AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

錯覚が生む安心感(2)

2014-11-25 23:20:02 | 世界標準の消費価値






煙草のCMとして有名なのがイギリスの「ハムレットシガー」や、女性向けで売り始めましたが、全く売れず「マールボローカントリー」で売れたマールボロー等があります。
海外では煙草等吸えない情況ですね。パッケージもデザイン性もありません。







未だ灰皿がある所では吸えた頃、NYのホテル前で吸っておりましたら、「タバコくれない?」と1本かと思いましたら、4、5本持ってかれました。パリでも同じでした。そのくらいタバコは海外では高額です。1000円くらいになってますから、高くなったと言われる日本は先進国では未だ未だ安い方です。警告文をまだまだ柔らかいですね。それだけ税収に貢献しているのでしょう。パッケージを無視した警告ラベルですが、この警告文を違う物に貼り付けたらどうでしょうか?



「この水を飲みますか?」思いますに誰も飲まないと思います。要は「煙草の害」を認識したくない。「私は大丈夫だろう?」と言う曖昧な錯覚で吸ってしまうのでしょう。禁煙を目指している方々の大半が失敗してしまうのは、本人の意思が弱いと言われます。実はそうではありません。脳が煙草の快感を覚えてしまっているのです。これがもっと酷くなるのが、覚醒剤、麻薬です。