Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【旅の途中に】旧豊郷小学校訪問。

2010-05-12 | できごと。


ええと、言い訳しません。
一種の聖地巡礼ってやつです...。


昨年6月から公開が始まった、豊郷町の「旧豊郷小学校」。
1937(昭和12)年、アメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計によって建設されて以来
なんと2004(平成16)年まで現役で使われていた由緒正しい校舎なのです。

いろいろ保存にまつわるゴタゴタがあったようですが(wiki参照のこと)、
当時としては珍しい「白亜の教育殿堂」と呼ばれた建築当時の姿を再現すべく、大規模改修工事も
徹底して本来の意匠を大切にした(門扉やサッシは当時の姿に近づけるなど)好ましい
方法がとられたこともあって、とても素晴らしい状態で今なお見ることが出来るのは
嬉しいことだと思います。


ヴォーリズは近江八幡に住み、滋賀県を中心に関西地方に数多くの魅力的な建築を残していますが、
それ以外にも「滋賀県と言えば」のメンソレータムで有名な近江兄弟社の前身の設立者であったり、
実はキリスト教の伝道者としての役割も持っていたりと、いろいろな顔を持っていたようです。



それはさておき、この魅力的な建築物がなぜ「聖地」なのかといいますと、
深夜に放映されて人気のあるアニメ「けいおん!」の舞台だからなのですね。
アニメは基本的にもう見無くなったんですが、
この「けいおん!」は、見てしまってます。
京都アニメーションがつくるクオリティの高い映像とか、話の軽妙さとか、
まあ、要するに、面白いんですよこれが(^^;


で、せっかく滋賀県/近江鉄道沿線まで来たんだから、近代建築としても興味があるので
思い切って行ってみることにしたのですが...。


それが、公開後初めてのGWということもあって、
想像以上にすごい人出でした(^^;
ちなみに、駐車場は痛車でいっぱいでした
(あまりのカルチャーショックに写真を撮るのを忘れた^^;)。



駐車場は校舎のまえ。降りて改めて見回せば、たしかにそこは
劇中の世界なり。




まずは左側の建物へ。ここは、「報徳記念館(図書館)」。
建設当時はこの学校の図書館としてだけではなく、
周囲の住人への教育振興を目指して自由に利用できる施設だったらしい。
考え方としてとても進んでいたんですね。





で、その内部。カフェやら観光案内所などが入っていて、
とにかく人がいっぱい。
豊郷町ではこの建物が聖地になっていることを利用して、町おこしに使っている様子。



高い天井、各部の意匠が素晴らしい。見事な復元+改修工事です。




そしていよいよ本館に突入。



両翼120m以上あると言われる、象徴的な長い廊下。



こんな美しい学校で最近まで授業を受けていた子供たちがうらやましい。
でも整備的にはちょっとキレイにしすぎている気も
(建設当時を再現したとしてもあの当時ではこんな感じではなかっただろう...)。



階段もこれまたステキなのです。



手摺に造作されているのは、うさぎとかめ。



劇中でも頻繁に出てくるので、何だろうと思っていました。
これは、階段を上るうちにストーリーが完結するという凝ったもの。
最初はいっしょに並ぶうさぎとかめ(画像右)。
でも途中の踊り場付近でうさぎは休んでいて、結果かめが勝つ(画面左)のです。




さて階段を登っていきます。

重要な舞台のひとつである音楽室は、唯一ともいえる3階にあるのですぐわかります。


音楽室へのアプローチ。
意図的に丸窓の中の意匠などを変えてある以外は、
作画(背景画)の正確さに驚かされます。
って、その劇中写真が無いと比較するものが無いですよね(汗





で、部室=音楽室。
要するにけいおん、というストーリーは、女子高生の軽音楽部の話なのですが、
その部室がこの音楽室というわけです。



ファンが持ち寄った寄贈品でいっぱい...そして人もいっぱい(^^;

形状こそ違いますが、授業用の机を集めたテーブルセットも用意されていて、
ご丁寧にも模型でティーセットまで置いてある凝りっぷり(汗

ちなみに、なんで音楽室でお茶が出せるのか、の謎が解けました。
給湯室らしきものがあったので、そこで湯沸かしてるんでしょうね。




最後に講堂を。



主人公たちが演奏したりするんですが、ここ、体育館では無かったんだと知りました。
床が、舞台に向かって緩やかに傾斜していて、木製のいい仕事で作られた長椅子は作り付けだったんですね...。


ここは人もあまりおらず、皆椅子に腰かけてぼうっとしていたので、ieもしばし
ひんやりとした適度な涼しさの、古い建物のいいかおりがするこの講堂で
椅子に座って微睡んでしましました。

ところで雨の日の体育はいったいどこでしたのでしょう????




>>ちなみにいろんな人が来ていまして...劇中に出てくるキャラのコスプレさん...
ちなみに、どちらも♂の方でございました(^^;




>>後ろには痛車も並んでおりまする...。

>>すみません、今回は作品見た方で無いと分からない内容でお送りいたしました(謝
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【フランス大使館・旧館】アートイベント、「No Man's Land」を見に行く。 

2010-01-25 | できごと。




広尾駅から歩いてちょっとのところにあるフランス大使館の建物(旧館)が近々取り壊されることになり、
その場所を利用したアートイベントが開催されると知って、
「最初で最後の大使館旧館訪問」を果たすため、このイベントを見に行ってまいりました。




フランス大使館旧館は1957年、Joseph Belmont(ジョゼフ・ベルモン)によって設計されたもので、
さすがに老朽化が進み新庁舎が建築され、旧館からは引っ越し済み。
旧館は解体される運命に...。
そこで、フランス大使館文化部が企画したのが、前代未聞の「大使館を舞台にしたアート展」だったのです。



可愛くペイントされてしまっているエントランス正面には207CCが......
えええ!ペンキでピンクの帯塗ってるよ(ドキドキ
これ落として元に戻せるのかなあ...





