほどして、たまにイグニッションをオンにしてもバッテリーが
あがったような状態でエンジンがかからなくなり始めた
7)同様にクーラーのスイッチが入らなくなった
8)バックギアに入れてもバックアップランプが点灯しなくなった

など、日常で困るほどではないにせよ、
調子は「まあまあ」だったり「今一歩」だったりしたのですが、
先日、アウトレーヴに、購入後初めて遊びに行った日に、なんとお店の目の前で
ウンともスンとも言わなくなるという「良く出来た子」っぷり(笑)を示し、
そのままお店にお戻しさせていただいたのでした。

いやー再始動不能が、遠出とか、外出中でなくてヨカッタよ..。





そして戻ってきたら...これがもう、絶好調。びっくり。

今一歩だった原因はいくつかあったのですが、
加速の息継ぎとか、ガソリンくさかったのは、
ズバリ、キャブレターの加速ポンプ(ポンプジェット)が原因だったようです。
加速ポンプはアクセルを急激にあけたときでもガソリンを安定して供給する
機械式のポンプなんですけど、このダイヤフラムが破れていたらしい...。
どうりで、アクセルを急にあけると息継ぎしたり、エンストしたりしたわけですね。


電気系のトラブルも、バッテリーから直取りしていたクーラー電源のヒューズが切れていたためと判明。


なにはともあれ、いろいろなところが一気に治って帰って来まして、
上の1)~8)が全部解消(涙


そんなこんなで、いま、ほんとーに調子いいです。
先日も幕張のFFEまで首都高・湾岸線を往復してきましたけど、
前は突如来るエンストが怖くてアクセルを踏めなかったのも、
息継ぎはしないし、中間加速の伸びもいい。上のほうは回りたがらないけど(涙)、
でも以前よりははるかに軽くなった印象で、全域でまったく問題なし!

120km/hでの巡航も、うるささだけ我慢すれば可能に。
まあ無理はさせたくないので、いままでどおり巡航速度は100km/h前後にしますが...。
個人的には「95km/h」が国鉄のディーゼルカーの最高速度みたいでスキ(笑







ただしツインキャブ、まあそこそこにデリケートさは要求するのは相変わらず。
以前よりは全然乗りやすいんだけどもね。

とくに始動は相変わらず気を遣う...。こればかりは「調子がいい悪い」ではなくて機構的な問題かと?

たとえば、「冷間始動時にアクセル開けるのご法度」的な感じ。
ソレックスのキャブって「チョーク」が一般的な「空気を絞る」ものでなく、
ガソリンを足して燃料を濃くするタイプ(スタータ式)なのですね。
さすがスポーツキャブだなあー。というのも、「空気を絞るチョーク」では、
チョークスロットルが吸気口内にあるため、これが空気抵抗になってしまい
パワーロスになりかねない。でも、スタータ式なら、これを無くすことが出来る、というわけ。

アクセルを開ければ空気が入ってくるってことなので、
チョークを引いたときはせっかくガソリンを濃くしているのに、
わざわざ空気を入れたら、また混合気は薄くなってしまいチョークを引いた意味がないわけで、
「ソレックスのキャブは冷間始動時はアクセル開けるな」ってことになるのでしょう。


でも、決めた!もうキャブはいじらない!(汗






>>しかしウチの子(VISA代)...ほんとに生き物みたい。
齢28歳、猫又じゃないけど、何かの依り代になってもおかしくないw
だって、何も買った店の前でほんとに息絶えなくても!
エンジンがかからない症状は何度かあったのだけど、店に着いたらまったくかからなくなったのですよ、
これってすごいわー。

>>ここまで治していただいたアウトレーヴさん、ほんとにありがとうございます!

>>あとはこの夏をどう乗り切るのか?がポイントですね。乗らないっていう選択肢はもちろんなのだけど、
どこまで耐えられるか、は正直気になりますもん。

>>あ、ちなみに6/17に、クルマじゃなく、オーナー、ついに齢40を迎えます...。
こんなナリでこんなクルマですけどw



>>モンマルトルの売れない画家と、そのクルマって感じ(笑

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【シトロエンVISA】ヴィザとシトロエンXM(Xm)の相似性。

2011-06-14 | シトロエンVISA GT。



週初めセダン蒐集癖、週なかにフランス車もの、っていう流れが最近消え気味ですみません。


で、今日の記事は、ズバリ「シトロエンヴィザとシトロエンXM(Xm)の相似性。」です。


え?どこが似てるの?と、まずこの2台...そうVISAとXM
(途中からXmに名前が変わるのだけど、この稿ではXMに統一)
の姿を思い浮かべられる方も多いと思います。


でも、これが、なかなかに、似てるんですね!
今日はそんなちょっとびっくりな、でもちょっと面白いお話です。



もちろん、シトロエンXMはDSからの系譜に乗る、誇り高きシトロエンの正統フラッグシップ。
かたやVISAは2CVやディアーヌの跡を継ぐ、シトロエンの最大量販車種。
全長はXMが4.7mあり、VISAは3.7mのちっこいクルマですので、その差は実に1mくらい!

なのに、どこがどう似てるのか...それはサイドビューを見れば、「ああー」と思っていただけるかもです。





たしかにホイールサイズも、ホイールベースも、全然違うクルマたちなのに、
どちらもシトロエンのスタイル。

でも、とくにこの2台...VISAが、Xmをぎゅーと短縮したカタチに見えませんか。


フロントノーズ、リアタイヤのセンターおよび全高合わせでVISAを変形させ、XMの上に50%レイヤーで重ねてみると、あら不思議...。



ほらー!VISAを横に伸ばしたら、XMそっくりになりました!


