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東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

令和三年度多治見市水防訓練(2021年6月13日その2)

2021年09月28日 06時50分29秒 | 航空機
前回の続きになります。

進入OKの連絡でヘリは救助員のいる場所へと向かう。
ホイストを降ろしつつ接近開始。


9:10 救助員がフックを把持。


カラビナにかけて


9:11 ちょっと巻いて一旦停止。縛着状態確認、よし。さらに巻いて~


巻き上げ中。


皆が注目。


回転しないようバランスを取りつつ


まもなくスキッド


ステップに足をかけて


9:12 よっこいしょ、と機内へ収容。


ちょっと高度を上げて


要救助者を機内奥へと誘導。何故なら


9:14 もう一人の救助員のピックアップの為。


スキッドから


機内へ。


 ここで場外管理担当の消防官から建物内へ退避するよう指示がある。
 その指示元はY機長からだそうで…
 何とか窓際から撮ってみるか。
 


9:16 本当は針金入りの補強ガラスだけど何とか撮れた。


まもなくランディング。


 しかしこれ以上は建物内からは見えず。
 何とかそっち方面が映っている場所がないか探す。
 あ、あった!



先ほど「自撮り」したミラー。本当の使い方はこうか。着陸、エンジンアイドルへ。


引継ぎの為、場外管理の消防官を呼びに降機した副隊長。


 副隊長の誘導の元、施設管理者も含めた3人でヘリパットに上がる。
 この距離でのダウンウォッシュはかなり強いことになるだろう。



副隊長が機体へと近づき


要救助者を誘導する。


こちらへ


なるべく早くヘリの影響圏外へと出る。


要救助者の引継ぎ終了。消防官は要救助者を連れて訓練本部方面へと向かった。


 自分と施設管理者はヘリの離陸を見送る。
 地上のヘリポートだったらダウンウォッシュを浴びることができただろうな。
 ちょっと残念そうな施設管理者だった。



お疲れ様でした。


搭乗を見送ったらすぐにこちらも建物内へ。


 エンジン音がひときわ大きくなり、ドアやカーブミラーがダウンウォッシュで大きく振動する。
 その振動に驚く施設管理者だった。



9:20 JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊「若鮎I」 離陸。


右旋回しつつ下の人にお手振りする副隊長。


各務原へRTB。お疲れさまでした。


他の訓練は続く…。


これにて撮影終了。
施設管理者の方と一緒に1階まで降りる。
貴重な体験をありがとうございました。

今回の訓練が役に立たない方がいいがそうも言ってられなかった。
今年の8月豪雨では多治見市内での被害は無かったがその周辺で色々とあった。
国土交通省多治見事務所は色々と対応に追われたことだろう。

備えあれば憂いなし。
訓練は有効に活用されただろうか。


今回は多治見市民病院、多治見市消防本部および岐阜県防災航空隊の皆様大変お世話になりました。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (めだか)
2021-09-29 10:48:04
 要救助者がいたビルと病院は近いんですね。
 どちらもスペースが狭そうで、難しそうに見えました。
 要救助者として志願する人は、結構度胸がある人なんだろうなといつも思います。
 どうやって決めているんだろう?
返信する
Unknown (batils)
2021-10-13 22:04:18
>めだかさん
コメント返信遅くなり申し訳ありません。

二つの建物の距離は直線で400メートルほどあります。
それを望遠レンズを使っての撮影です。
圧縮効果で狭く見えますが意外と広いですよ。

要救助者は入庁1~2年目の人で立候補制です。
いつも女の子の方が積極的だとか。
返信する

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