古びた玄関。
それ自体のつくり、さりげなく存在する「フランス大使館」の立体文字など、
まさに1950~1960年代のかほり。たまりません...。





それにしても1957年建築とは思えないモダンな建物です。
ミッドセンチュリー感漂う調度品や雰囲気などのかっこよさにクラクラ。





鉄、木、コンクリ、ガラスなどだけで作り上げるモダニズム...。








「鼻血...」ってw




ひあたりのよい執務室後に並ぶ2脚の椅子...
座るとまるでフランス車のシートのように深く体を受け入れ、
差し込む冬の暖かな日差しに思わずうっとり...。




すでにすべての部屋はもぬけのから。
倉庫や資料室と思われるもの。大使の部屋だと思われるもの。
建物に入る前の厳重な格子や、部屋の窓やドアについている格子は何のため?
壁に無数に並ぶコンセントは何のため?
...などなど、何の部屋だったのか推し量るしかないのがかえって興味をそそります。




大使館らしいというべきか、だれしもが入れなかったことを示す格子の入り口。




大使の部屋。じゅうたんがDSのリアシート足元なみにふかふか。涙。




そして、ここが「日本の中のフランス」だと思わせるところがいくつか。

コンセントなども日本用のものと、3つ口のものも存在。
どんな電気機器をつないでいたんだろう...興味津津。





残された棚やポストのところどころに、部署名などが(むろん)仏語で残されていて感動。






消火器もフランス語表記!





そして改めて外観を。






こんな素晴らしい建物を...と思いますが、執務するには新しいほうがいいでしょうし、
時代の流れなので、解体は仕方がないのでしょう。

それにしても通常は入れない大使館の奥の奥まで入れたのは感激でした。

そして、それを「解体するから」と、アーチストたちが原状復帰など出来ないほどにまでさまざまに手を加え、
建物すべてをアートにしてしまうことという大胆な発想...


さすが?フランス、やることが違うわ...(^^;







>>...ただ、こんなことを言ってしまうと元も子もないとは思うのですが、
「アートペイントしていない」状態の大使館が見たかった...(大汗
日常に転がるフランスらしさがもっと見られると思っていただけに...。


>>今回はアートの紹介というより、フランス大使館の記事になってしまいました。
アートに興味がある方にも、フランスかぶれなieみたいな方にも、建築が好きな方にも
楽しめるイベントだと思います。


>>あ、ちなみにフランス人はお客さん以外全然見かけませんでした...。


>>基本的には入場無料ですが、300円出すと、このイベント名前の入った「パスポート型ノート」が買えますので、お勧めです。


>>そうそう、シトロエンやプジョーも協賛していて、部屋を使ってプロモしてました。
がんばれフレンチメーカー!
....って、ルノーはなぜいない.......(号泣



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【できごと。】大仏殿、でかっ!

2009-11-14 | できごと。



大阪出張の合間に吉野をはじめとして奈良にちょっと観光に行ったのですが、
実は奈良観光、中学生の修学旅行以来...なので、23年ぶり。



奈良県。実は大好きなのです。
京都も大好きで、何度も訪問しているのですが、
なぜか奈良には全然来ていなかった。
なので、この何年か、ほんとにあこがれに近い存在でした。




個人的に、奈良に関係の深いさだまさしを小学生から聞き続け、
とくに奈良を歌った歌でそのイメージを膨らましてきたことや
(「まほろば」という奈良を舞台にした歌(詩)は、
日本の歌詞(歌詩)史上これ以上ないほどに美しいものだと思います)、
平安京の前、奈良に都があった時代の文化などに、
やまとの国に生きる日本人としての琴線を揺さぶられるところがあったのです。

あとは「日出処の天子(ひいづるところのてんし:山岸涼子の漫画)」
を小学校のときから読み耽ってきたこともあります...。



だから、時間の無いなかで東大寺と興福寺、そして吉野に行って思ったのが、
想像以上に、奈良県、良かった。景色が沁み入りました。

ie、とにかく、奈良の空気感にしびれたのです。







さて前振りがえらい長くなりましたが、23年ぶりに東大寺を訪問してきました。




阿修羅像が東京から帰ってきて、「お堂で見る阿修羅」という企画を興福寺でしていたのは知っていました。

天龍八部衆のひとりである阿修羅天。


天龍八部衆


でもieは鳥の顔をされている迦楼羅(カルラ)天が大好きで、
こちらを見に行こうと思ったら...
チケットを買うのに数時間待ち。阿修羅を見るのにさらに3時間待ち。
他の八部衆を見るのにも1時間以上待つ...ことがわかり、
阿修羅や八部衆はもともと興福寺のもの?なので、ブームが去ったらゆっくり見よう、
といかにもieらしい考えで、あっさりあきらめました。


迦楼羅天 いずれ会いましょう



で、東大寺へ向かいました。



23年前の記憶なんて曖昧で、南大門の大きさや、参道の景色なんてまったく覚えていない。


鹿が多いのは、昔のままなのだろうが...。



どうせなので鹿を主役にw



そしていよいよ中門を過ぎ、回廊から大仏殿を見る...











で、でかっ!!!!

