半熟オヤジの基地

完熟できないオヤジの「狭く浅い&自己満足」の部屋

『IT ”それ”が見えたら、終わり。』を観ました。

2018-09-24 10:00:00 | えいがかんしょうの部屋
 一見、平和で静かな田舎町を恐怖が覆い尽くす。子供の失踪事件が多発していたのだ。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、行方不明の弟を案じるビルの前に、「それ」は突然現れる。「それ」を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。
しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的とされている子供たちも「それ」に遭遇していた。自宅の地下室、バスルーム、図書館、そして町の中・・・。何かに恐怖を感じるたびに「それ」はどこにでも現れる。神出鬼没、変幻自在の「それ」からは決して逃げられない・・・。
ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは「それ」に立ち向かうことを決意。「それ」の正体とは何か? その目的は?
消えた子供たちはどこに行ったのか? 真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた・・・。
公式サイトより)
 S.キング原作は久しぶりかも この作品も劇場で見たかったんですけどねぇ
当時の予告編でも見ていたけど、冒頭のビルの弟のシーンは、なかなか刺激的で「掴んで」くれましたよね。
ただ、そういった「怖い」と印象付けるシーンは、この作品、ほぼ全編でそういったシーンが出てきますね。
「内臓がぁ・・・」とかいうスプラッタ風でもない、「わっ」というドツキリ風でもない・・・不思議な「怖さ」。表現は変かも知れませんか、お化け屋敷に足を踏み入れているような怖さです
こんな「恐怖」がみえてしまった子供たち、どこにでも現れる恐怖じゃあ、逃げ場がないし、眠るのも怖いんじゃないかなぁ・・・
更にこの子達、現実にも嫌な存在がいましたよね・・・親であり、イジメっ子であり・・・
しかし、コイツらは、「めげてない」のが凄いですね
逃げないどころか、イジメっ子は撃退しちゃうし、「それ」の居所を突き止めて、(大した武器も持たずに)対抗する・・・
決着は、意外にもあっけないモノでしたね。
ただ、この作品は、この子たちの「成長」の物語なんでしょうね。
トラウマしかり、越えなければならないモノしかり、それらに「逃げずに立ち向かう」・・・
大好きな「スタンド・バイ・ミー」をちょっと思い出したけど、やたら「派手」に、「怖く」なっている作品ですね
ちゅうことで、「それ」は、実は自己成長のための「きっかけ」だったのか・・・で75点
※あくまで個人的主観ですので、気分害されましたら申し訳ありません
コメント
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