デザイン言語(処理)はかなり違う2台ですけど、
ボンネットの角度、Aピラー/ウインドシールドの角度が似ていたり、
「彫る⇔出っ張る」と相反する要素ではあるけど、サイドを走るキャラクターラインも、
なんとなく似ている。
VISAの、小型ハッチにしては寝たリアハッチの角度もまた、
シトロエンの「スタイル言語」を持っているように見させる由なのかもしれません。






そして最大の驚きは、この2台の持つ、その断面。

後ろから2台を見た写真をご覧になるとわかると思うのですが、
ウインドウ下からサイドシルまでのふくらみの曲線が、
良ーく似ていると思いませんか!?




さらには、Xmも、VISAも、上から見たら樽型で、またリアのトレッドがフロントよりも大きめに狭いことも、
フランス車らしさ、シトロエンらしさを謳っています!




しかし、どうやって見てもリアランプの低いクルマだなあw



>>今回の記事で使用した素晴らしい写真は、
「日本一のXm酷使家」と呼ばれるカメラマンの、オカキさんに特別に撮影いただいたものです!

>>雨の日の空気の湿度感とか、雨水の滴りの音とかを感じさせる彼の写真がieは大好きです。
それを拙ブログに使わせていただいてしまい...大恐縮!ほんとうにありがとねー!

>>なので、今回被写体となっている雨にたまらなく合うヴェールヴェガのXmは、オカキさんのクルマです!

>>今回の「XMとVISAって似てる」というのも、オカキさんのひとことでした。さっそく、記事にさせてもらったよ★




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【シトロエンVISA】インプレ3 「外観・ディティール」編。

2011-05-29 | シトロエンVISA GT。



さてさて、そろそろieのもとに嫁いで来て1カ月になるシトロエンVISA。

これまで、ヴィザのインプレ1「乗り味、乗り心地」編
そして、ヴィザのインプレ2「内装・シート」編をお送りして参りましたが、
第3段は、内装同様、「シトロエンらしさ」を強烈にアピールする、「外観・ディティール編」
をお送りいたします!



シトロエンVISAのおいたち、いきさつは何度も書いてきましたが、
要するに、PSAとしてプジョーグループになったシトロエンが、
最初のモデルとしてプジョー104ほぼそのままのバッジエンジニアリングカー
「LN・LNA」を作らされたあと、
その鬱憤を晴らすかのように、シトロエンらしさが横溢した独自のテイストで
作り上げたのが、このVISAなのです。


ホイールベースの短いプジョー104クーペをベースにした「LN・LNA」よりも上位に位置する、
2CVなどの後継として用意されたVISAは、元シャーシも104のセダンのものを用い、
全長は意外なほど大きな3.69m。
これはほぼ2代め・3代めマーチに匹敵するサイズで、
ライバルであったフィアット127やルノー5、そもそものベースであるプジョー104よりも
ひとまわり(100mm程度以上)長かったのでした。

なお、LN・LNAはひときわ小さく、全長は3390mmしかありません。
これは現代の日本の軽自動車の全長限度3395mmと同程度!



ホイールベースはプジョー104と同じ、2430mm。
VISAとほぼ同時期にデビューした初代マーチが2300mmしかなかったのを考えると、
さすがフランス車、ホイールベースは当時から長めだったのです。





それにしても、典型的な、見事なシトロエン・スタイルです。
シトロエン・スタイルを形づくるものに、

1)ロングホイールベース
2)ロングフロントオーバーハング
3)ショートリアオーバーハング
4)猫背のキャビン
5)ファストバック形状のリア(なだらかにスロープするテール)
6)リア・スパッツ


があるとすれば、たかだか全長3700mm程度のこの小さなクルマが、
完全にシトロエンのクルマのスタイルをしていることがわかります。




■顔も独特。
------------------------------------------------
ieのVISAは俗称「VISA II」と呼ばれる後期?モデル(途中で「II」の名称は取れた)で、
それでも十分アクの強いデザインなのですが、
VISAの初期モデルは「豚鼻」とさえ称された、さらにエキセントリックなクルマだったのでした。




で、さすがに不評だったらしいこの初期顔、デビュー2年後の1980年にはお化粧直しが行われ、
ライトとグリルのまわりを黒いモールで覆った、これまた一風変わったデザインのリスタイルを受けます。
ちなみに、このマイナーチェンジのデザインは、ユーリエが担当したとのことで、
そういう情報もまた萌え萌え。

なお、ヘッドライトはマイチェンしても初期型のものを流用。
それにしても、アンバー(橙)部品がライトのガラスの向こうに入っているのがかっこいい。




■サイドビュー。
------------------------------------------------
ね、完全なシトロエン・スタイルでしょ!
リアスパッツに萌え萌え!




3.7mしかないのに、これよりも大きなGS、BX、さらにはCXやXMの要素を
ギューーっと縮めた感じ!


1970年代シトロエン2態。たしかに近似性がある!



■リアビュー。
------------------------------------------------
異様に低い位置にあるリアランプが、
このクルマの儚さというかショボさを助長してくれてますw
しかもバックランプが下目づかいのような雰囲気さえ出してますね(笑



で、なんでこんなに取り付け位置が低いのかというと、
それは前回も書きましたが、
ハッチを可能な限り低い位置から開けようという設計になっているから...。
でもいまのクルマと違い、バンパーレベルであけようという思想はまだなかったらしい。





ということで、ここからは細かいディティールを見て行こうかと。


■フューエルキャップ。
------------------------------------------------
これまた、位置が異様に低い(笑
セルフで給油するとずっと給油ガンのグリップを握っていないとならず、
腰に来るんですよこれがねー(^^
あいにく写真が無いんですけど、この給油口の「ハイライト」が
「フューエルキャップを外すと、いきなり給油口」なんです。
ふつうなら、キャップあけると多少なり空間があって、斜めに給油口があるもんなんですけど、
VISAは、「キャップをあけたらいきなり給油口」。
ああ、この面白さは写真なしでは伝わらない!

