バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

夜の大捜査線

2006-06-15 | 映画
先週の休日、生憎の雨模様だったので自宅で録りためておいたヴィデオを観た。
映画『夜の大捜査線 IN THE HEAT OF THE NIGHT』。シドニー・ポアチエです。レイチャールズの主題歌にはヤラレます。
刑事物サスペンス?人種差別物?という作品ですが、期待にたがわぬ傑作でした。以前から薦めてくれていた方々の気持ちがわかりました。ポアチエ、カッコイイです。このカッコ良さはかなりのものです。それとは対照的にミシシッピの田舎警察署長役のロッド・スタイガー(何故かこの作品でアカデミー主演!男優賞受賞)以外の白人描写はヤバさ満点で、愚かな差別主義者というのが基本でその上変態性や異常性の強い人物ばかりで犯罪者と紙一重、ほぼ全員が知恵がまわらずに鈍いという凄いもの。これってある意味差別的では?そこにきてポアチエがファッションを含めたルックスまでガッツンとキメているからかなり対比が際立っています。これは意図したものではないのかも…などと思ったりしました。
邦題の響きはいいけど出てくる刑事は2、もしくは+1で「大」でも「線」でもありません。

しかし昨夜はサウジ、ポーランドの健闘に熱くなりそして、疲れました。ウクライナに合掌。Yorusousa3
Yorusousa2



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