なにこれ。なにこのでかさ。人が豆粒みたいじゃん。
うわすげえ。昔のひとすげえ。マジすげえ。
これでも幅が再建前はもっと広かったんでしょ、ありえない。


いやもう圧倒されました。






近づいていくと...





いやほんとごめんなさい






(しばし口を開けて無口)


......................


そして大仏(盧舎那仏坐像)様。





大仏殿の大きさに驚いたあとなので?盧舎那仏様にはそれほど大きさを感じなんだ...。
でも実際は15mくらいあるわけで、十分でかいんだなあこれが...。




とにかくどうやったら携帯カメラでこの大仏殿の大きさを表現しようか
と考えてばかり...。





そして二月堂へ。

この雰囲気いいですねえ。




お水取り、見てみたくなりました。




二月堂、三月堂(こちらは奈良時代のままの建物!)を見て感激しましたが、
二月堂から降りていく参道がまた、すごくいい雰囲気で。

絵を描いてみたくなる気持ち、わかります。





正倉院前も秋支度。正倉院、思った以上に大きくてびっくり。
ここだけ宮内庁の管理。
756年頃の建築...今年は2009年。築1253年!!!

感動ですよね。三月堂もそうですが、1000年以上、
ここにこうして建っているんですよ。

...いまのガラス張りのビル、ここまで、もたないよね...。
いにしえの技術、そして、木の素晴らしさよ...。


で。

ブログの記事的には話が前後しますが、
そしてこのあと、吉野に向ったわけです...。
吉野線の景色は最高でした。




>>明日香、斑鳩には行けなかったけど、大好きな近鉄も走っていることだし、
また奈良にゆっくり来て、今度こそ法隆寺行こう。


>>古都にはフランス車が似合う。ieの勝手な思い込みです。
とくに奈良には、シトロエンで行ってみたい。
昔のCGで、CXのファミリアール(Sr.1)ディーゼルの取材記事。
少し壊れかけの漆喰の白壁の前に並ぶCXとDS。
あの写真のような景色を再現したいんです(^^;

>>さだまさしの「まほろば」。
歌詞だけではなくメロディもすごいよ。
日本の情景を歌わせたら、さだまさしは日本どころか、世界一w
天皇陛下の在位20周年に、なぜ、さだまさしを使わなかったのだ(怒



>>まほろば~修二会(しゅにえ)と続きます。泣いてください。

>>修二会とは、二月堂で行われる
「旧暦の2月、二七日(にしちにち、14日間の意)にわたって行われる行事で、
二月堂本尊の十一面観音に対して自らの過ちを懺悔し、
国家の安定繁栄と万民の幸福を祈願する十一面悔過(けか)法要である(wikiより)」とのこと...
ますます、お水とりに行きたくなりました。


>>歌詞です。

春日山から飛火野(とぶひの)辺り
ゆらゆらと影ばかり 泥む(なずむ)夕暮れ
馬酔木(あせび)の馬酔木(まよいぎ)に
たずねたずねた 帰り道


遠い明日しか見えない僕と
足元のぬかるみを気に病む君と
結ぶ手と手の虚ろさに
黙り黙った 別れ道

川の流れは よどむことなく
うたかたの時 押し流してゆく
昨日は昨日 明日は明日
再び戻る今日は無い


例えば君は待つと
黒髪に霜のふる迄
待てると云ったがそれは
まるで宛名の無い手紙



寝ぐらを捜して鳴く鹿の
後を追う黒い鳥鐘の声ひとつ
馬酔(まよい)の枝に引き結ぶ
行方知れずの懸想文(けそうぶみ)

二人を支える蜘蛛の糸
ゆらゆらと耐えかねてたわむ白糸
君を捨てるか僕が消えるか
いっそ二人で落ちようか


時の流れは まどうことなく
うたかたの夢 押し流してゆく
昨日は昨日 明日は明日
再び戻る今日は無い



例えば此処(ここ)で死ねると
叫んだ君の言葉は
必ず嘘ではない
けれど必ず本当でもない

日は昇り日は沈み振り向けば
何もかも移ろい去って
青丹(あおに)よし平城山(ならやま)の空に満月




>>「まほろば」ということば自体が、発祥、という意味を持つそうです。
日本=やまとの国。日本の発祥地...。

>>「あせび」「まよいぎ」「まよい=迷い」。掛け言葉の妙、
そしてちりばめられた大和言葉。
方丈記の一節(ゆく川の流れは絶えずして...)の引用...。
日本語はかくも美しく、かくもうつろであり、かくも、儚い。
さだまさしは、それをieに教えてくれました。
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【できごと】連邦の白いヤツがいる風景。

