バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

明日はルーツミュージックな3組競演です。

2013-03-22 | イヴェント案内

明日、3月23日土曜日は『三鷹バイユーゲイト東北大震災復興義援金企画第19弾』出演:吉村瞳/bindi&jatadari/矢島康孝 を開催します。以下に詳細を。
★愛知県からやってくる女性スライドギタリスト、吉村瞳に女性レゲエシンガーとタブラ奏者のデュオ、bindi&jatadar。トラッド風味のインストから歌ものまでこなす、今週バイユーで結婚パーティーを開催したギタリスト、矢島康隆。ルーツミュージックの匂い漂う3組の競演です。
開場19:00 開演20:00 料金1500円(+要1drinkオーダー)よろしくお願いいたします。収益の一部を震災遺児の奨学基金への募金といたします。


素敵な結婚パーティーでした!

2013-03-22 | ある日の出来事

火曜日は貸し切りとさせていただき、バイユー開店直後からのお客様でギタリストの矢島康孝くんと亜紀ちゃんの結婚パーティーを開催しました。

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バイユーの宴といえば、長丁場のLIVE!というのが定番でしたが…今回は演奏無しで楽しい宴を!に初挑戦。ワタクシ、朝から気合いで仕込みに臨み、構成進行を考え~楽しくやらせていただきました。
結果、あんまり自画自賛的なものは好きではない、というか好まないのですが…素敵な宴になったのではないかと思っています。
良い会でした。久しぶりに「やりきった感」があります。当日までいろいろとご相談にのっていただいた多くの方々、そして多くのお客様を集めた矢島夫妻の人望に感謝です。それらがあってこそバイユーでこういう楽しい夜が過ごせるのだな~と改めて思いました。
なかでも驚異的に素晴らしい「矢島夫妻フィギュア」を作ってくれた人形師みねちゃん!!

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忙しい中ケーキを用意して入刀!の段取りをつけてくれた高橋加津子さん。不躾なお願いに快く応えて一同大興奮の見開き似顔絵色紙を描いて下さった漫画家のかざま鋭二さん賑やかな宴の最後を相応しい歌で締めてくれたMOTELの須藤もん&対馬照さんに特に大きな感謝をお伝えたしたいと思います。

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最後は定番の栄ちゃんで二次会。本当に楽しい夜でした。
矢島君、亜紀ちゃん末永くお幸せに!


井上民雄バンドの貫禄と若々しさを…

2013-03-22 | ライヴ報告

日曜日は井上民雄バンド Presents『SUPER SESSION 2』。
井上民雄 Vo,Gt(from Stumble Bum) 新井健太 B,Cho 田中邦雄 Dr,Cho (from 東京ローカル・ホンク)という豪華メンバーによる新バンドがホストとしてゲストを迎える第2回。今回のゲストはバーライヴ界では極めて著名な唄うたい、スーマー!
豪華メンバーだけあってバイユーも大入り。流石の芳醇な演奏が繰り広げられました。素晴らしいビート!そしてニュアンス豊かなメロディ。その演奏に乗って井上民雄、スーマーがそれぞれの語り口で歌を紡ぎだす様はまさに貫禄のLIVEでした。

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でも、この豊富なキャリアを誇るメンバーが集まって貫禄の演奏を聴かせても不思議に漂う若々しさ初々しさがこの企画の愉しみでもありました。特に自ら場を企画して、その場を誰よりも存分に味わい楽しもうとする井上民雄の姿勢が絶妙の瑞々しさを生み出していたように思います。意外な選曲(笑)、時にちょっと気負ったりもするギタープレイに音楽を味わい尽くそうという喜びがいっぱいでした。
なんというか、いい感じでした。

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久しぶり!のスーマーさんの歌も堪能しました。
この企画、これからも楽しみです。


ROIKIのブルースをコッテリまったりと浴びました。

2013-03-22 | ライヴ報告

少し時間が経ってしまいましたがライヴ報告を。
土曜日は『ROIKIをたっぷり聴く夜』。
久しぶりに彼ひとりをじっくりと見つめるお客さんに囲まれて、ゆったりとたっぷり聴かせてくれました。 13316_2良い演奏でした。こういう人ってなかなかいない、と改めて思わされました。大半が英語で歌われるのですが、これがなんとも味わい深い手触り。「ナニジンが歌ってるの?」というような独特のニュアンス。時に繊細な表情も見せるギタープレイも相まって不思議な説得力があります。メキシコ人かフィリピン人による本格的デルタブルースといえば信じる人もいるのかも?いないか(笑)
ギターも実は?かなり上手い!というか本当に繊細さを感じます。自身のブルース表現を深化させていっている姿はキャラに似合わず極めて真摯なもの。
僕は彼の決して多くはない日本語や土佐弁で歌われる曲も大好きなのですが。聴き手の心に入り込みやすいそれらのレパートリーの占める割合いを特にに増やさずとも、今のままで少しずつロイキ印のブルースを深めて行っていただければ十分に満足だなぁと思っています。ミュージシャンにはそれぞれに相応しい個性があるし、彼の場合は時間をかけて確立された今のスタイルの自然な進化をこそこれからも楽しみたいと思っています。言語で伝わらずとも、あの声とギターの音色で伝わって来るものはあるのです。ゆったり、楽しみました。バイユーとしては彼のためにもっとたくさんお客様を集めたかったのですが、良い雰囲気の良いLIVEでした。

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秋までにもう一度「こんな感じで演りたい」と…。
ロイキにーさんでした!