Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【おしごと】Tipoカレンダー2016、描きました!

2015-12-09 | おしごと。


あああ、一向に更新しないでほぼ1年がたってしまいました、ごめんなさい。
FBではこのブログで書いてたことと同じことを展開しているので、ぜひそちらもご覧くださいね。
FBをされてない方でも見ることが出来ます。

個人ベージ
https://www.facebook.com/endoizuru/

ということで、今回の投稿もお仕事の宣伝です(汗)。

いつもお世話になっているネコパブリッシングさまの雑誌「Tipo」2016年1月号
(2015/12/4発売)に付属の2016年カレンダーを描かせていただきました。

2015年12月から記載のカレンダーなので、買ったらすぐに使用できるスグレモノです。


2ヶ月で1枚なので、表紙、裏表紙入れて合計9枚を描きおろしました!

全ページを(小さな一括画像ですが)お出しします。
書店、コンビニ、ネットでお買い求めくださいね。



どうぞよろしくお願いいたします!

 
>>車種はほぼこちらで決めさせていただいています^^
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【イラスト紹介】どんどん描いています!

2015-01-27 | おしごと。



なかなかこちらの更新がはかどらなくてごめんなさい。

ieこと遠藤イヅルの活動報告は、フェイスブックがメインとなっています。
旧来の読者のみなさまには、申し訳ございません。

FBへの登録がなくても、【イラストレーター 遠藤イヅル】のページ(HPのような感じです)は
どなたもご覧いただけます。





もしFBを開始された方がいましたら、ぼくの個人アカウントへ、
友達申請をぜひメッセージ付きでお願いいたします。
このブログで書いているようなことをいつものようにアップしています。

また、最新イラストはこちらにどんどんアップして参りますので、ぜひご覧くださいね。
 
どうぞよろしくお願いいたします。


※下記画像掲載先:ホビダスオート「ヤングタイマーもやっと列伝」























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【フィアット500タイプ鏡餅】のご案内

2014-12-15 | おしごと。



★2015年のハッピーは500鏡餅が運んできます★

フィアット500が餅に見える!というアイデアをカタチにしました!
http://usmj.shopselect.net/


一個一個、鏡餅(ケース)にペンで丁寧に手描きした立体イラスト、
「フィアット500タイプ鏡餅」はいかがでしょうか。


ヌオーヴァ500、現行フィアット500、アバルト500のイメージを鏡餅に投影してみました!
紙製の台、みかん模型、餅のうしろの末広などはセットで付いています。

お餅は国内大手メーカー製で安心です。

お正月飾りに是非ご利用ください!

■サイズ:135mm×135mm×167mm(台に載せた状態)
■ケースの中に丸餅が入っています。
■発送は12月25日~28日頃に行います。






NUOVA500タイプ





フィアット500タイプ







アバルト500タイプ


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【もやっと列伝】更新 Vol.6,7,8,9 サーブ900、サンク、クライスラー、W124

2014-10-31 | おしごと。
お仕事報告ばかりでごめんなさい!

毎週金曜のお楽しみ!?

ホビダスオートで連載させていただいております
「ヤングタイマーもやもや列伝」ですが、毎週着実に更新されております〜!

気がついたら前回のアルファ164から4号も配信されています!


第6回はサーブ900





第7回はルノーシュペールサンク





第8回は80年代末クライスラー





第9回はメルセデス・ベンツW124



となっております!

車種は珍しいのはあまりありません(月末は「レアな正規もの」ですが)。
紹介する車種がメジャーなのがこのコーナーの特徴です。
でもテキストのどこかにいつも小ネタが仕込んであるので、ぜひ本文も隅々までご一読くださいね!

 
どうぞよろしくお願いいたします!



>>ちなみに、描いている車種も、選抜はかなり本気です^^
色も、仕様も、年式やバリエーションのバランスを考えていますー!

>>どの車種のオーナさんにも「そうそうこれこれ」って膝を叩いていただけるようにしたく思っています。
これからもどうぞご期待ください。


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【もやっと列伝】更新 Vol.5 アルファ・ロメオ164

2014-10-04 | おしごと。


毎週金曜のお楽しみ!?


ホビダスオートで連載させていただいております
「ヤングタイマーもやもや列伝」更新です!