2009-07-21 | できごと。


そうです、連邦の白いヤツとは、お台場に突如現れた
<地球連邦軍白兵戦用試作モビルスーツ:RX-78-2 ガンダム>です...。



昼も夜も混んでいるそうなので、朝7時ころにC5飛ばして行ってきました。
潮風公園の駐車場はそんなに広くないので...。


あいにくの曇天。朝日に照らされる白いボディを見ようと思ったのですが、それはかなわず。

でも、こりゃあ、すげえもん作ったなと実感。
ガンダム世代は必見かと思いました。

















潮風公園北側の駐車場から会場に向かうと、いきなりこの光景に出くわします
(ただし、このルートは10時まえだからかもしれない)。




正直、笑った...
「ガンダムが、いるw」


...精巧なCGがあふれる昨今、目を疑うとはまさにこのこと。
いま写真を見直しても、良くできたバンダイのプラモを置いて加工した写真みたいなんですよね(汗



でも、たしかにヤツは、そこに立っていました。








はやる気持ちを抑え、たくさんの人をかき分け、近寄る。
あいにく長い玉のレンズを持ち合わせていなかったが、ヤツの巨体はそれでもフレームいっぱいに広がります。







抑えられた光線が、却って立体造形を緻密に浮き上がらせる。
ファインダーをのぞきこみながら、息をのむ...。








ieは、ガンダム、とくにファーストとZ(ゼータ)なら、そこそこ知識があると思います。
イデオンと並んで、ieの好きなトミノ作品です。

世代的には思いきりガンプラ世代です。
当時の出来は悪かったし、個人的にはジオンの量産機フェチ(当時からw)だったので、
正直この白いヤツはあまり興味が無かった。

だけど、それにしても、38歳をむかえてまさかそのガンダムの実物大に会えるとは思わなかった...。

興奮しないわけが、ない。
カメラを構え、ie、ひそかに、静かに燃え上ってしまいました...。




たのむ、このまま動いてくれw
日本なら、作れるはずだ(^^;




背面のかっこよさ、ハンパねえ...

兵器として考えれば、こんな直立18mの物体がふさわしくないのはもっともなのですが、
それでも「兵器」として見えるリアリティ。
これこそがデザイナーの大河原先生の素晴らしさであり、立体化に命を掛けるバンダイのすごさであり、
そしてガンダムが30年も愛されている理由に他なりません。


それまでの「敵は宇宙人で、毎週カスタムメイドのグロテスクなロボットが
なぜかヒーローロボのいる街に1体だけやってきて、
単純明快な主人公が搭乗するヒーローロボは雄たけび+必殺技(パンチとか)を放ち、
敵ロボが必ずやられる1話完結モノ」

というロボットアニメの黄金律をすべて打ち破ったのがガンダム。

「敵も軍隊で、戦争するにも理由、主義主張があって、ロボットは量産兵器、
補給などもしないと動けない前線の姿が描かれ、主人公はひねくれた少年、
ロボットが存在しないとならない理由(ミノフスキー粒子)を初めて提示」

などなど、エポック的な内容は枚挙に暇が無いのです。




ここまで来たらビームライフル、シールド、そしてザクが欲しかったなあ(^^;








品川の港をバックに、ガンダム立つ。嘘みたいな光景。



これは日本の宝だ!
キャンペーンが終わっても、どこかで保存を激しく望みます...。










>>結局、90分くらい、ガンダムのまわりをうろうろしていた。
そしたら、こんな人がやってきた...




アムロ...じゃない、若井おさむ!!!


<本日のBGM:哀・戦士>
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鼻血、その顛末記

2007-01-19 | できごと。



いやはや、忙しい。
って言っているとあっという間に一週間。早いね...



で。先日の記事の通り、金曜日に鼻血を出しました。鮮血...。
で、日曜日。また出しました。鮮血2割り増し。
で、で、翌月曜日、2回会社で出しました。いえ、3回です。

こりゃ、おかしい。出る量がハンパじゃない。
どす黒いはずの鼻血が、鮮血。動脈血?え?なんで!?


あわてて、鼻血で真っ赤な顔で夕方会社至近の耳鼻咽喉科へ行ったのです。



そしたらセンセイ...鼻の穴のぞくなり
「あ、ふーん、なるほどね。焼こう」だって(ガーン


畏れていたことが来てしまいました(涙



まず脱脂綿が右の鼻孔に入れられ....
ぐ、なんか湿ってる。
あ、これって麻酔!?
あ、飲んじゃった!飲んじゃった!


マズー(泣


ちょっと待たされて、
もいちど診察台へ...
センセイの手には、大きな箸のような器具(太い電源コード付きw)が...。


センセイ、ついにその器具を鼻孔に刺した。
鼻の骨側に、鋭い痛みと肉を焼く臭い。そしてヂヂヂヂという音...
い、いたい...
痛いという意外にもノドは苦々しいし、垂れた麻酔で右の口元は動きにくいし、
おまけにノドの奥も麻酔が効いちゃってて唾も飲み込めません。苦しい。
「イタイのわかってるから!わかってるから!うわー、
どうしよう、止まらないやー」
って、センセイ...(涙



齢35、大泣きです。




両手であごにあてている容器は出血でいっぱい。
おいおい、どんだけ出るんだ動脈血って!
こえええ......動脈こええええええええええ!







術後は脱脂綿で、さらに謎の超絶マズイ薬をさらに突っ込まれ、ノックアウト。
しかも血は...止まっていないようなのですが...。


「今夜また出るようだったら、
救急車を呼んで下さい





...............ってセンセイ、僕帰って大丈夫なんですか(爆


仕事は終わらずいつもよりちょっと早い程度の時間で帰宅、すぐ寝ましたがなんだかじわじわと血が出てる感じ。

翌朝はセンセイの指示通りいちばんで通院。
そしたらセンセイ脱脂綿を鼻から抜くなりひとこと


「うっわー深いねー、こりゃ深傷だな!止まってないや。
よし、焼こう!


もういや...
しかもなかなか止まらず5~6回もジュージューやられました。
でも終わりの方は慣れて、痛くなかったです。



>>でようやく止血終了。
いまはなんともありません。
それにしても...動脈出血はこわいですね。
それと、疾患的な出血でなくて何より。

>>ていうかどんだけ激しく鼻ほったらそんな深傷になるんだよie(号泣

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鼻血が止まらない...

