まったり アイマス2

アイドルマスター2 超ライトユーザーのプレイ日記

3006. 復刻版、その4

2020年03月31日 | 日記

 で、そのPasocomMini PC-8001。
 昔取った杵柄、というか、MicrosoftのBASICは当時はどのマイコンにも入っていましたから、私はPC-8001はほとんど触っていなかったのに、よく分かります。
 本日はグラフィックの使い方をそれなりに理解してと。なにせごく最初のマイコン(1979年)ですから、そう自由にはグラフィックできません。ごく簡単なグラフが描ける程度です。それと、多分、めちゃくちゃ遅そう。良い点は、制限付きですが、文字画面と混在可能なことで、意外に画期的(当時)です。

 PasocomMini PC-8001のgoodな点は、PC-8001で最大の解像度の80桁25行モードが普通に使える点です。(アナログ)テレビに接続すると80桁では文字がにじんで潰れてしまいます(回路の処理周波数が追いつかない)。なので40桁モードで使うのが当時は普通でしょう。行の方は20行と25行のモードがあって、グラフィックするときは25行にしないと隙間が出来ます。しかし、今度は文字が上下でくっついてしまいます。見られないほどではありません。
 というか、私はPC-9801の一太郎(大流行の日本語ワードプロセッサ。今もある)を思い出しました。16ドット×16ドットの漢字が上下左右くっついているのは、かなりシュールな光景だったです(現在の一太郎は普通の素敵なワープロ)。

 このマイクロソフトBASICは基本部分は同じですが、各社のハードに最適化しているので微妙に互換性が無く、当時問題になっていました。なにせ、どれもこれもクロック数4MHz程度の8bitマシンですから、マシンごとに最適化しないと使い物になりません。IF文とかGOTO文などの基本部分は同じです。しかし、今もそうですがユーザーインターフェースはとても大切で、画面作りは当時も真剣な話題でした。
 結局はIBM PC/AT互換機が主流となり、同じマイクロソフトのGW-BASICやQ-BASICが普通になるまで互換性の問題は解決しなかったと記憶しています。しかし、時代はPC/MS-DOSからWindows(非マルチタスク版)に移行しつつあり、一世を風靡したマイクロソフトの行番号BASICは急速に過去のものとなりました。
 現在のVisual BASICは仕様は独自なものの、速度はものすごいです。80386時代のQ-BASICはすでに満足な速度でしたが、今のVisual BASICはすさまじいです。これが現在の普通。

コメント
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