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石田順裕選手、ロシアでの挑戦!

2012-05-01 | ボクシング

ボクシングです。
いよいよです。世界(メジャー)で活躍する石田順裕選手の世界挑戦!
WBO世界ミドル級タイトルマッチ(5・1モスクワ)
王者・ディミトリー・ピログ(ロシア)× 同級10位・石田順裕(グリーンツダ)
Ishidavspirog 日本では認められていない団体WBOタイトルへの挑戦です。ボクシングファン以外にはなかなか解りにくいかと思いますがWBOは強豪チャンピオンが多く君臨するメジャー団体で、暫定王者や休養王者などを初めとした茶番が横行する最近のWBAなどよりずっと真っ当な世界タイトルです。しかし、日本協会が未加盟のため日本のプロボクサーには挑戦することができません。石田選手はアメリカを中心とするメジャーで戦っているのでオファーが来て、そのチャンスに挑むため日本には引退届を出して日本プロボクシング所属ではない形となって敵地ロシアで挑みます。なんとも納得できないものがあります。

チャンピオンのピログ選手は19戦全勝(15KO)とかなりの強豪です。前戦で世界的著名選手ポール・ウイリアムス選手に完敗した石田選手の挑戦資格を問う声もあり勿論それも一理ありますが、話はメジャーの世界。日本で無名選手相手に世界王座を守り続けていても世界のボクシング界からは見向きもされませんが、たとえポイント的に完敗を喫しても相手がビッグネームだった石田選手の場合は内容を評価されこういうオファーがくるということです。事実海外のメディアではそれなりの評価は得ているようですし、なにより試合前から多くのニュースに登場しています。国内のどのチャンピオンよりも知名度は上なのではないかと思います。
このような選手を日本ボクシング界所属ではない、という形にしてしまうやり方は、どうにかならなかったのでしょうか…。暫定とはいえ、一度は世界王座につき、アメリカで実績を残した彼にこそ「特例」は許されたのではないでしょうか?カメダジム?設立なんてわけのわからない抜け道を許すくらいなのに、まったく理解に苦しみます。

とにかく頑張れ石田選手!不利予想は知っていますが吉報を待ちます!


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