バイユー ゲイト 不定期日刊『南風』

ブルース、ソウルにニューオーリンズ!ソウルフルな音楽溢れる東京武蔵野の音楽呑み屋バイユーゲイトにまつわる日々のつれづれを

ROIKIのブルースをコッテリまったりと浴びました。

2013-03-22 | ライヴ報告

少し時間が経ってしまいましたがライヴ報告を。
土曜日は『ROIKIをたっぷり聴く夜』。
久しぶりに彼ひとりをじっくりと見つめるお客さんに囲まれて、ゆったりとたっぷり聴かせてくれました。 13316_2良い演奏でした。こういう人ってなかなかいない、と改めて思わされました。大半が英語で歌われるのですが、これがなんとも味わい深い手触り。「ナニジンが歌ってるの?」というような独特のニュアンス。時に繊細な表情も見せるギタープレイも相まって不思議な説得力があります。メキシコ人かフィリピン人による本格的デルタブルースといえば信じる人もいるのかも?いないか(笑)
ギターも実は?かなり上手い!というか本当に繊細さを感じます。自身のブルース表現を深化させていっている姿はキャラに似合わず極めて真摯なもの。
僕は彼の決して多くはない日本語や土佐弁で歌われる曲も大好きなのですが。聴き手の心に入り込みやすいそれらのレパートリーの占める割合いを特にに増やさずとも、今のままで少しずつロイキ印のブルースを深めて行っていただければ十分に満足だなぁと思っています。ミュージシャンにはそれぞれに相応しい個性があるし、彼の場合は時間をかけて確立された今のスタイルの自然な進化をこそこれからも楽しみたいと思っています。言語で伝わらずとも、あの声とギターの音色で伝わって来るものはあるのです。ゆったり、楽しみました。バイユーとしては彼のためにもっとたくさんお客様を集めたかったのですが、良い雰囲気の良いLIVEでした。

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秋までにもう一度「こんな感じで演りたい」と…。
ロイキにーさんでした!


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