AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

キュレーションとSEOの裏街道(4)

2016-12-21 00:32:58 | 今そこにあるメディアのリスク



SEOとキュレーションの問題にキュレーターと言うライターの問題は、更に波紋を呼んでます。
「キュレーション」何でもかんでもこう言う言葉は嫌いなのですが、医療健康分野は、2000じ3,000字など書ける訳がありません。製薬会社のMRくらいであれば書けるでしょうが、問題になりますので書きません。医師は自分のホームページでは集客は許されておりません。ですので
ブログなどで病気の対応などを書いています。そこにクラウドソーシングのスキルのあるライターは極少数でしょうから、こういったウエッブでのコピペしかできないと思います。
それにSEO 検索で上位に上がる様にオリエンテーションをするのでしょう。そんな事気づきませんから、誘導される訳です。まとめサイトは、殆どがSEOのためにサイバー上に記事のゴミが浮遊しているのです。






ボストンの隣街ケンブリッジで立ち上がった、患者体験共有型のオンライン ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)PatientsLikeMe (http://www.patientslikeme.com/)は難病(ALS、多発性硬化症、パーキンソン病、HIV/AIDS、稀少疾患など)の患者さんが参加する無料のオンラインコミュニティです。患者さん同士が実際の経験や結果を共有することで新しい情報を得、それにより患者さんの生活がより改善されることをミッションとしています。そのために情報を集めて共有しやすいシステムを作っており、疾患関連の医学情報を全て共有することができるよう、使いやすく臨床的にも妥当性が確認された結果管理ツールを利用しています。参加者はそこに自分の情報(日々の検査値データなど)を入力することで病状を管理できますし、集積されたデータは研究者も共有できます。ウエブサイトのデザインは、個人の経験を共有しサポートし合える社会的関わりを形成できるように工夫されています。また、臨床試験のリクルートも実施しています。
このサイトは、筋萎縮性側策硬化症(ALS)で弟を亡くしたHeywood兄弟が2004年に設立し、現在は大きな団体に成長しています。PatientsLikeMeが目指す目的には、米国のヘルスケアを改善したいとの目的も含まれています。そのために、政府や製薬企業に働きかけられる影響力を持ちたいと、その活動に力を注ぐため、資金集めに奔走する必要がなく資金提供先への気兼ねがない営利企業という形をとているのです。(http://www.jmca-npo.org/link/201102.html から引用させていただきました。)

まとめサイトの何が問題だったのか?そこには「善意」はありません。作業をぶん投げぶん投げ
下流に「金」だけでSEO検索エンジンの上位になるためだけの仕組みです。
クラウドソーシングに「善意はあるのでしょうか?」個人的な私感ですが、「中間搾取の悪意」しか見えません。これを機会に精査すれば良い方向ですが、でなければ終わりの始まりが深々と始まっているのでしょう。