2007-01-14 | できごと。


いや、たしかに、恥ずかしながら
一度思い切り鼻の穴をほじりましたw

でも、その時は血もそんなに出なくて、あ、ほっちゃった(笑)程度の
感じでした。


だけど、そのあと、ちょっとしたキッカケで鼻血が出ます。
しかも、止まりにくい。


一回傷つけて、血管が開きやすくなっているのでしょうけど、
それにしても回数も多いし、一回出るとなかなか止まらないんです。


お陰様で元気なもんで
体調不良とかではないはずなんですが。
さすがに気になるので、明日耳鼻科に行ってこようと思います...



>>なんでも鼻の穴の付近の粘膜は弱く、
いったん弱るとまた血が出やすい傾向になってしまうそうです。
こういうときは、耳鼻科で血管を焼き潰すことで治療する方法もあるそうで...
そ、それだけは避けたいです(汗

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凛とした輝き...冬の花火 

2006-12-23 | できごと。
冬に花火。
この意外な組み合わせ、実は大好きです。
コタツにアイスみたいな感じ?(違

で。久しぶりに行ってきました、冬の花火大会と言えば、
熱海海上花火大会

寒い時期の開催なので、打ち上げ時間はわずか30分。
でも、その間打ちっ放し、最後は大空に広がるナイアガラ。
凛としたヒトケタの空気の中見る大光輪。
これがまた、なかなかオツなものなのですね。


海上花火の醍醐味はこの写り込みですね。


見事なクリスマスツリー!


海上を赤く染めて...


最後はナイアガラ!


目を離すと終わってしまう光の大饗宴!


>>会場付近には駐車場も少なく、
熱海という土地柄道も混むので、
僕は夏でも冬でも三島駅にクルマを停め、東海道線で2駅移動して熱海に
入ります。
これなら行きも帰りも渋滞に巻き込まれることも、駐車場に停められないことも
まず心配ありません。
この近隣駅停め+電車で目的地入り、って良くしますがオススメですよ^^
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アニスとドライブ~朝霧高原

2006-11-04 | できごと。
今日は、3連休の中日。
ですが、妙に遠出をしたい気分。
そこで混雑を避けて早朝に出発、富士五湖方面にドライブです。

標題の通り、アニスを連れて行きました!
実は、遠出は初めて。
片道1時間程度の移動が大丈夫なのはわかっていたのですが、
長距離に挑戦です。

長距離初体験なのでムリはさせず、とりあえず河口湖ICで下車。
富士宮に至る国道139号線のショートカット路線で、
別名「開拓道路」と呼ばれる県道71号線、富士宮鳴沢線へ。
樹海の中、道沿いの頃良い紅葉と、アップダウンの道路を楽しめるのですが、
これが突然終わると、そこは「開拓道路」の名にふさわしい、
北海道を思わせる牧場地帯。


とある広大な牧場のわきの小径に入り、ちょっと小休止。

晴れていない生憎の天候ですが、それでも広い空、続く緑の丘陵を楽しめました。





こういう景色にはやはり欧州車がぴったり!
ルノー19も、見事にはまります。
却って天気が悪目の方が、様になったりするのがフランス車。


このあと富士宮まで下り、「まかいの牧場」でアニスとお散歩。
ここ、陶芸やオカリナ作り、乳搾り、乗馬などの体験が充実していて、
うさぎや山羊、ヒツジなどもとも触れあえる、ほのぼのした場所です。
この場所で撮れた牛乳やそれを原料にしたソフトクリーム、クレープなども
心地よい景色の中で楽しめます。





生まれて初めて犬猫・鳥以外の動物と会ってビビるアニス。


お馬さんを間近で見られて感動しつつ、ニンジンをあげるie(^^)。

上りの渋滞を避けるため、昼前には(というか10時半^^;)には富士宮を出て、
東名周りで帰宅しました。
アニスは、終始いい子で、人間だけのドライブのときよりも少し休む回数を増やして
トイレとかをさせれば、外を見ているか、寝ているかで手間がかかりませんでした。
わずか半日のドライブでしたが、景色も良く、そしてアニスも一緒に行けたし、
何よりもルノー19自体のほんわかさ、柔らかさで運転していることがすでに「癒し」。
有意義な早起き&半日でした。



>>行く途中、鳴沢付近の露天で売っていたお野菜が今日最大のおみやげ!
このでかい大根100円!白菜150円!食いきれないよ(爆

じゃがいももキャベツも破格。まかいの牧場で買ったプリンも一緒にね♪

>>で、今夜の夕飯は早速「高原野菜」な献立。

素晴らしく甘い大根のおろし、馬路村のポン酢しょうゆ、ハンバーグ。
白菜のスープ、ポテトフライ、
ル・クルーゼで炊いた極上の三重のお米。
シンプルながらも美味しい素材の組み合わせが、
どれだけ贅沢かを改めて再認識した土曜日なのでした。

>>それと...帰りの東名のとあるPA...
そこにあったキャリアカーにに載る、見慣れぬクルマ。

確認したら、スズキセルボ!
そうか...セルボの名前を今度の新型車に持ってきたのね!
それにしても、どっかで見たことあるデザインですよね。
顔~サイドのイメージは現行メルセデスAクラス。
リアの感じは、最近のダイハツっぽい....。

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日曜出勤と、古本まつり

2006-10-29 | できごと。
今日は日曜ですが、急遽出社することになりました。
結局、夕方、日が落ちるくらいまでかかってしまいましたが、
帰りに会社のある街・神保町の秋のイベント、
神田ブックフェスティバル神田古本まつりに立ち寄りました。


こちらは第47回、歴史ある古本まつり。
神保町の古書街が開催するまつりです。


で、こちらはすずらん通りを全部閉鎖して開催される、神田ブックフェスティバル。
神保町界隈は小学館、集英社などをはじめとして出版社が集中しているので、
これら大小の出版社が集まるイベントです。

帰りがてらで、しかももう終了間際。
時間もあまり無い状態でしたのでざっと見ただけで、何も買えずじまいで
ちょっと残念。
というのも、このふたつのお祭り会場、広すぎるんですよ^^;


>>さすがにちょっと今日は疲れた。
家に帰って、夕飯の後、葛湯を飲みました。

手前が抹茶葛湯

>>ウチでは寒くなると良く飲むんですが、カラダがぽかぽか暖まって気持ちがいいです。
甘いので、疲れも取れますし!