いつか写真をアップしますね!



へへマーク付きフューエルキャップ。


なお、ほんらい本国ではキャップにはキーが無いようですが、
さすがに日本に来るにあたり、シトロマークのキーロック可能なキャップに
変更になったようですね。


■キー。
------------------------------------------------
キーは、ドアキー、フューエルキャップのキー、エンジンをかけるキーの3種。
しかも現状スペアが無い。これって、ぜんぶスペアを作らないといけないにしても、
ドアやフューエルは作れるのかなあ...。ちょっと心配。


奥の2種のうち、丸いのがドアキー。


■リアウインドウウォッシャー。
------------------------------------------------
さてこれはいったいどこにあるか?というと、なんと
ハッチには無く、ボディ側にあるのです!



どれかというと、ハッチ右側のポッチ...。
はじめラジオのアンテナかと思ったのですけど、よく考えたらルーフアンテナあるし、
これはいったいなんだろ?って良く見たらウォッシャー!
きっとリアハッチに配線まわしたりするの面倒だったのでしょうね。



■1本しかないフロントワイパー。
------------------------------------------------
これもある意味究極の合理性。高級車であるCXも1本だったし、
そういえばメルセデスも一時期、複雑なリンク機構を用いてまで1本ワイパーを採用していたね。



シトロエンでは他にはAX、BX、ZXが1本ワイパーかな?
しかし1本しかないワイパーって、動き出しのときにウインドウについた雨を払うとき
左右にビシャって飛ばすので歩行者とかに要注意?



■エンブレム。
------------------------------------------------
CXのGTやBXのGtiなどと同様な独特な書体。かっこいい...。




なお本来、VISA GTはサイドとリアに2本のピンストライプが入り、
ボンネットとCピラーにGTエンブレムのシールが入ります。
ieの個体は全塗装の際に失われてしまったようです。
でもワタシ、戻す気はありませんw






■サンルーフ。
------------------------------------------------
詳細がわからないのだけど、たぶん純正だった?ガラス製サンルーフ。
手動式で、チルトのみ(取り外そうと思えば出来るらしい)ですけど、
あるとないとでは大違い、換気、車内への採光など、いいことづくめ。


もうこの時代で屋根は一体成型なんだね


実は購入前は雨漏りしてたのですけど、アウトレーヴさんが尽力してくださり、
いまはまったく雨漏りません!ありがとうございました!



■トランクスペースとトノカバー。
------------------------------------------------
前回の記事の時もトランクのことはお話しましたが、
開口部がバンパーレベルでは無いものの、トランクスペースの底自体は異様に低く、
ボディサイズを思えば十分な容積をもっているように思います。



リアワイパーへの電源・スイッチ接点はリア開口部へりの右側にある端子。


変わっているのが、トノカバーが2分割になっていること。
ハッチ側に半分、シートの後ろに半分残ります。
後者は取り外しが出来ますが、これはトランクスペースを拡大して使う場合はもちろんのこと、
なんと!リアシートのせもたれを倒す「リクライニング機能」を使うために
取り外すようになっているのでした!

ただ、この「リクライニング機能」、背もたれを倒した後「紐で吊る」だけの構造で角度調整が出来ず、
さらにはこの角度が倒れすぎでリアハッチを閉めると顔の前にハッチのガラスがドーンと来る、
という中途半端なサービス機能なので、たぶん一生使うことないと思いますw
でもこんな昔に、リアシートをリクラインさせようなんて、
もっとアレンジが可能なルノー16など含め(デビューがもっと古いですけど)、
フランス車のユーティリティへの思想は進んでいたのかも。



日本版カタログのVISAのシートアレンジ図。
それにしても「あなたにだけ従順な野獣」って意味がわからん(涙



■ホイール。
------------------------------------------------
本来GTはアルミが標準だったのに、ma VISAは鉄ホイール。
でもこのアルミがどうも、ミシュランTRX専用だったかもな一品で、
165/65R340というミシュランTRXももう絶対に手に入らないだろうし、
そもそも鉄チンが大好きな自分には超有り難いお話w



でこのクリーム色の鉄チン、はたして純正なのか、
あとから塗ったものなのか、真相がまだわからない。どっちだろ?


むこうの。ナンバーから察するにイタリアのVISA。


あと、せっかくの3穴を隠すのはもったいないけど(笑)、
センターキャップ付けたらかわいいかもねー、とは思うが、
これは手に入るのかーw


初期ものだけどセンターキャップはこんな感じ。




■ルーフアンテナ。
------------------------------------------------
うん、やはりフランス車はこれだね!ルーフアンテナ。
しかも、むろん、フロントウインドウ寄り。



でも疑問なのは、アンテナの先に「重し」みたいなのがくっついてる。
日本仕様のカタログのアンテナもそうなってるんだけど、何か意味があるのかな?



■サイドモール。
------------------------------------------------
VISAのボディを取り巻くぶっといサイドモール。
これはこれですごくアクセントになってるし、
実際狭いところでドアを開け閉めしても「ほんとうにいいところ」に付いていて便利なのですけど、
「下っ端」グレード萌えな自分には、いつか、気が向いたら取ってしまってもいいかなーなんて
ちょっとだけ思ったり。
むろんいまのままでも魅力的なのですが!


