AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「I o Tの表裏」(!)

2016-12-22 00:33:04 | 今そこにあるメディアのリスク






「簡単監視カメラ」使ってないスマートフォンを家でご主人を待つペットの様子も観るこも出来ますし、録画することも可能です。便利なようで脅威も表裏しております。
I oTとは「Internet of Things」の意味です。主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が接続されていたインターネットにそれ以外の様々な”モノ”を接続することを意味します。読み方はアイオーティーです。あのIO DETA の会社ではありません。
テレビやデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤー、HDDプレーヤー等のデジタル情報家電をインターネットに接続する流れはどんどん加速し、サイバー空間と現実空間を結ぶのです。
バーチャルがリアリティを持つのと同じことです。(http://mono-wireless.com/jp/tech/Internet_of_Things.html一部引用させていただきました。)
更にデジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報をインターネットを介して伝達されるシーンがますます増えています。現在で I o Tはスマートフォンやタブレット端末もインターネットに接続され便利に利用されるようになりました。 しかし二年前にスティーヴン・ホーキング博士(72)が、人間のように考えたり学習したりする「人工知能(AI)」について、「人類を滅ぼすことになるかもしれない」と警告しておりました。
世界中に張り巡らされたインターネットはあらゆる”モノ”がコミュニケーションをするための情報伝送路に進化しつつありますが、こんな怖いことはありません。一つの脅威はロシアの「INSECAM」世界中の監視カメラをストリーミングで動画配信もしておりましたが、この監視カメラサイトにセキュリティ ロックがなかったことです。今回明らかになりましたが、テロリストに知られたら大変な脅威になったでしょう。米軍が無人爆撃機で民衆を機銃掃射するのと同じ、この監視カメラに狂気を載せれば、遠隔操作で世界中をテロに巻き込むことも出来てしまうのです。


キュレーションとSEOの裏街道(4)

2016-12-21 00:32:58 | 今そこにあるメディアのリスク



SEOとキュレーションの問題にキュレーターと言うライターの問題は、更に波紋を呼んでます。
「キュレーション」何でもかんでもこう言う言葉は嫌いなのですが、医療健康分野は、2000じ3,000字など書ける訳がありません。製薬会社のMRくらいであれば書けるでしょうが、問題になりますので書きません。医師は自分のホームページでは集客は許されておりません。ですので
ブログなどで病気の対応などを書いています。そこにクラウドソーシングのスキルのあるライターは極少数でしょうから、こういったウエッブでのコピペしかできないと思います。
それにSEO 検索で上位に上がる様にオリエンテーションをするのでしょう。そんな事気づきませんから、誘導される訳です。まとめサイトは、殆どがSEOのためにサイバー上に記事のゴミが浮遊しているのです。






ボストンの隣街ケンブリッジで立ち上がった、患者体験共有型のオンライン ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)PatientsLikeMe (http://www.patientslikeme.com/)は難病(ALS、多発性硬化症、パーキンソン病、HIV/AIDS、稀少疾患など)の患者さんが参加する無料のオンラインコミュニティです。患者さん同士が実際の経験や結果を共有することで新しい情報を得、それにより患者さんの生活がより改善されることをミッションとしています。そのために情報を集めて共有しやすいシステムを作っており、疾患関連の医学情報を全て共有することができるよう、使いやすく臨床的にも妥当性が確認された結果管理ツールを利用しています。参加者はそこに自分の情報(日々の検査値データなど)を入力することで病状を管理できますし、集積されたデータは研究者も共有できます。ウエブサイトのデザインは、個人の経験を共有しサポートし合える社会的関わりを形成できるように工夫されています。また、臨床試験のリクルートも実施しています。
このサイトは、筋萎縮性側策硬化症(ALS)で弟を亡くしたHeywood兄弟が2004年に設立し、現在は大きな団体に成長しています。PatientsLikeMeが目指す目的には、米国のヘルスケアを改善したいとの目的も含まれています。そのために、政府や製薬企業に働きかけられる影響力を持ちたいと、その活動に力を注ぐため、資金集めに奔走する必要がなく資金提供先への気兼ねがない営利企業という形をとているのです。(http://www.jmca-npo.org/link/201102.html から引用させていただきました。)

