先週の土曜日は神山てんがい一人芝居『たびのてがみ』。
もう5回目なのか…いつのまにか一人芝居をやる姿が自然に見えて来たような気がします。劇団を率いたり、映画で演じる時とは違った佇まいがどんどん裸に近づいてきて良い感じです。ネタも「いきもの」な感じで日々息をし、育っているのがよくわかります。
ネイキッドな存在感という観点からいえば、今回初めて疲労された未勝利で引退することになるボクサーを描いた新作では本当に裸になってしまいました。
ん?『アネキの部屋』でも裸にはなっていたか…彼、結構ハダカ好きなのかもしれません。飲みつつ、飲みつつも、しっかりと絞っているのには敬服します。
モンゴル音楽のフルハシさんとの相性もなかなかでした。フルハシさんの音楽も楽しませていただきました。
この日客席には、来る12月23日神山てんがい氏によりに初演される土佐高知の絵師・金蔵の生涯を描いた一人芝居『絵金縦遊伝(えきんしょうゆうでん)』関係者の皆様の姿がチラホラ。終演後はそれぞれが挨拶し、高知関連人脈の社交場的な雰囲気もありました。
『絵金縦遊伝』、役者てんがい、プロデューサー渦ヨーコ両氏がここ数年の地道な準備期間を経て遂に初演を迎えます。
ご興味のある人もない人も是非こちらをご覧くださいませ。
勿論僕も観に行きます!