取るとこうなる。まあ色が薄くないと「有無」の違いが良く分からないんだけどもね




>>アウトレーヴさん、また画像をお借りいたしましたー。

>>というわけで、今日はこのへんで...(^^
まだまだこのVISA、ネタには困らないので、
ディティール編を随時続けていきますね!お楽しみに!
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【シトロエンVISA】ヴィザのインプレ2 「内装・シート」編。

2011-05-16 | シトロエンVISA GT。




さてさて、ほぼこの日本では絶滅してしまっているVISAゆえ、
「もはや何の役にも立たないインプレッション(涙)」の第二回目は、
予告通り、その奇異な内装と、気になるシートのお話をいたしましょう。



シトロエンVISA(ヴィザ)といえば、真っ先に思い浮かぶのが、
その内装...というか、インパネ(ダッシュボード)のデザインです。




ががーん。
コイツもレクチャーなしで運転出来ないw


シトロエンといえば「エキセントリックな内装」というイメージが強く、
とくにその印象を強くするのが、1980年台の同社車種に盛んに採用された、
一連の「クラスタースイッチ」です。


「PRNサテライト」と呼ぶこのステアリング周りの操作系のアイデアは、
CXからスタートし、そしてVISA、GSA、BX初期型(ボビン)、CXのシリーズ2へとつながり、
終焉を向かえます。
このPRNサテライトの中では、VISAは、それなりに重要な役割を担当していたともいえます。
それについては後述しましょう。

なお、「PRN」とは、
「Pluie = Rain(雨)、Route = Road(道)、 Nuit = Night(夜)」の略で、
すなわち運転に関連する操作系すべてに相当すると言ってよいでしょう。


それではVISAのダッシュボードを改めて見ていきますね。


■メーター
------------------------------------------------------------
まずゴーグルみたいな、もしくは四角い版赤塚不二夫のおまわりさんのつながった目のような
メーターが目を引きますね。




左がタコ。これは上位グレードのみで、通常は時計がビルトインされます。
右はスピードメーター。GTはいっちょまえに200km/hまで刻まれてます。
ちなみに、スピードメーターで100km/h以上に引かれた赤線は日本で入れられたものです。

真ん中は燃料計。加速とカーブで上下動が激しいですけど(笑)、
挙動が落ちついてから指し示す残量はまあまあ合ってるかなって感じです。
ただタンクが40Lしか入らないですし、このメーターの正確性もわからないし、
残量警告もないし、満タンするとなんだか吹き戻しそうだし、なので、
どうしても残り1/4くらいを切ると怖くて給油しちゃう。
なので、すごくこまめにガソリン入れてる気がして仕方ないですw


水温計は...ない!
オーバーヒートしたら、タコ左端のワ―ニングがついて、アウト!(涙
タコ下の右側は充電警告、オイル警告、ブレーキオイル警告灯。


なおこれ↓が、非GT系の「タコの部位が時計」仕様。
商用のEntrepriseなどになるともっと激しくて、ここには時計も付かず、
「CITROEN」って書いてありますw






■サテライト左側・上
------------------------------------------------------------
左の「茶筒」が、ワイパーとライト類の総合操作をになうゾーンです。

実はこれ、GSAと同じものです。VISAはGSAよりも早く登場しているので、
この茶筒、世に出たのはVISAが先だという以外な事実!
VISAがPRNサテライトの歴史で重要な役割を果たした、
というのは、GSA、ボビンBXにつながっていくダッシュボードの最初のモデルであるためです。





茶筒の上フタがワイパーです。フタを回す動作をします。
最初は律儀に5本指でフタを回すようにしてましたが、
やがてステアリング握りながら、指1本で回せることがわかって、
ああ、こりゃ便利だなって思いました。

0=停止
1=ロースピード
2=ハイスピード
0の横の縦棒位置=インターバル(ついてるの知ってびっくり!有り難い)

茶筒のフタ上の突起はフロントウインドウウォッシャーです。使ってないけど。



■サテライト左側・下
------------------------------------------------------------
そして茶筒下側。ライト類の操作系です。
これまたねー、良く出来てるんですよ。


0=off
マメ球マーク=スモール
ヘッドライトマーク=ロー
フタの下側に生える小気味よい操作感の突起スイッチをメーター側にオンでロー/ハイ切り替え

という操作がデフォなのですけど、
ここからが「にやり」とする部分なのです。2CVやBXボビンのオーナーの方ならわかるかと思うのですが、
この茶筒でいう「マメ球マーク」の位置で下フタ突起をオンにすると、
なんとロービームが点灯します。2CVでは、一回ライトスイッチを回して、奥に押す操作、
BXボビンでは、たしかスモールの位置にノブを下げ、一番下のスイッチをメーター方向に押す
操作がそれにあたるのではないか、と思います。


言われればわかるけど言われなかったら何もわからない操作系(でも好きw


これは、当時のフランスでは信号などの停車中には必ずヘッドライトをoffにしないといけないという
法律があったとのことで、
停車中のオンオフのたびにいちいちスモール/ローの切り替えに
スイッチやレバーを回すなどの動作をしなくて良いじゃんか、という
極めて合理的な理由によるものです(たぶん合ってるはず...)。

こういう設計見るとサブイボが立つわたしは変態ですが、何かw



■ウインカー
------------------------------------------------------------
そして、ウインカーはCXやボビンBXと同じく、シーソースイッチ。
茶筒の横に生えてる部屋の灯りのスイッチみたいなのがそれ。
ボビンのBXは猫澤君のでかなり乗ったので、その使い勝手の良さを思いだして感銘を受けました。
セルフキャンセルしない?それがなんだというのだ(笑



