先日、グライダー協会から納会のお知らせが届くが、今年は行けそうもない。次の日の冬篭り作業も無理で、自分のスケジュールと照らし合わせても行けそうなのが3日の土曜日だけだった。
家の財布事情が苦しくなってもこの趣味だけは続けて、と家族に言われたのがうれしかった。
季節はもう初冬。1日には霧ケ峰で初雪観測と新聞に載っていた。
天気図を見ても冬型の気圧配置になりつつある。今年は秋が短かったな~。

そんなこの日はさらに寒さ厳しく霜柱ができていた。格納庫にはツララも。蓼科辺りでは-6℃だったとか。
すでに吹流しが上がっており、一番乗りしたH教官が色々と準備してくれていた。

格納庫から機体を出して滑走路まで車で引いて搬送。
滑走路を半分くらいまできたところで南側ススキ原からシカ3頭が飛び出してきて北側へ横断して行った。夜ならまだしも、昼間からこれとは。本当に増えすぎてるんだな。
機体の準備やピストの設営も終わり、あとはウインチ…と思っていると巻き上げ機の調子が悪いと連絡がある。教官達が見に行っている間にちょっと撮影。

雲海から頭を出してる富士山。いい感じに雪化粧。

そして乗鞍岳

槍ヶ岳 陽炎でちょっと揺らぎ気味。

御嶽山

木曽駒ケ岳

南アルプス 北岳
今日は日本の屋根が一望!これでそれなりに高度が取れれば最高なんだけど…。
そしてウインチのご機嫌が戻ったところでようやく練習開始。今日は思ったよりも人が少なく、練習生5人だった。

自分は2発目。普通の飛行機(戦闘機除く)では離陸機の真後ろにスタンバイすることは出来ないからある意味珍しいショット?
1回目のフライトは前回のおさらい。注意点を思い出し、一つ一つ行っていくがどうしても甘い。ランディング手前でふらついてしまい、F教官のフォローが入った。

クリックして拡大。フライト時間は15分と少々短かった。う~ん、車山までは行きたい。

人は少ないけど、次の人のことをあまり気にせずフライトできる。イエローシックスのPはS原さん。

新兵器? 会員の私物で風向風速だけでなくこの先の気象状態も予測してくれる優れもの。
センサー類は吹流しに設置してあり、太陽光で自家発電して稼動し、無線でこの本体へ計測データを飛ばしてくる。
さて、このセンサーの情報から天気を予測すると、この先天気は下り坂。しかし、今の湿度は低く雲はできにくい。
雲はできにくいが上昇気流はある。普段なら雲が出来て、そこへ向かって行くのだけど、見た目わからないから大変。モヤモヤっと雲が出来始めてるようなところを見つけては皆が集まる。

同じサーマルにいるJA23KMとJA2433。JA2433の方が高度が上。

富士山の西側に陽が当たり始めたのでもう一枚。
体験搭乗も終了し、練習生も一巡したので二巡目。1回目のフライト時間がみんな同じくらいだったので同じ順番で搭乗する。
自分の番になり、「(ワイヤーから)離脱したら車山に向かいます」とH教官に話す。今日の上昇帯はその辺りだからだ。
しかし、離陸後教官からちょっと右へ旋回するよう指示が出る。するとそこには見えない上昇気流があってちょっと高度を稼ぐ。そして車山方面へ向かった。その最中に佐久ドクターヘリがやって来る。自分が霧ケ峰に来ると必ず来るドクターヘリと絡むなぁ。

八ヶ岳と翼の先端に富士山。眼下にはビーナスライン。

車山レーダーとその延長線上に浅間山。レーダードーム、前より小さくなった?
このままサーマルの中にいたかったけど、教官から「時間大丈夫?」と声がかかる。17時過ぎから4日のことの打ち合わせの予定があり、帰らなければいけないのだ。
泣く泣く高度2240mのサーマル帯から離脱。どう高度処理をしようか悩んでいると教官から「ちょっと北へ行ってみて」と指示。

八島湿原の横を通り過ぎる。
湿原を越えてすぐに谷があり、その縁で強い上昇気流があった。山肌にぶつかった風が吹き上げていたのだった。
再び佐久ドクターヘリからコンタクト。フライトの邪魔にならないようなコースを取って病院へ向かって行った。気をつけて~。
その後、自分は通常の着陸パターンをとって着陸。タッチダウン寸前にフォローが入った。風を読むのは難しい…。

クリックで拡大 この日は北風。山のピークより南へ行かないように、白樺湖より東へ行かないよう(ドクターヘリ活動中)注意した。
機体を戻して清算した後、挨拶してピストをあとにする。

また来年もよろしくお願いします。
来週からはまた違った忙しさになるんだろうな。何とか乗り越えないと!

家の財布事情が苦しくなってもこの趣味だけは続けて、と家族に言われたのがうれしかった。
季節はもう初冬。1日には霧ケ峰で初雪観測と新聞に載っていた。
天気図を見ても冬型の気圧配置になりつつある。今年は秋が短かったな~。

そんなこの日はさらに寒さ厳しく霜柱ができていた。格納庫にはツララも。蓼科辺りでは-6℃だったとか。
すでに吹流しが上がっており、一番乗りしたH教官が色々と準備してくれていた。

格納庫から機体を出して滑走路まで車で引いて搬送。
滑走路を半分くらいまできたところで南側ススキ原からシカ3頭が飛び出してきて北側へ横断して行った。夜ならまだしも、昼間からこれとは。本当に増えすぎてるんだな。
機体の準備やピストの設営も終わり、あとはウインチ…と思っていると巻き上げ機の調子が悪いと連絡がある。教官達が見に行っている間にちょっと撮影。

雲海から頭を出してる富士山。いい感じに雪化粧。

そして乗鞍岳

槍ヶ岳 陽炎でちょっと揺らぎ気味。

御嶽山

木曽駒ケ岳

南アルプス 北岳
今日は日本の屋根が一望!これでそれなりに高度が取れれば最高なんだけど…。
そしてウインチのご機嫌が戻ったところでようやく練習開始。今日は思ったよりも人が少なく、練習生5人だった。

自分は2発目。普通の飛行機(戦闘機除く)では離陸機の真後ろにスタンバイすることは出来ないからある意味珍しいショット?
1回目のフライトは前回のおさらい。注意点を思い出し、一つ一つ行っていくがどうしても甘い。ランディング手前でふらついてしまい、F教官のフォローが入った。

クリックして拡大。フライト時間は15分と少々短かった。う~ん、車山までは行きたい。

人は少ないけど、次の人のことをあまり気にせずフライトできる。イエローシックスのPはS原さん。

新兵器? 会員の私物で風向風速だけでなくこの先の気象状態も予測してくれる優れもの。
センサー類は吹流しに設置してあり、太陽光で自家発電して稼動し、無線でこの本体へ計測データを飛ばしてくる。
さて、このセンサーの情報から天気を予測すると、この先天気は下り坂。しかし、今の湿度は低く雲はできにくい。
雲はできにくいが上昇気流はある。普段なら雲が出来て、そこへ向かって行くのだけど、見た目わからないから大変。モヤモヤっと雲が出来始めてるようなところを見つけては皆が集まる。

同じサーマルにいるJA23KMとJA2433。JA2433の方が高度が上。

富士山の西側に陽が当たり始めたのでもう一枚。
体験搭乗も終了し、練習生も一巡したので二巡目。1回目のフライト時間がみんな同じくらいだったので同じ順番で搭乗する。
自分の番になり、「(ワイヤーから)離脱したら車山に向かいます」とH教官に話す。今日の上昇帯はその辺りだからだ。
しかし、離陸後教官からちょっと右へ旋回するよう指示が出る。するとそこには見えない上昇気流があってちょっと高度を稼ぐ。そして車山方面へ向かった。その最中に佐久ドクターヘリがやって来る。自分が霧ケ峰に来ると必ず来るドクターヘリと絡むなぁ。

八ヶ岳と翼の先端に富士山。眼下にはビーナスライン。

車山レーダーとその延長線上に浅間山。レーダードーム、前より小さくなった?
このままサーマルの中にいたかったけど、教官から「時間大丈夫?」と声がかかる。17時過ぎから4日のことの打ち合わせの予定があり、帰らなければいけないのだ。
泣く泣く高度2240mのサーマル帯から離脱。どう高度処理をしようか悩んでいると教官から「ちょっと北へ行ってみて」と指示。

八島湿原の横を通り過ぎる。
湿原を越えてすぐに谷があり、その縁で強い上昇気流があった。山肌にぶつかった風が吹き上げていたのだった。
再び佐久ドクターヘリからコンタクト。フライトの邪魔にならないようなコースを取って病院へ向かって行った。気をつけて~。
その後、自分は通常の着陸パターンをとって着陸。タッチダウン寸前にフォローが入った。風を読むのは難しい…。

クリックで拡大 この日は北風。山のピークより南へ行かないように、白樺湖より東へ行かないよう(ドクターヘリ活動中)注意した。
機体を戻して清算した後、挨拶してピストをあとにする。

また来年もよろしくお願いします。
来週からはまた違った忙しさになるんだろうな。何とか乗り越えないと!
雲で上昇気流を探すとか、離着陸は常に向かい風でとか、一瞬たりとも気が抜けませんね☆
でも、その間に美しい写真もバッチリ撮っているからすごいです!
これから年末に向かって、ものすごく多忙になることと思います。ご家族の皆様、お体大切にお元気で(^v^)
とお聞きしていたので、チャンスをうかがっていたのですが
休みが取れず、結局お邪魔できずに残念です。
3日の朝もかなり冷えましたね。
その分、視界は良好だったようで、山の画像や
フライト中の画像に見入ってしまいました。
リポートも自分が操縦したこともないのに
状況を想像してしまったり(笑)
また来年もフライトのリポート楽しみにしてます。
それと、来年は休み取って絶対霧ケ峰に行きますね。
1発目のフライト中、気を抜いて右旋回しようとしたとき、操縦桿がスコンと抜けたように一瞬手ごたえが無くなり、次の瞬間には強い上昇気流に揉まれました。教官もビックリしていました。
まだ自分は一人で飛ぶことは出来ないので後席に教官が乗っています。
写真を撮るときには教官に操縦をお願いしています。
めだかさんもお体に気をつけて。
>ノザワヤさん
休みが合わないので仕方が無いですよね。来年お待ちしてます!
年明けは例年通りなら4月下旬頃からフライト開始となります。その年の雪の量と相談なので・・・。
松本のセスナがたまに霧ケ峰、白樺湖周辺を飛んでいることもあります。XCフライトの一環かも。
セスナよりゆっくりなので景色は十分楽しめますよ。とはいえ、今回はゆっくり操縦できないくらい荒れた気流でした。
自分はこの週末は伊丹空港に行ってきました。よかったですよ~、状況が落ち着いたらぜひ一緒にいきましょう!
確かに北信は雲が多く、山が見えませんでした。浅間山もかろうじて見えるぐらいでしたし。
某チームの写真見ました。「伊丹!」という写真ですね!
ぜひ、一緒に行きましょう!