半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『わたしを離さないで』を観ました。

2012-07-07 07:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 寄宿学校「ヘールシャム」で学ぶキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)の3人は、小さい頃からずっと一緒に暮らしている。外界と隔絶したこの学校では、保護官と呼ばれる先生の元で子供たちは絵や詩の創作をしていた。18歳になり寄宿学校を出て農場のコテージで共同生活を始めた彼ら。やがてルースとトミーが恋を育むようになり、キャシーは孤立していく。その後、コテージを出て離れ離れになった3人は、逃れられようのない運命に直面する事に…。
goo映画より)(公式サイト

 カズオ・イシグロさんの同名傑作小説を映画化したそうで・・・実現不可能な映像化とも言われているそうで・・・すみません。全く知りませんでした
 冒頭から、子供たちが元気に学校で遊んでいる・・・んだけど、なーんか雰囲気が暗いし、先生も不気味に怖いし・・・
そんな雰囲気なのに、生徒は誰ひとりとして、違和感を感じていないのも、逆に不思議・・・
なぜ、そんな雰囲気なのかってのが、物語の序盤で分かってしまいます・・・
その内容は結構衝撃的で、「え、これって事実の物語」という疑問が浮かび、一時停止して、ネットで調べましたよぉ
キャシーら3人は、美男・美女に成長して、それぞれの生き方を選べるはずなんだけど、この場から逃げようとしないのがねぇ・・・
自身のこんな結末をすべて受け入れて、日々を楽しく過ごすなんて、俺にはできません
逃げて自由になる・・・なーんて、昔見た「アイランド」のような映画的な盛り上げ方をせず、粛々と、運命に向かっていく・・・後味はあまり良くないです・・・
ちゅうことで、最後のキャシーの笑顔の真意は・・・で60点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

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