第5回は日本でも人気を博したアルファ・ロメオの旗艦
164をお送りいたします。


アルファ・ロメオにとって久々の6気筒となる1979年デビューの「アルファ6(セイ)」。
これに搭載されたオールアルミのV6・SOHCエンジンは世界一官能的なV6とまで評されました。



アルフェッタに似てるけどトランスアクスルじゃないのよ~

このV6を3Lまで引き上げたエンジンを164に搭載していましたが、
V6エンジンは輸出メイン(アメリカでもアルファを販売していた)で、164の販売の6割くらいが
じつは直4エンジンでした。


などなど、そのあたりを書いています*^^*



ぜひぜひご覧になってくださいね!
絵も、かなりいいと自分でも思ってますー!



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【もやっと列伝】更新 Vol.4 マエストロ/モンテーゴ

2014-09-25 | おしごと。
ちょっと古くて懐かしい「ヤングタイマー」なクルマたちを
イラストとともにお届けする、ホビダスオート連載の
「ヤングタイマーもやっと列伝」のコーナー。

第4回はMG・マエストロ/オースチン・モンテーゴをご紹介します。



 

あれ? このコーナーはメジャーな車種を取り上げるはず......
とお思いの方も多いと思いますが、
月末だけは「正規輸入車だけど当時から珍しかったクルマ」をご紹介して参ります!

ジャーン!(それはそれでお待ちかね?w
 

1983年に登場したマエストロは、
ADO16(ヴァンデンプラ・プリンセスでおなじみ)の進化版として登場した
オースチン・アレグロの後継車ですが、
完全新設計のシャシー、当時の最先端技術(音声警告システムなど)を
数多く盛り込んで開発されました。
前作アレグロの販売不振を払拭せんとVWゴルフもいる市場に投入された意欲作です。



でも...結果は...


この先はぜひリンク先をご覧くださいね!


 
あ、ちなみに。

日本にはARJ(オースチン・ローバー・ジャパン)によってマエストロはMG版、
モンテーゴはオースチン版のみの展開で正規輸入されていた、
と書いたこの件について本編についての補遺なのですが、
1987年当時の価格はこんな感じでした。

MG マエストロ 2.0EFi(Rhd)MT 267万
オースチン モンテーゴ ヴァンデンプラ セダン(Rhd)MT/AT 313万/325万
オースチン モンテーゴ ヴァンデンプラ エステート(Rhd)MT/AT 345万/357万
オースチン モンテーゴ MGターボ(Rhd)MT 267万

参考までに...同クラスのゴルフ、フル装備モデルでは
ゴルフ CLi (4Dr Rhd)MT/AT 255/263万

ということなので、ばっちり価格では競争していたことになります。



>>ええと、ほんとうはまだこの話続きがあって...
最近まで中国でマエストロが原形をとどめて生産されていたこと、
さらには現在でもまだ中国で成れの果てみたいな姿で
生産されていることも書きたいのですが...聞きたい人はいるかしらw







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【もやっと列伝】更新 Vol.3 BMW 3シリーズ(E30)

2014-09-20 | おしごと。
毎週金曜のお楽しみ!?


ホビダスオートで連載させていただいております
「ヤングタイマーもやもや列伝」更新です!


第3回は日本でも爆発的なヒットを飛ばした、
2代目BMW3シリーズ「E30」をお送りいたします。





初代M3のエンジン形式は?
そのエンジンのベースは何?
M3のリアウインドウのヒミツは?
初期の316は1.6Lじゃなかった!?


などなど、おなじみのマニアックなネタを散りばめてお送りします!

あ、イラスト下のテキストも必ず読んで下さいね~(≧∇≦)


>>そして次回は初めてやってくる当コーナー初の「月末特集」
いったいどんなものが出て来るか、ご期待ください!
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ようこそ!

2014-09-19 | おしごと。
【お知らせ】

遠藤イヅルのリアルタイムな活動状況は、フェイスブックにてご報告しております。

お急ぎの方はそちらをご覧くださいますと幸いです。

★イラストレータとしてのページ
https://www.facebook.com/endoizuru
(どなたでもご覧頂けます)

イラスト集作成しています!

★個人ページ
https://www.facebook.com/izuru.endo.9
(友人登録していただけますと全投稿をご覧いただけます)

ご連絡はFBのメッセージもしくは
enzoizuru@gmail.com
までよろしくお願いいたします!




