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このコーナー、スカイラインの出る回数は多めではないかと思います。
知っての通り、ieがプリンス好きということ以外にも、
ブランドを持った国産車として、スカイラインは実は大好きなのです。
で、先日のS50系についで登場するのが、
まさしくS50系の後継として登場した「ハコスカ」、C10系スカイラインです。
本来これもS50系同様の1500㏄クラス小型ファミリーカーとして登場したのですが、
登場後すぐに6気筒2000ccモデルを追加しました。
でもS50系とことなり、当初から6気筒モデルを前提として設計されていたので、
ノーズを伸ばして直6を積む手法は同じなれど、
むりやりノーズを伸ばしたようには見えませんでした。
この直6は、プリンス製G7型エンジンに代わり、
ついに日産製になります。かの有名なL20型です。
そして翌年2月、GT-R(PGC10型)の追加へと至ります。
GT-Rは外観上サーフィンラインがリアのホイールアーチで切ってあるので、
すぐにわかるようになっていました。
ということは、この個体はGT-R?
答えは、わかりません。
当時から、サーフィンラインを切ってGT-R風に見せたものは相当数ありましたものね。
スカイラインが都度の方向転換を繰り返し、
名車なのに迷車ともいわれるゆえんは、きっとこのハコスカにあるように
思えてなりません。
この車に悪意に満ちたジャッジをするとかではなく、
ハコスカで植えられた「スカイライン」のイメージって、大きいと思うのです。
実はieもそのひとり。
スカイラインはなぜ肥大化してしまったのか?
なぜスカイラインは、
このハコスカをそのまま進化させたような、
そう、いつもこのブログで書いている「BMW3シリーズ」的な存在に
なぜなれなかったのか?
という思いを持ち続けているのです。
>>今見るとハコスカ、すごく小さいです。
そういえば80年代の3シリーズも、これと大差ないサイズでしたよね。
>>クルマの肥大化の波はもう戻らないのでしょう。
いえいえ、大きくなってもいいんですけど、
それがほんとに必要なサイズなのか?ってやっぱり思っちゃうんです。
>>この写真のハコスカ、ワンテールですね。かっこいい。
PMC・Sのステッカー、有鉛マークが泣けます...。