半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『沈まぬ太陽』を観ました。

2010-12-31 06:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 昭和30年代。巨大企業・国民航空社員の恩地元(渡辺謙)は、労働組合委員長を務めた結果、会社から10年におよぶ僻地での海外勤務を命じられた。かつて共に闘った同期の行天四郎(三浦友和)が組合を抜けてエリートコースを歩みはじめる一方で、恩地は家族との長年にわたる離れ離れの生活で焦燥感と孤独に追いつめられ、本社への復帰を果たすも不遇な日々は続くのだった。そんな中、航空史上最大のジャンボ機墜落事故が起こり…。
goo映画より)

 2010年最後の映画鑑賞は、なんと3時間超の邦画でした。最初に一言、疲れたぁ・・・
「いかにも」な会社の幹部達と闘う労働組合委員長、この戦いで、一度は勝ち得た恩地さんなれど、残念な裏切りで、一転奈落の底へ
ここからの社会勉強も長く、恩地さん、動物学やら、いろいろと学んでしまって、全く別の映画かと思いました
10年越しに戻ってみたら行天さんが、まあ偉くなっていること・・・
恩地さんは、戻っても苦渋の日々・・・ジャンボ機墜落事故あたりのやりとりは、物語そっちのけで、息を飲んで見てしまう・・・哀しいです
しかし、恩地さんは、芯が強いです。着実に自分の信じる道を歩んでいく、鋼鉄のサラリーマンですなぁ
主演の渡辺謙さんが、やたら力を入れてたってのが良く分かる物語であり、彼の演技だったと思います。
また、結果的に敵役となっている三浦友和さんが演じる、人間の弱さってのは、つらい立場である部分も含めて、とっても説得力がありました
ちゅうことで、作品内容を考えると、3時間は妥当かなぁ・・・で65点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 仕事納めでグッタリ | トップ | 年末最後のイベント »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

えいがかんしょうの部屋」カテゴリの最新記事