写真紀行

日々の風景と将来に残したい風景を求めて

梅小路蒸気機関車区

2010-02-14 13:29:34 | 懐かしい記憶

梅小路蒸気機関車館(京都)

効率が優先される現代社会、移動・輸送手段としては新幹線など高速鉄道が主流となっていますが、一方においてスローライフもトレンドとして定着してきており、その象徴の一つとして蒸気機関車(SL)による旅が見直されています。
これらの動きにJR各社や地方の民鉄では眠っていた蒸気機関車を整備、期間限定など条件付きながら復活の動きが出てきています。
SLでの移動が当たり前であった1960〰80年代に青春を過ごした団塊以前の世代がノスタルジアを感じているのも事実です。

過日、多数のSLが動態保存されているJR西日本梅小路蒸気機関車館に行って来ました。
釜に石炭をくべる機関助手、蒸気圧、スピードを調整する機関士、SLは人間との呼吸で動くロウテクの代名詞とも言えましょう。

機関車の前面にはD51xxx等のナンバープレートが付けられています。
最初のアルファベットのAは動輪が1個、Bは2個、Cは3個、Dは4個、Eは5個の意味です、その後の数字は炭水車を付けていない機関車の場合は10~49、炭水車をつけている機関車が50~99となります、以下の数字は製造順につけられているそうです、有名なD51は動輪が4個でで炭水車付き車両となります、なお形式が決まる前の車両には9633、9630のプレートが付いています。

蒸気機関車の駆動機関

ワルシャート式弁装置の動作機構アニメーション。赤色は吸気を、青色は排気を表す。
(Wikipediaより抜粋)

大正3年に建設された機関車の車庫(20の引き込み線があり、現在19輌が保存されており、うち7両が動態保存されています)  車庫内に保管されているD51の1号機関車
     

広い構内に停車していたC55                                構内には見学者を乗せて走る為の短いレールが敷かれおりC62が往復していました
     

燃料である石炭が積み込まれています                     転車台で向きをかえます                      車庫に戻るC62
     

懐かしい汽笛が構内に響きました                信号機の前で止まるC62                                     主動輪           
     

車庫に保存されていた蒸気機関車群

C11形                 D51形                9633形             9630形              C55形                C58形(お召し列車用)
              

D50形               D52形               C59形               C53形                C51形
           
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