■サテライト右側
------------------------------------------------------------



で。今度は右の腕のような部分ですが、ここは空調の関連エリアです。
上が内気⇔外気導入のフラップ。
左端一杯にすると、フレッシュエアーが入ってきます。
しかもすごい量!これなら走行中、デフロスタの効きは期待できます
(ってまだ試す機会がなくて...)。
なお外気導入選択の際、ダッシュボード左右の吹き出し口からダイレクトに
外気が車内に入ってくるようになっています。


その下は、ヒーターの温度調整。左に向かうにつれ、温度が上がっていきます。


■空調吹き出し口調整
------------------------------------------------------------
で、空調の出口の調整はこのセンターコンソールにあります。

時代を感じさせる大きな灰皿(枠線のついたフタのような部分)の左側、
シルクハットと靴のマークの間にあるダイヤルが、デフロスタ⇔足元の切り替え。
中立位置でも止められますし、デフの位置でも、センターのフェイスレベルの吹き出し口から風が出ます。



そして右側の「+」「-」が上下についているダイヤルが、リアシートへの足元暖房吹き出しの選択。

でも実際にこのダイヤルを操作しても、灰皿下の吹き出し口から暖房が勢いよく出るだけで、
そのほとんどがシフトを操作する掌あたりにしか当たらない(涙
これじゃリアまで届いたとしてもおなぐさみだよ!っていう切なさがVISAっぽい(汗


なお、なんでこんなの(リアへの導風についてわざわざ訪ねる)がついてるかというと、
もとは空冷モデルもあるVISA、ただでさえ冬の暖房が弱い空冷エンジンゆえ、
乗員がリアにいない場合は無駄な暖房をすべて前席に集中させようとしたのではないか、
って推測してます。
たしかに空冷は水冷より暖房の効きは劣りますものね。


■ブロアファンスイッチとステアリングまわりのスイッチ
------------------------------------------------------------
ここまでは理解出来たのですけど、肝心の「ブロアファン」はどこにあるのだ!
いかにVISAの外気導入が優れていても、ヒーターファンがないわけないだろう!
でも正直、マニュアル見るまで見つけられなかった(汗





正解は、メーター下の5個並んでるスイッチの、右から2番目(わかるわけないw)
ほんとうは四つ葉のクローバみたいなファンのマークが入ってるはずなんだけど、
それが消えてるので、なおさらわからん!
1回押すとロー、2回押すとハイ。ハイって言っても風量、弱ッ(涙
もう1回押すとオフになります。


ついでにこのメーター下スイッチ類の説明をば。
左から、リアフォグ(死んでる)、ハザード、なんかの点検(なんだっけw)、
ブロアファン、リアデフォッガです。

ステアリングの奥には、さらに左側下にチョークノブ、
右側にはリアワイパーのウォッシャーとリアワイパースイッチが並びます。
なお本国にはステアリングコラムさらに左奥にヘッドライト光軸調整
(こんな小さな車にもついてるんだ!日本のミニバンは見習え!)があるはずなのですが、
1983年当時の日本の法規ではOKが出ず、ここは「パーキングランプ」スイッチになってます。
使わないよー!

ちなみに、これらステアリング奥のスイッチ類は、はっきり言ってぜんぶ使いづらいです(笑
たぶんこの反省で、GSAでは右側にも茶筒を付け、スイッチ類を集約したのだと思います!



やっぱりアヴァンギャルドさではGSAには敵わない(^^;


夜はスイッチそれぞれに通常状態では照明がつかないので、
車内が暗いと完全に手さぐりですw


ちなみにメーター照明は「赤いランプをメーター板に照射」っていうすごさ!


ほんとに赤いんですよ 暗室の赤い照明みたいな色(涙

しかも、この照明、すんごくすんごーくわずかに下側にも照らされていて、
これら並んだスイッチを照らしてるんですけど、イミねー!
ってくらい暗いんですw設計の段階で気づいてよw


そしてダッシュ右側にはなつかしや、サンデンのクーラーが...。
まあこの使い方は割愛しますね(^^;
効かせる時期になったらまたご報告します!


高級品、KAROのマットがついてきた!あと、このクルマ唯一のデジタルデバイス、デジタル時計が
シフトノブ前のちっこいコンソールにちょこんと付いてるのにも注目(^^;


ということで、やっと内装のレクチャー終了!ひー。




■シート
------------------------------------------------------------
やっとシートの話ですね(汗
古いシトロエンといえば、やはり気になるのはシート。
VISAのフロントシートは、はっきり言って、相当いいです。
まず、圧倒的に座面がやわらかい。でも、沈み込み過ぎないのもいいのです。
背もたれは座面にくらべたら沈まないですが、形状はかなりよく、
背中を微妙に押し戻しつつも猫背で座れて、肩の部分もすっぽり入ります。
ヘッドレストはCXなどにはおよびませんが、位置も良いです。


シートに刻まれた線の入り方とかもいいねえ


むかしのフランス車らしく、浅く腰かけても、深く腰掛けても、
背もたれをおこしても、倒し気味にしても、そう、どんなポジションで座っても、
どこも身体に痛みを感じさせません。
ウォーターベッドのような柔軟性で、「この座り方以外ダメ」というシートと対極にある
ようなシートなのです。
これがこんな...しょぼめの、30年以上前に登場した大衆車クラスに備わっていた
(同じクラスのサンクもむろん、猛烈にシートがいい)
わけですから、どうやってもいまでさえ日本車が敵うわけが無いのです(涙


ところで、座った感じですが、同時期のシトロエン、GSAとも、CXとも似て非なる座り心地。
この2者...GSA、CXもまた非の打ち所のないシートですが、
背もたれも座面も一体的なサポートをする2者と違い、
印象として座った時の感じがチャールストン系の2CVのシートっぽいです。



■ダブルフォールディング出来るリアシートとトランクスペース
------------------------------------------------------------
VISAはなんと法規上4人のり!
いっちょまえに50:50のダブルフォールディングシートをします。
さすが実用小型フランス車。荷物を積ませることに容赦が無いですw

クッションもまえのシートもかくや、というふかふかなシートで、
背もたれが低い以外はこれまた姿勢の自由度も多く、座り心地はかなりいいです!