>>神保町の古本屋ってすごく良くできたシステムが出来ているのです。
おのおのの古本屋は、それぞれ得意なジャンルを持っているので、
もし、そのお店にあまり自分の店で扱っていない本が持ち込まれても、
その本を求めている、もしくはその本の価値がわかる古本屋にちゃんと流通する
システムがあるそうなんです。
これなら、すごく価値のある本なのにその価値がわからないので値段が付けられない、などの
問題はありませんものね。
このシステムが、地上げなどにも屈しなかった、神田古本街の強さだと言われています。
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Se promener dans le Parc de Komazawa

2006-10-28 | できごと。
今週は日曜に急遽出社せねばならなくなり、土曜日はのんびり過ごすことにしました。

先週は土日FBMで、でも明けてから仕事で毎日遅い状態が続いたため、
先週の疲れも残っている状態。
嫁さまに至っては、FBM明けの月曜から金曜まで、神戸に出張...。


ゆっくり起きて、少し家の片づけをして、午後1時過ぎ。
先週構ってあげられなかったアニスを連れて
ちょうといい陽気の中、お散歩です。


休日のアニスとのお散歩は、だいたい駒沢公園。
家から片道、約15分。遠くなく近くなくでちょうど良い距離感。


この公園の外周路は豊かな緑に包まれているので、こころ洗われます。


すでに陽差しは晩秋の気配...

公園内を抜けて、向かったのは、KOMAZAWA RESTAURANT
駒沢公園の西ゲート正面にある、アジアンテイストの店構えの店です。
ここ、昼はとにかく混むので、時間をちょっとずらして来ました。
ちなみにペットOKで、犬用のメニューも充実しています。


あまりこういうところに来たことがない上、落ち着きのないアニスですが、
なんとかじっと出来ている様子。

徒歩だから、飲んじゃう。午後の、まったりとした時間を楽しもう。
飲んだのは、白桃のサンガリア。美味。
右端に写っている黄色いのは、カボチャのサラダ。芳醇な甘みが最高でした。



このお店、ランチがオススメ。
サラダ、パスタ、デザート、ドリンクがついて1200~1300円。
今回頼んだのは小海老とキャベツのパスタ。
オリーブオイルと塩胡椒、キャベツ、小海老だけの味付けなのに、これがうまい。



>>なんだか散歩の気持ちいい時期になって、気持ちがいいですね。

>>ちなみに今週はラニョッティが来るもてぎのイベントに行きたかったのですが、断念。
仕方ないとはいえ、ああ、ルノー乗りの神、見てみたかったです。

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遠州小紀行

2006-10-15 | できごと。
今日は先日亡くなった浜松のおじいちゃん(義父の父)のお墓参りに
遠州へ日帰りで行ってきましたが、今回は浜松の家に行く途中でいろいろ立ち寄って来ました。

まずは、森町。袋井インターから30分ほど北にあります。
森の石松で有名な、小さいけれど素敵な「里山の町」です。
ここの農家で、次郎柿を買いました。


収穫は始まったばかりですが、さすが天皇家に献上される柿。
その大きなサイズにびっくり。


その次は我が家のお茶のほぼすべてを賄う(笑)おさだ苑へ。

ここの本店、落ち着いた雰囲気で好きです。


買っても買わなくても出して貰える、すんごくおいしい緑茶と
お茶うけのお菓子。今回は抹茶くずきり。美味。


そのあと浜松市内へ移動しお墓参りを済ませたあと
ちょっと僕ひとりで時間を潰さねばばらず、とりあえず浜松駅へ向かいました。


目的は、コレ↓



ルノー・マスターベースのバス!
一時期そこそこな台数が日本に導入されたこのバス、実は乗ったことが無かったワタシ。
ついに初乗車です。
うーん、ルノーマスターがふつうに街を走っているのってよく考えたらスゴイし、シュール!


注目のダッシュボード。
先代ルーテシアの時代あたりのデザイン・テイスト。まさにルノー...。うう、すごい。


市内のループバスなので乗車賃は100円。これで、遠州病院前バス停で降り、
そのまますぐ脇の遠州鉄道の鉄道線に乗車(とはいえ新浜松まで2駅)。


わずかな区間ながらも高架区間。小さな高架駅に、近代化された小さな2両編成の
電車が行き来する完成された地方中小私鉄の姿。かっこいいです。


そんなこんなでこのあと家族と合流し
高速の登り渋滞を避けるべく急いで帰宅。
駆け足の、初秋を感じさせる遠州旅でした。

...結局その後、事故渋滞にはまってしまいましたが...(涙




>>来週のFBMもお願いします、な、我が愛車渋子(R19)。
相変わらず素晴らしいクルージング性能を披露。
いやあ、ラクチンラクチン。
あ、ちなみに後ろに小さく写っている白い壁に蒼い窓枠のお店は、
タルトで有名な「キルフェボン」の浜松店。
何を隠そう、銀座や青山・代官山にある店って印象のキルフェボン、
なんと実はここが本店なのです!
東京の友人に話してもまず信じてくれないんですが(爆
コメント (10)
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天才たちの仕事に感動す~岡本太郎美術館