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【おしごと】ホビダスオートで連載をスタートしました。

2014-09-18 | おしごと。



http://auto.hobidas.com/column/010657.html
9/5(金)より、毎週金曜日、ホビダスオート(Powered by カー・マガジン)
”コラムコーナー”でイラストエッセイの連載をさせていただいておりますー!


テーマは「ヤングタイマー」
80年代~90年代頃のクルマを、最近はそういう呼び名にすることが増えて来ているのです。

ですので、クラシックではない「ちょっと懐かしいクルマ」ということになりますね!



第1回は80年代プジョー快進撃の立役者「プジョー205」
第2回は「ローバーミニ」でした。
気になる3回目もみなさん懐かしんでいただける車種です。






おおっ!?遠藤イヅルにしてはメジャーな車種じゃないか...と思われるかもしれませんが、
連載タイトルが【ヤングタイマーもやっと列伝】ですので、一筋縄では...(笑


例)205では

「グレード名は205XE、GL、XR、SR、XT、カブリオレにはCT、
限定車にはジュニア、ルック......などなど、まったく馴染みの無いものばかりです(笑)。」



ミニでは

「そういえば「Mk3以降はMk○というのを聞かないね」と思いませんか?
でもミニは1997年以降、Mk.10まで進化しています。
なんだか歴史を感じさせてにんまりしちゃいますよね。
え? 僕だけ?(笑
ちなみに、ヴァンデンプラス・プリンセスの開発コードは「ADO16」として有名なのですが、
ミニのそれは「ADO15(Mk3以降はADO20)」でした。」


などなどぼくのブログの昔からの読者の方なら「ああ、いつも通りの平常進行w」って
思ってもらえる内容になってます(笑






>>バックナンバーはこちらです。

そうなんです、吉田由美せんせや清水草一せんせ、今井優杏せんせと同じ並びにおります(感涙

>>あす9/19は更新日!毎週金曜を乞うご期待ください!
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【おしごと】VWブラジリアを描く@NAVI CARS

2014-07-28 | おしごと。



今月(2014/7)の26日は最新のNAVI CARS、13号の発売日でした!


残念ながら2010年に休刊となった雑誌、「NAVI」。
性能や装備といったスペックでクルマをあまり評価せず
文化的側面や楽しみ方といった切り口でクルマを評論した画期的な自動車雑誌でした。


その意志を継いだ正統な後継誌が「NAVI CARS」です。
なお、編集長の河西さんは、もとNAVIの編集部員だった方!
執筆陣もかつてのNAVIに関わる方が多く、まさに直系を感じさせます。(嬉






「わがジドウシャ人生の羅針盤」となった雑誌NAVI。
ぼくの価値観を作ったもののひとつと言っても過言ではありません。
ほぼ創刊号から、なんと高校生のときから愛読していました。
買ったら、隅の隅まで、耽読していました。


そのNAVIの流れを汲む「NAVI CARS」に、いま、
イラストエッセイの連載をさせていただいております。
長年の読者としては、本当に本当に夢のようです。
NAVI CARSさん、ありがとうございます(感涙


なお連載イラストエッセイ、
「知らなくても損しないクルマの話」
は今号で早いもので6回目。
隔月刊の雑誌ですので、連載開始から1年ということになります。






今号ではドイツの優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップ@ブラジルにちなみ、
ブラジルで人気の高かったVWブラジルオリジナル車「ブラジリア」を取り上げてみました。
四角いスタイルですが空冷フラット4をリアに搭載していたんですよ。


VWブラジリア!?え!?どんなクルマだったの!?という詳細は、
NAVI CARS 13号をぜひお買い求めのうえご覧くださいね(*^_^*)
電子版もありますよ^^


なおこれまで5回の連載で取り上げたクルマは


1. シトロエン C15




2. プジョー 305




3. フィアット 124/VAZ 2105




4. トライアンフ アクレイム




5. タルボ オリゾン




という、これまた連載タイトルを裏切らない、日本では知名度の低いものばかり^^


ぼくのブログ(なんとそろそろ10周年!ありがとうございます)を昔から
見てくださっている方には「ああ、ie、相変わらずねw」って思っていただける
ラインナップかと思います。このブログで取り上げた車種もありますものね^^

こんなマニアックなクルマを描かせていただいて、本当にありがとうございます...(涙




>>最新号の巻頭特集はロードスター特集です!読み応えたっぷりですよ!
こちらにもイラストを描かせていただきましたが、ご紹介はまた別途にて^^

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【おしごと】寝台車(ハネ)のイラストエッセイ描きました@鉄道デザインEX 08号