むろん、ダブルフォールディングすると、かなり広めのトランクスペースが出現します。


きっとむこうの人はこうして畳んでなんでもこのVISAで運んでしまうのだろうな(^^



トランクスペースは3.7mの全長を考えるとそこそこ。でも底が浅いのです。
って写真は無いのですが(汗


ちなみに、さすがに設計の古いクルマなので、バンパーレベルからは開きません。
なのでリアランプがこんなに低いところにあるんですね(笑


モデルは本人ですw


■おまけ
---------------------------------------------------------------
ノンパワーウインドウのクルマも散々乗ってきたのですが、
このVISA、その手回しハンドルにすごく違和感があって。
固いとかそういうのではなくて...それが、ふつうと逆回転なのです!
なのでとっさの時、いつも閉めたり開けたりに迷います(涙




ということで、ぜんぜん短くまとまらなかったのですが、内装・シート編をお送りしました。
これであしたから説明なしでVISAに乗れます!(大汗


ところで...どうでもいい豆知識なんですが、
実はVISAは1985年からこの「PRNサテライト」を捨て、
こんな「ふつうの」ダッシュボードになってしまっているのです、
生産が終わる1988年までと、VISAバンたるC15に関して。




VISAは外観からして十分シトロエンらしさを持ってるのですが、
内装がこの「ふつうの」になるだけで、
一気にVISAの魅力が下がってしまうような気がしてしまうのは自分だけでしょうか?
C15ならこのダッシュボードもいいんですけどもね...。




>>この独善的ともいえる設計と発想ですが、
でも操作すると、ほんとうにこれがまあ使い勝手がいいのです。
デザインや設計だけが突飛でなく、遊び心と機能性、デザイン性が
すべて、極めて高いところで融合してるのが、フランス車のすごいところ!

>>なので最近のC4やC5のセンターフィックスステアリングの操作系を見たときは
「これぞシトロエン」って思ったんですよね。
操作するレバーやスイッチのデザインの差異による独自性ではなく、
そもそも操作方法そのものが違う、というあたりに強くシトロエンらしさを感じたのです。


>>ゴーグル状のメーターナセル、VISAのダッシュ画像は当時からずっと正面向きばかりのが多く、
「浅い」って思っていたのですけど、
現車見てびっくり。

...こんなに奥行きがあるんだ(笑


>>四角いメーターナセルが長ーい!


>>いつ、この「キてるデザイン」を知ったのか忘れてしまったのですが、
少なくとも15年以上前から、「これはやばいのではないかw」って思っていました。
まさかそのダッシュボードを操作出来る日が来るとは(涙




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【シトロエンVISA】ヴィザのインプレ1 「乗り味、乗り心地」編。

2011-05-11 | シトロエンVISA GT。


さて、ということで晴れてieのもとにやってまいりました
1983年型、シトロエン・VISA(ヴィザ) GT。


これまでこのブログで、クルマが新規導入されてきたたびにインプレしてきたのと同じく、
数回に分けて、このかわいい子豚ちゃんのレポートをお送りしたいと思います...。


まずは、気になる「走り」編...。

正直なところ中古、しかも28年前のクルマなので、
むろん完全な状態ではないですし、脚もゆるゆる。
なので、ほんとうに「印象」程度のものになります(汗



■エンジンと加速感
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おお!珍しい、ieのインプレでまずエンジンや加速から書き出すとは(笑

でもさすがに「GT」を名乗るだけあって、このエンジン、存在感があります。
1360ccのプジョー製直4エンジンは何の変哲もないOHC2バルブの構造しか持ちませんが、
そこはさすがにフランス車のエンジン、低速からの粘りはなかなかのもので、
20km/h程度でも3速でルーズ加速が出来ちゃったりしますし、
クラッチミートもらくらく。
上まで回りたがらないということもあって、
3000rpm程度までで十分事足りてしまいます。


72度横倒しして、エンジンの下にミッションを抱え込むという特殊な方法で搭載されてます。
なお、ほんとうはここにスペアタイヤが入ります(汗


ちなみに、AXなどの1.4Lも1360ccで同じ排気量を持ちますが、
エンジンは別物。VISAのエンジンは、PRV設計のB1型(PSAではXY型と呼ぶ)です。
ボア×ストロークは75×77mmで、この数値はAXなどの1.4Lエンジンと同じ。


VISAは下から2CV直系の652ccOHVフラットツイン、
1124ccプジョー製OHC直4、
1360cc、1580ccプジョー製OHC直4(GTI)やディーゼルエンジンを
ラインに持っていました。

GTはこのうち1360ccユニットに
ソレックスのダウンドラフト・シングルチョークのキャブを2基装着し、
80PS/5800rpm・11.0mkg/2800rpm(DIN)を発揮!
たったの80ps?と思われるかもですが、
830kgしかない車重に80psなので、それなりに必要十分!
音ばかりで前に進まないですけど、加速感はあります(笑)。

前述の通り、1.4Lで80psというのは数値で見たら絶対的には大したことないと思いますが、
「体感上」では、街中で「もう少しパワー欲しいなあ」とあまり感じないです。



■シフトフィールとギアノイズ
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ええと、これ(シフトフィール)は正直あんまり良くなくて、
妙にストロークが大きいうえに、どこに入ってるのか、よくわからないw
でもこれってこのころのシトロエン全般似たようなフィーリングかと思います。
ギアボックス自体やクラッチは痛んでも滑ってもいないので、
丁寧に操作してあげれば、心配は今後もいらなそうです。


あと特徴的なのが、低めのギアでアクセルオフすると、まるで2CVのような音質で
「ひゃひゃひゃひゃひゃ」というギアノイズがします。
これが、CGの'83-9月号のシトロエンヴィザGTの試乗記にあった、
「パリを埋め尽くすプジョー104のすすり泣くようなギアノイズ」なのか!
って思ったら、嬉しくなってしまうieは変態ですが何かw

ギアは5段マニュアル。正直5速あるのはありがたいですね。
本国のカタログでも「5vitesse!」てエバってましたっけw

5速のギア比は0.717。100km/hのときは3000rpm程度で、
正直もう少し低いと嬉しいのですが(涙


アウトレーヴさん、画像お借りしました!