2006-09-23 | できごと。
先日、プジョー505さんを
ガソリン臭い事とバッテリ警告灯点灯の原因究明のために
主治医の宮前オートさんに預けました。

金曜日に早速上がったとの話を受け、引き取りに行ったのですが
その帰り、ふらっと立ち寄った岡本太郎美術館

はじめから行こうとしていたわけではないのですが
以前から行きたかったこともあり、また、愛する?ウルトラシリーズ40周年の
企画展などもあるとのことで行って参りました。


岡本太郎。
知らない人はいないと思いますし、太陽の塔のデザインをしたことも
あまりにも有名です。
ですが、実のところ自分では「すごいひとだった」程度の認識しかなかったのです。


だけど、ひととおり美術館を見て回った感想は、
想像以上に凄いひとだった!という事でした。

見ているものに確実にメッセージ(それが何かは各個人に委ねられるものだけれど)を
与える前衛的な絵画や立体物の製作以外にも、
彼は優れたパフォーマーであり、素晴らしい文筆家でもあったのですね。

生涯を通じて、ひたすらにアクティブ。
クルマに描く。
ドレスに描く。
夜空に、ヘリコプターで光の軌跡で描く。
ひとびとを挑発するその姿勢!


こういうひとはもう不世出に違いない。
まさに「奇才・芸術家」なのでした。


外にそびえ立つ「母の塔」



同じ美術館内では、前述の「ウルトラマン40周年企画展」を開催していたので、
もちろん向かいました。

みなさんは、ウルトラマンをはじめとする子供向け特撮番組を
子供っぽい、興味がない、くだらない、と言って片づけていませんか?
でも、こういう番組は、僕たちを同じ「大の大人」が、持てる技術の全てを使い、
議論を重ね、時間と戦い、頭を使って作り上げられていることを知って欲しい...。
常々そう思っている自分には、嬉しい企画展でした。

というのも、この企画展で取り上げていたのは、ウルトラマンを作り上げた人物に
スポットをあてていたからです。
ひとりは、デザイナーの成田亨(とおる)。もうひとりは、造形を担当した高山良策。
成田氏は、ウルトラマンからセブン(途中で降板)をトータルでデザインし、
僕にもすんごい影響を与えている方です。
ウルトラマン自体も、そして今なお支持高いウルトラセブンのメカニックスも、氏のデザイン。
モダンさと斬新さ、美しさをもつこれらのデザインは、決して古くなることはなく
その後に続くウルトラシリーズにおいても氏のデザインワークスを越えるものは出ていないと
僕は断言出来ます。

そして、高山氏。
展示してあった怪獣の実際の造形を見て、鳥肌が立ちました。
それは、リアルだからです。
見えないはずの足の指紋すら造形したという彼は、怪獣の肌の質感などを
追い求め、常に材料や造形方法を模索していたそうです。



あ、岡本太郎の解説よりも長くなってしまいましたw
でもほんとに感動したのです。
特撮番組...でも創り上げているのは、こうした天才的なアーチストに
よるものなのだという感を強くしたのでした。



>>思ったあれこれ事...企画展は、僕ら世代よりも上の方が
食い入るように展示に見入っていたこと。
それと、怪獣やウルトラマンの着ぐるみが想像以上に小さかったこと!
成田氏のデザイン原画のすばらしさに感動...云々。

>>企画展でも解説されていましたが、ウルトラマンのあの微妙なくちもとの
デザインは、弥勒菩薩やギリシャ彫刻にみられる「アルカイックスマイル」なのです。
能面にも似た効果で、見る方向を変えると表情も変わるのですね。すごいなあ。


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Fin d' ete...

2006-08-27 | できごと。
夏も、もう終わり。
そんな感じの涼風が吹き始めて、すっかり朝晩は涼しくなりましたね。

8月最後の週末、そんな過ぎゆく夏をもっと感じさせる、
素敵な時間を過ごせました。



土曜日は、浜松で行われた夏フェス、The 夢人島Fes.2006に行ってきました。
サザンの桑田佳祐が発起人で作られたこのイベント、2年前の浜名湖花博の会場跡地の
浜名湖ガーデンパークを利用して行われた6万人規模の大規模な野外ライブ。
15時から21時までの6時間、
BEGIN、DRAGON ASH、ポルノグラフィティ、福山雅治、サザンなど
豪華なメンバーが出演しました。
サザンはもちろん最高の盛り上がり。すごく楽しかった。
桑田佳祐、やっぱりすげえ。
でも、それに負けないくらい感銘したのが、ゲストの加山雄三!

正直、加山雄三か~程度の認識しかなかったんです。
昔の映画(若大将)は結構見たのでスゴイ人なのはわかったいたのだけど、
内心(たぶん、来ていたお客さんのほとんどが)ピンと来なかったのは確か。

だけど...........!


湖上の涼しい風が吹き渡る夕暮れのガーデンパークに響き渡る彼の声は
素晴らしい声量と張りで僕らを魅了したのです。
そして古いなあと思っていた歌も、メロディの普遍性と歌詞がとてもよく、
すっかり聞き入ってしまった。

69歳。海の男。永遠の若大将に完敗、いや乾杯!なのでした。



会場内はもちろん撮影禁止なので出た後にパチリ
でっかい舞台でした

すごくのんびりしていて、いい夏フェスでした。
チケット調達や宿泊させてくれた皆様、お疲れ様でした&どうもありがとうね!