まとめサイトの何が問題だったのか?そこには「善意」はありません。作業をぶん投げぶん投げ
下流に「金」だけでSEO検索エンジンの上位になるためだけの仕組みです。
クラウドソーシングに「善意はあるのでしょうか?」個人的な私感ですが、「中間搾取の悪意」しか見えません。これを機会に精査すれば良い方向ですが、でなければ終わりの始まりが深々と始まっているのでしょう。


12月19日(月)のつぶやき

2016-12-20 02:35:11 | 百済ない話

巡礼の拡散力(3)

2016-12-19 19:41:23 | CGMの感染力















先日江ノ電で鎌倉に行きましたが、その途中で知り合いになりました若い中国人夫妻
旦那さんは子供の頃日本で育ったらしく、中国人の利己主義的な考えもなく奥様も日本に馴染もうと努力なさっているようです。鎌倉高校前から大勢の方々が乗ってくるのです。アニメ「スラムダンク」の描かれているのがここ鎌倉高校なんですね。話題になったのが「君の名は」でした。彼曰く「中国でも大ヒットで、特に若い方々が涙を流して観ているとの事。映画文化の貢献度がどれだけ高いのかを知りました。集合知で生まれた「初音ミク」とは違い日本のアニメーション そのストーリーの高さには圧倒されます。舞台の巡礼の地も訪れたいと仰ってました。そこで「この世界の片隅に」を是非観る様にお話させて頂きました。
戦前 戦時中 どう言う形で日本人の家族達が戦に巻き込まれていったのか?」この映画は世界共通、誰もが何時でも知らない間に巻き込まれて、家を失い、家族を失っていくのか?彼等は「今度観ます。」と仰って頂きました。こういう地道な活動が偏見というものを無くしていくのだろうと思います。

キュレーションとSEOの裏街道(3)

2016-12-18 22:30:11 | 今そこにあるメディアのリスク





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000021-it_nlab-sci

「クラウドソーシングサイトも共犯だ」と言うネット記事が載ってました。
ランサーズやクラウドワークス ここいらの運営形態が酷いのでしょう。
2000字とか3,000字など書けるものではありません。前回も述べましたように医療記事や薬は相当な医療知識、例えば MRだったら書けるかも知れませんが、そんなところのまとめサイトは書きませんし、問題となります。医師は自分の病院の紹介や病院に集客する行為は違法です。だから、ブログで書くわけです。中には酷い病院も多いのですが、この医療関係者が書いたモノをトレース、いやコピで貼り付けるのでしょう。「肩こり」で霊がついている。
実際こう言う事は霊媒体質の私にとっては言えるかも知れませんが、「書いてはいけません。」
この肩こりが霊障だけでもSEOは上がるはずです。
上流と違い下流は更に酷いことになってますね。ライターに求められるのは文章力でも構成力でもなく、如何にオリエンに従ったSEOで上位に上がれるかだけでしょう。まさにクラウドソーシングの罠でしょう。サイバー空間にゴミのようなクズ記事が漂うわけです。発注者も金を払わずかっさらっていくわけですので、やはり香港の裏通りキャットストリートみたいなものです。ロッシーニの「どろぼうかささぎ」のクレッシェンドではなく、これで全て崩壊していくでしょう。それはそれで良いのかもしれません。「Crowdsourcing」ではなく「Fraudsourcing」相応しい終焉のはじまりでしょう。
wned mediaとは企業が消費者に向けて発信するメディアとのことですが、自社発行の広報誌やパンフレット、インターネットの自社サイトなどらしいです。自社メディア。→ペイドメディア →アーンドメディアとか、キュレーションとか?訳のわからない御託を並べて企業を騙す輩です。
中小企業はこういった「ぶん投げ作業をする中間搾取業者」に騙されないことです。






キュレーションとSEOの裏街道(2)

2016-12-17 15:39:26 | 今そこにあるメディアのリスク




サイバー広告は全てにおいて検索連動型広告 で上位にランキングされないと駄目なのも事実です。Googleはリアルタイムにタイムラインで上がっている広告に関して精査しています。
日々多くのクライアントが「如何にして上位に上げるかが日々の作業であり、それで儲けている制作会社も多いのです。この問題は以前からも注視されておりました。

