東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

新長坂ゴンドラリフト支柱据付工事(2020年5月22日その2)

2020年09月23日 07時00分01秒 | 航空機
仮索道の撤去が終了し、いよいよ塔体組立に入る。
普段やっている作業とは違う為色々と確認しながらの作業となる。

自分は右手でハンディを持って動画撮影。
左手に一眼レフを持ってお腹辺りで固定させて撮影。
ファインダーを見ていないからどんな写真が撮れているか…。
今回はカメラは「おまけ」だからな~

荷揚げ場からの無線が作業監督に入り、監督から「ヘリ来ます!」と声がかかる。
ここからは18号塔の組立になる。



11:29 基部の到着。「ヘリが落ちるくらい引っ張れ!」と総監督から檄が飛ぶ。


置いて終わりではなく、ある程度固定するまでは離れることができない。


 この基部でも3トン以上ある。
 しかし固定しておかないとヘリが離脱する際のダウンウォッシュで倒れる心配がある。



11:30 仮固定OK、離脱。


 この一発目のダウンウォッシュでだいぶ慣れたのと地上の飛散物が大方飛んで行った。
 次からはもう少し楽に撮影できるかな。



第二節受け入れ準備。


オレンジのパーカーを着ているのがヘリの誘導員。「次いいよ~」


11:42 第二節到着。下の方に見えるワイヤーを作業員が引っ張り基部と合わせる。


11:43 それに合わせて高度を下げる。


仮固定できたようでダウンの指示。


11:44 離脱。しばらく待っててね。


11:55 次の部材取り付けに必要なネジやナットを受け取る。


 組立用の足場等が取り付けられるようにちゃんと柱にステーがある。
 組立やメンテナンスのことを考えてあるんだな、と感心する。



11:56 準備できたからヘリ屋さん上がってきて~。 


12:02 「どう?見晴らしいい?」「最高やね~」とヘリ誘導の二人。


 次は作業台。
 ゴンドラリフトの外見で一番目立つ部材になる。
 荷揚げ場からの無線が入り、作業監督が「4.2トン?!」と驚く。
 その声に周りも驚くとともに総監督から「さすがカモフやわ!」と嬉しそうな声が。



12:04 そのまま真っすぐ…


ちょっとダウン~


12:05 はい、ホールド。


 向きを決めるワイヤーと下に引っ張るワイヤーとある。
 下はぬかるんでいるから作業はやり辛いが慣れているのか思ったより早い。



12:07 離脱OK


12:08 下っていくカモフがホバリング…


「次、どれくらいかかる?」「すぐでもいいですよ~」「昼飯にしよう」


12:14 昼飯前に次の部材の受け取り準備中。


 これで昼食。
 天気も心配だが腹が減っては何とやらだ。
 おそらくエンジンが冷えるまでの30分くらいの時間だろうな。

 作業員も持ってきていたおにぎり等を食べてスタンバイ。
 天気予報ではこのまま晴れの予報だが山の上はどうかわからない。

 12時40分頃になって「エンジンスタート」の声がかかる。
 気流のいいうちに作業は終わらせたいもんね。

 

12:45 昼イチは点検台からスタート。これが部材の中で一番軽い方かな。1.3トン。


12:47 上部にはこの部材が入れやすいように特殊な治具が設置してあるそうだ。


12:48 取付OK。ダウン~


12:49 切り離し確認。


 ここまでは順調に作業が進んでいるようだ。
 これからは最も難しい作業のようで、チェーンブロック等の治具を用意する。
 それらに時間がかかるということでカモフは一旦エンジンカットしてスタンバイ。
 しかし、準備が終わったが今度は雲の状況がいまいち。
 ガスが上がるのを待つ。



そろそろ行けそうよ。エンジンスタート。


13:42 レベル~(同じ高さ)そのまま進入…


ゆっくり近づいて作業員がロープを持つ。


方向を定めて


 ここで自分にトラブル発生。
 ハンディのメモリがいっぱいになってしまい録画が停止。
 慌てて一眼レフの方を動画に切り替えて撮影を続行する。



13:49 無事に作業台の取り付け位置にはめ込むことができた。


 ハンディのメモリ入れ替えを済ませて再び撮影開始。
 2台体制にしていてよかったよ。



13:51 進入。


さっきより近いことになるからダウンウォッシュに備える。


13:53 地上作業員のロープの引っ張り方で入れやすさが変わるそうだ。


13:56 3回トライして入れることができず。チェーンブロックで吊り下げて離脱。


これで18号塔の組み立ては完了。次は17号塔だ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする