2003年に飛び立ち、小惑星のイトカワからサンプルの採取に成功した
小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を描いた壮大なドラマ。
7年に及ぶプロジェクトの中で、装置の故障や燃料漏れなどの危機を乗り越え、
宇宙科学研究所(JAXA)のスタッフが偉業を成し遂げる姿を描いています。
しんちゃんは若い頃から宇宙に興味があり、天体望遠鏡も持っていて、
月や今、夜空に輝いている木星、最も綺麗な土星などの惑星・・・そして、
星雲などを、冬の寒い夜中に良く観ていたものです。
(あの望遠鏡は、倉庫でお寝んねしています・・・)
当然、このての宇宙かかわりのある映画は、是非観なければ!と言いつつ、
なかなか観にいく機会が無かったのですが、今週で上映が終わるとのことで、
急遽日曜日に時間を作って観てきました。
多分、全体のドラマは、2時間程度では語れないほど
沢山のエピソードがあると思いますが、そこは映画・・・
なんとか2時間30分に収めていましたね。
探査機「はやぶさ」の、宇宙空間での孤独な旅を「はやぶさ」の心のつぶやきとして
描いていますので、機械でありながら、何となく可愛くなってしまいます。
それにしても、日本中(世界中)に感動をもたらした、トラブル続きの中で、
決してあきらめない!懸命の回復の試みに感動いたしました。
その感動の奇跡の帰還に、設計に無かった、ある種ムダな部品の1つが、
起死回生の生命線になるとは・・・偶然なのか必然だったのか・・・
机上の数値だけでは計り知れない人間の発想(ひらめき)の
大切さを痛感し、胸が熱くなりました。