2014-06-04 | おしごと。



このたび、イカロス出版さまより、
鉄道をデザインから考察する異色かつ斬新なムック、
「鉄道デザインEX」(Rail Design Explorer)通巻08号にて、
寝台列車についてのイラスト&エッセイのご依頼を戴きました。

誠にありがとうございます。


日頃より懇意にしていただいております、イカロス出版 S編集長との打ち合わせで、
寝台車にまつわるエピソードを、とのお話を頂戴しましたので、
「ハネ(普通寝台)」にテーマを絞り、
歴史、乗ったときの思い出、知恵のデパート個室寝台について
まとめさせていただくこととしました。


ところで。
そういえば思い出すと「B寝台」って最近乗ってないです。

最後に乗ったのは、まだ無くなる前のブームが来ていない581/583系「きたぐに」。
その前は、ちょっとお見送りが増えて
駅が大変なことになりつつあった14系「北陸」でしょうか。
285系サンライズも数年前に乗った記憶も...。



大阪にて発車を待つ「きたぐに」。まだ別れを惜しむファンはまばら。



ピンぼけしちゃってるけど、581/583系の車内。
このときは上段だったので、そのベッドの位置の高いこと!




581/583系は、上段でもまったく外が見えない訳ではないのです。この小窓も旅情のひとつ。








それからわずか数年。
きたぐにが消え、あけぼのが消え、日本海が消えました。
寝台列車のクイーンともいえるトワイライトエクスプレスでさえ、廃止が決定しました。
北斗星も、廃止の危機。
車両が新しいカシオペアやサンライズも存続が検討されているほどです。


子供のころ「あたりまえ」だった寝台列車が消える。
そのインパクトは、計り知れませんよね。


この消え行く「庶民のための寝台」、【ハネ】への懐かしさを込めて
描かせていただきました。

絵のタッチはイラストエッセイらしく丸く、優しく、かわいらしく。
文字も、絵も最大限詰め込んでみました。



「開放ハネの思い出」と、「個室寝台さまざま」。



これが「上段の特権」、荷物置き。



少しでもお読みくださったみなさんが
「懐かしい!」
「面白い!」
「乗ってみたい!」
って思ってくださり誌面を手に取っていただけたら、
これ以上嬉しいことはありません。



>>ご近所の書店以外でも、Amazonにて購入することが出来ます。
今回の特集は「個性派車両のもてなしデザイン」。

・JR九州に登場した「ななつ星」の登場により、
鉄道車両が与えてくれる「おもてなし」や「サービス」が大きくクローズアップされるようになってきた。
そこで今回は、「もてなしデザイン」と題して、
さまざまな時代に鉄道車両が与えてくれた、乗る人のためのデザインを考えてみる。

・第1章・現代の最新もてなし分析
・第2章・1980年代のジョイフルトレイン
・第3章・私鉄車両のもてなしへの挑戦
・第4章・終焉近し?夜汽車が提供する極上のもてなし
・第5章・フリースペースの進化論

>>鉄道に詳しくない方も、デザインに興味がある方にも楽しんでいただける内用になっています。
ぜひ、お手に取ってご覧いただけましたら幸いです。


>>開放B寝台客車の醍醐味、通路側の折り畳み椅子。
ひとつひとつのアイテムが旅情を誘います。
お、Tさん、奇遇ですね(笑



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【おしごと】フォード・V4エンジン搭載車を描く@カー・マガジン

2014-06-03 | おしごと。


日本では「フォード」っていうと、どうしてもムスタング(マスタング?)や
トーラスなどの大きなアメリカ車が想像されますよね。

でも実はフォードって、世界企業。
1911年にはすでに欧州に販売網を拡げんとイギリス・フォードが設立され
モデルTの英国生産をスタート。
そして1931年にはドイツでもドイツ・フォードの工場が稼働を開始、
同じくモデルTの製造に着手しました。

つまりヨーロッパ・フォードも、すでに100年を超える歴史を持っているのです。


だけど日本では販売戦略上か、知名度の問題で「ヨーロッパ・フォード」という
存在を全面的に押し出してきませんでした。
そのため、それだけの歴史を持ちながらも、欧州の他のメーカーに比べて知名度があまり無く、
車種も日本ではレースやラリーで活躍した車種以外は、
あまり知られていないものが多いのではないかと思います。


