AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

「I o Tの表裏」(2)

2016-12-23 22:01:25 | 今そこにあるメディアのリスク



インターネットに接続される"モノ"は大きく以下の三つに分類できます。
パソコン類(スマートフォン、タブレットを含む)
機械類
その他の"モノ"
様々なモノ、機械、人間の行動や自然現象は膨大な情報を生成しています。これらの情報を収集して可視化することができれば様々な問題が解決できます。見ることや聞くこと触ることができる情報はもちろんですが、それらができない情報もセンサーにより数値化され収集可能になります。
しかしながら、全てのものを繋げていく事は新しい更なる進化なのですが、「一つの善意のイノベーションが起こりますと、1000位や10000もの悪意が生まれる。」在職中にデジタル開発の際思っていた事です。




「インターネットを通じて管理されていた災害時などに水を供給するシステムに不備があり、全国の病院など170か所で何者かによって機能を停止させられるおそれがあったことがNHKの取材でわかりました。さまざまな機器をインターネットで結ぶ「IoT」のリスクを示した形で、専門家は「サイバー攻撃の標的となりかねない極めて危険な状態だった」と指摘しています。
問題が見つかったのは国内の水処理機器メーカーが開発した地下水の処理システムで、平常時に加えて災害時でも水が確保できるように、全国の病院やホテル、大型商業施設など、およそ170か所に導入され、インターネットを通じて運転を監視する仕組みになっています。

こうしたシステムは、本来はパスワードを設定するなど限られた担当者しかアクセスできないようにすべきところを、設定に不備があり、インターネット上の住所にあたる数字を入れるだけで、誰でもアクセスできる状態になっていたことがNHKの取材でわかりました。」(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161221/k10010814951000.html 一部引用させて頂きました。)
専門家が構築したものなのに、二重三重の鍵をかけていなかったのです。
「I o T」の怖さがこれだけではありません。例えば自動運転車に入り込んだら、勝手にブレーキが効かないとか、勝手に猛スピードで走らせる。更には航空機の管制塔や飛行機そのものを勝手に操縦されてしまう。研究開発者の基本の基は、「いつも最悪の事を想定し、開発していく事です。

12月22日(木)のつぶやき

2016-12-23 02:37:51 | 百済ない話