■エンジンの取り扱い
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ツインキャブすごい!で独り歩きしちゃってる感じですが、
たしかに多少なりデリケートだなって思います。
さんざんキャブレターのクルマには乗ってきましたけど、
いままで特に気を遣ったことがないからなあ。

もう暖かい時期なので、チョークを引く必要はほとんどありませんが、
何にしてもエンジン冷間時は一発始動です。
エンジン暖まっても、アクセル開けてイグニッションONで(かぶっていなければ)
容易に始動出来ます。



エアクリーナーからの導入口を外すと現れるツインキャブ。



前述の通り、低速からモリモリ走るので、デリケートで乗りにくいスポーツエンジン
と想像して走らせるとそういうことは無く、とても街中でも乗りやすいです。

でも急激に開けないように丁寧にガスペダルをじわっと踏み込み加速させると、
ダイレクトにガソリンと空気が混ざり、シリンダーの中で燃焼してるんだ!
というイメージを足の裏から感じられます。



■エンジンの回転フィールとエグゾースト・サウンド
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アクセルを踏むと、古めのアルファロメオのエンジンっぽい、
シリンダー内をピストンが往復しているような
ザラついた独特の回転フィールがあって、
これがすごく気持ちがいいのです。
むろんスムーズに回転するのですが、
何かしらの「ひっかかり」をイメージさせるそのザラザラしたフィールが、
ピストンとシリンダーの存在を感じさせ、
「内燃機関」らしさを主張します。

そしてエグソースト・サウンドもこれがまた意外とスポーティ!
スポーツモデルだと思って買ってもいないし乗ってもいないのですが(爆)。

イタリア車のような官能性はないのですけど、
案外野太いアイドリング音、そしてアクセル開度に合わせてリニアに立ち上がる
ヴァオオーン、という排気音は、見た目を裏切る勇ましさで
思わず笑っちゃいます(^^



こんなナリなのに音は派手w




■乗り心地と高速巡航
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正直言うと、抜けてると思います、ダンパーが。
なので、低速域では路面のデコボコを結構こまめに拾ってしまいます。
でも絶対的にはソフト(それでもこのクルマが出た時は固いと話題になった...)で、
大きな上下動の収束や、小さな突起のいなしかたは、いかにもシトロエンらしい
鷹揚さを持っています。

そしてさらに!60~70km/hを越えた途端に、「いかにもシトロエンだー!」という
フラットライドに変わるのです!
ハイドロニューマチックに敵うわけもないのですが、
それにしても、さすがにフランス車、小型車をもってしてこの乗り心地!
シートの良さ(次回以降でご紹介)もむろんその感を強くしている一因だとは思いますが。

昔乗っていたサンクバカラも、初代サンク(縦サンク)も、
ましてやブリキ細工のような2CVでさえも
みなこんな感じで、ある一定以上の速度域での乗り心地と安定性は素晴らしかった!
このVISAも、「音がうるさくて疲れるw」以外は、
高速巡航はどこまでも行けると思わせるほどの得意科目です。


子豚の皮をかぶった犬(涙



■ハンドリング
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足回りは「まんま」プジョー104の設計で、フロント/マクファーソンストラット、
リア/トレーリングアーム・コイルという、ありふれたものです。
GTはいちおうスポーティ仕様なので(笑)、前後にスタビライザが装着されています。

ハンドリングは中立付近に遊びのあまりない、でも
「乗り心地を考えると案外シャープに切れる」、シトロエンらしいもの。
「GT」を名乗るにしてはロールは大きい(嬉)のですが、
執拗に伸びるサスペンションのおかげで、ロードホールディングは良く、
乗っていて不安をひどく感じることは無いです。


なお、ノン・パワーのステアリングは低速でも少し動きだせば、さほど重くは感じません。



ほらね日本でのキャッチコピーは「美しき野獣」(号泣)



ということで、ひとまず走り関係の雑感から入りました!
まだ来てから600kmくらいしか乗ってないので、これからまた変化や
気付いたところがあり次第、レポして行きますね!




>>次回以降のレポは、お待ちかね?の「内装・シート編」!
その次に、外観をはじめとした「デザイン・ディティール編」をお送りしようと思っています!

