AD際族

コロナ共存の広告表現の近未来観

欧州を過るホロコーストの影(1)

2014-05-17 00:48:15 | 今そこにあるメディアのリスク






ウクライナで起こっている親ロシア派の独立と欧州連合への加盟を求めていた暫定政権ですが、表向き ロシアとEUに加盟と言う自由資本主義経済を望んでいる様に見えますが、、、。これってロシア住民のユダヤ人からの脱却を望んでいる様ですね。ナチスヒットラーのユダヤ人虐殺は事実上 悍ましいかぎりですが、ロシアのユダヤ人の虐殺も酷かったみたいです。ウクライナにしてもポーランドにしても住民自らユダヤ人を殺したそうです。ウクライナを始め、旧ソ連におけるナチスのユダヤ人虐殺は、西欧諸国以上に大規模なものだったとされましたが、その全貌が明らかにされることはなかったのです。ソビエトのリーダーたちは、戦後ナチスに対する勝利と、闘いの中で自国民が被った犠牲を宣伝することには熱心であったが、ナチスのユダヤ人に対する犯罪を糾弾することはなかったのです。彼らは公には口にしなかったが、ソビエト社会での反ユダヤ感情は、帝政ロシアの時代におけると同様根強いものがありました。したがって、ナチスによってユダヤ人たちが被った苦しみについては、同情するところ極めて弱かったのだと思われます。第二次大戦勃発時、ウクライナには270万人のユダヤ人が暮らしていたといいます。そのうちの実に150万人がナチスによって殺されました。ウクライナはナチスの占領が広範囲にわたったので、このような組織的かつ大規模な虐殺が行われたのでしょう。ユダヤ人が虐殺されて埋められた場所はウクライナのほぼ全域に分布し、その数は720余りにのぼるといいます。