広告枠を買う企業が、テレビや新聞のようにあらかじめ決まっているのではなく、広告枠は常に価格が変動するリアルタイムのオークションで決める。
運用担当者はパソコンの前に常に座り、オークションで落とした枠への広告の入稿、差し替え、予算消化状況の確認など、つきっきりで様々な作業をしている。
例えば、企業によっては100パターン以上のバナーを作り、オークションで落とした各ネットメディアの広告枠にそれぞれ配信する。
性別、年代、職業別にターゲットを絞り配信することも可能であり、どの程度見られたか、クリックされたかに応じて、効果が高いものに集中的に配信することもできる。
今回の問題の背景は、「コンテンツを量産」する形で自然検索トラフィックを獲得し、広告収益中心とした事業展開をするビジネスモデルが、一定の成功を収めるということが広まり、なりふり構わず同じビジネスモデルに多くの事業者が参入した結果といえます。

googleの著作権やコピーコンテンツへの対応についてです。

まず、そもそもgoogleの著作権に対するフィルタは2種類あります。

1. 法律上の「著作権侵害」への対策

こちらについては、ちょうど9月に日本語版についてもまとめられ、リリースされています。
googleは直接的な著作権侵害について、報告窓口を設けており…
・直接的な侵害コンテンツに対するgoogleインデックスの削除
・著作権侵害を意図的に行っているサイトについては、サイト単位での検索結果への非表示
などの対応を行っています。

著作権侵害に対する申請については詳細が公開されており、過去、welqの場合39件、meryの場合は38件の著作権侵害の報告と削除申請が行われています。ここから約半数が実際にgoogleの検索結果からの削除が行われているようです。

2. 検索エンジンとして「コピーコンテンツ」がweb上に氾濫することに対する対策

直接的な著作権侵害という法的な問題以外にも、googleはコピーコンテンツに対する対応を行っています。
例えば「同じ記者会見の情報を文字起こししたページ」がたくさん存在したとして、検索結果の1位から10位までが、サイトは異なれどほぼおなじ内容を指している場合などをイメージしていただけると、このgoogle検索結果が、ユーザーの満足に結びつかないということは理解いただけるかと思います。( https://seopack.jp/seoblog/20160705-figuring-original/ 一部引
用させていただきました。)

12月16日(金)のつぶやき

2016-12-17 02:41:09 | 百済ない話

巡礼の拡散力(1)

2016-12-16 23:36:14 | アイディアのIdentity











先日「この世界の片隅に」と「君の名は」をはしごするつもりでしたが、「この世界の片隅に 」単なるアニメ映画では語れない凄さに圧倒されました。で時間をおいて「君の名は」を観ました。
映画の評論など出来ませんし、同じ土壌で物を作ってないわけですので単なる私感です。
今は亡き私の友人で彼くらい 学生さんに期を超えて慕われていた男はいなかったと思います。彼の名は国重雅彦 ある映像学科で教材探しに小説から漫画 映画と展開された題材を彼に相談したのですが、彼が選んで ラジオドラマも用意してくれました。それが乙一さんの「君にしか聞こえない。」この映画化 監督だったのが、彼の教え子でもあった荻島達也監督でした。
この「君の名は」浮かんだのが「君にしか聞こえない。」そして大林宣彦監督の「転校生」今村昭さんの友人でもあり、尾道シリーズ 撮影は勿論大先輩の阪本善尚さんです。
そこに「時をかける少女」、それに被災地も絡んでいます。そのリアリティは?日本アニメの今までの常識は、背景をヨーロッパの何処かの国の様な背景設定です。要は海外での公開を睨んでいるのです。登場人物の描き方は良くあるキャラクターです。処が背景のリアリズムは今までにないリアリティです。「この世界の片隅に」の戦時中のリアリティを片渕須直監督が、当時を知る方々から聞いて描いた背景のリアリティとは違うものでした。キャラクターの動きと背景のリアリズムが、更なる深度を生むのでしょう。