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矢吹正道選手が拳四朗を倒して世界王座奪取!

2021-09-23 | ボクシング
矢吹が拳四朗を倒して新チャンピオン!!!まさか!思わず声が出た!


矢吹正道選手の試合後の談話「この試合にすべてをかけていたから引退してもええかな。軽量級のファイトマネーは安い。この試合には、命をかけたがそんな金額に命はかけられへんので、次はないかな。子供もおるからね。世界のチャンピオンの中でも一番強い選手(拳四朗)とやったんで、もう(世界戦を)やる必要もないかな。まあ考えます」
に対して「チャンピオンは防衛してこそだ!」「ここから稼げるのに」「世界王者としてリングに登って欲しい」なんて軽々しく言えないのがある程度の事情を知っているボクシングファンかなとも思う。

世界タイトルがメジャー挑戦への入場券、ここからが本番、そんなチャンピオンが多くなった日本ボクシング界だけど個人により事情は異なる。

これまで中谷潤人選手、ユーリ阿久井選手、後の世界暫定王者ダニエル・マテヨンに敗れている矢吹選手。決して実力が突出していたわけではない。
この階級で最強と目されていた拳四朗(海外ではパウンドフォーパウンド10に選出されることもある)に対し絶対不利の予想で挑んだ彼は本当に(軽々しく言えないけれど)命がけの勝負を「賭けた」のだと思う。

激闘の末に際どく勝利し、生き残った彼の
「安いファイトマネーに命は賭けられない」という言葉は軽くない。

コロナ禍に喘いでいた時代の日本ボクシング史に残るであろう大激闘は27日月曜日にWOWOWで録画放送されます!

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