バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

W.C.カラス先輩、傑作『うどん屋で泣いた』が正式リリース!

2015-08-28 | 音楽
富山在住のブルース・シンガーソングライター、W.C.カラスのセカンドアルバム
『うどん屋で泣いた』


バイユーでの先行発売から1ヶ月、この度正式にリリースされました!

2年半前のアルバムデヴューから本当に色々なことがありました。
ノンストップで駆け抜けたこの日々の中で作り練り上げられていった楽曲を収録した渾身の一作です。

既にバイユーではヘヴィローテーション中なので「素晴らしい!」の声は聞き飽きているという方も多いかと思います。
でも言いましょう。素晴らしい!傑作です!!

衝撃的に受け取られたファーストアルバムと比べても、より一層濃厚な強力盤。
駆け抜けた日々に培ったミュージシャンとしての成長。
そしてこれまでの50年間以上に、多くの人の目に「見られ」「出会い」「触れた」2年半の中で育まれ熟成された人間力が静かに爆発した生々しい作品となりました。

梅津和時さんのサックスが炸裂する冒頭のタイトル曲からインパクト十分!ズクナシの歌声やKOTEZのハーモニカやコーラスと積極的な演奏活動の中の出会いが生んだ名演揃い。

うーん、なんというか。なんだかよくわからないけれどとにかく「グッとくる」作品です。
特に感動的な歌詞の部分や、鮮烈な部分、とかではない場所で胸にグイッと迫ってくるのです。
決して大層なものではなく単純に胸に迫ってくる。気まぐれな感情の揺れを引き起こす1枚です。

しかしプロデューサー、モアリズムナカムラの力量には脱帽です。結果的にW.C.カラスを世に出したファースト以上に冴え渡っています。
カラス清さんのブルースシンガーとしての弾き語り姿と、シンガーソングライターとしての間口の広さをバランス良く過激さを失う事なく伝えたセンスは素晴らし過ぎる。

強く推薦いたします。
是非、多くの方の耳に届きますように。