イギリス・フォードとドイツ・フォードは当初は前述のように
アメリカ・フォードのモデルTをノックダウンで製造していましたが、
1932年にまずドイツ・フォードがドイツ専用モデルの「ケルン」を発売開始。
一方のイギリス・フォードも同じく1932年、モデルYという
イギリス独自のモデルをラインオフします。
こうして、ドイツ/イギリスぞれぞれのフォードは、
同じ社名を持ちつつも独自のカラーを出して行くことになっていきます。


そして両国フォードは、1960年代後半にヨーロッパ・フォードとして事実上統括化。
これ以降は同一モデルを両国で製造するスタイルに変わり、それは現在でも続いています。


ところで、ずっとお仕事をさせていただているカー・マガジンさん。
最新号となる2014年7月号(5/26発売)の巻頭特集は、
その「ヨーロッパ・フォード大特集」だったのです。
実にカー・マガジンさんらしい特集ですよね。シビれます!





そんな素敵な今号の特集で、
僕も寄稿をさせていただきました。
それが、1970年代にヨーロッパ・フォードではメジャーだった
「V4エンジン搭載車」のイラスト&エッセイです。

ブ、V4エンジン!?


V4エンジンはバイクではホンダのVFRやRVF、ヤマハのYZR、VMAXが真っ先に思い浮かびますし、
クルマでもいにしえのランチアが狭角V4エンジンをフルビアなどに搭載し、
ラリー・フィールドで活躍しましたのはご存知の通りかと思います。

とはいえ、ぱっと思い出しても、そのくらいしかないんですよね、採用例が。


だけど、実は一時期のヨーロッパ・フォードでは、ドイツ/イギリスともに、
V4エンジンは極めてメジャーな存在だったのです。


最初にV4エンジンが登場したのは1962年に登場したドイツ・フォードの「タウヌス12M」
俗にP4と呼ばれるこのモデルは、小さいタウヌスとしては三代めにあたるモデルです。
1.2L/1.5LのV4エンジンで前輪を駆動する、画期的なファミリーカーでした。
アメリカでの製造販売も予定されていたのですが、それは計画だけに終わってしまいました。

タウヌスP4は1967年にスクエアなボディを持つ「P6」型にモデルチェンジ。
車名も「タウヌス15M」となります。
エンジンはそれまでの1.2L/1.5Lのほかに1.7Lも用意されました。


絵には描いてないけど、タウヌスP6。なかなかのグッドデザイン。



P4とP6は「小さいタウヌス(勝手に小タウヌスと命名)」なのですが、
「大きいタウヌス(大タウヌス)」もラインナップされていました。
ややこしいことに、
1952年から1968年のあいだにドイツ・フォードで製造された乗用車は
サイズの大小に関わらずぜんぶ「タウヌス」(涙)

なので、「P4」「P5」などの数字も、
たとえば小タウヌスはP4→P6、大タウヌスはP3→P5→P7だったりと、
数字の順番を見ても車種の大小がわからないんです(涙


大タウヌスでは三代めにあたるタウヌス17M(P5)がV4を搭載していました。
タウヌス17M、20Mがラインナップされ、後者ではV4エンジンに2気筒追加したV6エンジンを搭載。
リーズナブルな価格もあって、高級車市場では健闘しました。
駆動方式はコンベンショナルな後輪駆動です。
V4エンジンはその後P7(四代め大タウヌス)まで使用されました。


タウヌス17M。笑っているような個性的な顔以外は実はとってもコンサバなデザイン。


いっぽう前述のようにドイツとはまた違った英国流に彩られていたイギリス・フォードでも、
ドイツ・フォードにならってV4エンジンを開発。
前者がケルン製のため、イギリス・フォードのV4は製造地の名前をとって
「エセックスV4」と呼ばれました。

イギリス・フォードではこのエンジンをそれまで直4を積んでいた
コルセア」に1965年以降搭載しています。
排気量は1.7L(1.66L)、と2Lだったので、その数値でケルン製かどうかを見分けられました。


このほかV4エンジンは、ドイツとイギリス両フォードが統括されたのち
両国での生産を考慮して1969年に登場したスペシャリティカー「カプリ」にも積まれています。
V4はケルン製が1.3L/1.5L/1.7L、エセックス製が2Lでしたが、ドイツ製には
前者が、イギリス製には後者が搭載されました。
カプリといえばV6エンジンを搭載したRSが欧州のレースシーンを席巻したことで知られますが、
最初のころはV4エンジンだったのは意外ですよね。


