今週後半から猛暑がしばらく続くそうです。皆様、健康にはくれぐれもご注意を。
エアコンの無い昔はどうしていたのか、の話題が一部のネットで見られます。日本ではほんの半世紀前のこと。単純に、家の構造が開放的だっただけと思います。平安時代からの我が国の伝統でしょう。
風が入るだけで無く、虫や動物も入り込んできます。夏には蚊やハエは当たり前。蚊取り線香は必須で夜には蚊帳。食堂兼台所に吊したハエ取り紙には無数のハエが引っかかっていたりして。ねずみ取りも必須。屋根裏には当然のようにネズミや猫や青大将がいて。鳩が入ってくると大変で、ダニだらけになったような。ですから蜘蛛は益虫として珍重されました。
壁には無数のヤモリが、というのは私の時代には無かったです。南方では普通に見られたようです。
まあ、その代わりとして、少し田舎に行くと川には蛍が舞っていたりして、季節の移り変わりを実感することが出来ました。今は気象や山々の緑で実感するくらいか。