>>いまでは信じられないのですが、当時、シトロエンのホットモデルというのは、
CXにGTiがあったり、GSにXシリーズがあったりしたものの、
実際にはこのVISAシリーズが、シトロエンのモータースポーツへの積極的参加開始に合わせて
「スポーツモデル」を投入する端緒になったのが面白いですね。


>>でもそんなこと微塵も感じさせないこのたたずまいがスキw
コメント (16)
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【シトロエンVISA】ということで、シトロエンVISA(ヴィザ)がやってきました。

2011-05-05 | シトロエンVISA GT。



ということで、ie、通算15台めのクルマは、
これまたR19シャマード以来のマニアック&濃厚さを持つ、シトロエンVISA(ヴィザ)になりました。


買ったのは、ルノー14やfuegoなど、これまた日本ではまずお目にかかれないマニアックな
(もちろんieのハートはいつも揺すられっぱなしでしたw)クルマをこれまでも多く扱っていらっしゃる、
大田区にあるアウトレーヴさんからです。


アウトレーヴさんの日記にVISAが入庫した、という情報をシトロエンCXにお乗りのZnさんから教えていただき、
居てもたってもいられずにすぐに問い合わせして、
見せていただけるようになったらご連絡を、とお店にお願いしました。


後日、実際にこのVISAを見に行って、まさにノック・アウト。
こうなったら迷ってる暇は無く、
購入までの調整をおこなって、4月の中旬には購入決定。
そして、ついに2011年のGWにデビューと相成りました。


このVISAは、グレードは「GT」になります。
日本には当時のシトロエンディーラーである西武自動車が
少数輸入枠を用いて入れたクルマで、正確な輸入台数はieは知りません...。



日本語版カタログのキャッチコピーが「美しき野獣」だったのはナイショです


このGTがあった1980年代初頭、VISAは、
本国ではEntrepriseと呼ばれるリアのドアすら開かない商用仕様から、
2CVのエンジンをアップした652cc・フラットツインのモデル、
その上にはプジョーの1124cc・OHC直4を積んだモデル、
そして1360ccツインキャブのGT、
プジョー205と同じ1590ccを積んだ最速モデルのGTIという
2種類のスポーティモデルを擁していました。

そのうち日本には、VISA GTのみが正規で輸入されたカタチになるわけです。



なお、VISAの生い立ちなどは、
「【シトロエンな話】拾った画像でシトロエンLN/LNA/VISA/C15/AXELまつり。」
をぜひ、ご覧くださいね。

でも簡単にVISAについて説明すると、
・シトロエン経営難
・プジョーに吸収合併される
・とりあえずニューモデルを104の外観のまま、2CVのエンジンで登場させる→LN
・LNはLNAに進化、プジョーの4気筒も搭載するようになる
・104ベースで、シトロエンが内外装を思う存分手がけた、VISA登場
・VISAはユーリエのデザインを採用してマイチェン、VISA IIに進化
・VISAの後継は、AX。
・VISAは、1988年まで生産
という流れになります。




こういう風に小さく写っているほうがサマになるクルマって(哀


ieが購入したVISA GTは、1983年モデルのむろん正規もので、
色はもとは銀だったようですが、グリーン(というか、ビリジアンw)にオールペンされています。
走行距離は8万に満たない程度で、年式を考えれば、少ないと言えるでしょう。




GTは前述の通り、ツインキャブ(ソレックス)。
これよってGTは80psを発揮。652ccモデルが34psしかないので、
それの2倍もの出力を持ってました。


実際、このVISA GT、なかなか勇ましい音がします。
でも音バッCAR(音の割にはスピードが出てないw)なので、
それもほほえましいです。


キャブへの導入口がハート型なのがへんにかわいい!



スパッツをはいて、猫背なプロファイルは、まさしくシトロエンらしさの具現。
104の内外装をそのまま使わねばならなかったLN・LNAの時の鬱憤を払うかのような、
「いかにもシトロエンワールド」全開なデザインが大好きです。
なんでこんなにリアランプが低いのだろうとか、
なんでこんなに泣き顔なんだろう、とか、「?」なデザインで溢れています。



さすがシトロエン、「欧風」風景にはバッチリ...。


こんなにかわいいのにツインキャブで、しかも「GT」というギャップに涙



そして、内装...。ドアを開けると、強烈なダッシュボードがお出迎え(涙
GSAがデビューする前にVISAは登場していますから、
この「茶筒(クラスタースイッチ)」は、GSAよりも先に、VISAが装備してるんですね。
ウインカーはもちろん、ボビンBXやCXでおなじみのシーソースイッチ。
慣れたら、この茶筒も、シーソースイッチも、相当に操作しやすいです(感動)。


レクチャーしないと運転出来ないのは80年代初期シトロエンの伝統(涙



そしてシート...。とにかくふっかふか。GSAに確かに近い?
でもあの感じともまた違う...。背もたれは少し固めだけど、
それでも全体重をシート全体で四散する「昔日の仏車の椅子」に感動。
とにもかくにも、数100km乗っても、まったく疲れ知らず。

なお、サンデンのいまや懐かしい後付けクーラーが、正規ものであることを
さりげなく主張してます(でもクーラーは当時オプションだったはず?)。


見た目を裏切る?「ふかふかぶり」にみなさんびっくり!




うーん、書きたいことが多すぎて、どこから進めたらいいのかという感じなので、
今回は全体的なインプレとVISAの説明のみとなっちゃいました(汗
次回以降、詳細なレポをお送りいたします!乞うご期待!





>>今回いろいろご無理を聞いていただいたアウトレーヴさん、ありがとうございました。
ほんとうに良くしていただきました!
おかげさまで、こんなに貴重な一台にめぐり合うことが出来ました!

>>ところで、ちょっとアイドル調整しようとしたら、
やはり素人療法、ツインキャブは手ごわく、うまくいきませんでした。
お店でお預かりしたときは、すごく調子良かったのです。
アウトレーヴさん、すみません、せっかくいいセッティング出していただいていたのにー(涙


>>ところで、実際、VISAは125万台も売れたので、
いまでもフランスに行けばどこにでも走っているクルマなんですが、
日本ではあまりにも珍しいクルマなのですね。
案外そういうクルマって多いですよね、って「そういうクルマ」ばっかり乗ってます(汗



>>さあ、走りだそう!この美しいブルボンとともに!
コメント (22)
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