また、共通設計により両国で製造され同じくV4エンジンを載せたクルマに、
商用バンの「トランジット」があります。1.7Lはケルン製、2Lはエセックス製で、
まさにドイツ/イギリス・フォードの統一を象徴するような
ラインナップとなったのが特徴です。


マッチボックス製かな?子供のときミニカー持ってたなー。



そしてこのコンパクトなV4エンジンは、
フォード以外の「エンジン搭載に関して制約のある車種」にも供給されました。

それがサーブ96とそれをベースにしたスポーツカー、「ソネット」、
フランスのマトラのスポーツカー「M530」です。

欧州ではメジャーブランドだったフォードのV4エンジンは彼の地では部品供給等にも
問題が無かったこと、また、前輪駆動用のコンポーネンツもあったことが、
このエンジンが選ばれた理由であるはずです。


いかにもヒコーキ屋が作りました!という奇抜な設計が特徴のサーブ96には、
当初2ストロークの3気筒エンジン(!)が積まれていたのですが、
時代が移り変わり排ガス規制に対する対応に迫られた際に
2ストロークエンジンでは限界が出てしまいました。
その小さなエンジンを置き換えるには、フォードV4エンジンはまさに最適でした。
サーブ96には1.5L(ケルン製)が1980年の製造中止まで供給され続けています。

サーブでは「ソネット」というアメリカ市場向けに開発された2座スポーツカーにも
V4エンジンが積まれました。
ソネットはソネット2で市販化に成功していますが、
もとは96をベースにしたクルマですので、
96が「96 V4」に移行したのに伴い、ソネット2も96と同じ1.5Lを積むことになります。

ソネット2は1970年にボディをスキンチェンジしてソネット3に進化しますが、
エンジンは同じく、1.5LのV4のままでした。


これがソネット3。カクカクしててかっこいい!


マトラM530は、世界初の量産型2+2ミッドシップカーという栄誉を持つ、
フランスの小型スポーツカーですが、このクルマにもフォードV4が選択されています。
純然たるスポーツカーというよりは
2+2のスポーティカーのイメージをもって開発されたM530なのですが、
小さいボディで2+2ミッドシップを実現するためには、フォードV4の存在は必須だったのでした。
M530にはケルン製の1.7Lが用意されています。

フランス以外からは絶対に登場しない不思議なデザインのM530ですが、
一時期はアルピーヌよりも売れそこそこの成功を収めることになりますが、
1969年、マトラがクライスラー系の一企業になったことにより、
「ライバル会社フォードのエンジンを使うなぞまかりならん!」ということになり
数年後の1973年に惜しくも製造を中止することとなりました。

M530の後継が、比較的我が国でも前席3座で有名な「マトラ・シムカ・バゲーラ」になります。
エンジンは、もちろんシムカ(クライスラー系)でした。


霧の中のマトラ・シムカ・バゲーラ。
ああ、こういうシチュエーションたまらないです。もやもやした風景が好き(汗



今回はそんなクルマたちを集めて、描いてみました。この投稿の赤い車名が描いたクルマです。
カー・マガジン副編集長Uさんの「スポッターズガイド」風にしてみては?という
アイデアを戴いたことで(ありがとうございます!)、
あえてクルマの下の影を取り、
クラシカルな感じを出すためにフチを淡く、べた塗り気味で描いています。
ちょっと新しいでしょ?^^


スポッターズガイドってこれです!見たことある方も多いかも!


WEBの画面よりも本誌のほうが綺麗に掲載されています(*^^*)ので、
カー・マガジン最新号2014年7月号(5/26発売)を
書店/通販などにてぜひぜひお手にとってご覧くださいませ(≧∇≦)






>>小林旭の「自動車ショー歌」にも「タウヌス(タウナス)」が出てきますし、
ドラマ「ザ・ガードマン」にもタウナスが劇中車として印象的に登場しています。
当時は正規輸入もニューエンパイヤモータースなどで行われていて、
比較的よく売れていた外国車だったようです。

>>楕円ライトが特長のタウヌス17M(P3。大タウヌスの二代め)。ザ・ガードマンで活躍。
タウヌスといえばこの顔、というイメージがありますね。




>>そして宮城のとある中古車屋さんには...
当時の正規もののタウヌス17M(P5)が売っているのです...
ううう、見に行きたいーーー!
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【おしごと】アヴェンタドールに乗りました&描きました

2014-05-09 | おしごと。


ということで復活を果たしましたマイブログですが、今しばらくはおしごとの発表をさせてください^^


カー・マガジンさんでも記事やイラストを載せていただいています。
絶賛発売中の最新2014年6月(432)号の巻頭特集は
【クルマ通10人が選ぶ「感動したクルマ」】。

こちらにランボルギーニ・アヴェンタドールのイラストと記事を載せて頂きました!




