そろそろ積雪が来る頃。
しかし、昨日は暖かく、雪は降りませんでした。
そして今日・・・ようやく寒波が来て、
金沢でも早朝に初雪を観測。
でも、気象台の観測ですので、
しんちゃんの所は??
雪が見られませんでした。
それでも、日中には「アラレ」が時折降ってきて、
車のフロントガラスにくっついては消えていきましたので、
結構気温は寒いのでしょう。
アラレはすぐ消えるので、写真に撮るのにちょっと苦労しましたが・・・。
お昼に、金沢の台所・・・「近江町市場」に用事で出かけました。
いやぁ~さすが師走!近江町市場は、人・人・人!
通路は人をかき分けて歩く状態です。
市場の売り子の元気な掛け声と観光客らしきお客様との
値引き駆け引きの声が活気に満ちています。
12月上旬の今はまだ、なんとか歩けますが、
年末になると、市場内の通路は殆どすし詰め状態になります。
これだけの活気溢れる人混みが、
しんちゃんの店の前にも現れないかな・・・
(国道の前では無理ですね)。
この豆は、しんちゃんの山の集落内でのみ作付けしているつる豆です。
収量が少ないので、年間でも数回程度しか料理できません。
11月に収穫しておいたのですが、ようやく口にできました。
料理の方法は・・・
しんちゃんは良く知りません(ゴメンナサイ)。
母が作っていたのを、女将が引き継いで作ってくれます(感謝)。
このたまご豆は、崩れやすく、煮るのにはコツが要るそうです。(女将談)
出来上がったたまご豆は、煮汁も透き通っており、
豆も黄味を帯びたとっても綺麗な姿です。
この姿から、「たまご豆」のネーミングが生まれたのかもね。
小皿に取り、一粒一粒大切に味わって食べました。
甘いんですが、サラッとした甘さ。豆が非常に柔らかい。
子供のときから幾度と無く食べた味ですが、
何度食べても絶品の味わいです。
収量が非常に少ないので、家族以外では、
特別大切なお客様が訪れた時しかお出ししておりません。
しんちゃんの家で、この豆を食べられたお客様はラッキーですよ。
そして、7月に収穫し、そのあとトラクターで耕して置きました。
そのうち10月ごろから、耕した畑にポツポツとジャガイモの芽が出てきました。
ジャガイモ畑は、収穫の後に小さくて収穫出来なかった芋から芽が出てきますので、
どうせ小さくて捨てた芋だろうと、そのままに放っておきました。
まあ、次に作付けするものも無かったので・・・。
ジャガイモの芽は少しずつ大きくなり、
12月に入って結構寒くなってきても、枯れずに青々としています。
昨日、女将が、
「これって掘ったらジャガイモあるかな?」
「そんなん、親指みたいな小さな屑芋からの芽だから、掘ってもムダだよ」
「掘ってみなきゃ判らないジャン」・・・
と言って、掘ってみました。
なんと!結構大きなジャガイモになっています!
しかも、芽が出ている元の小さな芋で無く、
横に大きな芋が育っていたのです。
こんな12月に、ジャガイモが採れるなんて・・・
思わぬご褒美にラッキー。
「新ジャガ食べられるよー」
っと女将は大喜び!
数は少ないけど、
どんなジャガイモ料理になるか、楽しみです。
しんちゃんの家は、山間の集落では、年末になると、
集落(町内)の「万雑(まんぞう)」があります。
今風の「町内会費」ですが、農村では、各戸均等割りでなく、
古くから土地(田畑)の所有割合で計算します。
しんちゃんの町内(集落)も今年、無事終了しました。
「万雑」とは、集落を維持していくのに必要な1年分の経費を
年末に計算し、お金を出し合って、精算して、
気持ちをすっきりとさせて、年末年始を迎えます。
(「万雑」とは・・・記事を参照)
・「万雑」の日は、当番宿(順番に回る)に朝から町内の若手が集まり、
一年間に町内に掛かってきた項目ごとに金額を確定して行きます。
昔は、そろばんでしたが、今はパソコンで計算します。
どのような割合で計算するかは、その町内町内で違っていますが、
しんちゃんの町内での一例を・・・
◎手順:1、町内の共通経費を集計する
(神社経費、農道維持経費、共有建物の経費、行政への負担金・・等)
2、共通経費の1/3を、戸数割りとし、家の軒数で割って一戸分を出す
(どの家も均等に掛かる)
3、共通経費の2/3を、土地割りとし、各家の土地(山、畑、田)の
持分比率割合で各戸に割り当てる
(宅地だけの家には掛からない)
4、一軒ごとに掛かってくる経費(公民館、災害見舞い、募金、等)
