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来る4日(日)、2マイルの長丁場である伝統の一戦“第149回天皇賞(春)”が開催される。
開幕2周目の京都競馬。
芝外回り、3コーナーの長い坂を2度も超えるタフなレース。
競走馬と鞍上が人馬一体となって、他馬との駆け引きをしながら展開する見ごたえ十分のレース。

ここに人気を背負いながら、2013年のダービー馬・キズナ(牡4 栗東・佐々木晶)が出走。
父は史上2頭目の無敗のクラシック三冠馬・ディープインパクト。
鞍上はデビューから2戦手綱をとった佐藤哲三騎手であったが、不運の落馬事故以来、武豊騎手に乗り替わっている。
昨年のダービーでは、父と仔2代にわたるダービー馬に輝き、その鞍上が同騎手であった。
武豊騎手の思い入れも、人一倍大きいものであったと思われる。
27日(日)TBS系列で放送された情熱大陸“チーム・キズナ”では、1年にわたって取材記録がなされたものであった。
録画しており、じっくり観賞し堪能した。
昨年の凱旋門賞に挑戦し4着、その年の有馬記念は体調不良で出走回避。

今年の始動戦となる「産経大阪杯」を目標に、隣県にある大山ヒルズ(鳥取県伯耆町)において調教されている模様が克明に描かれていた。
大山ヒルズで連日しっかりとケアされ、鍛え上げられたフォルムは輝きに満ちている。
盛り上がるところに筋肉が盛り上がり、研ぎ澄まされた馬体の美しさに魅せられる。
そして、「産経大阪杯」に出走するため、大山ヒルズから馬運車に乗せられ多くのスタッフに見送られ一路栗東トレーニングセンターへ。
そのレース、7頭立てながら菊花賞馬のエピファネイア(牡4 栗東・角居勝)、オークス馬のメイショウマンボ(牝4 栗東・飯田祐)などが出走。
阪神の芝内回りの2000メートルのレース、直線が短いコース形態。
ところが、キズナは最後方からの競馬。
後方3番手のエピファネイアをマークしながら追走。
3、4コーナー中間でも先団を形成する3頭と後団の4頭は10馬身も離されている。
4コーナーから直線に向くと一気に馬群も圧縮され、先にエピファネイアが追い出してきた。

最後方のキズナも追い出しにかかった。
残り200の坂下から、メンバー最速の33秒9の末脚でキズナが、エピファネイアや先頭で逃げ込みをはかるトウカイパラダイスなどの各馬をごぼう抜き。
終わってみれば後方待機のキズナが、2着馬トウカイパラダイスに1馬身2分の1の着差をつける快勝でゴールイン。
1番人気のエピファネイアは、0秒3差の3着に敗退。
キズナのオーナー、大山ヒルズの調教スタッフ、厩舎関係者などの歓喜の声援が画面を包んでいた。

天皇賞(春)では、1番人気に支持されるものと思われる。
今回はイチオシで応援するかな・・・。
鞍上もここのところ、気力充実なのか昔の武豊騎手に戻ってきている。
至福の30分番組であった。(夫)

(出典:JRAVAN NEXT抜粋・・産経大阪杯勝利馬キズナ)
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