アヴェンタドールには実際に運転しました。
いつも実用小型車などを話題にしているぼくですが、
でも元来はスーパーカー世代なのです。
やはり、クンタッチ(カウンタック)などの系譜にあるアヴェンタドールのド迫力には
クルマ好きのハートはぐわんぐわん揺すられました!




低く、見事なまでのウェッジ・シェイプ。
ドライバーの背後に大きなパワーを抱えた物体が潜むことを示すボリューム感。
跳ね上がるドア。太いサイドシル。徹底して反復される六角形のモチーフ。
車内に並ぶ無数のスイッチ類(これも徹底して六角形)。
コンソールの赤いカバーの下に潜むイグニッションスイッチ。
過剰なまでのエンジン始動音。アクセルをベタ踏みすれば脳味噌が飛んでいってしまう加速。
そして4000万円を越える価格...!
アヴェンタドールは、非日常感の演出も含め、すべてが、やはり、スーパーカーだったのです。
様々な要素に無条件で「男子」を感動させる要素が詰まっていました。
そう、子供のころに見た「夢」のクルマは、まだこうして、
エコカーがメインになったこのご時世にも存在するのです。
なんて素晴らしいことなんでしょう!





>>さすがに700馬力は速かったー!

>>しかしまったくもってぼくと現行スーパーカーってイメージが合いませんね^^
コメント (2)

【おしごと】ティーポ300号でインプレを書かせていただきました。

2014-05-07 | おしごと。


すごく久しぶりの投稿になってしまい申し訳ありませんでした。

盛んに(笑)ネットでの活動はしていたのですが、主体をフェイスブックに移していたのです。
また、しばらくここを更新していない間に、いろんなことがありました。

まずクルマですが、VISA+C5の2台を一昨年C4クーペVTRに乗り換え、
昨年8月にさらにプジョー309(しかもSI!)に乗り換え、
仕事もイラストレータ&ライターで正式に活動開始することになりました。
ですのでもうハンドルネーム「ie」はなく、今後このブログでも「遠藤イヅル」として
書いて参りますので、みなさま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

復活の第一弾は、その「おしごと」のご紹介。



今月発売(5/7)で、自動車雑誌Tipo(ティーポ)はついに300号!

この記念すべき300号の特集は、
ズバリTipoらしいクルマを集めに集めた「ティーポなクルマ大集合!」です。
メッサーシュミットKR200からタイサンF40(!)まで
幅広いクルマたちが取り上げられていて必見ですよ!
この記念すべき節目の特集内で、2CVをはじめとして
何台かインプレッションを書かせていただいております~*^^*

ほんとうに有り難く思います。



大抵のクルマは車輪が4つで鉄とゴムとプラとガラスで出来ています。
でもその性格、性質、出来上がりは驚くほど千差万別。
【クルマはみな同じ】なんてことは絶対に無いのです。
その違いの面白さをなんとかしてこれからも伝えていきたいと思いました。

みなさま、ティーポ300号はほんとうに必見ですよ!
(大事なことなので2回言いました(笑

書店・コンビニ・webなどでぜひぜひお買い求めください^^



>>ちなみにフェイスブックは、個人用と「イラストレータ」としてのページがそれぞれありますので、
ぜひ見てみてください。個人用は全体公開があまりないので、もしフェイスブックをしていらっしゃったら、
友達申請をいただければ幸いです。
イラストレータとしてのページにはいろいろ載っていますが、こちらにも
どんどん掲載していこうと思います。

>>まあ、フェイスブックでも基本的にはこのブログでやっていたことを書いているので、
目新しさは無いかもしれません(汗

>>とはいえ、いまこうしてクルマ関連のお仕事をさせていただけるようになったのも、
10年前からコツコツと書き綴ったこのブログと、支えてくださった皆様のおかげです。
改めまして、ありがとうございます!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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