バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

トーベン&ナベジ素敵な組み合わせです!

2019-05-15 | ライヴ報告
すっかり時間が経ってしまってごめんなさいシリーズ続きます。
3月30日はちょうど1年ぶり!湯川トーベン&ナベジのご近所ミュージシャンナイトでした。

先攻はナベジ。男気溢れる歌声には茶目っ気とユーモアと怒りがロッキンテイストにブレンドされたプロテストソングがよく似合う。

ブルージィなロックンローラーは今回もバイユーを熱くしてくれました。ちょっとエラソーな言い方でなんなのですが「イイ男」です。

後攻はトーベンさん。

相変わらずカッコイイ。渋い、ルーツミュージックテイストの弾き語り。滲み出るポップな色も良い感じです。

個人的にはリハで少しだけ懐かしの『アル中ロックンローラー』を歌ってもらえたのがハイライトでした(笑)

最後は二人で。お待ちかねのあの曲も飛び出して大満足。

この組み合わせ、定期的にやっていただきたいものです。

絵金縦遊伝を振り返る集い。濃厚な時を過ごしました。

2019-05-15 | イベント報告
すっかり時間が経ってしまったシリーズ、続きます。
3月28日は神山てんがい、渦ヨーコによる渾身の企画、芝居『絵金縦遊伝』高知赤岡公園を映像で振り返る会を執り行いました。

高知に行けなかった人も、現場で見た人も息を詰めるようにして追体験いたしました。濃厚な良い夜でした。

しかし改めて、アイツらよく成功したなー!!!笑

志の高さを感じる若者メンフィスベルと素敵な南部バンドホットグリグリケーキを堪能しました。

2019-05-15 | ライヴ報告
続けてすっかり時間が経ってしまってごめんなさいシリーズ。
3月27日はニューオーリンズ音楽をベースにルーツミュージックをゴッタ煮。ファンキーに聴かせてくれる Hot “Gris-Gris” Cake と、オーソドックスなフレーズやビートを新鮮な感覚で鋭く聴かせてくれる若きブルースロックトリオ The Memphis Bellの楽しみにしていたライブでした。
2度目の出演の20代トリオ、メンフィスベル。やっぱり素晴らしい!

ブルースロックで今のロックバンドとしてあろうとしているのが、なんとも凄い。
フリートウッドマック狂いのフロントマン古賀くんが、ピーターグリーンたちが当時のイギリスの若者の視点で、オリジナルなブルースをやってように現代の日本で日本語で同じ志を持って自分たちのブルースをやろうという強い意志を持ってやっているこのバンドは方向性が明確で感動的だ。

ブルースカバーも素晴らしいけれど、彼の等身大の言葉で歌われるオリジナルブルースは瑞々しさと濃厚なブルース臭が同居していてなんとも魅力的だ。これって俺がある程度トシを取ってしまったからそう感じるのか?20代の若者にはどう聞こえるのかは正直わからないけれど、バイユーゲイトに取ってはとても魅力的なバンドであることは確実です。

支えるベースとドラムのあり方も正式ロックバンドの佇まいで良い感じ。



メンフィスベル、これからもちょくちょくバイユーへ来てもらいます。


後攻は楽しみにしていたホットグリグリケーキ。

音は知っていたし、知久寿焼さんのお気に入りバンドという噂も聴いていた。そしてニューオーリンズ!想像通り楽しいバンドでした。音楽愛に溢れた仕掛けも細かく、自然と笑顔で聴いていました。

ノベルティ感覚とファンキー感覚の塩梅も好ましくバイユーにふらりと入って来た人が彼らの演奏を聴けば
「お、さすが店名にバイユーって付くだけあるな!」と思ってもらえそうですねー。
バイユー店主と世代も近い彼らもこれからちょくちょくご出演頂きたいと思った次第です。

と、言いながら実は次回が決まっております。
ホットグリグリケーキ、次回のバイユー出演は6月29日土曜日。
共演は店主所属の南部風味ロックンロールバンドBerryです
(スイマセン!)。

噂のティーチャーソウル!楽しかった。

2019-05-15 | ライヴ報告
すっかり時間が経ってしまったシリーズ。3月24日日曜日は噂はたくさん聞いていた、ティーチャー高橋率いるソウルバンド『Teacher & Soul Expresso』がバイユー初登場(テナーサックスはJIVE BLIND BOYSの千足有比古)でした。

堪能な英語力で、お客さんに歌詞の内容やコール&レスポンスのレッスンを施しながら盛り上げてゆくという独特なスタイル。執拗で長尺なMCにコミカルに捉えたり失笑気味の人もいるかもしれませんが…。
実はこれってチタリンサーキットのソウルショー的な感覚を日本のライブバーに居ながらにして、しかも日本語でコミュニケーションを取り合いながら体験できるという、稀有な場なのかもしれません。

なんだかスゲエ!楽しい!!なんだかグッとくる。演奏もソウルミュージック愛がいっぱいだ!!!
87年?に渋谷LIVE INNでボビー・ブランドが長い前振りから歌になだれ込むショーを体験したけれど、あれを武蔵野の飲み屋でわかりやすくやってくれていると思えば親近感と幸福感がいっぱいになってくるのでした。



ファンキーでポップな演奏を聴かせてくれたNostaramaと共に日曜夜のバイユーは盛り上がったのでした〜