(どの家も均等に掛かるもので、戸数分、町会でまとめて払っている)
5、一年分の町内奉仕活動(草刈、溝さらえ、神社掃除・・・等)に出た
人数見合いに単金を掛けて、各戸の奉仕金額を出す
6、支払の総額=
「(2)の戸数割+(3)の土地割+(4)の一軒ごとの経費-(5)の奉仕金額」
以上で、昼頃までに「万雑」の各戸の金額が確定します。
簡単に言うと、
・土地(田畑山)を多く持っている家に、沢山かかります。
・町内奉仕活動に多く出ると、支払が軽減されます。
(出ない人は金で計算)
・町内に住んでいなくても、町内に土地(田畑山)を所有している人には、
(3)の土地割は掛かってきます。
なんでも、明治の頃から続いている記録が残っています。
しんちゃんの家の支払分は、約4万円になりました。(田畑山があるもので・・・)
計算が確定すると一旦、お開きで家に帰り、午後3時頃より、
各戸全員支払金額を持参して当番宿に集まります。
車座になって、各戸より、支払金額を提出し、みんなでチェックして、
支払に回すものや、立替金を精算し、終了となります。
その後、料理(最近はオードブル)が出され、
町内全員で宴会となり町内の一年の無事と親睦を図ります。
・・・一日掛かり!(宴会費用も「万雑」に組み入れます)
また、数年前までは、新年明けに「初寄せ」と言って、町内全員集まり、
一年間の町内役員、土地の貸し借りの年貢、年間行事・・・等を決めていたんですが、
最近は、「万雑」の時に、決め事も一緒に決めています。
「万雑」とは、荘園時代の年貢・雑税から来ているようですが、
しんちゃんは、先人の知恵で、公平にうまく出来ていると、感心しています。
昨日、冬用のタイヤ交換をしました。
ちょっと早いかな?と思ったんですが、
週間天気予報では雨が続き、寒くなるようですので、
何時雪が降っても良いように。
しんちゃんは、コンプレッサーでインパクトレンチを持っていますので、
タイヤ交換はそんなに苦労しません。
せっかく工具を準備したので、娘の車としんちゃんのマイカー、
そして軽トラックもタイヤ交換しました。
それでも、3台のタイヤ交換すると、約2時間掛かりました。
昨日は雨が降ったり止んだりでしたが、
ちょうど雨が止んだ合間で終了でき、ラッキーでした。
さあ、これで何時雪が降っても良いぞ!っと思いましたが、
店の車のタイヤはまだ交換していません。
こちらは、今年タイヤを購入しますので、
来週にでもタイヤ購入店で交換してもらいます。
雪さん、もうちょっと降るのを待ってネ。
ほとんどが、目の前を通過し・・・
何処かへ消えて行きますが・・・(苦笑)。
それでも、殆ど見られなくなった「新二千円札」。
年に1回か2回しか手にしません。
その、新二千円札が、しんちゃんの手元に入りました。
お客様から、「二千円札でゴメンね・・・」。
謙ることありません、大切なお札ですから。
ありがとうございます。
でも、お言葉を頂かないと、千円札だと思って、
「千円足りません・・・」と言いそうになりました。
いただいた新二千円札は、シワ一つ無い、
ピン札のように綺麗です。
どんな人の手を渡ってきたのか分かりませんが、
何処でも大切に扱われていたのでしょうね。
しんちゃんも折らずに、大切に持ち帰り、
しばらく保管することにしました。
発行したときはあんなに話題になったのに・・・
今、発行された大量の二千円札はどうなっているのでしょうか?
「発がん抑制、コレステロール低下、血圧、血糖値上昇の抑制、抗菌、虫歯予防」
に効果があると言われているからです。
良薬口に苦し・・・か。
大学でも結構研究されています。
心ゆったり、体も健康に、気持ちをリラックス
しませんか?。
哲学館の友の会さまに、日本茶・・・
特に今回は「玉露」を楽しんでいただきました。
八女玉露と宇治玉露を楽しんでいただきました。
下がるまで待てるか・・・がポイントです。
すぐお茶碗に注ぐけど・・・(笑)」っと言う人が殆ど。
本当の美味しい玉露をいただきましょう・・・ネ」。
お湯の温度を下げて行きます。
また3分・・・長いですよね。
約8~10分・・・ようやく茶碗に注ぎます。
舌の上でお茶を転がすように味わいを楽しむものですよ」
有名な吉はしさんの茶席用和菓子です。
二時間が、あっと言う間に過ぎていきました。
お家でも美味しい日本茶を飲んで、
心と体の疲れを癒していただきたいと思っています。