愛知学院大学青木ゼミのブログ

愛知学院大学商学部青木ゼミの活動を報告するためのブログです。

卒業にあたって

2021年03月16日 | 運営
Nature gives you the face you have at twenty; it is up to you to merit the face you have at fifty.

これはココ・シャネルの名言といわれているものです。直訳すると、「20歳の時のあなたの顔は自然が与えてくれる。50歳の時のあなたの顔が素晴らしいものになるのはあなた次第だ。」となります。一般的に、20歳の顔は自然の贈り物、50歳の顔はあなたの功績とかっこよく訳されています。

自分が若いころ、40歳(あるいは50歳)を過ぎたら自分の顔に責任を持てとよく諭されました。どのような生き方をしたのかは顔に現れる。だから、良い顔のため、努力を怠らず、社会のため自分のためにきちんと働き、他人に迷惑をかけずに、誠実に生きろという言葉とともにそのように諭されたのでした。先ほどのシャネルの名言も同様の趣旨でとらえることができます。

卒業生には、自分がかつて諭されたように、ある程度年齢を重ねた時に、良い顔になっていることを目標に努力してほしいと思います。したがって、it is up to you to merit the face you have at fiftyを卒業の記念に贈ります。

私は中年といわれる年齢に達しています。自分や先輩方を振りかえると、社会のため自分のために活躍することは表情やしぐさに影響を与えると思います。活躍している人は堂々としたしぐさをして、笑い顔が自然で、卑屈さを見せないと感じます。

良い顔になるかどうかは、社会的な活躍に加え、健康や外見に対する努力も必要であると最近感じています。年齢を重ねるとどうしても健康を維持するのが難しくなります。健康を損ねると、皮膚の状態を悪くするかもしれないし、表情を暗いものにするかもしれません。また、中年期にさしかかると、若い時と比べて、髪型や身なりに無頓着になりがちです。これも表情に影響を与えるでしょう。

卒業生には、社会で活躍することに加えて、いつまでも健康を維持し、おしゃれでいることにも努力して、年齢を重ねてほしいと思います。

卒業生の皆さん。10年後、20年後、皆さんに再会した時、良い顔を見せてください。もちろん、私も良い顔を見せられるように努力します。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 評価するということ | トップ | 卒論講評 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

運営」カテゴリの最新記事