で、今日は近所のお稲荷さんの夏祭り。
ここ世田谷にも、こんな素敵なお祭りがあるのです。
大きなものではない町内会のお祭りですが、
地元のお店が出店を出したり、御輿が出たりで活気もすごくあって
かなりにぎやかです。








狭い境内ですが、ここの稲荷には舞台があります。
近隣の神社にもあるので、このあたりの神社に何か関係するものなのでしょうか。
ちなみにここで、歌謡ショーとか地元のひとののど自慢大会とか、
プロのバルーンショーなどが行われて盛り上がります^^



>>不思議なもので9月の暑さと、8月の暑さって違うんですよね。
ちょっともの哀しげなすずかぜ、そして盛夏とは違うセミの声...
今年も、もう夏が終わろうとしています。
皆さんの夏は、どうでしたか?

>>海に抱かれ 男 ならば
たとえ破れても もえる夢を持とう
海に抱かれ 男 ならば
たとえ独りでも 星をよみながら
波の上を 行こう
海よ 俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望を 俺たちにくれるのだ

海に抱かれ 男 ならば
たとえ一つでも いのちあずけよう
海に抱かれ 男 ならば
たとえ一度でも 嵐のりこえて
遠い国へ 行こう
海よ 俺の母よ 大きなその愛よ
男のむなしさ ふところに抱きよせて
忘れさせるのさ やすらぎをくれるのだ

海よ 俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望を 俺たちにくれるのだ

海よ 俺の母よ 大きなその愛よ
男のむなしさ ふところに抱きよせて
忘れさせるのさ やすらぎをくれるのだ

海よ 俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望を 俺たちにくれるのだ


...いい歌詞だ~


>>ここだけの話...ここから先は文句です(汗
初めてガーデンパークで行われた大型イベントゆえか
(ほんとはそんなのいいわけになるはずだが)、
帰りの客の流動に難がありすぎ、ツメが甘すぎで大変な目に遭いました。
会場外の駐車場に停めてシャトルバスで移動するシステムだったのだけど
帰りは6万人が殺到するのに明らかに人の流れを考えていない。
人員配置も少なすぎ。バスに乗るまで4時間!
バスは50台以上用意してるのに乗り場が少なく、しかも列を絞っていないので
ただ人が集まっているだけ、バス直前でも客の統制をせずだから殺到!
しかもシャトルバスは観光タイプ。アホか!
おまけに駐車場も8000台が停まるところなのに警備員配置もほとんどなく
(しかも会場から急遽まわされたような人ばかり)で、しかも出口の表記もなく、
狭い構内なのに通行方向の指示もなく、ドライバーまかせの惨憺たるありさま。
自己スペースから30分以上クルマが出せないという異常事態。
もうあんまりアタマ来て、警備員に命令してクルマ裁いちゃいました...(汗
そしたら5分で出られました。
ほんと、いくら勝手がわからなくてもそれは客である僕らも同じ事。
もう少し考えて欲しいもんです。
結局、駐車場を後にしたのは終演後5時間後でした。合掌...(号泣
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こころ洗う、太鼓の響き

2006-08-22 | できごと。
先週日曜日、とく@TWINGOな日々さんの奥様、hinaさんの太鼓を見に、
千葉まで行って来ました。

hinaさんは和太鼓芸能集団どんどこしょに所属されてます。
初めて生演奏見ました!

普段はもっと大きな会場で公演するのだそうですが、
この日は小さな町内会のお祭りのイベントのひとつでした。
でも、そのかわり、目線で、目の前での演奏なので大迫力!


7時半頃、演奏開始です!
壇上ではhinaさん(右)が笛を吹いてます。ふ、笛も吹けるのね!うほっ!


迫力の大太鼓!
こころに響き渡るリズムと音。


もいっちょ笛を吹くhinaさん。


そして、最後の曲で太鼓をたたくhinaさん!


hinaさん......

か、かっこえええええええええええ!


>>感動しました...すごい!ほんとに凄かった。


>>涼しくなってきた夏の夜空に吸い込まれる和楽器のリズム...
こころが洗われる思いがしました。太鼓のひとたたきごとに、
モヤモヤがすっ飛んで行くような感じでした。

>>今度はいつですか!?おっかけしますよ~(^^
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いいもんだ、お盆出勤

2006-08-16 | できごと。


働き出してから今の会社で3社めですが、
今年、というか今度の会社ではじめて「お盆出勤」となりました。

厳密に言うと「会社のお盆休みに臨時出社」ということではなく、
「はじめからお盆休みという概念がない」ので、
一部の社員さん以外は、みなさんいつものように働いております。


学生時代などはアルバイトでGWやお盆休みは働いていましたけど、
こうしてふつうに出社、勤務というのは無かったのであります。
基本的に土日祝日の空いているオフィス街で仕事をするのが嫌いではないし、
混む時期を外せるので嬉しいし、電話も普段よりはかかってこないし、
仕事も心なしかはかどったり。これはこれで、いいものですね。


ところで。
ガランとした街を期待?していたのですが意外にも人が多い。
同じようにお盆出勤の社員さんの姿もありますが、
ここ神保町は巨大古書街。ある意味、観光地...(^^;
昼飯を食べられるお店も結構閉まっていて、それでいて人は多いので
あやうく昼食難民になるところでしたw


>>ということで、代わりの夏休みは9月の中下旬を予定しております^^
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