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Walter "Wolfman" Washingtonの2018年リリースの最新盤『My Future Is My Past』を紹介しようと思っていてすっかり時間が経ってしまいました。
2008年の『Doin' the Funky Thing』(素晴らしいアルバム!)以来、74歳にして10年振りに発表する作品だからなんといっても重みが違います。
実は聴く前から噂を聞いていたから驚かなかったけど、今作はこれまでのウォルターの作品とはかなり違う手触りのものです。
彼のギタープレイにジャージィな側面があるのはよく知られているけれど、なんとその部分に焦点を絞った
ムーディですらある渋〜いブルースアルバムを作り上げたウルフマンであります。
深夜に縦長のメイプルリーフで聴いた咆哮するウルフマン!汗の飛び散るねっとりしたファンキーブルースはここにはありません。
丁寧に歌い込まれた極上の音楽があります。
聴けば聴くほど、クオリティの高さが伝わってくる素晴らしい音盤。
アナザーサイド・オブ・ウルフマンワシントン!
バイユーで営業中に流すにはちと静かすぎるけどグレイト!そう思っていました。
が、紹介し損ね時間が経ってみて改めて聴くと…。
素晴らしいんだけど自分の聞きたいウォルターとはやっぱりちょっと違うなぁと思ってしまった俺でした。
彼がこれをやらんでもいいんじゃないの?と。
時間が経ち、聴く回数が増えると印象も変わるものですね。
素晴らしい音楽であることは間違いないです!アーマ・トーマス、アイヴァン・ネヴィル、ジョン・クリアリーなどのゲスト陣も好演。
これまでのウォルターの音盤を所持している方には、10年振りの新作です。購入をお薦めいたします。
彼の音盤を1枚も持っていない人には他のアルバム(『Out of the Dark』や『Wolf Tracks』かなぁ前作も素晴らしいです。)をお薦めしようかなぁ。
以上、ちょっと非常識な紹介文でしたー。スンマセン。